【リコール情報】2023年11月分の各メーカーのリコール・改善対策届出一覧【2023年11月】

車の情報

2023年もいよいよ最終月となりました。

皆様にとって、2023年は良い年でしたでしょうか?

2024年も、皆様にとって良い年であることを願っております。

それでは、今回は2023年11月分のリコール情報についてお伝えします。

カーセンサーnet
  1. 2023年11月のリコール届出情報(国産車)
    1. トヨタ ノア 他 計52型式 計22車種を対象(2日)
    2. ダイハツ トール 他 計70型式 計29車種を対象(2日)
    3. UDトラックス クオン 他 計98型式 計3車種を対象(7日)
    4. スバル レヴォーグ 他(1) 計2型式 計2車種を対象(9日)
    5. スバル レヴォーグ 他(2) 計3型式 計3車種を対象(9日)
    6. スバル クロストレック 他 計6型式 計5車種を対象(9日)
    7. ホンダ GB350 他 計1型式 計2車種を対象(9日)
    8. 三菱 ふそうスーパーグレート 計45型式 計1車種を対象(9日)
    9. UDトラックス クオン 他 計88型式 計2車種を対象(16日)
    10. いすゞ エルフ 他 計33型式 計7車種を対象(17日)
    11. 三菱 ふそう キャンター 他 計28型式 計3車種を対象(21日)
    12. トレクス TNF325AP 他 計24型式 計1車種を対象(21日)
    13. トヨタ シエンタ 他 計9型式 計2車種を対象(22日)
    14. 日野 日野プロフィア 他 計118型式 計5車種を対象(22日)
    15. いすゞ いすゞガーラ 他 計6型式 計2車種を対象(22日)
    16. トヨタ SORA 計1型式 計1車種を対象(22日)
    17. 三菱 ふそうスーパーグレート 他 計27型式 計3車種を対象(28日)
  2. 2023年11月のリコール届出情報(輸入車)
    1. メルセデス・ベンツ S500 4MATIC 他 計8型式 計5車種を対象(1日)
    2. メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 計2型式 計1車種を対象(1日)
    3. キャデラック エスカレード 計1型式 計1車種を対象(2日)
    4. キャデラック CT5 計1型式 計1車種を対象(2日)
    5. メルセデス・ベンツ A200d 他 計9型式 計5車種を対象(15日)
    6. ハーレーダビッドソン ローライダーST 他 計5型式 計8車種を対象(21日)
  3. 2023年11月の改善対策届出情報(国産車)
  4. 2023年11月の改善対策届出情報(輸入車)
  5. さいごに
    1. 関連

2023年11月のリコール届出情報(国産車)

トヨタ ノア 他 計52型式 計22車種を対象(2日)

リコール情報2023.11 ノア

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ポンプ)

・状況及びその原因

低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

トヨタ ノア 他 計52型式 計22車種のリコール届出一覧表

トヨタ ノア 他 計52型式 計22車種の改善箇所説明図

ダイハツ トール 他 計70型式 計29車種を対象(2日)

リコール情報2023.11 トール

・不具合の部位(部品名)

燃料装置(燃料ポンプ)

・状況及びその原因

燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。

そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。

ダイハツ トール 他 計70型式 計29車種のリコール届出一覧表

ダイハツ トール 他 計70型式 計29車種の改善箇所説明図

UDトラックス クオン 他 計98型式 計3車種を対象(7日)

リコール情報2023.11 クオン

・不具合の部位(部品名)

原動機(車両マスター制御ユニット)

・状況及びその原因

車両マスター制御ユニットⅡ(VMCUⅡ)搭載車のアクセルペダル開度信号から演算及び動作診断を行うプログラムにおいて、演算式に誤りがあったため、アクセルペダルを操作した際、異常と判定することがある。

そのため、メータ内の中央部ディスプレイに『アクセルセンサー異常』のメッセージが表示され、そのまま運転を続けると、アクセルペダルが無反応となる時間が発生し、一時的に走行不能に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、車両マスター制御ユニットⅡ(VMCUⅡ)のプログラムを対策プログラムに書き換える。

UDトラックス クオン 他 計98型式 計3車種のリコール届出一覧表

UDトラックス クオン 他 計98型式 計3車種の改善箇所説明図

スバル レヴォーグ 他(1) 計2型式 計2車種を対象(9日)

リコール情報2023.11 レヴォーグ

・不具合の部位(部品名)

動力伝達装置(インヒビタスイッチ)

