2023年8月分の各メーカーのリコール・改善対策届出一覧

車の情報

9月に入りましたが、まだまだ暑い日が続きます。

猛暑日が続いている地域もあれば、台風などの天災に見舞われている地域もありますので、万全な対策を取って備えましょう。

それでは、今回は2023年8月分のリコール情報についてお伝えします。

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  1. 2023年8月のリコール届出情報(国産車)
    1. いすゞ エルフ 計45型式 計1車種を対象(3日)
    2. ホンダ CBR600RR 計1型式 計1車種を対象(3日)
    3. 日野 日野ブルーリボンハイブリッド 計2型式 計1車種を対象(7日)
    4. いすゞ いすゞエルガ 計2型式 計1車種を対象(7日)
    5. 三菱 ふそう スーパーグレート 計29型式 計1車種を対象(9日)
    6. 丸山 SSA-E542DX-1 他 計2型式 計4車種を対象(21日)
    7. ヤンマー YT225A 他 計16型式 計32車種を対象(22日)
    8. トヨタ トヨタコースター 計2型式 計1車種を対象(24日)
    9. サカイ TW504 他 計-型式 計-車種を対象(31日)
    10. スバル BRZ 他 2型式 計2車種を対象(31日)
  2. 2023年8月のリコール届出情報(輸入車)
    1. シボレー コルベット 他 計1型式 計1車種を対象(3日)
    2. BMWアルピナ D5ターボ 他 計7型式 計8車種を対象(8日)
    3. ベントレー フライングスパー V8 他 計3型式 計3車種を対象(24日)
    4. BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)
    5. BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)
    6. ストリートスクーター ストリートスクーターD17 計1型式 計1車種を対象(31日)
    7. ルノー アルピーヌ A110 計5型式 計1車種を対象(31日)
  3. 2023年8月の改善対策届出情報(国産車)
  4. 2023年8月の改善対策届出情報(輸入車)
    1. BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)
    2. フォード マスタング 計1型式 計1車種を対象(25日)
  5. さいごに
    1. 関連

2023年8月のリコール届出情報(国産車)

いすゞ エルフ 計45型式 計1車種を対象(3日)

リコール情報2023.8 エルフ

・不具合の部位(部品名)

排出ガス発散防止装置(ドージングコントロールユニット)

・状況及びその原因

小型トラックにおいて、ドージングコントロールユニット(DCU)の制御プログラムが不適切なため、イグニッションキーオン時の異常表示装置(MI)の点灯/点滅の作動が設計意図と不一致となっている。

そのため、保安基準第31条の細目告示第41条別添48の車載式故障診断装置(ディーゼル重量車J-OBDⅡ)の技術基準を満足しない。

・改善措置の内容

全車両、DCUのプログラムを対策プログラムに修正する。

いすゞ エルフ 計45型式 計1車種のリコール届出一覧表

いすゞ エルフ 計45型式 計1車種の改善箇所説明図

ホンダ CBR600RR 計1型式 計1車種を対象(3日)

リコール情報2023.8 CBR600RR

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ポンプ)

・状況及びその原因

燃料ポンプにおいて、燃料蒸発ガスを排出するための脱気孔位置が不適切なため、高地等での気圧が低い環境下での走行、または外気温が高い環境下での渋滞路走行等により、燃料蒸発ガスが排出されず、燃料ポンプ内に多量に滞留することがある。

そのため、燃料供給ができなくなり、エンストに至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、燃料ポンプユニットを対策品と交換する。

ホンダ CBR600RR 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ホンダ CBR600RR 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

日野 日野ブルーリボンハイブリッド 計2型式 計1車種を対象(7日)

リコール情報2023.8 ブルーリボンハイブリッド

・不具合の部位(部品名)

原動機(ハイブリッド制御プログラム)

・状況及びその原因

大型ハイブリッド路線バスにおいて、ハイブリッド制御プログラムが不適切なため、エンジン始動時にサプライポンプの摺動部が、燃料中の異物等により潤滑不良となり摩耗することがある。

そのため、そのまま使用を続けるとポンプが破損し、走行できなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ハイブリッドECU、サプライポンプ、燃料プレフィルタおよび燃料配管を対策品に交換する。

日野 日野ブルーリボンハイブリッド 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

日野 日野ブルーリボンハイブリッド 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

いすゞ いすゞエルガ 計2型式 計1車種を対象(7日)

リコール情報2023.8 エルガハイブリッド

・不具合の部位(部品名)

原動機(ハイブリッド制御プログラム)

