オカルトかな?それでもやってみなきゃ分からない。愛車のフォレスター(SKE)にアルミテープチューンを施工しました!

愛車ブログ

幾度となく、この問題についてインターネット上やSNSでも議論されてきたのが、「アルミテープチューン」だ。

アルミテープチューンとは、その名の通り金属物質の一種であるアルミが含有されたテープ(アルミテープ)を、貼り付けることによって、走行性能を向上させるチューニング法になります。

いやいや、アルミテープを貼っただけで走行性能が向上するなんて、まことしやか信じがたい方もいると思いますが(実は筆者もこちら側です)2016年には、トヨタが純正のアルミテープパーツをリリースしたことを受け、アルミテープチューンの話題は一気に膨れ上がり、SNSなどでも効果を試す検証動画なども多く上がっています。

筆者も、アルミテープチューンの存在は知っていたし、さらに身近でもアルミテープチューンを施工している方から、貼り方や効果について聞いていたので、いつかは愛車のフォレスターにも施工したいなと思い、半信半疑ではいたのですが、施工して、自分で効果を経験しないと分からないということで、今回は愛車のフォレスターにアルミテープチューを施工しましたので、施工箇所や施工後の効果についてお話します。

アルミテープチューンを施工すると走りが良くなるカラクリとは?

アルミテープチューン 仕組み

アルミテープを貼るだけで、走りが向上する。まずは、原理からお話していこう。

クルマの表面には+に帯電しやすく、空気も同様に+に帯電します。

冬場など、クルマのドアを開け閉めする際に、ドアハンドルに触れた瞬間に静電気がバチっとくる現象があるように、帯電しているのは理解できるだろう。

そこで登場するのがアルミテープで、アルミテープを貼り付けることにより、クルマの帯電が減少し、それにより走行中のクルマが受ける空気と生じる抵抗が減ることで、キレイな流れとなることから、よりスムースな走りを実現させる効果があるのです。

簡単に言うと、アルミテープを貼ることで静電気の抵抗をなくし、キレイな空気抵抗を受けるようにすることで、走りが良くなる。といった原理となっている。

ここで1つ注意しておきたいのが、アルミテープチューンは静電気を抑える事が目的なので、湿度が高かったり雨が降っている中では、そもそもクルマの帯電が少ない状況にあるため、アルミテープチューンを施してファーストトライが雨では効果が分かりづらい事を覚えておいてほしい。

アルミテープチューンは、どのような箇所に貼り付けるのが良い?

アルミテープチューン バンパー貼り

アルミテープチューンを行う際に、どこに貼り付ければいいのかという疑問が出てくると思いますが、トヨタの推奨貼りつけ箇所とは、「前後バンパー」、「ステアリングポスト(ステアリングコラム)」、「フロントガラス」、「左右ドアガラス」とされているが、この箇所以外にも、「エンジンルーム内の外装樹脂部品」にアルミテープを貼り付けることで、効果が期待できるのです。

エンジンルーム内は、帯電性が高く静電気を帯びやすい部品が設置されているからなのである。

アルミテープを貼り付ける箇所によって、得られる効果が異なります

アルミテープを貼り付ける箇所によって得られる効果が違うので、ご自身のクルマに施工する際には、どのような効果を期待するかによっても貼り方が変わってきます。

ここでは、アルミテープをここに貼れば、このような効果が得られるということに着目し紹介できればと思います。

1.コーナリング性能を向上させる場合は、「タイヤに沿ったバンパー部」に貼ることで効果が期待できます。

2.ハンドリング性能を向上させる場合は、「前後バンパー部」や、「フロントガラスの継ぎ目を塞ぐ形で貼る」ことで効果が期待できます。

3.バッテリー性能を向上させる場合は、「ヒューズボックス」や、「バッテリー」に貼り付けることで、効果が期待できます。

ヒューズボックスに貼り付けた場合は、各動力への電力供給安定化が図られることによって、エンジンの制御装置や燃料噴射装置などがより効率よく機能し、パワー向上へと結びつけることができます。

バッテリーに貼り付けた場合では、電力に対する静電気の影響が取り除かれるため、効率化が図れます。

4.燃焼効率を向上させる場合は、「エアクリーナー(ボックス)」に貼り付けることにより、エアクリーナーが静電気によって内部が詰まることを解消することで、空気の吸気量が安定するため、燃焼効率の上昇が期待できます。

以上を踏まえて、早速愛車のフォレスターにアルミテープチューンを施工していきます!

