ボルボというメーカーを聞いて、まず浮かぶ車種が、V40などを始めとするステーションワゴン、そしてここ最近、人気が出てきているXC40などのSUVタイプのクルマが浮かぶのではないでしょうか?
待ってください、ボルボには極上のセダンS60を忘れてはいけません。
正直、街中でもボルボのセダンS60を見る機会は少ないですが、一度見たらその優雅で上質なエクステリアデザインに思わず感銘を受けるであろう。
2018年6月20日に現行型となる、3代目のS60が発表されたがここ最近のボルボ車に共通する、ひときわ印象的なT字型の「トールハンマー」(北欧神話の雷神が持つハンマー)をモチーフにしたLEDヘッドライトやフロントグリルにはおなじみのアイアンマークを採用し、ひと目でボルボのクルマだと分かるデザインも取り入れられている。
ボディサイズに関しては、先代よりも全長は133mm拡大されたが、全幅は15mm、全高は53mm抑えられスタイリッシュなサイズ感として生まれ変わり、扱いやすさも魅力なセダンとなっている。
S60の価格は
S60 T4 Momentum | 489万0,000円 |
S60 T5 Inscription | 614万0,000円 |
S60 T6 Twin Engine AWD Inscription | 779万0,000円 |
- 最新の環境適合技術の詰まった、エンジン。プラグインハイブリッドモデルによりさらなるパフォーマンスも体験できる
- さらなる進化を遂げた、運転支援や事故回避、万が一の衝突の際にも乗員を保護する革新的なセーフティ・テクノロジー
- 歩行者・自転車・大型動物検知機能(夜間含む)
- インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
- 対向車対応機能
- ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
- 被追突時警告機能(静止時ブレーキ維持機能付)
- 衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
- パイロット・アシスト(車線維持支援機能)
- LKA(レーン・キーピング・エイド)
- フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)
- オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
- ステアリング・アシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
- LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)
- RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
- DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
- 360°ビューカメラ
- パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援機能)
- WHIPS(後部衝撃吸収リクライニング機構付 フロントシート)
- 電動プリクラッシュ・テンショナー付フロントシートベルト
- 衝撃吸収機構付フロントシート
- 衝突時ブレーキペダルリリース機能
- デュアルモード・エアバッグ(運転席/助手席)
- アクティブボンネット(歩行者保護機能)
- ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護機能)
- 衝撃吸収システム構造
- 快適で、ドライブが一段と楽しめる装備品とサウンドシステムにもこだわった室内空間
- さいごに
最新の環境適合技術の詰まった、エンジン。プラグインハイブリッドモデルによりさらなるパフォーマンスも体験できる
意のままに引き出せるパワーにクリーンで高い燃費効率、心ゆくまで楽しめるドライビングを実現する為に、Drive-Eは、そのすべてに妥協することなく生み出されたパワートレーンとなっている。
いずれのエンジンにも、ボルボが誇る最新の環境適合技術が注がれている。
T4(ガソリンエンジン)
