日本でも流行りそうな、日本にラインアップのない北米専売モデル3選

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こんにちは、SCPです。

今回は、同じメーカーでも日本にはラインアップのない北米専売の車種について、お伝えしていきたいと思います。

稀にですが、街を走っているとトヨタのエンブレムが付いているが日本でこんなの売ってるっけ?というようなクルマを見たことはありませんか?

車名のエンブレムを見ても、見慣れない名前…、運転席は左側になっている。

この様な点で、北米専売モデルなのかと気づくことがあると思います。

筆者は、日本のクルマももちろん好きですが日本にはないけど北米専売モデルのクルマが大好物でもあります。

街中で、国産メーカーなのに左ハンドルのクルマを見るとテンションが上がっちゃいます。

今回は日本にはラインアップはないが、ラインアップしたら人気が出るのではないか?と感じるクルマ3選についてお伝えします。

トヨタ SIENNA(シエナ)

北米専売 シエナ

ひとつ目に紹介するのが、トヨタの「SIENNA(シエナ)」だ。

シエナは、プレビア(日本名エスティマ)の後継車として1997年から販売されているロングセラーとなる車種のひとつだ。

トヨタの「Kプラットフォーム」という大型FF車用のプラットフォームを使用しており、日本では初代のアルファードにも採用されているプラットフォームをシエナにも共通で使われている。

しかしながら、アルファードの寸法が全長4,950mm×全幅1,850mm×全高1,950mmに対しシエナは、全長5,085mm×全幅1,986mm×全高1,750mmと全高はアルファードに比べ200mm低いながらも全長と全幅は一回り大きいといったボディサイズになっている。

全長と全幅はアルファードより大きく、全高は200mm低いというスタイリッシュなデザインは日本でも人気が出てもおかしくはない。

日本ではミニバンの人気も高く、国内でエスティマが絶版になったこともあり日本に投入したら人気が出ると筆者は感じる。

実際に、このシエナは案外街で見かける機会がある気がする。

北米専売 シエナ2

見た瞬間、やはりアメリカンなテイストが前面に出ているので筆者の好みのデザインではある。

シエナを購入している方は、きっとミニバンブームの中、街で被りたくないという気持ちから並行輸入したシエナを購入しているのだろう。

日本でもラインアップしたら、若者のパパママ世代にウケる事間違いなしだと思う。

シエナの価格は、31,640ドル~(日本円換算 約340万円)※1ドル107円換算

日産 Armada(アルマーダ)

北米専売 アルマーダ

ふたつ目に紹介するのが、日産の「Armada(アルマーダ)」だ。

アルマーダは、日産が主に中東市場で販売している大型SUVのパトロールを北米でアルマーダの2代目として導入している。

アルマーダは、超大型SUVで車名の意味としてスペイン語とポルトガル語で「艦隊」を意味する、正に相応しい車名となっている。

筆者が、こちらのクルマをオススメする理由は、なんといっても圧巻のボディサイズだ。

全長5,305mm×全幅2,030mm×全高1,925mmと日本規格では考えられない巨体なボディが挙げられる。
日本での大型SUVの象徴とも言える、トヨタのランドクルーザーがあるが、ランドクルーザーの寸法が全長4,950mm×全幅1,980mm×全高1,925mmとただでさえ、巨体なサイズをアルマーダは優に超えてしまう。

北米専売 アルマーダ2

日本でラグジュアリーで尚且つ本格的なSUVとして、ランドクルーザーが君臨している中、このアルマーダが日本でラインアップされたら、ランドクルーザーの対抗馬として頭角を現すんじゃないかと想像する。

正直、日本の交通状況には合わないのは否めないが、この位迫力があるクルマもラインアップすれば一部のファンからは必ず支持されると思います。

アルマーダの価格は47,100ドル~(日本円換算 約506万円)※1ドル107円換算

ホンダ RIDGELINE(リッジライン)

北米専売 リッジライン

3つ目に紹介するのが、ホンダの「RIDGELINE(リッジライン)」だ。

2005年に初代が販売され、2016年に2代目となった登場したリッジラインだが、一見してみると「ピックアップトラック」の形状をしているが、ホンダは「スポーツユーティリティトラック(SUT)」としてのジャンル分けをしている。

スポーツユーティリティトラック(SUT)とは、ピックアップトラックとSUVを融合した性格の自動車のことで、マーケティング用語であるため明確な定義は存在しないが、SUVや乗用車から派生し、4ドアのキャビンはそのままにリアセクションをオープンベッド化している車種が多いことが挙げられる。

北米専売 ハイラックス
トヨタ ハイラックス

日本で、唯一このような形状のクルマを販売しているのは、トヨタのハイラックスである。

ハイラックスは、ジャンル的にはピックアップトラックとなりどちらかというと商用的な目的で使われる事を前提としている部分があるが、それに比べリッジラインは都会派で普段使いにも最適なエクステリアデザインが特徴的だ。

ハイラックスのトランスミッションはパートタイム4WDのみの設定だが、リッジラインにはFFモデルも存在していることから、より都会派ユーザーからは支持される大きい点である。

4WDシステムには、「i-VTM4」と言われる電子制御四輪駆動システムを採用し、セレクトレバーが「1」、「2」、「R」の時にはロックモード機能が使用でき、オンにすれば10km/hまでは完全ロックとなり、29km/hで完全解除し、29km/h以下になれば再びロックモードになる。

最低地上高208mm、アプローチアングル24.5度、デパチャーアングル22度、ランプブレークオーバーアングルは21度で、静止状態から28度(53%)のダート路面の登坂能力を備え、中型トラックレベルのオフロード性能を持つとしている。

難しく言ってしまったが、要は本格的なオフロード走破性能が備わっているという事だ。

北米専売 リッジライン2

先述でもある通り、ピックアップトラックは国内でハイラックスしかないので、ホンダもリッジラインを日本市場に投入すれば勝機があると筆者は感じる。

ハイラックスよりも、都会派なリッジラインは日本市場でも人気の出るモデルだと筆者は思う。

リッジラインの価格は33,900ドル~(日本円換算 約364万円)※1ドル107円換算

さいごに

いかがだったでしょうか?

国を跨げば、その国や地域でのクルマの使用用途がそれぞれ違ってくる事が分かりました。

シエナや、アルマーダのように日本で適正とされている大きさからかけ離れているモノもあれば、リッジラインのようにハイラックスとほぼ車格が同じモノもある。

基本的には北米専売モデルに関しては、大きさが異なるが考えてみたら日本の軽自動車は北米にはない。

やはり、国や地域によって車格や使用用途の違いでここまで差が出るのは面白いなと思いました。

まだまだ、北米専売モデルがありますので今回はこの辺で。

また、第二弾も記事にしますので、宜しくお願いします。

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