こんにちは、SCPです。
6月に入り、いよいよ今年も折返しに入りました。
いやぁ、時が経つのが本当に早く感じて、驚きを隠せません。
しかし、2019年暮れに起きたコロナウイルスの影響ですが、新しい変異株などが多数発見され、収まるどころか驚異を増している感じがします。
東京オリンピック開催まで2ヶ月を切っていますが、本当にオリンピックは開催できるのでしょうか?
開催するのに賛否がありますが、開催するにしてもこれまで以上の対策が必要となってきます。
いずれにせよ、人の安全を第一に考えた結論を導き出してほしいものです。
前置きが長くなりましたが、今回は2021年5月に発表されたリコール対象となった車種についてお伝えします。
新車カーリースなら 定額ニコノリパック- 2021年5月のリコール届出情報(国産車)
- UDトラックス クオン 計1車種 計22型式を対象(7日)
- 三菱 デリカ 計1車種 計4型式を対象(13日)
- スズキ ジムニー 計1車種 計2型式を対象(14日)
- スズキ クロスビー 他 計4車種 計8型式を対象(14日)
- クボタ WR460N 計1車種 計1型式を対象(14日)
- クボタ MR1000 他 計14車種 計4型式を対象(14日)
- ニッセキ HTR88 他 計3車種 計3型式を対象(14日)
- ダイハツ GranMax 他 計3車種 計10型式を対象(20日)
- ホンダ CBR400R 他 計5車種 計3型式を対象(20日)
- ホンダ Rebel250 他 計7車種 計7型式を対象(20日)
- トヨタ カローラスポーツ 他 計4車種 計6型式を対象(26日)
- 日車 LNGタンクセミトレーラ 他 計2車種 計12型式を対象(26日)
- 三菱 eK 他 計4車種 計20型式を対象(27日)
- 三菱 eK SPACE 他 計2車種 計8型式を対象(27日)
- ニッサン スカイライン 他 計5車種 計10型式を対象(27日)
- 2021年5月のリコール届出情報(輸入車)
- 2021年5月の改善対策届出情報
- さいごに
2021年5月のリコール届出情報(国産車)
UDトラックス クオン 計1車種 計22型式を対象(7日)
・不具合の部位(部品名)
計器盤(インストルメントクラスターメータ)
・状況及びその原因
大型トラックのインストルメントクラスターメータにおいて、市場向けソフトウエアの設定が不適切なため、衝突被害軽減ブレーキ関連の警告表示および警報等が作動しないことがある。
・改善措置の内容
全車両、インストルメントクラスタメータのプログラムを、対策プログラムに書き換える。
UDトラックス クオン 計1車種 計22型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001402746.pdf
UDトラックス クオン 計1車種 計22型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403266.pdf
三菱 デリカ 計1車種 計4型式を対象(13日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(コラムスイッチ)
・状況及びその原因
コラムスイッチにおいて、内部配線を繋ぐコネクター端子のかしめが不充分なため、端子と配線の隙間に絶縁物が生成され、導通不良となることがある。
そのため、前照灯、車幅灯、前部霧灯、尾灯、番号灯および当該スイッチ連動の車室内照明が不灯、あるいは点滅、または、方向指示器が不灯となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、コラムスイッチの内部配線を対策品と交換する。
三菱 デリカ 計1車種 計4型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404151.pdf
三菱 デリカ 計1車種 計4型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404152.pdf
スズキ ジムニー 計1車種 計2型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(ワイヤハーネス)
・状況及びその原因
運転席ドアおよび助手席ドアのワイヤハーネスにおいて、設計が不適切なため、ドア開閉の繰り返しにより、配線が断線することがある。
そのため、サイドエアバッグやカーテンエアバッグ、ドアミラーの補助方向指示器等が作動しなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、運転席ドアおよび助手席ドアのワイヤハーネスを対策品に交換する。
スズキ ジムニー 計1車種 計2型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403950.pdf
スズキ ジムニー 計1車種 計2型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403948.pdf
スズキ クロスビー 他 計4車種 計8型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
燃料装置(燃料ポンプ)
・状況及びその原因
低圧燃料ポンプのインペラ(樹脂製羽根車)において、成形条件が不適切なため、樹脂密度が低くなって、燃料により膨潤して変形することがある。
そのため、インペラがポンプケースと接触して燃料ポンプが作動不良となり、最悪の場合、走行中エンストに至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、低圧燃料ポンプを対策品と交換する。
スズキ クロスビー 他 計4車種 計8型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403952.pdf
スズキ クロスビー 他 計4車種 計8型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403953.pdf
クボタ WR460N 計1車種 計1型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
動力伝達装置(主変速ロッド)
・状況及びその原因
動力伝達装置において、主変速レバーと走行用HST(静油圧式無段変速機)をつなぐ連結部品(主変速ロッド)の固定ボルトの締め付け作業が不適切なため、締付トルクが不足しているものがある。
そのため、そのまま使用を続けると主変速ロッド連結部品が外れ、最悪の場合、主変速レバーを中立位置にしても、イグニッションキーを“OFF”にしなければ、車両が停止しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ボルト締付状態を確認し、締付が不適の場合はボルトを交換の上で、締め直しを行う。
