再び日本市場へオペル(OPEL)が上陸!現代の流行を取り入れたラインアップでオペル旋風巻き起こせるか!?

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こんにちは、SCPです。

オペル(OPEL)、この名称を聞いて思わず「懐かしい」と思う方や初めて聞いたという方も、いらっしゃるとおもいます。

なんと、オペルが2021年に日本市場への再上陸が決定しました。

オペルは、ドイツの自動車メーカーであり、1929年~2017年まではゼネラルモーターズ(GM)の100%子会社としてGMの欧州ビジネスを担ってきました。

その後、2017年にプジョーやシトロエンなどを製造・販売するグループPSAに買収され、2021年にはグループPSAとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が合併しステランティスが誕生したことで、その傘下となった。

日本市場では、かつて「アストラ」、「ヴィータ」、「オメガ」などがヒットモデルとして流通していた時期があったが、徐々に人気への陰りが出てしまい、2006年に日本市場から撤退した。

一度、撤退したもののカムバックする経緯とはどういったものになっているのか?

今回は、オペルが日本市場へ再上陸することについてお話します。

親会社の合併により、日本市場への再展開が可能となった

オペル ステランティス

オペルは、先述の通りゼネラルモーターズの子会社として運営されていたが、2017年にグループPSAによるオペル及び英国子会社であるボクスホールの買収を完了し、さらにグループPSAとフィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が合併したことで、会社の規模が大きくなった点も影響力としては少なからずある。

グループPSAに買収された時点で、オペルの各モデルは順次PSAグループとアーキテクチャを共通化することを示していることから、日本市場でも人気の高いプジョーやシトロエンのプラットフォームをオペル車に取り入れることから、日本市場での再展開を可能としたのだろう。

これまで、宙ぶらりとなっていたオペルだったがグループPSAに買収された時点で、プラットフォームの共通化を与える形で、以前日本市場で扱われていたオペルとは全く違うテイストを持つ新しいオペルが誕生した。

2021年に、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)との合併によって、親会社の規模は大きくなり、これまでグループPSAのプラットフォームを共通化していたが、フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)が供給するプラットフォームも享受できることから、今後のオペルは2つの良いところを受けたクルマづくりが可能となった。

日本市場に導入されるモデルとは

今回のオペルの復活によって、日本に導入される予定となっている車種は、「コルサ」・「グランドライドX」・「コンボライフ」の3車種となっている。

それでは、1台ずつ紹介します。

グローバルモデルを担うコルサ(ヴィータ)

オペル コルサ

コルサは、日本市場でも1995年に2代目となったモデルが正規輸入されており、当時の商標の問題もあったため、「コルサ」という名称が使えなかった為、「ヴィータ」という車名で販売されていた過去があります。

ヴィータと聞けば、ピンとくる方もいらっしゃると思いますが、まさに日本で売られていたヴィータがカムバックします!

かつて日本市場で販売されていたときも、150万円台からという輸入車としては格安な設定や、5ナンバーの手ごろなサイズ感や、ヤナセによる取り扱いという安心感もあって、大ヒットモデルとなった。

その後、2001年に登場した3代目モデルを最後に日本市場では無くなってしまったが、その後も2006年に4代目、2014年に5代目、2019年には現行型となるコルサが発表されている。

実際に、日本で導入されるモデルは現行型の6代目からとなると予想されるが、過去に日本市場で販売されていた「ヴィータ」名を使うことが予想されていることから、懐かしさや復活を望んでいた方にとっては、すぐに馴染みのあるクルマだと感じてしまうのではないだろうか?

世界的に人気のあるCセグメントSUV、グランドライドX

オペル グランドライドX

グランドライドXは、日本はもちろん世界的にも人気のあるミドルSUVとなっており、全く新しいオペルのSUVである。

プラットフォームは、プジョー 3008、DS7クロスバック、シトロエン C5エアクロスなどと共通のPSAのEMP2プラットフォームを使用していることから、新しい兄弟車の誕生となる。

さらには、既にプラグインハイブリッド車の「グランドランドX ハイブリッド4」が存在しており、日本に導入するかどうかは未定だが、環境を考えられているモデルもあるので、日本市場にもマッチするのではないだろうか?

徐々に、プジョー 3008やシトロエン C5エアクロスの人気が高まっていることから、グラインドライドXの導入により、さらにこのセグメントが活性化されるであろう。

コンパクトミニバン、コンボライフ

オペル コンボライフ

コンボライフという聞き慣れない名称で、登場したのはここ数年でジワジワと人気を得てきているLAV(Leisure Activity Vehicle)となっており、日本市場ではルノー カングーを筆頭に高い人気を得だしているジャンルのクルマだ。

既にラインアップのある、PSAグループのシトロエン ベルランゴや、プジョーのリフターと兄弟車となり、プラットフォームにも共通する部分がある。

コロナ禍によって、3密を避けたレジャーなどが流行しつつあるが、このようなLAVがアウトドアシーンを盛り上げる形にもなっているので、今後もこの市場は堅調に進んでいくだろう。

今後は、LAVの3兄弟となりますがベルランゴやリフターと比べてデザイン面でシンプルなデザインとなっているので、LAVが欲しいけどシンプルなデザインが欲しかった、という方には朗報なのではないでしょうか?

パワートレインについても、ベルランゴやリフターがディーゼルエンジンのみのラインアップとなっているが、欧州ではガソリンモデルが存在しているため、ガソリンエンジン車の導入となる可能性も否定できないため、パワートレインの選択ができるというのもユーザーにとっては大きなアドバンテージとなり得るだろう。

さいごに

オペル さいごに

オペル再上陸について、いかがだったでしょうか?

一度は、撤退したメーカーがまた日本に上陸するとは、ロマンがありますよね。

筆者も、オペルという名はもちろん知っていたし、その昔は街中でも見る機会が少なからずあったので、その当時はまだ馴染みのあるクルマだと思います。

人気が減少した過去の経緯を、全て払拭し「オペル」は戻ってきます。

往年のオペルファンや、少し違ったクルマが乗りたいと思っている方には、まさにドンピシャなクルマなので、新しく生まれ変わったオペルに期待したい。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。

参考URL:https://kuruma-news.jp/vague/post/44881https://www.webcartop.jp/2021/05/703236/

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