かつて、お台場にて活躍していたMEGAWEBの跡地に「TOKYO A-ARENA PROJECT」として次世代アリーナを2025年秋オープンに向け建設を開始

車の情報

MEGAWEBは、東京お台場に1999年3月にオープンし、モビリティの体験型テーマパークとしてクルマをはじめとしたさまざまな体験が楽しめたほか、TOYOTA GAZOO Racing(トヨタ ガズー レーシング)のモータースポーツの活動を伝えるGRゾーンをはじめ、ルーキーカフェなどモータースポーツの雰囲気を伝えるコーナーが設けられていた他、トヨタのモータースポーツ体制発表やファンとの交流イベントやレーシングカーのデモランイベントの舞台として活用されていたが、複合型施設「パレットタウン」の営業が2021年12月から順次終了していったことにともない、2021年12月31日に営業を終了しました。

MEGAWEBの跡地には、「新たな賑わい創出に資する施設を企画・検討」するとしていたが、この度MEGAWEB跡地について、『TOKYO A-ARENA PROJECT(トウキョウ エー アリーナ プロジェクト)』と題した、新たなプロジェクトが発表されました。

今回は、MEGAWEB跡地に新たに開発される「TOKYO A-ARENA PROJECT」について、お話します。

TOKYO A-ARENA PROJECTとは

TOKYO A-ARENA PROJECT 全容

TOKYO A-ARENA PROJECTは、トヨタアルバルク東京株式会社が主導に行い、トヨタ自動車株式会社とトヨタ不動産株式会社とともに、トヨタのショールーム施設であったメガウェブの跡地に、次世代アリーナを建設するとともに、「TOKYO A-ARENA PROJECT」を推進していくプロジェクトになっている。

コンセプト

TOKYO A-ARENA PROJECTには、「可能性にかけていこう」というコンセプトを持ち、様々なパートナーの協力を得ながら、スポーツ、モビリティや、サスティナビリティといった領域を中心に、様々な可能性が集積し、さらには、その可能性が解き放たれる場所となることを目指している。

『次世代スポーツエクスペリエンス』~もっと観たくなる、やりたくなる~

TOKYO A-ARENA PROJECT 車いすバスケ

国内男子プロバスケットボールリーグであるB.LEAGUE1部に所属するアルバルク東京が、ホームアリーナとして利用する他、バレーや卓球などの室内競技、アーバンスポーツ、パラスポーツ、eスポーツ等の舞台として、幅広くスポーツの魅力を届けていく。

また、多様な観戦の楽しみ方の提案や、最新テクノロジーの導入を通じて、次世代スポーツエクスペリエンスの実現を目指し、可能性に挑戦する様々なアスリートの熱気と情熱をより多くの皆さまにお届けすることで、多くの人を勇気づけ、笑顔にすることを目指すとしている。

『未来型モビリティサービス』~もっと便利になる、楽しくなる~

TOKYO A-ARENA PROJECT 未来型モビリティ

トヨタのモビリティテクノロジーを活用しながら、各企業のサービスや技術とも連携し、このアリーナでの体験を、もっと便利に、もっと楽しくすることを計画していき、モビリティテクノロジーの可能性を拓いていくとともに、これまでにないアリーナ体験の創造を目指すとしている。

『持続型ライフスタイルデザイン』~もっとつながる、変わり続ける~

TOKYO A-ARENA PROJECT 2つのパーク

敷地内にある2つのパーク(屋外空間)活用による地域の賑わいへの貢献、アリーナ内のゴミ削減のほか、国内のアリーナ初となる、LEED※認証取得を検討中。

※LEEDとは、Leadership in Energy and Environmental Design(米国グリーンビルディング協会が運営する建築や都市の環境性能評価システム)

青海に「青い海」を取り戻すために、地域、来場者の皆さまと、リサイクル、リユース等、持続可能なライフスタイルを一緒にデザインしていくアリーナを目指す。

TOKYO A-ARENA PROJECTという名称には、「A」に対する想いが詰まっている

TOKYO A-ARENA PROJECTのコンセプトである「可能性にかけていこう」のもと、「A」という文字に4つの想いを乗せた名称としていて、

1.新アリーナをホームグランドとしてBリーグを牽引する役割となっていく「アルバルク東京」の頭文字のA

2.地域の皆さまから愛されてほしいという想いから、「青海」のA

3.人の可能性を広げたいという想いから、人の持つ力の「Ability」のA

4.アルファベットのはじまりであり、すべての始まりという想いをこめたA

と、様々な「A」の意味をなしている。

TOKYO A-ARENAができることによって、周辺環境にも様々な可能性が広がる

エンタメスペース盛りだくさんの複合施設が誕生

TOKYO A-ARENAと夢の大橋でつながる有明に、テレビ局やエンターテインメント企業を中心にした多目的ホールやイベント・エンターテインメントスペース、スタジオなどを併設する複合施設の建設が計画中となっている。

臨海副都心にユニークな施設がたくさん集まることで、さらなる賑わいが生まれる。

東京2020オリンピック大会を継承するスポーツの一大エリア

TOKYO A-ARENAのあるロケーションは、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会で、テニスや水泳などの舞台となったエリアとなっています。

多くの施設が、スケートボードパークや、スポーツクライミング、3×3などのアーバンスポーツができるスペースとして整備予定となっています。

多種多様なスポーツを、プロアマ問わず誰もが楽しめるエリアへと発展が見込めます。

臨海副都心で観光も、ビジネスも、スポーツも楽しめるエリアへ

インキュベーション施設で産業創成を支える青海地区。

ホテルや大型商業施設が連なり観光で賑わいを見せる台場地区。

東京ビックサイトを中心にコンベンションが点在する有明地区。

と、スポーツやモビリティなどの新たな息吹で、より盛り上がりのある日本屈指のMICE・国際観光拠点になります。

有楽町線の延線でさらにアクセス良好な場所へ

東京メトロ有楽町線の延線が、2030年半ばの開業を目指し計画中となっています。

現在はおよそ20分かかる豊洲~住吉間の移動が、なんと約9分になります。

東京東部・北部と千葉方面からのアクセスがぐんとよくなることで、アリーナでの感動をさらに多くの方にお届けできます。

周辺エリアで活用されるモビリティの拡張計画にも目が離せません。

さいごに

MEGAWEBは、筆者も何回も行ったことのある施設でしたので閉業すると聞いたときは、とても寂しく感じました。

しかし、今回のTOKYO A-ARENAが建設予定ということを聞いて、流行り廃りのない「スポーツ」がメインとなった施設になることで、今後の日本におけるスポーツの発展が見込める施設に生まれ変わるので、スポーツ業界の盛り上がるスポットになりそうです。

MEGAWEBのような、クルマメインの施設からスポーツ+次世代モビリティが融合している施設になるので、開業が待ち遠しいですね。

この記事の参考URL:https://www.alvark-tokyo.jp/a_arena/

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