日本未発売となっている北米限定TRDカムリが大人気

カムリTRDアイキャッチ 車の情報

トヨタ カムリ(TOYOTA CAMRY)は1980年から販売開始される、トヨタの中でも歴史の古いクルマである。

日本での評判も上々で、販売ランキングでも毎年50位以内に入る人気車であるが、日本市場よりも海外市場での人気は絶大であり、特に北米市場では乗用車部門で16年連続で販売台数トップの実績を誇っています。

カムリTRD国内モデル
日本国内モデルのカムリ

2013年7月2日には、米国トヨタ自動車販売がアメリカにおけるカムリの累計販売台数が1000万台に到達したことを発表した。

カムリは1983年に米国市場に投入され、初年は52,651台を販売した(2012年の販売台数は404,886台である)それから30年で記録達成となった。

ただでさえ北米で人気のあるカムリが、初のスポーツ仕様となる「カムリTRD」を北米市場に投入し大ヒットしているらしいのだ。

今回は、カムリTRDについて紹介します。

TRD専用パッケージングにて、他グレードとの差別化を図る

TRDはトヨタ・レーシング・デベロップメントの略であり、トヨタのモータースポーツ活動を担当するブランドである。

これまでもボディキットは販売されていたがカタログモデルとしての登場は昨秋からとなっている。(日本でもTRDの外装キットのラインアップはある)

カムリTRD国内TRD
国内のTRDモデル(エアロパーツ)

2020年2月に行われた、シカゴモーターショー2020にも出展され注目を集め、スポーティな性能を取り入れたTRDは、高出力の3.5L V6エンジン、専用のエアロパーツ、ブラックのホイールなどを備えている。

カムリTRDカムリTRD
北米専売のカムリTRD

日本モデルと比較しても、3.5L V6エンジンは日本にはラインアップされていないので、よりカムリTRDの希少性を感じる。

ハイスペック仕様にも関わらず、コストパフォーマンスの高さも人気が出るひとつの要因か

日本市場では、この様なコンプリートカーはその車種の中でも最も高価になる流れが多いが、カムリTRDはその流れが一切ない。

価格設定は3万1,170ドル(約338万円)からと、既存のスポーティーグレードである「SE」に約43万円を足せば手が届く設定であり、V6エンジンを搭載したグレードを求めている人々にとっては最も廉価な選択肢となっているのだ。

このような価格設定となっているせいもあるのか、トヨタの広報はカムリTRDが「ほかのカムリのグレードよりも2倍以上のスピードで売れている」と述べ、同モデルが成功を収めていると自信を示し需要が高いため、ディーラーが在庫を確保することが難しくなっているほどの人気が出ていると言う。

他のグレードとも比較して、かなりお得な価格設定になっている背景もあり人気が出ているのだろう。

TRD(ティーアールディー) GRドレスアップマフラー トヨタ カムリ 18.08~ [MS153-33003]

TRD社製の、カムリ用マフラーになります。

さすがはTRDの名前を持つだけに、徹底したチューニングが施されている

スポーティーなエッセンスを注入し個性を磨いたカムリTRDは、アメリカと日本のテストコースを用いてチューニングが施されている。

従来よりも車高を15ミリ低く設定することで、重心を抑え安定性を高めており、またアンダーボディーブレースに厚みを持たせ、ねじり剛性を高めた。

これらに加えて専用のエアロパーツを搭載している。インテリアではステアリングホイールをブラックの革にレッドのステッチとするなど、レースシーンを想起させるアクセントを盛り込んでいる。

カムリTRD内装
カムリTRDのインテリア

今回のTRDの登場で、別格の存在に変化を遂げたことになる

米カー・バズ誌は「トヨタ カムリは長い間、良く言ってプレーンなバニラ味(ありきたりな存在)だった」と述べ、おもにファミリー層に訴求してきたと振り返る。

しかし「2020年版トヨタ カムリはもはや平凡ではなく、むしろTRDカムリはチェリーを乗せたチョコレートパフェのようだと、ユニークな外観とセールス上のPRポイントを備えていてそれも非常にたくさんだ」と、大きな進化を遂げたモデルだと強調している。

TRD カムリ/WS BODY リアトランクスポイラー プラチナホワイトパールマイカ MS342-33001-A1 MS342-33001-A1

TRD社製、カムリのリアトランクスポイラーになります!

SUV、クロスオーバー系の流行の中だが十分闘えるカムリTRDはうらやましい

SUVとクロスオーバーが人気を集める昨今の市場だが、カムリは依然として健闘している。

ピックアップトラックとSUVを除くと、2019年にアメリカで最も売れた車種となっているが、流れには逆らえず2007年には43万台余りを売り上げたカムリも、最新の数字では33万台ほどになっている。

こうした中、トヨタはカムリに面白みを加えようと奮闘してきた結果が今回のTRD投入となったが、豊田章男社長による号令のもと「退屈なクルマ」との評を覆そうとする、同社の強い意思が感じられた。

SUV、クロスオーバー人気は日本に限らず全世界でのムーブメントになりますから、この点では少し尖ったモデルを出すことで話題性はありますし、何よりもしっかりとしたスペックを実現しているのが、カムリTRDの成功ポイントではないかと感じます。

日本市場でも、このカムリTRDは上述である通り最高級グレードとして扱わなく、価格設定次第ではかなり流行るグレードと思いますが中々、マーケティングの段階で難があるのでしょう。

是非、日本でのカムリTRDラインアップを期待する。

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