ホンダ ジェイド(JADE)は、2012年の北京モーターショーに出展された「Concept S」の量産車となる車種で、中国市場に主眼を置きつつも他地域への投入も視野に入れて開発されたグローバルカーとなっている。
ホンダの開発担当者は、開発の初期段階から先々代(3代目)・先代(4代目)オデッセイとストリームを統合した車種と位置づけて開発したとしている。
オデッセイよりは、少しサイズの小さいミニバンと言っていいでしょう。
2015年登場し、2018年5月よりマイナーチェンジモデルを登場し存在感を現し始めてるジェイドについて、お伝えしていきます。
ホンダ ジェイドの価格は
G・Honda SENSING | 244万3,100円 |
RS・Honda SENSING | 260万5,900円 |
X・Honda SENSING | 279万9,500円 |
HYBRID RS・Honda SENSING | 295万2,400円 |
HYBRID X・Honda SENSING | 314万6,000円 |
1.5Lハイブリッド&ターボエンジンの選べる2タイプでユーザーの選択肢を与える
ホンダ ジェイドには1.5Lエンジン+ハイブリッドorターボエンジンの2グレードに分けられる。
1.5Lターボエンジン
直噴ガソリンターボエンジン「VTEC TURBO エンジン」を搭載し、1,600回転という低回転域から最大トルクが発生し、力強くフラットなトルクが続くので走り出しから力強くターボが効いて、リニアで伸びのある走りを愉しめます。
また、ターボによって走行中のエンジン回転を低回転化することで優れた燃費性能を達成するとともに、静粛性にも寄与している。
VTEC TURBOに最適化されたCVT
低速から高速まで変速ショックのないスムーズな走りを実現するとともに、燃費性能にも貢献している。
よりリニアな走りを愉しめるように「G-design Shift」を設定することで、アクセルペダルを踏み込んだ瞬間から力強い加速を継続し、スポーティーな走りを引き出すことを可能としている。
1.5L 直噴 VTEC TURBO エンジン車の燃費は、JC08モード 18.0km/L
SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム
ハイブリッドモデルに搭載される、エンジン+モーターの特性は、アクセルの踏み始めから力強いトルクを生むモーターと、低回転から高回転まで効率よくパワーを発揮する直噴エンジンを組み合わせることで、低速から高速まで上質な走りを実現し、MT車のようにギア同士を噛み合わせる構造で、低燃費な上に鋭いレスポンスやダイレクト感ある加速が得られる。
「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3種類のドライブモードから最も効率のよいドライブモードを選んで徹底的にガソリンを節約しながら走行します。
また、減速中は回生(チャージ)に切り替えて、電気を充電します。
常に最適なモードを選んで、賢く走ります。
信号待ちなどで停止した時は自動的にエンジンをストップし、停車時の燃料消費と排出ガスを抑え発進時にはエンジンを再始動させるアイドリングストップシステムの搭載により、より燃費性能の向上を図る。
SPORT HYBRID i-DCDハイブリッドシステム車の燃費は、JC08モード 24.2km/L
CVTには全開加速ステップアップシフト制御による力強い加速感が得られる
CVTが持つスムーズさはそのままに、アクセルを深く踏み込むとエンジンを高回転まで早く到達させてダイレクトな加速感が得られる。
さらにエンジン高回転域でのリズミカルなステップ変速により、エンジンサウンドと加速の調和ある走りを愉しめるのが特徴的だ。
ダブルウイッシュボーン・リアサスペンション
カーブの多い山道や高速道路でのクルージングなどで細かな振動を抑えた、なめらかで上質な乗り心地を実現するダブルウイッシュボーン・リアサスペンションを採用し、高い操縦安定性となめらかな乗り心地を両立しています。
長い下り坂でも安心できるブレーキ操作ステップダウンシフト制御の搭載
例えば下り坂が続き、スピードが出てしまいがちな走行シーンでは、一定以上のブレーキに合わせて自動でエンジンブレーキを効かせて減速度を上げ、安心感のあるブレーキ操作ステップダウンシフト制御を行います。
またカーブなどでの減速時には、再加速時に備えて最適なエンジン回転に自動変速し、俊敏な走り出しを実現しスポーティさを感じれる。
連続コーナーを難なくこなすアジャイルハンドリングアシスト
コーナーなどで曲がる際、狙い通りに走れるように、少ないステアリング操作でスムーズな走りを実現するアジャイルハンドリングアシストを採用しており、カーブでの車速や操舵量などから車両の動きを予測し、ブレーキを自動制御する。
正確に曲がれる気持ちよさと、安定した走りをもたらしている。
パドルシフト
ステアリングのパドル操作で、マニュアル車感覚の走りが愉しめるパドルシフトをガソリン車、ハイブリッド車の全タイプに標準装備している。
先進安全運転支援システムのHonda SENSINGを全タイプ標準装備
事故に遭わない社会の実現を目指し多彩な機能で、より快適で安心なドライブをサポートする先進の安全運転支援システムHonda SENSINGを標準装備しました。
8つの先進機能で、走行時も停車時も安心・快適に
衝突軽減ブレーキ(CMBS) | 車両や歩行者との衝突回避を支援 |
誤発進抑制機能 | 不注意による急発進を防止し注意喚起する |
歩行者事故低減ステアリング | 歩行者との衝突回避を支援 |
路外逸脱抑制機能 | 車線を検知し、はみ出さない様に支援 |
渋滞追従機能付アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC) | 適切な車間距離を保ち、運転負荷を軽減 |
車線維持支援システム(LKAS) | 車線内を走行できるようにステアリング操作を支援する |
先行車発進お知らせ機能 | 停車時に、先行車が発進したことをお知らせ |
標識認識機能 | 標識の見落とし防止を図り、安全運転を支援 |
万一の衝突に備えたエアバッグにも安全確保する工夫を
胸部へのダメージを低減するサイドエアバッグ、頭部や頸部を保護するサイドカーテンエアバッグの2つを標準装備し、さらに頭部の衝撃を緩和するインテリアで、乗る人の安全確保に配慮している。
毎日のおでかけにも、遠出にもシーンを問わない大容量のラゲッジスペース
広々としたラゲッジスペースに、大開口のテールゲートで使いやすさに配慮し、開口部を斜めにするとともにテールゲートの飛び出しを抑えて、荷物を出し入れしやすくしている。
2列目シートを倒さなくても、充分なラゲッジスペースを確保しているので、たっぷり荷物を積んでも、多人数で快適なドライブを愉しめる。
2列目シートは、6:4で左右分割して倒せるので長尺物などを載せたい時でも簡単操作で倒せます。
さいごに
ホンダ ジェイドは、全高が低いためミニバンとは思えない、スポーティなスタイリングで普段使いから、アウトドアをする機会が多い方など多趣味なユーザーにも使い勝手が良いサイズやパッケージングとなっている。
荷物を運んでいないときは、キビキビ走り曲がるスポーティさも味わえるクルマだと感じる。
初代モデルでは、6名乗車モデルもあったがマイナーチェンジ後は5名乗りモデルとなっているので、多人数が乗ることを前提としていないが、5名乗っても十分ラゲージルームも使えるのでちょうどいいサイズ感ではある。
ちょっとスポーティにアウトドアを楽しめるといった趣味のヒトにはドンピシャなパッケージングが、このジェイドであると思うので、ジェイドを選択肢のひとつにしても良いのではないだろうか?
1回の査定で最大5,000社があなたの車に金額提示!【ユーカーパック】
コメント