・状況及びその原因

シフトレンジの位置を検知するインヒビタスイッチの製造工程において、溶着治具の交換基準が不適切であったため、溶着が不十分となり、シール性が不足しているものがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けるとスイッチ内部へ水分が浸入することで接触不良が発生し、始動不良や後退灯不点灯に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、インヒビタスイッチを良品に交換する。

スバル レヴォーグ 他(1) 計2型式 計2車種のリコール届出一覧表

スバル レヴォーグ 他(1) 計2型式 計2車種の改善箇所説明図

スバル レヴォーグ 他(2) 計3型式 計3車種を対象(9日)

リコール情報2023.11 レヴォーグ2

・不具合の部位(部品名)

排気ガス再循環装置(EGR圧力センサ)

・状況及びその原因

排気ガス再循環装置(EGR)に搭載したEGR圧力センサにおいて、排気ガスに対する耐力が不足していたため、排気ガスによる腐食からセンサ出力異常を起こし、警告灯点灯、加速不良に至ることがあり、最悪の場合、エンジンが始動できないおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、EGR 圧力センサを対策品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを書き換える。

スバル レヴォーグ 他(2) 計3型式 計3車種のリコール届出一覧表

スバル レヴォーグ 他(2) 計3型式 計3車種の改善箇所説明図

スバル クロストレック 他 計6型式 計5車種を対象(9日)

リコール情報2023.11 クロストレック

・不具合の部位(部品名)

動力伝達装置(フロントドライブシャフト)

・状況及びその原因

フロントドライブシャフトにおいて、製造工程における熱処理が不適切なため、アウターレースの表面に亀裂が発生し、強度が不足しているものがある。

そのため、使用過程で亀裂が進展するとアウターレースが破損し動力伝達不良となり、最悪の場合、トランスファクラッチが損傷し、走行不能に至る。

・改善措置の内容

全車両、左右のフロントドライブシャフトを点検し、対象の製造ロット品についてはフロントドライブシャフトを良品に交換する。

スバル クロストレック 他 計6型式 計5車種のリコール届出一覧表

スバル クロストレック 他 計6型式 計5車種の改善箇所説明図

ホンダ GB350 他 計1型式 計2車種を対象(9日)

リコール情報2023.11 GB350

・不具合の部位(部品名)

①制動灯(リヤストップスイッチ)
②電気装置(バンクアングルセンサ)

・状況及びその原因

①リヤストップスイッチにおいて、防水用グロメット材料の配合が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。そのため、オゾン劣化により当該グロメットに亀裂が発生し、スイッチ内部に雨水等が浸入してスイッチ接点部に付着すると、ブレーキペダルを踏まなくても制動灯が点灯し、最悪の場合、スイッチ接点部が導通不良となりブレーキペダルを踏んでも制動灯が点灯しないおそれがある。

②転倒時にエンジンを停止させる装置(バンクアングルセンサ)において、当該センサホルダ部の成形作業および金型管理が不適切なため、ホルダのシール性が不足しているものがある。そのため、雨中走行等によりセンサ内部に水が浸入すると、センサ内部の基板回路が短絡し、転倒状態と誤検知して、走行中にエンジンが停止するおそれがある。

・改善措置の内容

①全車両、リヤストップスイッチを良品と交換する。

②全車両、バンクアングルセンサを良品と交換する。

ホンダ GB350 他 計1型式 計2車種のリコール届出一覧表

ホンダ GB350 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図①

ホンダ GB350 他 計1型式 計2車種の改善箇所説明図②

三菱 ふそうスーパーグレート 計45型式 計1車種を対象(9日)

リコール2022.11 スーパーグレート

・不具合の部位(部品名)

電気装置(PDM電源用配線)

・状況及びその原因

運転席左側にPDM(Power Distribution Module:ヒューズ&リレーボックス)を搭載した大型トラックにおいて、PDMの電源用プラス側配線が誤配索されているものがある。

そのため、当該配線が PDM ブラケットとの干渉により損傷して短絡すると、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、PDMの電源用プラス側配線の配索を点検し、誤配索されていた場合は正規状態に配索し直す。

また、当該電線に損傷が認められた場合は補修する。

三菱 ふそうスーパーグレート 計45型式 計1車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそうスーパーグレート 計45型式 計1車種の改善箇所説明図

UDトラックス クオン 他 計88型式 計2車種を対象(16日)

リコール2022.9 クオン

・不具合の部位(部品名)

座席(シートヒータ)