最高出力140kW(190ps)を発揮するDrive-E 2.0リッター4気筒直噴ガソリンターボエンジンで、1,400rpmから4,000rpmの幅広い回転域で最大トルク300Nmを発生します。
常用回転域でゆとりある走りを実感できる。
最高出力:140kW(190PS)/4,700rpm
最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1,400-4,000rpm
燃費:JC08モード 12.8km/L
T5(ガソリンエンジン)
高回転域の優れたレスポンスと伸びやかなドライビングフィールが特徴のハイパフォーマンス2.0L 4気筒直噴ガソリンターボエンジンで、最高出力は187kW(254ps)/5,500rpm、最大トルク350Nm(35.7kgm)を、1,500rpmから4,800rpmの幅広い回転域で発生する。
最高出力:187kW(254ps)/5,500rpm
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,500rpm-4,800rpm
燃費:JC08モード 12.9km/L
T6 TWIN ENGINE AWD(プラグインハイブリッド)
スーパーチャージャーとターボチャージャーにより最高出力186kW(253ps)、最大トルク350Nm(35.7kgm)を発生する高性能ガソリンエンジンをベースに、65kW(87ps)/240N(24.5kgm)のスペックを出す、電気モーターを組み合わせ、ゆとりのパフォーマンスと、さらなる高効率の両立を追求した新しいプラグインハイブリッドモデル。
燃料消費を最大限に抑えることができ、電気モーターによる静粛性に優れたゼロエミッション走行も可能です。
最高出力:186kW(253ps)/5,500rpm+65kW(87ps)
最大トルク:350Nm(35.7kgm)/1,800-4,800rpm+240Nm(24.5kgm)
燃費:WLTCモード 13.7km/L
さらなる進化を遂げた、運転支援や事故回避、万が一の衝突の際にも乗員を保護する革新的なセーフティ・テクノロジー
S60には、運転を支援するとともに事故回避をサポートし、万一の衝突の際には乗員を保護する、革新的なセーフティ・テクノロジーを標準装備している。
安全装備の充実した内容に、「連携」を考え抜かれた先進の衝突安全技術も備わり、絶対的な安心を運転者に享受する。
歩行者・自転車・大型動物検知機能(夜間含む)
昼間だけでなく薄暗い環境下でも自車前方の歩行者や自転車を識別し、衝突の危険が生じた際には運転者へ警告し、適切な回避操作が行われなければ被害軽減ブレーキを作動させる。
大型動物検知機能は、前方のヘラジカやトナカイ、馬などの大型動物を検知し、衝突の危険を察知した際には運転者へ警告を行い、必要に応じ被害軽減ブレーキを作動させる。
インターセクション・サポート(右折時対向車検知機能)
交差点を右折しようとしている際に対向車の動向を監視し、対向車と衝突する危険度が高いと予測された場合は被害軽減ブレーキを作動させ、交差点内での対向車との衝突被害の軽減をサポートする。
こうした状況では、車両が危険を検知してから衝突を回避する操作を実行するまでに時間的な余裕がないため、衝突警告を発すると同時にフルブレーキを作動させる。
対向車対応機能
対向車線から自車の走行車線へと進入してきた対向車の接近を検知する、ボルボ初の革新的な安全機能となっている。
衝突を回避できないと判断された場合、衝突による被害を抑えるため、被害軽減ブレーキを作動させる。
ステアリング・サポート(衝突回避支援機能)
被害軽減ブレーキだけでは衝突を回避できない場合に、ステアリング操作を補って障害物の回避を支援する。
運転者によるステアリング操作が障害物の回避に不十分であれば、適切な操作量を確保できるようにステアリング操作を補助すると同時に、前後内輪のブレーキを作動させ、緊急回避操作を安全に行えるように支援します。
被追突時警告機能(静止時ブレーキ維持機能付)
後方から接近する車両が自車に追突する危険を検知すると、ハザードランプを通常よりも速く点滅させて後方の運転者に注意を促す。
衝突の危険が迫ると、フロントのシートベルトを自動的に巻き取り乗員を衝撃から保護し、さらに、自車が停止している状態ならあわせて被害軽減ブレーキを作動させ、2次被害の衝突を防ぎます。