・状況及びその原因

大型ハイブリッド路線バスにおいて、ハイブリッド制御プログラムが不適切なため、エンジン始動時にサプライポンプの摺動部が、燃料中の異物等により潤滑不良となり摩耗することがある。

そのため、そのまま使用を続けるとポンプが破損し、走行できなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ハイブリッドECU、サプライポンプ、燃料プレフィルタおよび燃料配管を対策品に交換する。

いすゞ いすゞエルガ 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

いすゞ いすゞエルガ 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

三菱 ふそう スーパーグレート 計29型式 計1車種を対象(9日)

リコール情報2023.8 スーパーグレート

・不具合の部位(部品名)

原動機(排気ロッカーアーム)

・状況及びその原因

6R20型エンジンを搭載した大型トラックにおいて、排気ロッカーアームのアジャストスクリューの潤滑性能が不十分なため、長時間のアイドル運転を行うと早期にアジャストスクリューが摩耗及び破損して異音や出力の低下が生じることがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、バルブブリッジが脱落してエンジンが破損し、最悪の場合、走行不能に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、恒久対策の準備に時間を要するため、暫定措置として長時間のアイドリング運転を行う場合の対処方法を記載したリーフレットをダイレクトメールに同封して配布し、車載して頂く。

なお、恒久対策の準備が整い次第、ダイレクトメールにて再度連絡する。

三菱 ふそう スーパーグレート 計29型式 計1車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそう スーパーグレート 計29型式 計1車種の改善箇所説明図

丸山 SSA-E542DX-1 他 計2型式 計4車種を対象(21日)

リコール情報2023.8 丸山 SSA-E542DX-1

・不具合の部位(部品名)

駐車ブレーキ

・状況及びその原因

農業用薬剤散布車のセンター式駐車ブレーキ装置において、ブレーキ装置バックプレートに付けられたピンの溶接が不確実なものがあるため、駐車ブレーキをかけた状態で走行を行うと、ピンを溶接している部分がはがれピンが脱落するおそれがある。

そのためブレーキを操作しても、停止状態を保持できなくなる。

また、この状態で走行を続けると、最悪の場合、ブレーキ装置内部の部品がブレーキ軸部に?み込み、走行不能になるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、適切にピンが溶接されたバックプレートに交換する。

丸山 SSA-E542DX-1 他 計2型式 計4車種のリコール届出一覧表

丸山 SSA-E542DX-1 他 計2型式 計4車種の改善箇所説明図

ヤンマー YT225A 他 計16型式 計32車種を対象(22日)

リコール情報2023.8 ヤンマー YT225A

・不具合の部位(部品名)

走行装置(ホイールボルト・ナット)

・状況及びその原因

農耕用トラクタのホイールボルト・ナット締結箇所において、製造方法が不適切な為、当該ボルト・ナットが緩むことがある。

そのままの状態で作業を続けると、ボルト・ナットが脱落し、最悪の場合、脱輪するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、暫定対策としてボルト及びナットの締付トルクを確認し、緩んでいる場合は規定トルクで増し締めする。

なお、恒久対策が決定次第、速やかに恒久対策を実施する。

ヤンマー YT225A 他 計16型式 計32車種のリコール届出一覧表

ヤンマー YT225A 他 計16型式 計32車種の改善箇所説明図

トヨタ トヨタコースター 計2型式 計1車種を対象(24日)

リコール情報2023.8 コースター

・不具合の部位(部品名)

電気装置(DC-DCコンバータ)

・状況及びその原因

電圧変換装置(DC-DCコンバータ)の電流整流モジュールにおいて、内部の部品構造が不適切なため、製造ばらつき等により使用過程で当該モジュールが故障した際、短絡回路が形成されることがある。

そのため、警告灯が点灯するとともに補機バッテリから電流が流れ続けて発熱し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、DC-DCコンバータを対策品に交換する。

トヨタ トヨタコースター 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

トヨタ トヨタコースター 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

サカイ TW504 他 計-型式 計-車種を対象(31日)

リコール情報2023.8 TW504

・不具合の部位(部品名)

灯火器(車幅灯、後退灯)

・状況及びその原因

オプション設定であるキャノピー又はROPS※が装着された小型特殊自動車において、法規確認が不十分なため、車両の高さが2.0mを超えているにもかかわらず車幅灯及び後退灯が備えられていないため、保安基準に適合しない。