クボタ WR460N 計1車種 計1型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404497.pdf
クボタ WR460N 計1車種 計1型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404498.pdf
クボタ MR1000 他 計14車種 計4型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(アクセルペダル)
・状況及びその原因
農耕トラクタのアクセルペダル戻しスプリングにおいて、製造上の工程が不適切なものがある。
そのため、トラクタ使用中に同スプリングが破損し、アクセルペダルから足を離してもペダルが戻らず、速度が低下しなくなるおそれがある。
なお、クラッチとブレーキの操作を行うことにより、車両を停止させることはできる。
・改善措置の内容
全車両、アクセルペダルの戻しスプリングを対策品に交換する。
クボタ MR1000 他 計14車種 計4型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404508.pdf
クボタ MR1000 他 計14車種 計4型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404509.pdf
ニッセキ HTR88 他 計3車種 計3型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
①②電気装置(電気配線)
・状況及びその原因
①ロータリ除雪車の電気配線において、配線の取回し指示が不適切なため配線がカバーと接触し、走行振動により被覆が損傷するおそれがある。
そのため、損傷部でショートが発生、焼損し、最悪の場合火災に至るおそれがある。
②ロータリ除雪車の電気配線において、配線の取回し指示が不適切なため、スタータモータ配線とアース配線が接触し、走行振動により被覆が損傷するおそれがある。
そのため、損傷部でショートが発生、焼損し、最悪の場合火災に至るおそれがある。
・改善措置の内容
①全車両、樹脂製保護材を取付けた配線固定ガードを追加し、当該配線を結束バンドで固定する。
②全車両、スタータモータ配線を交換、配線固定ステーを追加し、当該配線をクランプで固定する。
なお、アースの配線を点検し、損傷している場合は新品に交換する。
ニッセキ HTR88 他 計3車種 計3型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404526.pdf
ニッセキ HTR88 他 計3車種 計3型式の改善箇所説明図①
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404527.pdf
ニッセキ HTR88 他 計3車種 計3型式の改善箇所説明図②
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404528.pdf
ダイハツ GranMax 他 計3車種 計10型式を対象(20日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(ボデー統合制御コンピュータ)
・状況及びその原因
寒冷地仕様車のヒューズブロック内にあるボデー統合制御コンピュータにおいて、制動灯を制御する回路の設計が不適切なため、ワイパー作動時のノイズによってヒューズブロックに過電流が流れて内部素子が破損するものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、最悪の場合、制動灯が点灯しなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ヒューズブロックの部品番号を確認し、該当するものはボデー統合制御コンピュータを対策品に変更したヒューズブロックと交換する。
ダイハツ GranMax 他 計3車種 計10型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405093.pdf
ダイハツ GranMax 他 計3車種 計10型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405094.pdf
ホンダ CBR400R 他 計5車種 計3型式を対象(20日)
・不具合の部位(部品名)
後部反射器
・状況及びその原因
後部反射器において、反射器を成型する条件管理が不適切なため、反射器内部の表面が正しく成型されていないものがある。
そのため、反射光が散乱して保安基準第38条(後部反射器の基準)に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、後部反射器を良品と交換する。
ホンダ CBR400R 他 計5車種 計3型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405131.pdf
ホンダ CBR400R 他 計5車種 計3型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405132.pdf
ホンダ Rebel250 他 計7車種 計7型式を対象(20日)
・不具合の部位(部品名)
後部反射器
・状況及びその原因
後部反射器において、反射器を成型する条件管理が不適切なため、反射器内部の表面が正しく成型されていないものがある。
そのため、反射光が散乱して保安基準第38条又は第63条(後部反射器の基準)に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、後部反射器を良品と交換する。
ホンダ Rebel250 他 計7車種 計7型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405153.pdf
ホンダ Rebel250 他 計7車種 計7型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405154.pdf
トヨタ カローラスポーツ 他 計4車種 計6型式を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
燃料装置(高圧燃料ポンプ)
・状況及びその原因
高圧燃料ポンプにおいて、燃料圧力に対する構成部品の耐圧性能が不足しているため、使用過程でポンプ内部が摩耗や損傷するものがある。
そのため、ポンプ溶接部に応力が集中して、亀裂が発生し燃料漏れに至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、高圧燃料ポンプの製造番号を点検し、該当する場合は対策品に交換する。
