2022年8月分の各メーカーのリコール・改善対策届出一覧

リコール2022.8 アイキャッチ 車の情報

暑さもようやく落ち着いてきて、夜には秋を感じさせる涼しい天候に、虫の鳴き声が秋の訪れを知らせてくれます。

皆さん、充実した夏休みを過ごすことはできましたでしょうか?

コロナウイルスの感染拡大も、少しづつ減少しているので早く普通の日常になるのを祈るのみです。

それでは、今回は2022年8月分のリコール情報についてお伝えします。

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2022年8月のリコール届出情報(国産車)

トレクス 他 計301型式 計-車種を対象(8日)

・不具合の部位(部品名)
車枠及び車体(ルーフレール部リベットカバー)

・状況及びその原因
冷蔵冷凍車および冷蔵冷凍セミトレーラにおいて、架装車体のルーフレール部リベットカバー接合部の強度設計が不適切なため、当該接合部の強度が不十分なものがある。

そのため走行時の負荷により、リベットカバーの長手方向端部がルーフレールより浮き上がり、最悪の場合、脱落して他の交通の妨げになるおそれがある。

・改善措置の内容
全車両、リベットカバーを点検し、浮き上がりがない場合は、既存のリベットカバーの長手方向両端と中央をタッピンネジで固定する。

浮き上がりがある場合はリベットカバーを交換して長手方向両端と中央をタッピンネジで固定する。

トレクス 他 計301型式 計-車種のリコール届出一覧表

トレクス 他 計301型式 計-車種の改善箇所説明図

ダイハツ ハイゼット 他 計18型式 計3車種を対象(30日)

リコール2022.8 ハイゼット

・不具合の部位(部品名)
後退灯、リヤコンビネーションランプ

・状況及びその原因
ダンプ車等において、後退灯およびリヤコンビネーションランプの取付が不適切なため、後退灯、制動灯、尾灯、後部反射器および方向指示器の取付角度が保安基準に定める要件にそれぞれ適合しない。

・改善措置の内容
全車両、後退灯およびリヤコンビネーションランプを保安基準に適合した位置に取付、または保安基準に適合した別の後退灯に交換する。

ダイハツ ハイゼット 他 計18型式 計3車種のリコール届出一覧表

ダイハツ ハイゼット 他 計18型式 計3車種の改善箇所説明図

2022年8月のリコール届出情報(輸入車)

BMW BMW iX xDrive40 他 計5型式 計4車種を対象(24日)

リコール2022.8 iX xDrive40

・不具合の部位(部品名)
①乗員補助拘束装置(クラッシュセーフティモジュール)
②制動装置(統合ブレーキシステム)

・状況及びその原因
①クラッシュセーフティモジュール(ACSM6)のプログラムが不適切なため、レストレイントシステム、歩行者保護または高電圧バッテリーユニットのシャットダウン機能に不具合が発生した場合に、チェックコントロールメッセージまたはエアバッグ警告灯が点灯しない可能性がある。

そのため、運転者がシステムの異常を認識できないおそれがある。

②統合ブレーキシステム(DCS/VIP)のプログラムが不適切なため、特定エリアの交差点においてシステムがクラッシュする。

そのため、速度が低下したり、パワステ機能が停止したり、エアバッグ等の様々な警告灯が点灯したりするおそれがある。
・改善措置の内容
①全車両、クラッシュセーフティモジュール ACSM6)のプログラムを対策プログラムに書き換える。

②全車両、統合ブレーキシステム(DSC/VIP)のプログラムを対策プログラムに書き換える。

なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う

・販売店に入庫して診断機により実施する。
・対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。

BMW BMW iX xDrive40 他 計5型式 計4車種のリコール届出一覧表

BMW BMW iX xDrive40 他 計5型式 計4車種の改善箇所説明図

テスラ Model 3 計6型式 計1車種を対象(26日)

リコール2022.8 テスラ モデル3

・不具合の部位(部品名)
その他(非常信号用具)

・状況及びその原因
非常信号用具において、出荷時に運転者席ドアポケットに当該部品が備え付けられていないおそれがあり、備付け場所が不適切なため運転手が直接確認できず、保安基準を満たさないおそれがある。

・改善措置の内容
全車両運転者席ドアポケットに非常信号用具を取り付ける。(お客様による入庫、弊社からの訪問もしくは当該保持用部品の送付による。)

テスラ Model 3 計6型式 計1車種のリコール届出一覧表

テスラ Model 3 計6型式 計1車種の改善箇所説明図

ロールスロイス ロールスロイスゴースト 計2型式 計2車種を対象(26日)

リコール2022.8 ロールスロイスゴースト

・不具合の部位(部品名)
車幅灯(ボディドメインコントローラー)

・状況及びその原因
ボディドメインコントローラー(BDC)のソフトウェアが不適切なため、車幅灯が故障した際の車幅灯の残存要件に適合できなくなり、運転者が車両の故障状態を正しく認識できない。

・改善措置の内容
全車両、ボディドメインコントローラー(BDC)のプログラムを対策プログラムに変更する。

ロールスロイス ロールスロイスゴースト 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

ロールスロイス ロールスロイスゴースト 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

さいごに

以上が、2022年8月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。

2022年8月分のリコール対象車の車種は少ない状況で良かったですが、リコール対象車を所有されている方は、早めの対応をするようにしましょう。

夏休みも終わりましたが、クルマはレジャーだけではなく日常でも使う機会が多いので、日常点検も怠らずに行うようにしましょう!

この記事の参考URL:https://www.mlit.go.jp/jidosha/recall.html

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