愛車のフォレスターにアルミテープチューンを施工しました

アルミテープを貼ること得られる効果や、貼るべき箇所を踏まえて愛車のフォレスターにもアルミテープチューンを施しましたが、上述した貼り付ける箇所とは異なる部分にも貼っているので、ご了承をお願い致します。

使用するアルミテープと、アルミテープチューンの効率化を図るギザッコⅡ

アルミテープチューンを行うにあたり、使用する材料にも効率的な材料を準備しなくてはなりません。

アルミテープチューン アルミテープ

1つは、「アルミテープ」です。

アルミテープと一概に言っても、様々な特色を持っていますが、アルミテープチューンを行うにあたっては電気を通す「導電性対応のアルミテープ」を使用することです。

電気を通さない、絶縁性のアルミテープでは効果が望めないので注意しましょう。

筆者が用意したアルミテープは、粘着剤にも導電性のあるアルミテープで、サイズは幅25mm×長さ20mm×厚さ0.1mmの物を使用しました。

すでにアルミテープチューンを施工している方は、幅50mmの物を使用していたそうですが、筆者が用意した25mm幅の物は、細い部分にも、半分にカットすることなく貼れたので、25mm幅のものを購入して大正解でした。

アルミテープチューン ギザッコ2

2つ目は、「ギザッコⅡ」と呼ばれる、切った面をギザギザにしてくれる、特殊なハサミです。

ギザッコⅡでアルミテープを切ることで、先端部を山折りのギザギザにすることができる優れものです。

アルミテープの両端が尖ることによって、静電気を効率よく逃しやすい性質を持っているため、ギザッコⅡでテープの両端を尖らせることによってより効率よく除電できるのです。

愛車フォレスターのエンジンルーム内に貼ったアルミテープ

基本的にアルミテープを貼る箇所は金属面ではなく、「樹脂製」で構成されている箇所に貼り付けると効果があるようです。

この情報を基に、愛車のフォレスターのエンジンルーム内における樹脂製の部品に貼り付けました。

貼りつけ箇所を説明するにあたり、クルマのフロント部を正面から見ているアングルをイメージして説明します。

アルミテープチューン 左側のストラット手前樹脂

1つ目:左側のストラットの手前にある樹脂製のボックス

アルミテープチューン エンジンカバーの左横樹脂

2つ目:エンジンカバーの左横にある樹脂製のボックス

アルミテープチューン エンジンカバーの左手前樹脂

3つ目:エンジンカバーの左手前にある樹脂製のボックス

アルミテープチューン 右側バッテリー奥樹脂

4つ目:右側バッテリーの奥にある樹脂製のボックス

アルミテープチューン エンジン上部樹脂

5つ目:エンジンカバーを外し、エンジンの上部にある樹脂製のボックス

アルミテープチューン エアクリーナーボックス

6つ目:5つ目のすぐ左側にある樹脂製のボックス(エアクリーナーボックス)

アルミテープチューン エンジンルーム内左端

7つ目:エンジンルーム内、左端(右端)の樹脂製の箇所

アルミテープチューン 7つ目の横部分

8つ目:7つ目の横の部分

アルミテープチューン ヘッドライト裏

9つ目:左右ヘッドライトの裏側にあたる樹脂製の箇所

アルミテープチューン ステアリングポスト

10こ目:ステアリングポスト(ステアリングコラム)下

以上の箇所に、アルミテープを貼り付けてみました。

さいごに

アルミテープチューン 施工前平均燃費
アルミテープチューン施工前の平均燃費

実際に、アルミテープを貼ることで、ステアリングの座りが良くなった、直進安定性が増した、燃費が良くなったなどの報告が聞かれるが、筆者もアルミテープを貼り付けた後、近所を30分くらいフォレスターに乗ったが、正直に言うと「体感は感じられない」と個人的には、感じました。

ただし、今回はエンジンルーム内メインで施工したため、トヨタが推奨している「前後バンパー」や「フロントガラス」などには、まだ貼り付けていないので、暫くの間は今回貼り付けたアルミテープだけで乗り続け、これによって燃費も変わらないようだったら、トヨタ推奨の貼付け箇所にも貼っていこうと思います。

体感では、クルマの走行性能アップは感じられなかったが、燃費などに良い影響を及ばさないかなと、期待している段階です。

今のままでの結果と、さらにアルミテープを追加で貼ってからの効果なども検証していきますので、次回のアルミテープチューンの結果を期待してください。

筆者的には、クルマは見た目が命なので、今回アルミテープを貼った箇所は外からは見えないように貼りましたが、効果を求めるなら、見た目を損なっても貼ろうと思いますので期待してお待ち下さい。

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