※ROPS:車両が転落・転倒した時に運転者を保護することを目的として車両に装着される構造物。

・改善措置の内容

キャノピーや ROPS を取付けして販売した車両から、当該部品を取外す。または、保安基準適合に必要な灯火器を取付ける。

サカイ TW504 他 計-型式 計-車種のリコール届出一覧表

サカイ TW504 他 計-型式 計-車種の改善箇所説明図

スバル BRZ 他 2型式 計2車種を対象(31日)

リコール情報2023.8 BRZ

・不具合の部位(部品名)

灯火装置(リヤコンビネーションランプ)

・状況及びその原因

リヤコンビネーションランプにおいて、構成部品の電子回路設定が不十分なため、後面方向指示器及び後面非常点滅表示灯を点灯させるための電圧が上がりにくいことがある。

そのため、後面方向指示器及び後面非常点滅表示灯が一時的に不点灯になるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、左右のリヤコンビネーションランプを対策品に交換する。

スバル BRZ 他 2型式 計2車種のリコール届出一覧表

スバル BRZ 他 2型式 計2車種の改善箇所説明図

2023年8月のリコール届出情報(輸入車)

シボレー コルベット 他 計1型式 計1車種を対象(3日)

リコール情報2023.8 コルベット

・不具合の部位(部品名)

その他の装置(フードおよび構成部品)

・状況及びその原因

フード組付製造工程において、北米仕様と日本仕様の識別が不十分なため、北米仕様の部品が取り付けられたものがある。

そのため、歩行者頭部保護要件に適合しないおそれがある。

また、北米仕様のフードラッチ等の構成部品が取り付けられたものがあるため、フード解放時にフロントバンパとの間に充分な隙間が確保されず、フードを持ち上げるのが困難となることがある。

・改善措置の内容

全車両、当該コンポーネントを点検の上、必要に応じて正規品に交換する。

シボレー コルベット 他 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

シボレー コルベット 他 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

BMWアルピナ D5ターボ 他 計7型式 計8車種を対象(8日)

リコール情報2023.8 D5ターボ

・不具合の部位(部品名)

エンジン(排気ガス再循環装置モジュール)

・状況及びその原因

ディーゼルエンジンの排気ガス再循環装置(EGR)モジュールにおいて、耐久性の検討が不十分のため経年変化により冷却水が漏れることがある。

その場合、排気ガスに含まれる煤が冷却水と混合して排気ガス再循環装置(EGR)モジュールの内部に堆積し、高温になった堆積物がインテークマニホールドに流入し付着して、インテークマニホールドが溶損する可能性がある。

最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、排気ガス再循環装置(EGR)モジュールを対策品と交換する。

また、インテークマニホールドの状態を確認し、損傷が見られる場合は新品と交換する。

なお、部品の準備に時間を要する事から、部品の準備が整うまでの間、サービス入庫の度に点検を実施し、点検の結果、不具合のない車両については、使用者に対して注意喚起するとともに、対策品の準備ができた段階で再度連絡し、対策品に交換する。

BMWアルピナ D5ターボ 他 計7型式 計8車種のリコール届出一覧表

BMWアルピナ D5ターボ 他 計7型式 計8車種の改善箇所説明図

ベントレー フライングスパー V8 他 計3型式 計3車種を対象(24日)

リコール情報2023.8 フライングスパー V8

・不具合の部位(部品名)

後席用マルチメディアシステム(画面固定具)

・状況及びその原因

後席乗員用マルチメディアシステムの脱着式画面を装着する固定具において、組立指示が不適切なため、固定具が間違って組立てられている、または一部の部品が取付けられていないものがある。

そのため、当該画面を装着した時に固定が不十分となり、車両衝突時に画面が外れ、乗員が負傷するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、後席用マルチメディアシステムの脱着式画面の固定具を点検し、間違って組立てられている、または一部の部品が取付けられていない場合は良品に交換する。

ベントレー フライングスパー V8 他 計3型式 計3車種のリコール届出一覧表

ベントレー フライングスパー V8 他 計3型式 計3車種の改善箇所説明図

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)

リコール情報2023.8 ATTO3

・不具合の部位(部品名)

その他の灯火等の制限(左ボディドメインコントローラー)

・状況及びその原因

車両を解錠する際のアンサーバック機能において、点灯プログラムが不適切なため、非常点滅表示灯が作動した後に車幅灯及び尾灯が点灯する一連の作動時間が3秒を超えている。

このため、道路運送車両の保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

左ボディドメインコントローラーに入力されているプログラムを対策プログラムに更新する。

なお、販売店に入庫し、診断機により実施する。

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)

・不具合の部位(部品名)

事故自動緊急通報装置(車載緊急通信モジュール)

