移動オービス導入から2年経った今、運用を強化し千葉県で検挙数が6倍超へ

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こんにちは、SCPです。

千葉県警は、持ち運び可能な「速度違反自動取締装置」(移動式オービス)を使って、県内全域で取締を強化している。

今年は、新たに2台加えて計3台を運用し、4月末までに昨年の1年間を上回る違反者を検挙した。

スピードが出やすい生活道路に積極的に投入している。

以前も、移動オービスについてお話しましたが、ついに本格的に運用が始まっているということですね。

写真を見る限り、使われている機械は「Sensys MSSS」と思われ、非常に軽量で小型なため1人で持ち運び、設置が可能である。

移動式オービスとは?また導入後の変化

オービスSensys MSSS
Sensys MSSS

作動方法は、従来のオービスと同様で車両の速度違反をレーダーで感知し、車両のナンバーや運転者を自動的に撮影するシステムで、Sensys MSSSは、三脚にセットし住宅街の狭い道でも約1メートルの幅があれば設置できることから、スピードが出てしまいがちな道路だったら、ほぼ設置が可能となる。

千葉県警によると、本格導入された2019年から20年末までは1台の運用だったが、今年は3台体制となり4月末までに計241回取締り、1,440件の速度超過違反を検挙した。

この検挙数は、昨年の同期が219件だったため6.6倍にあたっており、既に昨年の1,080件を大きく上回っている。

この数字には驚きを隠せないですね。

取締りを強化しているポイント

移動式オービス 設置

移動式オービスを特に重点的に設置しているのが、交通死亡事故や重傷事故の約6割が発生している市町村道で、住宅街などの生活道路が多く、小中学校の通学路なども含まれており、子供達の登下校時に合わせた取り締まりも行っている。

同月末までの検挙状況では、千葉市や市原市などでのスピード違反が目立つという。

県警が近年の死亡事故を分析したところ、約3割で過失が最も重い「第一当事者」のドライバーによる速度超過が確認されており、自宅近くの生活道路は頻繁に利用するため、慣れからスピードを出すドライバーが多く、重大事故につながる恐れがあるとして、県警は集中的に取り締まることにした。

担当者によると、これまでに取締り実績のない場所にも設置し、事故の芽を摘んでいくと話しており、今後はどこにオービスがあるかわからない状態だ。

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さいごに

これまでのオービスは、比較的スピードの出やすい幹線道路や、高速道路などに固定設置しているものが主流だったため、場所さえ覚えていれば、検知しないように予めスピードを落とし検挙されないようにすれば防げていたが、移動式オービスはまさに神出鬼没である。

生活道路は、頻繁に使っているユーザーにとっては慣れてきてしまい、ついアクセルを踏みがになってしまうかもしれない。
しかし、データ上約6割は市町村道などにおける一般の道路で起きているため、オービスに撮られて検挙されたくない。というよりも、慣れている道だからこそ安全に運転し、事故を起こさない。という前提の気持ちで運転することが大切ですね。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

参考URL:https://www.yomiuri.co.jp/national/20210523-OYT1T50079/

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