・状況及びその原因

ヒータ付きベルトインシート搭載車において、ヒータ線と電源線を接続するカシメ作業が不適切なため、ヒータ線と電源線が十分にカシメられていないものがある。

そのため、配線同士が部分接触を起こし、接触部の電気抵抗が大きくなるため、スリーブの周辺温度が異常上昇し、運転者が火傷、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、バックレスト側ヒータマットとクッションを対策品に交換する。

但し、部品の準備に時間を要するため、対策品に交換するまでヒータを使用することを一時控えるようにユーザーに周知を行う。

UDトラックス クオン 他 計88型式 計2車種のリコール届出一覧表

UDトラックス クオン 他 計88型式 計2車種の改善箇所説明図

いすゞ エルフ 他 計33型式 計7車種を対象(17日)

リコール2022.4 エルフ

・不具合の部位(部品名)

塵芥車 ハイマウントリアパネル内配線

・状況及びその原因

小型回転式塵芥車、幅広キャブ車において、ハイマウントリアパネル内右側配線の処置が不適切なため、後部扉を開閉する際に後部扉付属部品と接触し断線することがある。

そのため、方向指示器及びその他車両後部の灯火が不点灯または点滅回数が保安基準を満たさなくなり、最悪の場合、重大事故につながるおそれがある。

・改善措置の内容

ハイマウントリアパネル右側に新たに配線保護カバーの取付を行う

いすゞ エルフ 他 計33型式 計7車種のリコール届出一覧表

いすゞ エルフ 他 計33型式 計7車種の改善箇所説明図

三菱 ふそう キャンター 他 計28型式 計3車種を対象(21日)

リコール情報2023.11 ふそうキャンター

・不具合の部位(部品名)

電気装置(後退灯用スイッチ)

・状況及びその原因

マニュアルトランスミッションを搭載した小型トラック・バスにおいて、不良品の後退灯用スイッチを組付けたため、そのままの状態で使用を続けると、後退時の状態を正しく検知出来なくなることがある。

そのため、後退時に後退灯が点灯せずバックブザーも鳴らなくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、後退灯用スイッチを点検し、不良品と判断された場合は、正常品の後退灯用スイッチに交換する。

三菱 ふそう キャンター 他 計28型式 計3車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそう キャンター 他 計28型式 計3車種の改善箇所説明図

トレクス TNF325AP 他 計24型式 計1車種を対象(21日)

・不具合の部位(部品名)

車体(サブフレーム)

・状況及びその原因

粉粒体運搬セミトレーラのサブフレームにおいて、強度設計が不適切なため、サブフレーム構成部品に亀裂が生じることがある。

そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進行し、最悪の場合、破断して走行出来なくなるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、サブフレームに次のいずれかの補強部材を追加する。また、サブフレーム構成部品を点検し、亀裂のあるものは、溶接にて補修する。

(1)ボトム補強、タンク体サポート補強およびタンク体一体型補強
(2)タンク体サポート補強およびタンク体一体型補強
(3)タンク体一体型補強

必要に応じて軽量化対策を施す。

トレクス TNF325AP 他 計24型式 計1車種のリコール届出一覧表

トレクス TNF325AP 他 計24型式 計1車種の改善箇所説明図

トヨタ シエンタ 他 計9型式 計2車種を対象(22日)

リコール情報2023.11 シエンタ

・不具合の部位(部品名)

①制動装置(パーキングブレーキペダル)
②電気部品(コネクタ)

・状況及びその原因

①足踏み式パーキングブレーキにおいて、ペダルをボデーに固定するボルトの締付トルク指示が不適切なため、締結力が不足しているものがある。そのため、使用過程で当該ボルトが緩んで脱落し、最悪の場合、パーキングブレーキの操作ができなくなるおそれがある。

②フロントピラーガーニッシュ取付部において、取付用クリップの防水耐久性が不十分なため、経年により車室内に浸水して、電装品のコネクタが被水し短絡することがある。そのため、電動ドアロック等の作動不良や、最悪の場合、電動スライドドア装着車は走行中にスライドドアが開くおそれがある。

・改善措置の内容

①全車両、当該ボルトの締付状態を点検し、緩みのあるものは適正トルクで増し締めし、脱落しているものはパーキングブレーキペダルを新品に交換し当該ボルトを適正トルクで締付ける。

②全車両、フロントピラーガーニッシュ取付用クリップを対策品に交換し、電動スライドドア装着車は、電動スライドドア制御コンピュータのプログラムを対策仕様に修正する。また、コネクタに被水跡がある場合は、グリスを塗布する。