トヨタ カローラスポーツ 他 計4車種 計6型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405926.pdf
トヨタ カローラスポーツ 他 計4車種 計6型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405927.pdf
日車 LNGタンクセミトレーラ 他 計2車種 計12型式を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
車枠及び車体(リヤフレーム)、物品積載装置(タイヤチェーン箱取付金具)
・状況及びその原因
①タンクセミトレーラのサブフレームに取り付けたリヤフレームにおいて、構造が不適切なため、走行時の振動等により、リヤフレーム取り付け部等に亀裂が生じるものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、車両の安定走行を妨げるおそれがある。
②タンクセミトレーラのリヤフレーム後方に取り付けたタイヤチェーン箱取付金具において、構造が不適切なため、走行時の振動等により、亀裂が生じるものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、亀裂が進展し、タイヤチェーン箱取付金具が落下し、他の交通の妨げとなるおそれがある。
・改善措置の内容
①機器室後端下面に、リヤフレームの後端を支持する部材を追加する。
また、亀裂の入っていた場合には、当該部分及び周辺部材を点検し、適切に補修する。
②タイヤチェーン箱取付金具に補強部材を追加し、付属のウエイトを移設する。
また、亀裂の入っていた場合には、当該部分及び周辺部材を点検し、適切に補修する。
日車 LNGタンクセミトレーラ 他 計2車種 計12型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406012.pdf
日車 LNGタンクセミトレーラ 他 計2車種 計12型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406009.pdf
三菱 eK 他 計4車種 計20型式を対象(27日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジンECU)
・状況及びその原因
エンジン制御装置(ECU)において、制御プログラムが不適切なため、幾つかの条件が重なったシーンでエンジンからブレーキ倍力装置への負圧供給が遅れる場合がある。
そのため、最悪の場合、強い制動力が必要な場合に、通常より大きなブレーキ踏力が必要となり、想定よりも制動停止距離が長くなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジンECUの制御プログラムを対策仕様に書き替える。
三菱 eK 他 計4車種 計20型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406078.pdf
三菱 eK 他 計4車種 計20型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406079.pdf
三菱 eK SPACE 他 計2車種 計8型式を対象(27日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置(リチウムイオンバッテリーアースボルト)
・状況及びその原因
リチウムイオンバッテリーのアースボルトにおいて、車体への取り付けが不適切なため、アース不良となるものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、アイドリングストップ後再始動不能またはエンジン停止不能となり、最悪の場合、車両火災に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、車体側取り付け部を点検の上、新品アースボルトを取り付ける。
三菱 eK SPACE 他 計2車種 計8型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406084.pdf
三菱 eK SPACE 他 計2車種 計8型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406085.pdf
ニッサン スカイライン 他 計5車種 計10型式を対象(27日)
・不具合の部位(部品名)
かじ取装置(ステアリングナックル)
・状況及びその原因
ステアリングナックルにおいて、製造工程の熱処理が不適切であったため、強度が低下しているものがあり、大きな力がかかった場合に変形してホイールアライメントに狂いが生じるおそれがある。
また、そのままの状態で使用を継続すると、最悪の場合、ステアリングナックルが破断して走行不能となるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該ステアリングナックルを良品と交換する。
ニッサン スカイライン 他 計5車種 計10型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406098.pdf
ニッサン スカイライン 他 計5車種 計10型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001406099.pdf
2021年5月のリコール届出情報(輸入車)
フェラーリ Portofino 計1車種 計1型式を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
排出ガス発散防止装置(マフラー)
・状況及びその原因
排気バイパスバルブのアクチュエーターにおいて、ファームウェアの電圧閾値が不適切なため、オルタネータの発電状態により、エンジンチェックランプが点灯し、フェールセーフモードでエンジンの出力が制限されるおそれがある。
・改善措置の内容
全車、排気バイパスバルブのアクチュエーターのファームウェアの書き換え、アクチュエーターのキャリブレーションを行う。
フェラーリ Portofino 計1車種 計1型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404349.pdf
フェラーリ Portofino 計1車種 計1型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404350.pdf
アウディ A4 35T 他 計12車種 計12型式を対象(18日)
・不具合の部位(部品名)
座席ベルト等(ダッシュパネルインサートコントロールユニット)
・状況及びその原因
