約3ヶ月~4ヶ月程前から、減速時にエンジンルームから「モォォォォ」と異音が出ていることに気づき、いつもお世話になっている埼玉スバル所沢店に相談をしました。
一度、クルマの状態を確認してもらいに行ったのが約2ヶ月前程で、いつも整備を担当してもらっている方に車に同乗してもらいましたが、故障時あるあるで、プロに見せた時に異音が発生しなく、もう少し様子を見てとのことでした。
それから1ヶ月後、フォレスターを乗り続けている中、減速時はもちろん、発進時にも「モォォォォ」という異音が鳴り、特に減速時の音が大きくなってきました。
そこで、また再度埼玉スバル所沢店の担当整備士の方に相談して、同乗して確認してもらったら、即「これは異音が発生しており、CVTの一式交換します」と言って頂けました。
今回は、フォレスターのCVT一式の交換についてお話します。
ロリポップCVT一式の交換に至るまで
CVTの故障だと、解析できた経緯
冒頭でもお話した通り、エンジンルームから減速時や発進時に異音が発生しておりましたが、実際にどこが故障しているか?どこからの異音の発生なのか、当初は分かりませんでした。
しかも、異音が発生しているだけで、発進時や減速時はもちろん、高速道路での高速域での走行を含め、特にギクシャク感など無い通常通りの動きとなっているため、この時点ではどこが故障しているかとは分からない状態でした。
さらに、愛車のフォレスターは「e-Boxer車」なので、減速時の回生ブレーキが働いた時の音が大きくなっているのかもしれないとも考えられました。
しかし、これまで乗り続けていて、ここまでの大きな異音が発生したことはなかったし、減速時だけではなく、「発進時」にも音が出ていたので、回生ブレーキ時の音ではないのでは?と疑問もありました。
そして、最初に異音が発生してから、乗り続けていると、減速時の音はもちろん、発進時の音の大きさも、最初の頃よりも明らかに異音の音量が大きくなっていた為、再度埼玉スバル所沢店の担当整備士の方に、同乗して確認して貰える機会がありました。
音が発生した当初は、異音だと認識するには小さい音だったので、確かに気づきにくいかなと言う感じでしたが、明らかに音が鳴っている状態までいき、再度同乗してもらって、発進し減速時の音を聞いてもらったら、すぐに担当整備士からも「これは異音が出ている」と認識してもらうことができました。
他にも、フットブレーキで減速するのではなく、パドルシフトのシフトダウンを使ったエンジンブレーキ時にも、異音が発生するという状態を確認できました。
その後、減速する手前で、シフトポジションをDからNにして減速すると、これまでの様に異音が発生する事がなくなりました。
ここで、担当整備士の方に、CVTからの異音だと確認してもらうことが出来ました。
シフトポジションがDのままで減速すると、異音が鳴り、Nにしてから減速すると異音が鳴らない状態を確認することで、CVTの故障だと気付けた結果になりました。
CVTの故障と判断されてから、修理までの経緯
CVTの故障と判断され、どの様に修理をするのかという話になりましたが、不幸中の幸いにフォレスターは保証期間内ということで、「CVT一式の交換」を提案されました。
きっとバラして直すよりも、一式交換したほうが直る可能性が高く、修理にかかる時間も少なくできるのがメリットであると考えます。
筆者にとっても、保証が効き無償で新品のCVTに交換できるなら、メリットが有ると感じましたので、CVT一式交換の提案にはすぐに承諾しました。
CVT交換を承諾した翌日、部品の取り寄せ手続きをしてもらい、フォレスターの入庫日を仮予約し、部品が届いた時点で入庫日を確定するという流れになりました。
仮予約していた入庫日の1週間前に部品が届き、仮予約していた入庫日を確約し、入庫日を待つことになりました。
入庫後のフォレスターの様子
あらかじめ、入庫後から修理完成まで2泊3日かかるとのことでした。
いつも通りに、整備している様子を撮影することは出来ませんでしたが、担当整備士さんの計らいで、修理及び整備している状態を撮影していただきました。
下記に、整備の様子の写真を載せておきます。
さいごに
結果、入庫後1泊2日で終わり、異音は完全になくなりました。
CVT一式の交換については、SUBARUの特別保証対象部品でしたので、無償により交換することが出来ました。
もし、保証期間外であれば70万~80万円くらいの実費となっていたため、不幸中の幸いという形でした。
CVT一式の交換と同時に、6ヶ月点検も一緒に行ってもらい、オイル交換やリアデフオイル交換などの整備をしてもらいました。
修理完了後に、担当の整備士の方にCVTの故障について、どこが故障したのか聞いてみると、バラさないと分からないが、おそらく「ベアリング」が異常摩耗を起こし、異音が発生している。との見解でした。
さらには、SK型のフォレスターではCVT交換は初めてということだったので、2018年から登場し2024年現在で6年経過しているため、今回のCVT故障は本当に稀なことが起きたと思います。
無償で交換できたので、CVTが新品になりポジティブに考えることが出来ました。
埼玉スバル所沢店からの帰路は、まるで新車になったような気分で帰れたので、清々しかったです。
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