トヨタ シエンタ 他 計9型式 計2車種のリコール届出一覧表

トヨタ シエンタ 他 計9型式 計2車種の改善箇所説明図①

トヨタ シエンタ 他 計9型式 計2車種の改善箇所説明図②

日野 日野プロフィア 他 計118型式 計5車種を対象(22日)

リコール情報2023.11 プロフィア

・不具合の部位(部品名)

制動装置(駐車ブレーキ解除用工具)

・状況及びその原因

大・中型トラックおよび大・中型観光バスにおいて、車載工具の搭載指示が不適切なため、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていない。

そのため、故障等により駐車ブレーキが作動したままの状態となった場合に、当該工具を用いて解除することができない。

・改善措置の内容

全車両、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)を搭載する。

日野 日野プロフィア 他 計118型式 計5車種のリコール届出一覧表

日野 日野プロフィア 他 計118型式 計5車種の改善箇所説明図

いすゞ いすゞガーラ 他 計6型式 計2車種を対象(22日)

リコール2021.8 ガーラ

・不具合の部位(部品名)

制動装置(駐車ブレーキ解除用工具)

・状況及びその原因

大・中型観光バスにおいて、車載工具の搭載指示が不適切なため、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていない。

そのため、故障等により駐車ブレーキが作動したままの状態となった場合に、当該工具を用いて解除することができない。

・改善措置の内容

全車両、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)を搭載する。

いすゞ いすゞガーラ 他 計6型式 計2車種のリコール届出一覧表

いすゞ いすゞガーラ 他 計6型式 計2車種の改善箇所説明図

トヨタ SORA 計1型式 計1車種を対象(22日)

リコール情報2023.11 SORA

・不具合の部位(部品名)

制動装置(駐車ブレーキ解除用工具)

・状況及びその原因

車載工具の搭載指示が不適切なため、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)が搭載されていない。

そのため、故障等により駐車ブレーキが作動したままの状態となった場合に、当該工具を用いて解除ることができない。

・改善措置の内容

全車両、駐車ブレーキ解除用工具(スパナ)を搭載する。

トヨタ SORA 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

トヨタ SORA 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

三菱 ふそうスーパーグレート 他 計27型式 計3車種を対象(28日)

リコール2022.11 スーパーグレート

・不具合の部位(部品名)

原動機(オイルミストセパレータ)

・状況及びその原因

大型トラック及びバスにおいて、シビアコンディションの条件が判断し難かったため、適切なエンジンオイルのメンテナンスが行われないと、オイルミストセパレータがスラッジ(燃焼で発生する煤やオイル中の劣化物)の堆積によって目詰まりを起こす場合がある。

そのため、クランクケースの内圧が上昇、エンジンオイルが吸気系に流入して、最悪の場合、意図せずエンジン回転が上昇し、エンジンが破損するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、クランクケースの内圧を測定し、オイルミストセパレータに目詰まりが生じていると判断されるものは、新品のオイルミストセパレータに交換するとともに、エンジンオイルとオイルフィルターを交換する。

また、使用条件が厳しい(シビアコンディション)と判断された場合についてもエンジンオイルとオイルフィルターを交換する。

さらに、エンジン制御プログラムに対策プログラム(オイル量減少時の検知性向上とエンジン過回転防止)を追加する。

また、適切なエンジンオイルメンテナンスの励行を喚起するステッカーを貼付し、シビアコンディションの条件を明記したリーフレットを配布する。

三菱 ふそうスーパーグレート 他 計27型式 計3車種のリコール届出一覧表

三菱 ふそうスーパーグレート 他 計27型式 計3車種の改善箇所説明図

2023年11月のリコール届出情報(輸入車)

メルセデス・ベンツ S500 4MATIC 他 計8型式 計5車種を対象(1日)

リコール情報2023.11 S500 4MATIC

・不具合の部位(部品名)

電気装置(配線)

・状況及びその原因

トランクルーム内のアース配線において、製造時の締め付け作業が不適切なため、インシュレータが噛み込んだ状態でスタッドボルトに締め付けられているものがある。

そのため、使用過程で緩みが発生して断線が生じ、横滑り防止装置(ESP)の作動が停止することがある。

また、緩みにより電気抵抗が増加して発熱することで周囲の部品が溶損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、トランクルーム内のアース配線の締め付け状態を点検する。インシュレータの噛み込みがある場合はアース配線やスタッドボルト、ナットの接触面を点検し、インシュレータを修正したうえで規定トルクで締付け直す。

