新型コロナウィルスにより外出自粛要請が出ている中、終息後に高速道路の無料化を検討中

2019年の年末より新型コロナウィルス感染症の流行が始まり、4か月が経過する頃だが依然コロナウィルスの終息が見えず、むしろ感染拡大が続いている現状だ。

東京オリンピックを2020年7月24日から開催予定だったが、今回の件で1年ほど延期が決まった直後に東京都では新たに41人もの新型コロナウィルスの感染者がいることを確認した。

現東京都知事の小池百合子氏は3月25日の夜、緊急会見を開き「感染爆発の重大局面を迎えた」と述べ、平日はテレワークを推奨し週末は当面の間、不要不急の外出を控えるように都民らに要請しました。

新型コロナウィルス終息後の経済対策の議論が始まり、道路インフラにも影響が

こうした影響で地方部への観光が著しく低下することを踏まえて、政府が新型コロナウィルスの終息後の経済対策として、都市部と地方を結ぶ高速道路を無料化し、感染拡大や東京オリンピック・パラリンピックの延期決定などで深刻な打撃を受けている地方の観光業を支援する取り組みになるようだ。

政府は、すでに東日本高速道路(NEXCO東日本)など各社に打診を始めている

政府は、すでに東日本高速道路(NEXCO東日本)など各社に高速道路無料化の打診をしており、東日本高速道路(NEXCO東日本)など各社は、政府の要請を受け入れる意向とされている。

無料化の期間などの詳細については今後詰めていくとし、財政措置の枠組み次第では首都高速道路株式会社が運営している首都高速道路でも無料化が実現する可能性がある。

過去の、高速道路の割引をした際はどうだったか

過去には、リーマンショック後の景気浮揚対策の一環でETC搭載車に限り「土日祝日1000円乗り放題」を実施したことがあったが、マイカー族が休日に集中して大渋滞を引き起こした悪しき例もあるが、今回もこの様なことが起きそうだが、それは仕方ない。

東京都の週末の不要不急の外出自粛要請に続き、埼玉県や神奈川県、千葉県も週末の外出自粛要請を発表し、観光業への影響はさらに深刻化する見通しだ。

ただでさえ、政府の要請がある以前に感染に対する意識が高い人は、すでに自粛をしている方が沢山いらっしゃるので、子供がいる家庭では外に出れないのはストレスを抱えているだろうから、今回の案が実現したら、観光業は活性する良いきっかけとなるであろう。

とにもかくにも、1日でも早くコロナウィルスの終息を願いたい。