昔からの憧れだった、空飛ぶクルマが走る(飛ぶ)時代が、そう遠くはない未来に誕生する?

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こんにちは、SCPです。

クルマ好きならもちろん、「空を飛ぶクルマ」がいつかできるんじゃないかなぁ?と、1回は思い描いたはず。

筆者も、漫画のドラゴンボールに出てくる西の都の情景に、空を飛ぶクルマが描かれていたのを見て、いつか空を飛ぶクルマができるのかなぁ?と思いを馳せた時代もありました。

他にも、映画「バック・トゥ・ザ・フューチャーⅡ」に出てくる、空飛ぶデロリアンなど、思わず胸が熱くなる演出は、ドキドキさせてくれました。

みなさんも、同じ様なことを考えたことありませんか?笑

しかし、実際に空を飛ぶクルマについて、実現する日が近いのです。

今回は、空を飛ぶクルマについてお話します。

空を飛ぶクルマの実現化に向けての現状

目まぐるしく、様々な分野で進化する現代では「空を飛ぶクルマ」が、モビリティ分野での新たな動きとして注目を集めている。

そう、既に「空を飛ぶクルマ」という存在が、夢物語ではなくなっているのだ。

時は遡ること2016年10月、Uber eatsでお馴染みの「Uber社」が、空を飛ぶクルマを開発すると発表したのをきっかけに、空を飛ぶクルマの開発は世界各国で進められてきた。

日本でも株式会社SkyDrive(https://skydrive2020.com/)が、2023年度にサービスインできるように開発を加速させている。

2020年8月には公開有人飛行試験に成功し、世界のトッププレイヤーを猛追している。

空飛ぶクルマ イーハン社製ドローン
イーハン社製の有人ドローン

お隣、中国では億航智能(イーハン)によって、有人ドローンの開発・製造を行っており、同社の事業は空を飛ぶクルマがメインとなっており、ドローンを用いた配送を行う「空中物流」、ドローンを応用した「スマートシティ管理」、空中イルミネーションなどの「空中メディア」を4本柱としている企業である。

4本柱のうち、空中交通事業の売上高は1億600万元(約18億円)で前年比23.3%増の実績を出し、イーハンは2020年に有人ドローン「EHang216」を70機販売し、その数は前年より9機増加していることから、着実に実現させている。

話は日本に戻り、株式会社SkyDriveは、2020年8月に公開有人試験飛行に成功しました。

これは、世界中を見渡しても、有人試験飛行に成功した企業は、まだ10社ほどしかないというので快挙と言える。

このように、各国では空飛ぶクルマの開発に向けて加速しているのが現状で、実現するのも遠い未来の話ではなくなったのです。

空を飛ぶクルマの実現化に向ける課題点

上記で記載した、有人飛行成功の映像では操縦している人が乗っているが、どのような方が操縦していたのかと言うと、この道20年、ドローンやラジコンを作り続けてきた方で、機体を知っていて、飛ばすスキルがあり、緊急時にも対処できるという観点で選んだ。と株式会社SkyDriveのCEO福澤氏が答えている。

また先を見据えて福澤氏は、こう続け、「空飛ぶクルマは航空機。一般のお客様を乗せて飛ぶためには、エアバスやボーイング並の安全性や品質レベルが求められる。それがここからのチャレンジだと思っている」と述べている。

機体の実現化を図っていても、現状プロフェッショナルの方しか操縦できないとなると、不便であるし、福澤氏が述べているように航空機並みの安全性や品質レベルでないと、日常での実現化は難しいと感じる。

実際に、有人飛行成功の映像を見ても、どことなく動きに違和感を感じ、この状態では日常使いに適してはいないと、率直に感じたので、安全性の担保が最重要課題となっているのも現状だ。

2023年度、大阪でエアタクシーを実現へ

空飛ぶクルマ 大阪ラウンドテーブル

株式会社SkyDriveは、2023年度に大阪でのサービスインを目指して、開発のみならずさまざまなステークホルダーと連携して取り組みを加速させている。

考えられるユースケースは、遊覧や観光、エンターテイメントから、ドクターヘリの代替としての救急医療まで幅広く、まずは安全性の観点から飛行許可を取得しやすい海上ルートであり、一定の輸送ニーズが見込める東京、大阪の湾岸エリアでサービス実現を狙うとのこと。

この中でも、実現味を帯びてきたのが、大阪港湾と夢洲を結ぶエアタクシーサービスとなっており、USJ、海遊館、万博会場など、インバウンドも含めて年間2000~4000万人の来訪客が見込まれるというが、電車では20分、地上交通では道が1本という現状であり、利便性に改善の余地があるエリアをターゲットにしていることが分かる。

2020年11月には大阪府が事務局となり、「空の移動革命実装 大阪ラウンドテーブル」が設立され、SkyDriveも参画した。

このほか、さまざまなステークホルダーと連携したインフラや制度の整備にも奔走していて、機体評価、免許、離発着場、駐車場や充電施設、複数の機体が飛び交うときの管制など、2023年度の実用化に向けて多方面で議論が進んでいるとのことだ。

まずは決められたコースを飛ぶことで、安全性を第一に考えたルートとなっている様子が伺える。

さいごに

空飛ぶクルマ イメージ

空飛ぶクルマについて、お話してきましたがいかがだったでしょうか?

いよいよ、空を飛ぶクルマが実現するのかと思うと、率直にワクワクします。

空には、上空を飛ぶ飛行機やヘリコプターがメインとなっていて、空という空間は地上の道路や鉄道に比べ余白がある状況で、株式会社SkyDriveの福澤氏は、日常的な移動で、空を使えていない。と仰っているが、全くそのとおりだと筆者は共感しました。

飛行機やヘリコプターに変わり、実用性が高く短距離移動のツールとして空飛ぶクルマは、今後注目を集める新世代の乗り物になっていくだろう。

ゆくゆくは、個人単位で使う世の中になることを考えると、昔見た近未来SF映画のような世界が普通になってくるのでしょう。

2023年の実現化を果たせば、進化はさらに加速し、誰もが気軽に使える世の中になれば利便性は増すだろう。

参考URL:https://japan.cnet.com/article/35167451/

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