【2023年生産終了】あんなに人気があったはずなのに?メーカーを代表とするあのクルマまでも。2023年に、生産終了となったクルマをご紹介【絶版車】

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2023年には、トヨタのプリウスやアルファード、ホンダのZR-Vなど、注目を集めた新型車が多くリリースされました。

しかし、そんな新型車がリリースされた裏には、生産終了となったクルマたちがあるのも事実です。

今回は、2023年に生産終了となったクルマたちを紹介します。

2023年に生産終了したクルマたち

トヨタ CH-R

2023年生産終了 CH-R

CH-Rは、2016年より販売開始され、トヨタの次世代世界戦略車として、世界100か国で展開されるコンパクトクロスオーバーSUVであり、そのコンセプトカーはRAV4、プリウス、86の3車種の長所を併せ持つクロスオーバーとして登場しました。

CH-Rの開発には、ニュルブルクリンクを始めとする世界の様々な道での走行テスト・欧州の一般道路でのハンドリングやショックアブソーバーのチューニングなど、運動性能にこだわって開発されました。

発売後もニュルやラリー競技にベース車両として用いられるなど、スポーツカーさながらの運用がされているという異色のクロスオーバーSUVという位置づけとなったクルマでした。

2023年6月に、2代目となるモデルが発表されましたが、日本国内では未発売となっています。

トヨタ カムリ

2023年生産終了 カムリ

2017年より販売されている、10代目のカムリが2023年に生産終了となりました。

カムリは世界中で広く販売され、その信頼性、燃費効率、快適性、そして耐久性により、数十年にわたり幅広いユーザーから支持を受けています。

10代目には、新プラットフォームのTNGAに基づき、パワートレーンなどを完全新開発した点が大きな特徴となっています。

TNGAによってエクステリアデザインは、エンジン及び乗員レイアウトを下げることで低重心シルエット化し、先代に比べ躍動感にあふれ、スポーティな印象を与えるデザインを採用しています。

インテリアには、部品の小型化やレイアウトの見直しを行い、インストルメントパネルの張り出しを抑えるとともに、エンジンフード、カウル、ベルトラインを下げて視界を改善しています。

日本国内に限らず、セダン離れがしている背景などから、2023年に生産終了しました。

2024年には11代目となる新型が発表されていますが、日本国内での販売はなく海外専売車となります。

ダイハツ ブーン/トヨタ パッソ

2023年生産終了 ブーン パッソ

ダイハツのブーン及び、トヨタへOEM供給しているトヨタのパッソが生産終了になりました。

ブーン及びパッソは、2004年から初代モデルが販売され、3代目までモデルチェンジした、ロングセラー商品になります。

シンプルなデザインの、ノーマルモデルに加え、エクステリアデザインに高級感を加えた「MODA」グレードの2グレードから選べ、ユーザーの好みに合わせられるのも大きな特徴でした。

ダイハツ ムーヴ

2023年生産終了 ムーヴ

ムーヴは、1995年に初代モデルが販売される、ダイハツの看板車種であり、軽トールワゴンの代表的車種となりました。

バリエーションはノーマルモデルの「ムーヴ」と、1997年5月の一部改良で追加されたスポーティモデルの「ムーヴ カスタム」の2通りで、こちらも現行の6代目まで踏襲しています。

今回、ムーヴは7代目へとフルモデルチェンジする予定ではありましたが、ダイハツ社の認証手続きに不正があることが発覚した影響で不正の全容解明と再発防止策の実施が済むまでフルモデルチェンジの発表が無期延期されていることを理由にムーヴのラインナップは6代目の生産終了・販売終了を以て一時的に途切れることになっております。

マツダ CX-8

2023年生産終了 CX-8

CX-8は、2017年から販売されている、国内向けではフラッグシップモデルにあたる、大型クロスオーバーSUVです。

北米を中心に販売されているCX-9と、2代目CX-5のプラットフォームを組み合わせた、3列シートを採用したクロスオーバーSUVとして投入され、3列目シートを補助席的に扱うことなく、6人ないし7人がゆとりを持って乗車できるミニバンのような居住性を追求していたため、様々な層に支持されていました。

しかし、発売から約6年での生産終了となり、2022年11月マイナーチェンジモデルに関してはわずか1年で生産打ち切りとなりました。

三菱 ミラージュ

2023年生産終了 ミラージュ

ミラージュは、1978年に初代モデルが販売されているロングセラー商品になります。

5代目モデルが、2000年に生産終了をしましたが、その12年後の2012年に6代目となる世界戦略車のコンパクトカーとして復活しました。

軽乗用車を除くエントリーモデルの役割を果たすべく、Bセグメントに位置していた先代のコルトよりもさらにダウンサイジング化が行われ、特に全幅は他の一般的なコンパクトカーより3cmほど小さく設計するなど、5ナンバー枠ぎりぎりのコンパクトカーを敬遠するユーザーの取り込みを意識した設計となっている。

日本での発売当初、三菱自動車は2012年度内の目標販売台数を30,000台としていましたが、実際の販売実績は半分の15,000台強にとどまっってしまい、不人気であることが露呈しました。

2023年3月31日に、電動パワーステアリングの関連法規への対応が難しいことなどを理由に、日本向け仕様の輸入・販売を終了しました。

さいごに

2023年に生産終了したクルマは、意外と思う方も多かったのではないでしょうか?

CH-Rや、カムリ、CX-8は人気がなかったというわけではなかったですし、現行モデルに乗っている方にとっては、惜しむ声が多いのではないでしょうか?

ダイハツのムーヴは、看板車種らしく実際は7代目モデルへのフルモデルチェンジが、認証手続きの不正が原因で延期されることとなっているので、一旦生産終了となってしまいましたが、いつか復活することを待つことになります。

2024年にも、生産終了となるクルマが出てくると思いますが、また情報が入り次第お伝えしたいと思います。

カーセンサーnet

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