衝突回避・被害軽減ブレーキ機能付CTA(クロス・トラフィック・アラート)
駐車スペースから後退して出庫するときの安全を確保するための装備で、リアバンパーに内蔵されたミリ波レーダーによって、接近する車両、歩行者や自転車の存在を検知し、検知された場合は警告音で運転者に知らせるとともに、必要に応じて被害軽減ブレーキを作動させ、衝突の回避または衝突被害の低減をサポートする。
全車速追従機能付ACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)
設定した速度を上限として、前方車両との車間距離を自動的に調整しながら加速、巡航、減速を交通の流れに合わせて自動で行い、長距離ドライブの疲労を軽減します。
渋滞などで停止した場合は、ブレーキ作動状態を維持する機能も搭載。
車速70km/hを超えて先行車に追従している際にウインカーを操作して追い越す意思を示すと、車両を一時的に加速させてスムーズな追い越しを支援する「追い越しアシスト」機能も備えている。
パイロット・アシスト(車線維持支援機能)
全車速追従機能付ACCを設定して高速道路などを走行中にパイロット・アシストを作動させると、車線を維持するためにステアリングを穏やかに自動修正するステアリング・アシストが働き、わずかなステアリング操作で車線の中央を保持できるよう支援する。
この機能は渋滞中でも車線を維持するようにステアリング操作をアシストし、前走車や隣接車線の他車と接触するリスクを低減させて運転者の疲労を軽減となる。
単独走行中でも作動させることができるので、より便利となっている。
LKA(レーン・キーピング・エイド)
進行方向の車線を監視し、無意識のうちに走行中の車線を逸脱しそうになっていると判断された場合に、走行中の車線を保持できるようにステアリングを穏やかにアシストします。
ステアリングのアシストでは不十分な場合、あるいは隣接する車線へと進入してしまった場合は、警告音やステアリングホイールの振動で運転者に注意を促す。
フル・アクティブ・ハイビーム(LEDヘッドライト)
対向車両や先行車両への眩惑を防ぐように、ハイビームの配光エリアを自動調節する機能となっており、ハイビームで走行中に対向車が来たとき、または前走車に追いついたときに、相手車両の運転者に向けられる部分のみを遮光し、相手車両に幻惑させずに視界を確保する。
ハロゲンライトの2倍以上の明るさを誇るLEDヘッドライトは照射エリアを最大限に確保でき、その高い視認性で、対向車や先行車が存在する状況でも、夜間走行時の安全性向上に寄与します。
オンカミング・レーン・ミティゲーション(対向車線衝突回避支援機能)
ステアリング操作をアシストし、対向車との衝突回避を支援する機能となっており、意図せずセンターラインを越えて対向車線へ進入し、対向車と衝突する危険があると判断されると、速やかに元の走行車線へ復帰できるようにステアリングを自動修正します。
車線境界線がはっきりと視認できる道路で、車速60km/hから140km/hで作動可能となっている。
ステアリング・アシスト付BLIS(後車衝突回避支援機能付ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
リアバンパー左右に内蔵されたミリ波レーダーにより、後方から接近する車両の存在を知らせるBLISに、ステアリング・アシストが加わりました。
ドアミラーガラスに内蔵されたインジケーターが点灯中に車線変更または無意識に自車線から逸脱した際に、隣接車線の車両と衝突する危険度が高いと判断されると、元の車線へ戻るようにステアリングを自動修正し、衝突回避を支援します。
LCMA(レーン・チェンジ・マージ・エイド)
リアバンパーの左右コーナーに内蔵されたミリ波レーダーにより、隣接する車線の自車後方に急接近する車両の存在が検知された場合、左右ドアミラーガラスに内蔵されたインジケーターの該当する側を点灯させて運転者に注意を促す。
さらに、インジケーターが点灯中にもかかわらず車線変更のウインカーを作動させると、点灯していたインジケーターを点滅させて運転者に警告します。
RSI(ロード・サイン・インフォメーション)
制限速度や追い越し禁止などの重要な道路標識をカメラで読み取り、デジタル液晶ドライバー・ディスプレイ内に表示します。