ダッシュパネルインサートにおいて、コントロールユニットのプログラムが不適切なため、シートベルト非着用時、シートベルト警告灯が1回あるいは短時間のみしか点灯せず、警告音も1回しか鳴らないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ダッシュパネルインサートのコントロールユニットのプログラムを対策プログラムに書き換える。
アウディ A4 35T 他 計12車種 計12型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403886.pdf
アウディ A4 35T 他 計12車種 計12型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001403887.pdf
ドゥカティ XDiavel S 他 計2車種 計1型式を対象(18日)
・不具合の部位(部品名)
サイドスタンド固定ブラケット
・状況及びその原因
サイドスタンド固定ブラケットにおいて、耐久性が不足しているため、ブラケット部の変形もしくは破損することがある。
そのため、サイドスタンドを掛けて停車中にブラケット部が変形し車両が倒れるおそれがある。
また、ブラケットが破断することでサイドスタンドが脱落すると、走行中にサイドスタンドスイッチの配線が引っ張られて損傷し、最悪の場合、走行中にエンジンが停止するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、サイドスタンド固定ブラケット並びにサイドスタンドアームとスプリングプレートを対策品に交換する。
なお、サイドスタンドスイッチの配線が損傷している場合は、新品と交換する。
ドゥカティ XDiavel S 他 計2車種 計1型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404358.pdf
ドゥカティ XDiavel S 他 計2車種 計1型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404359.pdf
2021年5月の改善対策届出情報
三菱 デリカ 他 計5車種 計11型式を対象(13日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(衝突被害軽減ブレーキシステム)
・状況及びその原因
衝突被害軽減ブレーキシステムにおいて、コントロールユニットの制御プログラムが不適切なため、前方の物体や影を歩行者と誤検知し、警告表示とともに警報ブレーキ(運転者に衝突回避操作を促すやや強めのブレーキ)が作動することがある。
そのため、運転者の不要な制動操作による急制動を誘発するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、カメラのみで歩行者検知した際の警報ブレーキが作動しないよう、衝突被害軽減ブレーキシステムコントロールユニットの制御プログラムを対策仕様に書き替える。
三菱 デリカ 他 計5車種 計11型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404294.pdf
三菱 デリカ 他 計5車種 計11型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001404164.pdf
ホンダ ステップワゴン 計1車種 計5型式を対象(20日)
・不具合の部位(部品名)
車体(テールゲートオープンステーボールジョイント)
・状況及びその原因
テールゲートオープンステーにおいて、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部構造が不適切なため、ボールジョイントとボールスタッドを固定するクリップが変形し、浮き上がることがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、テールゲート開閉の繰返しにより、ボールジョイントが車体から外れ、テールゲートが突然降下するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、テールゲートオープンステー及びボールジョイント外れ防止カバーを新品に交換する。
なお、改善対策部品の供給に時間を要することから、暫定措置として、下側ボールジョイントと車体側ボールスタッドの取付部を結束バンドで固定する。
ホンダ ステップワゴン 計1車種 計5型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405106.pdf
ホンダ ステップワゴン 計1車種 計5型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405107.pdf
トヨタオートボデー コムス 計1車種 計1型式を対象(26日)
・不具合の部位(部品名)
かじ取り装置(ステアリングギアボックス)
・状況及びその原因
かじ取り装置において、ステアリングギアボックスのステアリングヨーク連結部の形状が不適切なため、当該連結部にガタが生じるおそれがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、ステアリングヨークが摩耗し、最悪の場合、かじ取り操作ができなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ステアリングギアボックスを対策品及びステアリングヨークを新品と交換する。
トヨタオートボデー コムス 計1車種 計1型式のリコール届出一覧表
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405993.pdf
トヨタオートボデー コムス 計1車種 計1型式の改善箇所説明図
https://www.mlit.go.jp/report/press/content/001405994.pdf
さいごに
以上が、2021年5月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。
2021年5月のリコールの対象車両を所有されている方は、早めの対応をおすすめします。
5月は、27日に届出のあった三菱のekを含む兄弟車で、約30万台を超えるリコールと大規模なものになってしまいました。
筆者が、6月にフォレスターの点検予定でしたが、リコール対策が多いということで、7月の中旬以降の予約となりました。
4月にスバルから届出のあった、大規模リコールの対応で忙しいとのことでした。
大規模リコールがあった際は、その対応でてんやわんやしていることもあるので、リコール以外の点検を早く受けれるようにするために前倒しで連絡を取り、点検や修理の予約をしたほうがいいでしょう。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
参考URL:https://www.mlit.go.jp/jidosha/news.html
コメント