全国共通の図柄入りナンバープレートのデザインが決定~はなれていても「思い、みな一つに」~

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こんにちは、SCPです。

令和2年10月30日、既存のラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート、地方版図柄入りナンバープレートに続く新たな図柄入りナンバープレートのあり方や制度の見直しを行うための「新たな図柄入りナンバープレートの導入に関する検討会」第3回会合が開催され、それから約8ヶ月が経ち「新たな図柄入りナンバープレート」のデザインが決定しました。

ここ近年、全国共通の図柄入りナンバープレートをはじめ、地域版の図柄入りナンバープレートも続々と導入され、街中を走っていると、様々な図柄入りナンバープレートを見る機会が多くなり、徐々に浸透しつつあります。

図柄入りナンバーの普及で、軽自動車でも東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートを選択することによって、通常では黄色のナンバープレートが普通車と同じ白色のナンバープレートを装着できることにより、一気に人気が出て白色ナンバーの軽自動車が多く走っているのが良く見られます。

こうした現象が増えていることからも、図柄入りナンバープレートの人気が高いのが伺えます。

今回は、新たな全国版図柄入りナンバープレートの導入について、お伝えします。

これまでの全国版図柄入りナンバーのラインアップ

ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート

全国版図柄入りナンバー ラグビーワールドカップ

初の全国版図柄入りナンバープレートは、2019年にアジア初のラグビーワールドカップが日本で行われることを記念して、「ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレート」が登場しました。

初の図柄入りナンバーということで、登場した際には話題になっていましたが、実際に街中を走っていてもこちらのナンバープレートを装着している車両については、そこまで見ないなぁと言うのが個人的なイメージです。

しかしながら、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートは軽自動車でも白色ナンバーにできるということから、軽自動車には徐々に装着している車両が増えていき、軽自動車ユーザーにとって画期的なことだったように思えます。

この、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートは申込期間が2017年4月3日から2019年11月29日までということで、今現在は交付することはできないが、図柄入りナンバーの認知を広めることに成功したと言えるだろう。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート

全国版図柄入りナンバー オリンピック・パラリンピック

ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーに次ぎ、2020年に東京オリンピック・パラリンピックが開催されることが決定した記念に、「東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレート」が登場しました。

2017年10月10日より申込みが開始し、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバーの申込み開始が始まった時期は、約半年後となったが、当時の東京オリンピック開催が決定されたことで日本中が歓喜に沸いたことから東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートの認知が一気に広まり、さらに軽自動車ユーザーが装着するブームを作ったと言っても過言ではありません。

軽自動車のみならず、普通自動車や都営バスなどにも装着していることが見られるようになり、ラグビーワールドカップ特別仕様ナンバープレートよりもメジャーな図柄入りナンバーとして、よく見る機会が増えたという印象です。

実は、筆者のメルセデスにも途中から東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートに変更しました。

私が、このナンバープレートを装着する目的は、普通のナンバープレートよりも華やかになるし、何よりも使用後に記念に保存することができるといった点が大きくメリットと感じたので取り付けております。

東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会特別仕様ナンバープレートの交付については、2021年9月30日までとなっているので、これから車両を購入される方や住所変更などによってナンバー変更する際にも、選べることができるので検討してみてはいかがでしょうか?

新たな全国版図柄入りナンバープレートのデザイン案が決定

全国版図柄入りナンバー 全国版新デザイン
決定した新デザイン はなれていても「思い、みな一つに」

そして、今回新たな全国版図柄入りナンバーが決定しました。

「日本を元気に!」、「立ち上がれ!美しい日本」をデザイン案テーマにし、国民からデザインアイデアを募集し、候補となる5作品から最終審査を行い、日本全国47都道府県の県花をモチーフに、日本の美しさを表現したデザイン案に決定することになりました。

決定したデザインには、「はなれていても『思い、みな一つに』」を採用デザインのタイトルで、国民に広く定着し、親しまれるよう、子供から大人まで広く愛されるようなデフォルメを効かせたデザインにしています。

一つ一つの花(人々の思い)が集まることで大きな団結力を生むことを表現するとともに、右肩上がりに配置することで上昇、復興を表しています。色には、日本の伝統色をあしらいつつ、夢や希望を意味する虹に見えるよう配置を工夫している。とのことです。

交付期間は、2022年4月頃から2027年3月までの間を予定しており、フルカラー版とモノクロ版の2種類を設定。

「寄付金あり」の場合はフルカラー版とモノトーン版のナンバープレートを選択可能で、「寄付金なし」の場合にはモノトーン版のナンバープレートとなります。

これまでと異なる面は、寄付金有りでもフルカラーとモノクロのどちらも選べるということが最大のポイントとなります。

候補となっていた5作品は以下のものになります。

どれも、日本らしい和をイメージしたデザインがされているのが特徴的ですね。

全国版図柄入りナンバー Nishiki
作品A Nishiki
全国版図柄入りナンバー 花、かける
作品B 花、かける
全国版図柄入りナンバー 和柄2021
作品D 和柄2021
全国版図柄入りナンバー 作品E 新・富獄三十六景
作品E 新・富獄三十六景

個人的には、作品AのNishikiと和柄2021が素敵だと感じます。

多彩なカラーバリエーションで、個性を出せます!

さいごに

新たな図柄入りナンバープレートについて、いかがだったでしょうか?

全国版図柄入りナンバープレートについては、私も含めご当地の地域版図柄入りナンバーが設定されていない地域にお住まいの方にとっても選択することができるので、殺風景な通常のナンバープレートよりもデザインがされたナンバープレートにすることによって、車両のイメージが大きく変わりますので、華やかにしたいという希望を持っている方も多くいらっしゃると思うので、この機会に新たな図柄入りナンバーを検討してみてはいかがでしょうか?

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

希望ナンバー制度についてはこちらから

参考URL:https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1335016.html

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