刻々と変化する道路標識の情報をわかりやすく伝え、運転に必要な情報の見逃しを防ぎ、速度警告機能では、制限速度を超過したときに標識のシンボルを一時的に点滅させるように設定することが可能となっている。
DAC(ドライバー・アラート・コントロール)
左右車線(走行区分線)と自車の位置関係をカメラで監視するとともに、ドライバーのステアリング操作をチェックし、運転中の眠気や注意力低下による運転のふらつきなど異常な走行状況を感知すると、警告音で運転者の注意を喚起し、休憩を促すメッセージとコーヒーカップのマークをデジタル液晶ドライバー・ディスプレイ内に表示します。
360°ビューカメラ
車両の周囲に装備されている4個のカメラを使用して真上から見下ろしている映像を作成し、センターディスプレイに表示することで、自車と周囲との位置関係をひと目で確認することができ、障害物の有無などの周辺状況を把握しやすくなります。
リバースギアにシフトすることで、センターディスプレイに360°ビューの映像を表示できるほか、ステアリングホイールの操作に応じて自車の予想進路をガイドラインで案内するリアビューカメラの映像を表示することも可能です。
パーク・アシスト・パイロット(縦列・並列駐車支援機能)
運転者に代わってステアリング操作を自動で行い、駐車を支援します。
駐車可能なスペースがあることを検知すると、センターディスプレイとデジタル液晶ドライバー・ディスプレイパネルに自動操舵の開始を表示し、運転者は周囲の安全を確認し、ステアリングから完全に手を離して、ブレーキとアクセル、シフトレバーの操作をするだけで駐車できる。
縦列駐車だけでなく並列駐車にも対応しており、縦列駐車の場合は、駐車だけでなく発進も支援します。
WHIPS(後部衝撃吸収リクライニング機構付 フロントシート)
後方から追突された際、その衝撃によって長期の治療が必要となる「むち打ち症」を負うことがありますが、そうしたリスクを軽減させるための装備で、追突時の乗員の身体の動きに合わせてフロントシートを、ボールをキャッチする手の動きのようにリクライニングさせ、衝撃を吸収することで、むち打ち症を負うリスクの軽減をサポートする。
電動プリクラッシュ・テンショナー付フロントシートベルト
フロントシートベルトにはプリテンショナーとフォースリミッターに加えて、電動式のシートベルト巻き取り装置(電動プリクラッシュ・テンショナー)を採用しています。
各種センサーが衝突の危険を察知すると、事前にフロントシートベルトを巻き取ることで乗員をシートに拘束し、衝撃に備える。
巻き取る力は状況により変化し、最大10秒間、乗員の身体を適切に保持して安全を確保します。
衝撃吸収機構付フロントシート
道路からの逸脱などによる落下の際に乗員の脊柱を保護するための、垂直方向の衝撃を吸収する独自の構造が取り入れられている。
衝突時ブレーキペダルリリース機能
正面衝突が発生した際に、ブレーキペダルを踏む右足の負傷するリスクを低減する機能で、ブレーキペダルの可動範囲を制限している機構を火薬点火装置によって瞬時に取り払い、通常時よりもさらに押し込めるようにします。
この機能は、シートベルト・プリテンショナーやフロント・エアバッグと同じセンサーで起動する。
デュアルモード・エアバッグ(運転席/助手席)
2つの膨張パターンが設定されたフロントシート用デュアルモード・エアバッグを採用しており、衝突時に加わる衝撃が極めて小さい場合、エアバッグは開かず、プリテンショナー付シートベルトを介して運転者や同乗者を拘束します。
アクティブボンネット(歩行者保護機能)
車速25km/hから50km/hで走行中に、フロントバンパーに取り付けられた5つの加速度センサーが、歩行者との衝突を検知するとエンジンルーム後部に装着されたパイロテクニックピストンがボンネットの後ろ側を持ち上げ、ボンネットとエンジンの間に空間を作り、この空間がボンネットに加わった衝撃を吸収する役割を果たし、歩行者の頭部への衝撃を低減することで負傷の程度を緩和する。
ランオフロード・プロテクション(道路逸脱事故時保護機能)
道路逸脱を回避できないと判断された場合、衝撃に備えてシートベルトを締めつけて安全な着座姿勢を確保するとともに、エアバッグと連携し、乗員が負傷するリスクを低減します。
道路からの転落などによる強い衝撃に対しては、衝撃吸収機構付フロントシートが衝撃を緩和して、乗員の脊椎を保護する。