・状況及びその原因

事故自動緊急通報装置(SOSコール)において、車載緊急通信モジュールのプログラムが不適切なため、当該装置起動時に車両データが送信されない。

そのため、道路運送車両の保安基準に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、車載緊急通信モジュールのプログラムを対策プログラムに更新する。

なお、販売店に入庫し、診断機により実施する。

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

ストリートスクーター ストリートスクーターD17 計1型式 計1車種を対象(31日)

リコール情報2023.8 ストリートスクーターD17

・不具合の部位(部品名)

左右ブレーキキャリパ

・状況及びその原因

左右リアブレーキキャリパのサイドブレーキ自動調整ボルトのコーティング材質が適切ではなく、スティックスリップ現象が発生し、サイドブレーキ制動力に左右差が生じる。

最悪の場合、基準値を満たす制動力が出ない場合がある。

・改善措置の内容

左右ブレーキキャリパを改善品に交換する。

ストリートスクーター ストリートスクーターD17 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

ストリートスクーター ストリートスクーターD17 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

ルノー アルピーヌ A110 計5型式 計1車種を対象(31日)

リコール情報2023.8 アルピーヌ A110

・不具合の部位(部品名)

原動機(発電機)

・状況及びその原因

①オルタネータープーリーのクラッチキャリアにおいて、成型工程の不良により、強度が不足しているものがあるため、エンジンの動力を正しくオルタネーターに伝えられず、発電不良が発生することがある。

②エンジン制御コンピューターにおいて、ソフトウエアの不良により、エンジン始動直後に大きなトルクが発生するため、クラッチキャリアが破損しプーリーが空転することで、発電不良が発生することがある。

そのため、①又は②により警告灯の点灯や警告メッセージが表示され、最悪の場合、エンストや再始動ができなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、以下の両方またはいずれかの措置を実施する。
①オルタネーターを改善品に交換する。
②エンジン制御コンピューターのソフトウエアを最新プログラムに更新する。

ルノー アルピーヌ A110 計5型式 計1車種のリコール届出一覧表

ルノー アルピーヌ A110 計5型式 計1車種の改善箇所説明図

2023年8月の改善対策届出情報(国産車)

対象車両なし

2023年8月の改善対策届出情報(輸入車)

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種を対象(24日)

リコール情報2023.8 ATTO3(2)

・不具合の部位(部品名)

後写鏡等(液晶表示式センターディスプレイ)

・状況及びその原因

液晶表示式センターディスプレイにおいて、プログラムの設計が不適切な為にリヤカメラ画像表示状態で車両を後退して駐車後に再始動して前進方向に走行しようとすると別途使用者が表示画像の切り替え操作をするまではリヤカメラ画像等が表示されたままでフロントカメラ画像及び左サイドカメラ画像が表示されず、直前直左の視認性が確保されない。

・改善措置の内容

全車両、液晶表示式センターディスプレイのプログラムを走行モードの前後選択に自動的に連動し各カメラ画像を表示させ、直前直左の視認性が確保される対策プログラムに更新する。

なお、販売店に入庫して対策プログラムが保存されているUSBメモリを車両のUSBポートに挿入する事により実施する。

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種の改善対策届出一覧表

BYD ATTO 3 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

フォード マスタング 計1型式 計1車種を対象(25日)

リコール情報2023.8 マスタング

・不具合の部位(部品名)

後退時車両直後確認装置(リヤビューカメラ)

・状況及びその原因

テールゲート用ガスダンバーにおいて、加工装置の設定が不適切なため内部シールに傷をつけたものがある。

そのため、ダンパーのガスが抜け、テールゲートの操作が重くなり、最悪の場合、テールゲートが保持できず落下するおそれがある。

・改善措置の内容

①リヤビューカメラにおいて、製造工程が不適切なため端子がカメラ内部のプリント基板に正しくはんだ付けされておらず、接触不良となっているものがある。

そのため、通電性が不十分となり断続的に映像が映らなくなり、後退時に衝突するおそれがある。

②トランクリッド内に配策されているリヤビューカメラの配線において、取付位置及び硬質スクロールチューブの材質の選定が不適切なため、デッキリッド開閉により硬質スクロールチューブ内と内部配線が擦れ合い、断線することがある。

そのため、リヤビューカメラの映像が映らなくなり、後退時に衝突するおそれがある。

フォード マスタング 計1型式 計1車種の改善対策届出一覧表

フォード マスタング 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

さいごに

以上が、2023年8月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。

対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。

リコール対象に限らず、日常の点検を怠らずに安全な状態で運行できるようにしましょう。

この記事の参照URL:https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/top.html

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