なお、接触面に損傷がある場合や、周囲に溶損がある場合は、関連する部品を新品に交換する。

メルセデス・ベンツ S500 4MATIC 他 計8型式 計5車種のリコール届出一覧表

メルセデス・ベンツ S500 4MATIC 他 計8型式 計5車種の改善箇所説明図

メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 計2型式 計1車種を対象(1日)

リコール情報2023.11 GLC220d

・不具合の部位(部品名)

車枠及び車体(フロントクロスメンバ)

・状況及びその原因

フロントクロスメンバにある牽引用アイボルトの取り付け部位において、ねじ溝の加工が不適切なため、必要な深さまでアイボルトが装着できないものがある。

そのため、牽引時に使用すると負荷に耐えられず、アイボルトが外れることで、最悪の場合、事故や怪我に至るおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、ねじ溝を点検し、加工が不適切な場合はフロントクロスメンバを良品に交換する。

メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表

メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 計2型式 計1車種の改善箇所説明図

キャデラック エスカレード 計1型式 計1車種を対象(2日)

リコール情報2023.11 エスカレード

・不具合の部位(部品名)

その他の装置(ボディコントロールモジュール)

・状況及びその原因

ボディコントロールモジュールにおいて、プログラムの設定を誤ったため、日本仕様に設定されていない緊急制動表示灯が作動し、制動灯及び補助制動灯が点滅する。

そのため、保安基準第42条に抵触する。

・改善措置の内容

全車両、ボディコントロールモジュールをアップデートし、緊急制動表示灯を非作動とする。

キャデラック エスカレード 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

キャデラック エスカレード 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

キャデラック CT5 計1型式 計1車種を対象(2日)

リコール情報2023.11 CT5

・不具合の部位(部品名)

その他装置(エンジンコントロールモジュール)

・状況及びその原因

エンジンコントロールモジュールにおいて、ソフトウェアに不具合があるため触媒コンバーターの故障を正しく判断出来ないことがある。

そのため触媒コンバーターに不具合が発生しても、警告灯が点灯せず、保安基準の要件に適合しない。

・改善措置の内容

全車両、エンジンコントロールモジュールをアップデートする。

キャデラック CT5 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表

キャデラック CT5 計1型式 計1車種の改善箇所説明図

メルセデス・ベンツ A200d 他 計9型式 計5車種を対象(15日)

リコール情報2023.11 A200d

・不具合の部位(部品名)

原動機(エンジンコントロールユニットの制御プログラム)

・状況及びその原因

エンジンコントロールユニットにおいて、AdBlue噴射装置の冷却に関する制御プログラムが不適切なため、高温環境下で高負荷運転等を行った直後に駐車をすると、AdBlue噴射装置の冷却が不十分になり、噴射ノズルに詰まりが発生することがある。

そのため、AdBlueの噴射が停止することで警告メッセージが表示されると共に、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。

メルセデス・ベンツ A200d 他 計9型式 計5車種のリコール届出一覧表

メルセデス・ベンツ A200d 他 計9型式 計5車種の改善箇所説明図

ハーレーダビッドソン ローライダーST 他 計5型式 計8車種を対象(21日)

リコール情報2023.11 ローライダーST

・不具合の部位(部品名)

リアショックアジャスターマウントボルト

・状況及びその原因

リアショックアジャスターマウントボルトにおいて、強度が十分でないため、車両の振動により破断することがある。

そのため、リアショックアジャスターが脱落しリアタイヤと接触することで、リアタイヤのトレッド面が削れ、タイヤ空気圧が低下し、走行中にバランスが取れなくなり転倒するおそれがある。

・改善措置の内容

全車両、リアショックアジャスターボルトを対策品に交換する。

ハーレーダビッドソン ローライダーST 他 計5型式 計8車種のリコール届出一覧表

ハーレーダビッドソン ローライダーST 他 計5型式 計8車種の改善箇所説明図

2023年11月の改善対策届出情報(国産車)

対象車両なし

2023年11月の改善対策届出情報(輸入車)

対象車両なし

さいごに

以上が、2023年11月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。

対象となる車両をお持ちの方は、早めの対応をおすすめします。

気温がだいぶ下がってきましたので、体調管理をしっかりしましょう!

リコール対象に限らず、日常の点検を怠らずに安全な状態で運行できるようにしましょう。

この記事の参照URL:https://renrakuda.mlit.go.jp/renrakuda/top.html

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