毎年におけることですが、2023年に発売される新型車も多くリリースされる予想がされています。
今回は、2023年の上半期(1月~6月)に発売が予想される新型車を紹介していきますが、2023年上半期から人気のミニバンや未だ流行の衰えのないSUVなど、目玉となる車種が目白押しとなっております。
それでは、2023年上半期に登場が予想される新型車についてお伝えします。
【頭金ゼロ!】お好きな新車に月々1万円から乗れる『MOTA定額マイカー』2023年1月~3月に登場予定の新型車
マツダ CX-90
マツダの米国法人は、3列シートを備える新型SUV『CX-90』を2023年1月にワールドプレミアすることを現地時間2022年11月15日に先行情報として公開し、この情報とともに右フロントフェンダーと思われる箇所を写したティザー画像を公開しています。
このティザー画像では、「直列6気筒」を意味する「INLINE6」のオーナメントが公開されているため、グレードの一部には直列6気筒エンジン搭載モデルが存在していることを示唆しています。
さらに、2022年12月13日には、CX-90に関する新たなティザー画像が追加公開されたが、リアゲート右側を写した写真で、CX-90のテールライト周辺デザインが明らかとなり、テールライトの下部には「e-SKYACTIV PHEV」のエンブレムと、画像右側に写っている人物が、CX-90に充電ケーブルを挿し込もうとしている様子が、ティザー画像で分かります。
このことから、CX-90にはプラグインハイブリッドモデルが存在していることを示唆しております。
実は、プラグインハイブリッド車はマツダ初となり、さらに注目を浴びそうなニューモデルとなっている。
CX-90は、現在ラインアップされているマツダ車の中で、最も全長・全幅が大きいアグレッシブなプロポーションを持つフラッグシップSUVであることを米国マツダは説明していることから、気合の入った新型車になることは間違いないだろう。
マツダ MX-30 EV
マツダファン歓喜となる、「ロータリーエンジン」搭載の「MX-30 EV」を2023年3月までに投入することをマツダは明らかにしました。
ただし、このロータリーエンジンは駆動用のものではなく、航続可能距離を伸ばすための「発電用エンジン」として搭載されます。
駆動用のロータリーエンジンの復活はなかったが、マツダとしても11年ぶりのロータリーエンジンとなるため、注目度は高いだろう。
今回のロータリーエンジンの発電システムを導入することで、航続距離がこれまでのモデルのおそよ260キロから600キロを超えるまでに伸びることを実現しているため、長距離をメインにするユーザーにも安心して乗れる仕様になっている。
何よりも、ロータリーエンジンファンには朗報となる新型車であることは間違いないだろう。
トヨタ コースター
コースターは、テレビなどに登場する通称「ロケバス」として使用されることの多い、小型バスです。
コースターは、2022年3月に発覚した日野自動車のエンジン認証不正問題がきっかけで、コースターに搭載していた日野製のエンジンである「N04C(尿素SCRシステム搭載)」が、実際の燃費性能が諸元値に満たないと判明したことで日本市場での販売を中止している状態となっていました。
しかし、2022年10月21日にトヨタは、コースターを再び日本市場に復活することが発表されました。
新しく生まれ変わったコースターには、従来の日野製エンジン「N04C」に代わり、ハイエースやランドクルーザープラドといった車種に搭載されているトヨタ製の水冷直列4気筒ディーゼルエンジン「1GD-FTV」が採用されることになりました。
実は、コースターの海外仕様では、既にこのエンジンを採用していることから、日本仕様もこれに準じる形となりました。
トヨタによると、コースターの販売再開が正式に発表されるのは2023年3月で、生産も同時期に開始するとのこと。
2023年4月~6月に登場予定の新型車
トヨタ プリウス PHV
2022年11月16日に、トヨタは新型となるプリウスのワールドプレミアを行い、早くもスタイリッシュでクーペフォルムの新型プリウスは目玉となっています。
年始の、箱根駅伝では大会運営で使われるクルマにも新型プリウスが採用され、箱根駅伝にサプライズ登場し、注目を浴びています。
新型プリウスは、「Hybrid Reborn」というコンセプトを基に、「一目惚れするデザイン」と「虜にさせる走り」を併せ持ったエモーショナルなプリウスへと進化したとしています。
プリウスならではのモノフォルムシルエットを継承しつつ、第2世代TNGAプラットフォームによるワイド&ローフォルムとしたほか、19インチの大径タイヤを採用によって、スタイリッシュなプロポーションを実現しています。
プリウス史上傑作となる新型プリウスが待ち遠しい。
トヨタ アルファード・ヴェルファイア
今現在、実質オーダーストップとなっている、トヨタを代表するフラッグシップミニバンであるアルファード・ヴェルファイアであるが、オーダーストップになっている理由は、世界的な半導体不足により生産ができない状態になっていることと、2023年5月に新型アルファード・ヴェルファイアが登場するという理由がある。
新型アルファードの注目点は、プラットフォームにはクラウンクロスオーバーと同様、TNGAプラットフォームのGL-Kプラットフォームが採用されることが予想され、足回りにもクラウンクロスオーバー同様、フロントにマクファーソンストラット式、リアには新開発のマルチリング式サスペンションを採用するのが濃厚となっている。
