マツダ ロードスター(MAZDA Roadster)は1989年5月にアメリカで販売が始まり、日本国内では同年9月1日に発売された。当時のマツダは、5チャンネル体制を敷いており、その内のユーノス店の第一車種として「ユーノス・ロードスター」の名称で発売された。発売初年には国内で9,307台を販売し翌年は世界で、9万3,626台を販売してスポーツカーとしては大ヒットを出すクルマとなった。ロードスターはこの成功を受け、他社メーカーがロードスターのよう、中小型オープンカーがこぞって開発され、その当時廃れていたライトウェイスポーツ市場が活性化する起爆剤となったのだ。※日本国外での名称は「MAZDA MX-5」、北米では「MAZDA MX-5 MIATA」
1989年来、3代のフルモデルチェンジを経て、2015年に4代目のロードスターが登場した4代目の、ロードスターは「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した、新世代車種の第6弾となる車種になる。
![魂動ロゴ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/3b2f4ff3e5658fff3438fdeef3d53471.png)
世代で、熱いファンがいるマツダ ロードスターだが、4代目となった現行型のロードスターに迫る。
【GOM Mix】初心者でも簡単な動画編集ソフト![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3YYISD+13AMPE+1UTA+25EKCY)
走りへのこだわりを持つ伝統的なスタイリング、軽量化と剛性強化もワンランク上に
![ロードスター横・ボディ形状](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/7671a5086abf547b2dc43bfa7c618789.png)
マツダ ロードスターは、フロントオーバーハングを低く、そして短くして乗車する人を中心に配置したコンパクトキャビンに合わせて乗る人の姿が引き立つプロポーションとし、ローワイドな台形フォルムを持っている。ボディには、アルミ・高張力鋼板や超高張力鋼板の使用比率を先代モデルの58%から71%に引き上げて、剛性を強化するとともに軽量構造を追求したことで、「S」グレードは990kgと1トンを切る軽量ボディとなっている。
マツダ ロードスターの価格は260万1,500円~328万4,600円
新開発SKYACTIVによる生まれ変わったエンジンとトランスミッションでどの領域でも楽しめるフィーリングを与える
![ロードスターエンジン](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/9597c5f0d05559877b072026d71c91ab.jpg)
マツダ ロードスターに搭載されるエンジンは、SKYACTIV-G 1.5で走りの楽しさを深めるFR専用設計の1.5Lエンジンだ。低速域から7,500rpmまでストレスなく加速していくフィーリングと、走りをより強化するため、スチール製の鍛造クランクシャフトや、軽量フライホイール(MT車)などの専用パーツが組み込んである。最新技術を取り入れ、アクセルレスポンスやコントロール性を向上させて、クルマとの一体感を高めた。
![ロードスターシフトノブ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/a7bdd0008d54bb5c7e0c7204e8bd8226.jpg)
MTには、手首の返しだけで正確にシフトチェンジできるショートストロークはもちろんのこと、手応えと軽快さ、なめらかさを感じるフィーリングを実現させている。駆動力伝達部品のひねりと戻りで発生する加速度の揺らぎを予測制御によって抑えることで、すっきりとした加速感を実現した。
![ロードスターATシフトノブ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/834f7afd18bebe2c4de0c116069b896d.jpg)
ATはロードスター専用の6速ATを採用しており、ダイレクト感や優れた燃費性能を発揮する。運転者の思いのままの走りをサポートする、ステアリングシフトスイッチと、ドライブセレクションによるSPORTモードに変更することで、出力特性や変速タイミングの制御、変速スピードが変わり、アクセル操作によるダイレクト感が感じられる加速を発揮する。
エンジン回転とともに軽やかに、力強く響き渡るライトウェイスポーツらしいエンジンサウンドが運転者の走りを掻き立てる。このサウンドを実現するために、サイレンサーの温度変化やディファレンシャルマウントの振動特性までも活用しチューニングが施されてある。
マツダ ロードスターの燃費は16,8km/L~17.4km/L
オープンボディの爽快感を高めた造形と空力特性にもこだわったチューニング
![ロードスターソフトトップ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/b9db22935a6a7de23cf0353773ea78e3.jpg)