衝撃吸収システム構造
キャビンを取り囲むボディ構造は、ウルトラハイストレングススチール(ボロンスチール)の使用率を高め、すべての乗員を安全に囲い込む防護ケージの役割を果たせるように設計されている。
その一方で、キャビン前後の ボディ構造は衝撃を分散するクラッシャブルゾーンとして機能し、さらに、乗員が受ける衝撃を緩和するため、シートベルトやエアバッグが緊密に連携して作動する。
快適で、ドライブが一段と楽しめる装備品とサウンドシステムにもこだわった室内空間
タッチスクリーン式センターディスプレイ
搭載されているさまざまな装備の操作は、自然に扱えるタッチスクリーン式センターディスプレイに集約されており、ほとんどスクロールさせることなく情報を読み取ることのできる縦型レイアウトを採用した9インチの大画面には、映り込みを抑える特殊コートを採用し、また、タッチスクリーンは手袋を着用したまま操作できるほど応答性に優れている。
スマートフォンインテグレーション
スマートフォンを簡単に接続でき、収録された音楽やPodcastなどのお気に入りのコンテンツを車内で手軽に楽しむことができる。
もちろん、iPhoneをセンターディスプレイから操作できるApple CarPlayや、Android Autoにも対応し、システムにはあらかじめSpotifyアプリがインストールされていますが、そのほかにもSENSUS CONNECT経由でさまざまなアプリを入手が可能となっている。
パノラマ・ガラス・サンルーフ(全モデルにオプション設定)
チルトアップ機構付電動パノラマ・ガラス・サンルーフから自然光がたっぷり車内に降り注ぎ、暖かい日にはルーフを開けて日光を楽しむこともできます。
プレミアム・サウンド
Bowers&Wilkinsプレミアムサウンド・オーディオシステム(Inscriptionにオプション設定)
車内の音響特性を設計に織り込みながら車両本体と同時進行で開発することにより、S60のインテリアへ完璧に最適化している。
計1,100Wの大出力を15スピーカーへと送り込む迫力のサウンドをアレンジする、3つの音響空間を再現するオーディオモードも用意されているので、楽曲や気分に合わせてお好みのモードをお選びください。
パワフルで切れのある重低音を生み出すユニークなエアベンチレーテッドサブウーファーを車体に組み込み、フロントウインドーによる反響音を最小限に抑えるツイーターをダッシュボード中央にマウントするなどの手法によって追求した高音質はもちろん、ステンレス製のスピーカーグリルや、Bowers&Wilkinsであることがひと目でわかるイエローのスピーカーコーンにより視覚的にも、車内全体を特別な雰囲気で満たすオーディオシステムとなっている。
harman/kardonプレミアムサウンド・オーディオシステム(Inscriptionに標準装備)
600W/12チャンネルのアンプと14スピーカーが奏でる透明感のある力強いサウンドを表現。
Dirac Researchが手がけた独自の音質・音場補正ソフトウェアが各スピーカーのレスポンスを最適化し、すべての席にパワフルなサウンドをお届けする。
さらに、楽曲ごとに異なる録音時の音量や音圧を揃える自動レベル補正機能や、走行騒音などの影響を最小限に抑える特殊な音質調整アルゴリズムも採用している。
さいごに
S60についてお伝えしてきましたが、いかがだったでしょうか?
冒頭でも、お伝えしたとおり街中では中々お目にかかれない1台だが、蓋を開けてみればこんなにラグジュアリー感が漂うセダンを検討に入れないのは、もったいないのではないか?と筆者は感じた。
S60に競合する他社メーカーの車種といえば、メルセデスベンツの「Cクラス」、BMWの「3シリーズ」、アウディの「A4」などが挙げられるが、どのメーカーにもない高級な雰囲気を持つのは、S60だろう。
もちろん、他メーカのクルマも悪くはないが、充実した装備や安全性能の高さなどを考えると、価格面も考慮するとS60は、コストパフォーマンスの高さを存分感じる。
車体剛性の高さで有名なボルボ社のクルマに、安全性能の高さが自慢のボルボS60も輸入車セダンを検討する価値は十分あると考える。
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