レクサス LSが改良新型を世界初公開。2020年初冬に発売予定。

車の情報

レクサスは2020年7月7日、同社のフラッグシップモデルである「LS」の改良新型モデルを世界初公開しました。

現行型である現モデルは2017年より販売開始しており、2018年・2019年と一部改良を施し、走りや予防安全パッケージの「Lexus Safety System +」等の改良により年々進化を果たしてきたが、今回のマイナーチェンジによって、さらにテクノロジーやLSに相応しい高級感を進化させたモデルとなっている。

今回は、新型LSについて主な変更点を中心にお伝えしていきます。

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エクステリア

LS エクステリア

今回のマイナーチェンジはフェイスリフトを伴う改良となり、今やレクサスの大きなアイコンとなる「スピンドルグリル」には、メッシュカラーをダークメタリックに変更し、フォーマルなシーンに配慮した上品さを表現。

フロントバンパーコーナー部には、縦基調のラインを配置することでどっしりとした装いを表現している。

これに加え、フロントバンパー下部に施されたメッキモールをサイドまで回り込む造形にすることで、ワイド感を強調するデザインとなっている。

サブラジエーターグリルを、スクエア基調のデザインとしスタンスの良さを追求している。

LS サイドビュー

ボディカラーには、新しい塗装技術により深い陰影とハイライトを表現する「銀影(ぎんえい)ラスター」を設定した。

銀影ラスターは、レクサス最新のシルバーとして、光輝材(アルミフレーク)を含んだ塗料の体積を凝縮させる「ソニック工法」を応用し、アルミ蒸着を高密度で敷き詰める最新の塗装技術を採用している。

鏡面のように粒子感をほとんど感じさせない滑らかな質感で、周囲の僅かな光も繊細にとらえ、時の移ろいや変化に呼応し、様々な表情を見せる特別なシルバーとなっている。

スポーティグレードである「F SPORT」では、サブラジエーターグリルのガーニッシュをサイドまで回り込ませることで、よりワイド感を強調させており、専用色のスピンドルグリルや20インチホイールなどのアイテムを採用し、スポーティなイメージを前面に出している。

ヘッドライトシステムとリアコンビネーションランプ

LS ヘッドライト

ヘッドライトシステムには、同社の「RX」に世界初採用した「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム(AHS)」を採用した。

「ブレードスキャンアダプティブハイビームシステム(AHS)」は、光源であるLEDからの光を高速で回転するブレードミラーに照射し、ブレードミラーに反射した光がレンズを介して高速移動しながら前方を照らす新機構のAHSとなっている。

残像効果で光は動いているように見えませんが、ブレードミラーの回転に同期させて、LEDの光を適切なタイミングで点灯/消灯することで、配光を細かく制御することで、従来のAHSより細かい遮光が可能となり、ハイビームの照射範囲を広げることで対向車や先行車を眩惑することなく早く歩行者や標識を認識することができます。

LS テールランプ

リアコンビネーションランプ内の、メッキモールをピアノブラックに変更し、厚みを感じるランプ形状とし、ヘッドランプとの調和とともに存在感を際立たせるデザインへと進化させている。

インテリア

LS インテリア

インテリアには、西陣織と箔加飾などの日本の伝統工芸を取り入れ、細部に至るまでこだわり抜いてレクサスのフラグシップに相応しい上質な室内空間を実現させた。

また、ステアリングホイールとセンターコンソールのスイッチ類をブラックで統一し、視認性を向上させるとともに端正な印象を持たせるデザインとしている。

LS タッチディスプレイ

タッチディスプレイの採用とともに、SmartDeviceLink、Apple CarPlayやAndroid Autoに対応したことで、iPhoneやAndroidスマートフォンを12.3インチタッチワイドディスプレイに連携することで、画面操作や音声操作が可能になるなど利便性が大きく向上した。

さらに、使用頻度の高いシートヒーターやステアリングヒーターの操作画面を表示させるスイッチをセンターコンソールに追加することで、直感的に操作できる工夫も行われている。

レクサスのDNAである乗り心地と静粛性の進化

LSの原点である上質な走りを追求するにあたり、タイヤの内部構造からシートに座った際の質感、日常走行領域での加速レスポンスなど、乗り心地や静粛性をはじめとする走行性能に関係するパーツや制御を細部まで徹底的に作りこんでいる。

最新の高度運転支援技術「Lexus Teammate」を採用

LS Lexus Teammate

今回のマイナーチェンジにおける、目玉となる「Lexus Teammate」はクルマが人から運転を奪うのでも、単に人に取って代わるのでもなく、人とクルマが気持ちの通った仲間のようにお互いを高め合い、共に走るというトヨタ自動車独自の自動運転の考え方『Mobility Teammate Concept』に基づいて開発された。

Lexus Teammateは、Perceptive(高い認識性能)、Intelligent(知能化)、Interactive(ドライバーとクルマの対話)、Reliable(信頼性)、Upgradable(ソフトウェアアップデート)という5つの技術的特長を備えている。

Advanced Drive

「Mobility Teammate Concept」に基づいた最新の高度運転支援技術により、高速道路などの自動車専用道路での運転において、ドライバー監視のもと、実際の交通状況に応じて車載システムが適切に認知、判断、操作を支援し、車線・車間維持、分岐、レーンチェンジ、追い越しなどを実現した。

クルマに運転操作を安心して任せられるよう基本性能を磨き上げ、常に安全を最優先に判断することで運転者に信頼される運転操作を追求したことで、運転者はアクセル、ブレーキそしてステアリング操作からも解放され、長時間の運転における疲労の軽減が可能となり、より周辺に注意を払った安全な運転が可能としている。

Advanced Park

最新の高度駐車支援技術により、駐車場での操作において、ドライバー監視のもと、カメラと超音波センサーを融合し全周囲を監視することで、適切に認知、判断、操作を支援します。

ステアリング操作、アクセル、ブレーキ、シフトチェンジの全操作を車両が支援するとともに、俯瞰映像に切り返し位置や目標駐車位置を常に表示し、安心安全でスムーズな駐車を実現した。

デジタルインナーミラー

デジタルインナーミラーに高解像度でより大きなディスプレイを採用し、後方の視認性を向上している。

さいごに

LS リアビュー

デジタル化が進む昨今、今回のLSはまさしくデジタルの進化を享受し、惜しみなく導入している様子が伺えた。

「Lexus Teammate」には、乗員に安心感を与える運転支援を実現する上で必要不可欠な車両の高い基本性能を徹底的に磨き上げるとともに、ディープラーニングを中心としたAI技術も取り入れ、運転中に遭遇しうる様々な状況を予測し、対応することを支援し、「凄腕ドライバー」と呼ばれる、トヨタ自動車 凄腕技能養成部に所属する開発ドライバーの運転操作を取り入れたシステム制御にこだわることで、複雑な道路状況下でも安全性と優れた走行安定性を実現し、人の感性に寄り添った安心安全な移動を実現させるなど、テクノロジーの進化が著しい。

新型LSが販売される初冬が、待ち遠しいですね。

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