マツダ ロードスターに備わっているソフトトップは座った状態でも軽々と開けられる重量と、中央にあるロックを解除して後方に移動させるだけで簡単にオープンを楽しめる。三角窓やドアトリムの造形によって、室内に入り込む風の量や方向、吹き抜け方などオープン時での風の流れを綿密にコントロールし、風を感じながら走るオープンカーならではの造形を追求した。
![ロードスターソフトトップ内部](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/23d51e5ea63028556dd6230104f07594.png)
ティアドロップ型と呼ばれる、ルーフデザインにしていることで、優れた空力特性や美しいスタイリングにも寄与している。クローズ時には、アルミ製ヘッダーパネルなどがソフトトップのばたつきを抑えて静かで落ち着いた空間を保つ。
走りの部分での強化として、アンダーボディの改良にもこだわりを見せ、走りへの執念がみられる。床下から流れてきた空気を後方へ勢いよく吹き上げる空力グランドラインのコンセプトをもとに、重量を増やすことなくフロア中央付近での風の流れを失速させないように、最小限のアンダーカバーなどによってフラット化している。
走りを楽しむ根底には、ドライバーに安心感を与え歩行者にも被害軽減を与えるボディ
マツダ ロードスターには、様々なシーンにおける危険に対する予防安全として、安全性能を向上させ運転者へ安全や疲労の軽減となる最新技術を装備させている。
![ロードスター後退時検知](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/e81089c361126ecda789f8be6df88a62.png)
ペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制したり、前方の歩行者や車両を検知し、ブレーキを自動抑制する先進安全技術を搭載している。また、後退時には接近してくる車両を検知し、ドライバーに警告をし、死角のサポートを促す。
![ロードスターALH作動イメージ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/1a40226ad3f028bfd083c8caaeab52a5.png)
夜間では、先進ライトであるアダプティブLEDヘッドライト(ALH)を採用し、左右各12ブロックのLEDを個別に自動点灯・消灯をし、夜間での前方の見やすい状況を作り出します。
ハイビーム状態でも前方車両や、対向車を検知して眩しくないように配光するのが特徴的だ。
![ロードスターアクティブボンネット作動イメージ](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/c2f650a4abdcb3fed975bb2c529d6b81.jpg)
万一の際でも、乗員はもちろん歩行者にもダメージを軽減するSKYACTIV-BODYを採用している。歩行者との衝突した際、アクティブボンネットが作動し、ボンネット後部が瞬時に持ち上がり、エンジンとの間にスペースを確保し、歩行者の頭部へのダメージが軽減される。
車内には、エアバッグシステムが運転席と助手席に標準装備し、頭部・胸部としっかりダメージの軽減を実現している。
ロードスター専用設計のハーフボディカバーになります。
痛みやすい幌を守ります。
歴史があるからこそ、原点を忘れない新ロードスター
![ロードスター前後](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/fcba3690c10c0362624eebeedbc21e9d.jpg)
1989年に登場してから30年以上の月日が流れて、新型のロードスターにも原点を忘れないデザインやコンセプトを進化させて登場した。魂動デザインによりフロントマスクはこれまでのモデルよりも、ひと際スタイリッシュになり全体的に重心を低くしたデザインになり、リヤビューではシンプルながらもロードスターらしいデザインになっている。
![ロードスターレイアウト](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/368cea3c93dac5f4daa97237e84f47f4.png)
走行性能にしては、ロードスターの大原則のエンジンの極限までの低重心化、フロントミッドシップレイアウトや50:50の前後重量配分など、歴代のロードスターに通じるパッケージングや運転者との一体感を目指した基本設計によって生み出されるレスポンスが、走る歓びになる。
![](http://image.moshimo.com/af-img/1762/000000038398.png)
![](https://i0.wp.com/showono.com/wp-content/plugins/a3-lazy-load/assets/images/lazy_placeholder.gif?resize=1%2C1)
コメント