こんにちは!SCPです。
前回は、普通自動車の燃費ランキングについてお伝えしましたが、今回は「軽自動車部門」の燃費ランキングについてお伝えします。
軽自動車では、プリウスのようなストロングハイブリッドとは異なる、マイルドハイブリッドカーが主力となっている。
マイルドハイブリッドにすることで、走り出しなどをアシストし、スムーズな走行を実現するが、燃費性能の向上はわずかとなっている。
しかし、当然マイルドハイブリッドシステムがあるとないのとじゃ違いが出てくるので、結局走行性能をアシストする=燃費性能につながるということなので、軽自動車にはマイルドハイブリッドが今の所ベストなのだろう。
それでは、令和2年度末時点での燃費の良い軽自動車ランキング10についてお伝えします。
1位 スズキ アルト
スズキの代表的、軽自動車のアルトが1位を獲得しました。
アルトの燃費はWLTCモード25.8km/Lで、「S(2WD)」・「L(2WD)」グレードの数値になります。
普段の生活からお出かけ、はたまた商用車として絶大な人気を誇るアルトが堂々1位を獲得しました。
スズキとしてもロングセラー商品となるアルトだけに、燃費はもちろん走行性能やパッケージングなどが、消費者のニーズにマッチしているクルマと言える。
2位(同1位) マツダ キャロル
第2位は、マツダ キャロルが獲得しました。
キャロルの燃費はWLTCモード25.8km/Lで、「GL(2WD)」「GS(2WD)」グレードの数値になります。
キャロルは、第1位のアルトのOEM商品で、同率1位となりました。
街中でも、キャロルはよく見る車種なので、人気の高い車種となっている。
3位 スズキ ワゴンR
第3位は、スズキ ワゴンRが獲得しました。
ワゴンRの燃費はWLTCモード25.2km/Lで、「HYBRID FZ(2WD)」・「HYBRID FX(2WD)」グレードの数値になります。
過去には一世風靡するほどの人気の高かったワゴンRが、3位を獲得。
昔ながらのフォルムに、現代風のフロントフェイスは精悍さを増し、老若男女から支持されるクルマである。
4位(同3位) マツダ フレア
第4位は、マツダ フレアになりました。
フレアの燃費はWLTCモード25.2km/Lで、「HYBRID XG」・「HYBRID XS」グレードの数値になります。
こちらも、スズキからのOEM商品でマツダ版のワゴンRであるフレアが同3位を獲得しました。
5位(同3位) スズキ アルト ラパン
同率3位で、スズキのアルト ラパンが獲得しました。
ラパンの燃費はWLTCモード25.2km/Lで「X(2WD)」・「L(2WD)」・「G(2WD)」グレードの数値になります。
アルト ラパンは可愛らしいエクステリアデザインとインテリアデザインで、女性ユーザーの人気を誇る車種のひとつでもあります。
お出かけや日常の買い物でも、可愛らしいフォルムで自分もクルマもオシャレなカーライフが送れる。
6位 ダイハツ ミラ イース
第6位は、ダイハツ ミライースが獲得しました。
ミライースの燃費はWLTCモード25.0km/Lで「G SA Ⅲ(2WD)」・「X SA Ⅲ(2WD)」・「L SA Ⅲ(2WD)」・「B SA Ⅲ(2WD)」・「Gリミテッド SA Ⅲ(2WD)」・「Xリミテッド SA Ⅲ(2WD)」グレードの数値になります。
他車種では、グレードで同じ駆動方式でも燃費性能が変わることがありましたが、ミライースでは全グレード(2WD)モデルで同じ燃費を出すことに成功しています。
グレードによる燃費の良し悪しに、左右されない点もメリットが高いですね。
7位(同6位) スバル プレオ プラス
第7位(同6位)には、プレオプラスが登場しました。
プレオプラスの燃費はWLTCモード25.0km/Lで「F(2WD)」・「F スマートアシスト(2WD)」・「L スマートアシスト(2WD)」・「G スマートアシスト(2WD)」グレードの数値になります。
プレオプラスは、ダイハツからのOEM商品でスバル版のミライースになります。
こちらもミライース同様、全グレードで燃費性能が同じなので選択肢が増える。
8位(同6位) トヨタ ピクシスエポック
第8位(同6位)には、トヨタのピクシスエポックが入りました。
ピクシスエポックの燃費はWLTCモード25.0km/Lで「G SA Ⅲ(2WD)」・「X SA Ⅲ(2WD)」・「L SA Ⅲ(2WD)」・「B SA Ⅲ(2WD)」・「L(2WD)」・「B(2WD)」グレードの数値になります。
ピクシスエポックも、ダイハツのミライースのOEM商品となり6・7・8位まで、ランキングを占める形となりました。
9位(同6位) スズキ ハスラー
第9位(同6位)には、スズキ ハスラーが獲得しました。
ハスラーの燃費はWLTCモード25.0km/Lで「HYBRID X 2WD」、「HYBRID S 2WD」、「HYBRID G 2WD」グレードの数値になります。
初代モデルから絶大な人気を誇り、街中でも見ることの多いハスラーが燃費ランキングでもベスト10入りしています。
これまでにないSUV風のフォルムに、若者を中心に人気の高いハスラーは燃費性能も高く、おでかけには最適なパッケージングでこれからも人気は衰えないだろう。
10位(同6位) マツダ フレア クロスオーバー
第10位(同6位)は、マツダ フレアクロスオーバーが獲得しました。
フレアクロスオーバーの燃費はWLTCモード25.0km/Lで「HYBRID XG 2WD」、「HYBRID XS 2WD」、「特別仕様車 HYBRID XS SPECIAL 2WD」グレードの数値になります。
同率6位で、スズキ ハスラーのOEM商品である、フレアクロスオーバーが獲得しました。
フレアクロスオーバーも、最近では街中で見る機会も多く、マツダディーラーでも人気の高い車種の一つと言える。
さいごに
令和2年度末、軽自動車部門燃費性能のランキングについてお伝えしてきましたがいかがだったでしょうか?
普通自動車のランキングでは、1位が36.0km/Lで、10位が28.4km/Lと7.6kmの差があったところ、軽自動車では1位が25.8km/Lで10位が25.0km/Lという結果で、大幅な燃費の差が出なかったことが特徴的だと思います。
他にも、OEM商品により同率順位ということも多数あることが軽自動車部門ランキングの特徴でもあります。
冒頭でも、マイルドハイブリッドが主力の軽自動車部門でしたが、今後の技術発展により軽自動車にもストロングハイブリッド搭載になれば、もっと燃費は良くなると思うので、今後の軽自動車の技術発展が楽しみだ。
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