軽量と高剛性を両立したボディに、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現してくるので、フラッグシップミニバンとして堂々たる存在感を放つだろう。
スバル クロストレック
スバルは、2022年9月15日、新型SUV「クロストレック」を世界初公開しました。
すでにテレビCMでも、多く放映されています。
クロストレックと聞いて、全くの新しいラインアップが増えたと思ってしまいそうだが、実は「XV」の海外モデルに名付けられていた車名で、3代目へと移行する今回のフルモデルチェンジを機に車名を統一したことで、日本市場でも今後は「クロストレック」として販売されます。
エクステリアデザインには、よりSUVらしさを前面に出した重厚感のあるフォルムに、ディティールにはシャープさを感じさせています。
さらに、スバルと言ったら安全性能の高さも魅力的で、新型クロストレックには、新世代アイサイトに加え、広角単眼カメラも日本仕様として初めて採用することで「歴代アイサイト最高性能」を実現しています。
車名まで刷新したクロストレックの実力を期待したい。
ホンダ シビック タイプR TCR
北米ホンダのモータースポーツ部門となるHonda Performance Development(ホンダ・パフォーマンス・ディベロップメント:HPD)は現地時間2022年12月12日に、2023年のモータースポーツ参戦車両として新型『シビック タイプR TCR』を発表した。
シビック タイプR TCRは、ホンダが「究極のピュアスポーツ性能を追求した」として、2022年7月21日に公開した新型シビック タイプRをベースに、イタリアのJASモータースポーツが製作するツーリングカーレース(TCR)カテゴリー向けのレース専用車となっており、2023年に開催されるIMSAミシュラン・パイロット・チャレンジでデビューすることとなっている。
主な特徴は、ダウンフォースを改善した新しいエクステリアと空力パッケージ、ドライバーの安全性を高める新しいシャシー、アップグレードされたブレーキとトランスミッションです。
搭載されるエンジンは、市販される新型シビック タイプRと同型のK20C型2.0リッター直列4気筒ターボエンジンで、レース用にチューニングが施されたものとなっています。
走るために生まれてきたと言っても過言ではない、シビック タイプRが本気中の本気で作ってきたTCRにより、新たなホンダスポーツの礎を築くだろう。
ホンダ ZR-V
2022年11月17日にホンダは新型SUV『ZR-V』の発売日を2023年4月21日と発表しました。
新型ZR-Vは2022年9月に先行予約の受付を開始していて、発売日の発表に先駆け、日本全国各地のホンダディーラーやショッピングモール等で特別先行展示を開催していました。
今からでも発売日が3ヶ月後ですが、ホンダディーラー前にはZR-Vが展示されているのは、このようなキャンペーンのためだったのですね。
ZR-Vには、SUVのコア価値である「実用性」と、最新の安全装備と衝突安全性能が生み出す「信頼感」に加え、異彩を放つ存在感のある「デザイン」、そして爽快かつ快適な「走り」を高い次元で兼ね備えることを目指して開発されています。
「異彩開放」を開発コンセプトとして掲げていて、ドライバーが車を自在に操ることで自信と余裕を持ち、自分らしさを解放して新たな行動を起こしてほしい、という想いを込めたとしている。
走りに拘ったSUVとして、新たな客層も増えそうだ。
三菱自動車 デリカミニ
これぞ、まさにデリカD:5の弟分といえる、『デリカミニ』が、2023年5月に発売予定とされている。
すでに、予約注文を2023年1月13日より受付開始されている。
デリカミニには、デリカの名にふさわしい力強いデザインに、便利で快適な室内空間、大径タイヤによるSUVらしいスタイリングによって、アウトドアから日常使いまで幅広く利用できるオールラウンダーな車種となる。
デリカD:5譲りの力強いダイナミックシールドと組み合わせた半月形のヘッドライトによる愛らしく、タフさが際立つフロントフェイスが特徴で、テールゲートガーニッシュには大きく描かれた車名も、デリカらしさを演出している。
運転支援システムの「マイパイロット」や、安全装備の「三菱e-Assist」が備わっていることから、ドライバーの運転負担を軽減してくれるのも嬉しい装備だ。
三菱ファンにはたまらない1台が登場したことは間違いない。
さいごに
2023年の上半期に登場する新型車は、注目したい車種が多くありますね。
マツダのロータリーエンジンの復活、ハイブリッド車のパイオニア的存在プリウスの進化、トヨタの代表的ミニバンであるアルファードの最新型など、どれも人気車種が正常進化した姿が楽しみであります。
しかしながら、未だに半導体部品の供給不足で新車の生産が遅れている状態となります。
こういった事を加味しながら、狙っている車種は早めに販売店などでの情報を基に、オーダーするのが良いだろう。
今回紹介した新型車は、どれもメーカーの第1線を走る車種なので、期待したいです。
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