ここ最近、明るい日中にも関わらず、常時スモールランプ(車幅灯)部分が光り続けているクルマをよく見かけるようになりました。
こういった機構を、一般的には「デイタイムランニングランプ(DRL)」などと呼ばれ、日本では「デイライト」とも称されています。
自動車用としては1970年代から被視認性を高めて交通事故防止に繋がるとして世界中で研究が始まり、スウェーデンをはじめとするスカンディナヴィア諸国から世界に広まっています。
今回は、愛車のフォレスターにデイライト化キットを取り付けたのでレビューさせて頂きます。
取付方法も素人の私でも簡単にできてしまうので、必見です!
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デイライトとは?デイライトのメリット・デメリットは?
![デイライト化 デイライトイメージ](https://showono.com/wp-content/uploads/2022/06/897beab2a8345d6fc7173fa82e1d5d0e.jpg)
まずはデイライトについて詳しくお話をします。
デイライトとは、フロントヘッドライト(一般的には車幅灯)に内蔵されているか、または付近(例えばフォグランプ周辺など)に別体として設置されています。
フロントの当該部分のみが点灯し、基本的にテールランプやナンバー灯などは連動していないのが、一般的である。
※一部車種では、デイライト機能をONにすることによってテールランプやナンバー灯が点灯するものもあります。
主に、LEDを採用するケースが多く、ヨーロッパでは2011年から義務化されており、日本車ではいち早くレクサスが搭載していたが、当時では保安基準に適合せずデイライトはポジションランプとして減光で点灯して、なおかつ消灯可能である機構を持ち合わせておりました。
それから日本でも2016年10月に保安基準が改正されたことにより、デイライトは昼間走行灯として認められることになりました。
こういった経緯から、欧州車はもちろん日本車にも標準でデイライトが装備される車種が多くなってきている。
デイライトのメリット・デメリットはあるの?
デイライトの最大のメリットは、「視認性の向上」が挙げられます。
冒頭で話したように、日中にライトが点灯していることにより、他車はもちろん歩行者からの視認性が高まり、自車の存在をアピールすることができます。
自車を認識させやすくすることで、事故を未然に防ぐという意味合いがあります。
他にも、ドレスアップ効果としても最適であり、欧州車や最新の国産車でも採用されていることもあり、デイライトが点灯していることで、最新車のような見た目を得ることができます。
このように、デイライトのメリットは絶大ではありますが、ユーザーによってはデメリットと感じてしまうケースもあります。
それは、常時点灯していることにより非点灯時と比べて車への負担があることが挙げられます。
しかし、デイライトとして点灯する光源にLEDが採用されているケースが多いので、負担や消費の部分では気にするほどでも無いレベルになっているので、メリットとデメリットを天秤にかけると、メリットの方がデメリットを上回っているのではないかと思います。
フォレスターにデイライト化キットを取り付け
![デイライト化 キット](https://showono.com/wp-content/uploads/2022/06/fdc151d245e461debef67abfac77ee75-768x1024.jpg)
ここから、いよいよ本題に入ります。
筆者が購入したものは以下の物になります。
対象となる車両モデルは、フォレスターSK系、A・B・C型に適合します。
※D型(フロントフェイスのリフトアップ)以降には取り付けができないようなので、ご了承してください。
デイライトキットは、ヘッドランプユニットのカプラーに割り込ませることによって簡単にデイライト化ができてしまいます。
![デイライト化 カプラー](https://showono.com/wp-content/uploads/2022/06/f95d66ea95d31707423424b69f147573-768x1024.jpg)
まずは、ボンネットを開けて、ヘッドライトユニットのカプラーを外します。
下側に爪のようなものがありますので、こちらを押しながら引き抜くことでヘッドライトユニットのカプラーが外れます。
※外す際に爪が固い場合がありますので、怪我などに十分気をつけて行ってください。
![デイライト化 カプラー取り付け](https://showono.com/wp-content/uploads/2022/06/089dd7757f88d7d6ae40a2642907a4b2-768x1024.jpg)
ヘッドライトユニットのカプラーが外れたら、デイライトキットのカプラーを割り込ませるように取り付け、後は元に戻すように外した部分を取り付けるだけになります。
筆者も参考にした、動画のリンクを貼らせて頂きますので参考にしやすいと思います。
https://www.youtube.com/watch?v=SPvGmaffPJQ&t=51s
![デイライト化 片側のみ](https://showono.com/wp-content/uploads/2022/06/e1a67a5f2e5ae3eced141f2d38c610fc-768x1024.jpg)
片側ができましたら、もう片側にも同様の手順で行うことで両側のデイライト化が簡単に施工できます。
さいごに
整備面では素人の私でも、非常に簡単にデイライト化することができました。
ライトポジションが、AUTOやOFFの位置にすることによってポジションランプ部(いわゆるホークアイ)が常時点灯することになります。
取り付け後に感じた事ですが、ライトの照度はスモールランプを点灯させる時と同じ照度だったので、デイライト状態ではスモールランプの点灯よりも少し照度が上がれば(明るくなれば)筆者の好みになると感じました。
しかしながら、総合的には満足で、自車の視認性のアップにより存在感が出ますし、中々このようなカスタムを行っているユーザーが居ないので、差別化にも大きく寄与しています。
ちなみに、このパーツを取り付けるにあたり保安基準に適合しているか、お世話になっている埼玉スバル所沢店に確認したところ、問題ないという回答を得られたので安心して取り付けられます。
安全とドレスアップ効果が両方得られるので、おすすめのカスタムです。
是非、興味がある方はお試しください!
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