こんにちは、SCPです。
クルマを走らせているときや、エンジンを掛けた時など何か異音がしたことはありませんか?
クルマには、異常を運転者に知らせるためにメータ内に車の状態を示す様々なインジケーターのチェックランプによって、すぐに異常を発見できると思います。
しかし、インジケーターのみで全ての異常を把握できないのが、クルマというものです。
インジケーターに頼るのもいいですが、事前に異常を察知して対応することで、放っていたら重大な故障につながるのを防げるかもしれません。
また、普段のクルマを扱っている際にやっていることでじわじわとダメージが蓄積されるのも事実です。
今回は、クルマを乗る際に知らず知らずクルマにダメージを与えている行為や、対応策についてお伝えします。
ついついやりがち?ステアリング据え切り
タイヤの据え切りとは、クルマが停車している状態でステアリングを切る行為だ。
据え切りを行うことによって、タイヤの接地面に大きな負荷がかかり、タイヤを傷める原因の1つになっている。
現代のクルマには、パワーステアリングが必須アイテムになっているため、ステアリングの操作で困った経験をしたことがない方が多数いると思う。
筆者は、パワーステアリングが搭載していないクルマに乗ったことがあるが、ステアリングの据え切りを行うにも、ものすごく力が必要で、いかにパワーステアリング無しの状態で据え切りをすると、タイヤに負担がかかっていることが分かります。
都市部の狭い駐車スペースなどでは、進む方向への余裕もない場合には仕方無しに据え切りを行わないと駐車や出庫ができない状況もあるが、なるべくクルマが動くと同時にステアリングを操作することで、タイヤへのダメージを少なくする事ができるだろう。
意外とハードルの低い空気圧のチェック
タイヤの空気圧チェックは、最近いつしましたか?
タイヤの空気圧は、適正な状態でも自然に抜けていくものです。
空気圧が減っている状態だと、タイヤが変形し左右にふらついたり燃費が悪化するなど、デメリットが多くなり、高速連続走行時にはタイヤのたわみによって発熱し、最終的にはバーストしてしまう「スタンディングウェーブ現象」が起きやすくなると言われています。
タイヤのパンクなら、修理自体も容易なものになるがバーストとなると、ホイールをはじめ足回りに重大な損傷を受けてしまう恐れがあるので、なんとしても避けたいものだ。
タイヤの空気圧の変化は、見た目で中々判断が難しいので、ガソリンスタンドなどに必ずと行っていいほど用意されている空気入れを使うことで、現状の空気圧を確認できる上、減っていたら充填できるので気軽に自身で空気圧をチェックすることができます。
自分でやるのが不安という方でも、ガソリンスタンドなどの店員さんに「空気圧を見てほしいんだけど」と一言で、やってくれるだろう。
自分で、空気を入れる際には車種ごとに適正の空気圧が運転席ドアを開くと、車体側の縁やドアの縁に四角いシールによって、そのクルマの適正空気圧が示してあるので、この数字に従って空気を入れましょう。
筆者の愛車の1台でもある、メルセデスベンツは給油口の蓋の裏に書かれているので、適正空気圧の表示がわからない場合はクルマの取扱説明書や販売店などに問い合わせてみるといいだろう。
乗ることが少ない方は注意!バッテリーの状態
最近のクルマは、セキュリティや電子装備が満載な上に、あおり運転や事故の状況を録画するドライブレコーダーを装着しているクルマも多くなってきている。
そういった装備類をいつでも使えるように待機電流が通っていて、尚且クルマを走らせるのが週に一度程度で、近所にお買い物に行く位の使い方ではバッテリーは知らないうちに充電量が不足していきます。
このように、待機電流や自然放電が多いと、バッテリー内部の負極表面に硫化鉛の結晶を作ってしまう「サルフェーション」という現象が起こりやすくなる。
サルフェーション現象はバッテリーの起電力を低下させてしまうので、クルマに乗る機会が少ない方には、パルス充電機能のあるバッテリー充電器でバッテリーを補充電すると、バッテリーの寿命は一気に伸ばせるので、最近のクルマに搭載されることの多い、高価なアイドリングストップ車専用バッテリーも、このようにメンテナンスをすることで、2年ごとに必ず交換しなければならない事態から寿命を伸ばすことも可能となる。
バッテリーの高性能化が進んでいるが、起きたときにはとても困る事案なのでクルマを保有するオーナー全員が気にしないといけないのがバッテリーの状況を把握することだ。
ブレーキパッドの摩耗状況
車を走らせる上で重要なブレーキだが、ブレーキパッドの摩耗状態を確認するのも重要な項目だ。
ブレーキの寿命はエンジンブレーキの利用や、早めの穏やかなブレーキ操作など使い方で伸ばすことはできるが、それでもブレーキパッドは消耗品で、パッドの残量が無くなっても使い続けることによって、パッドを挟んで止めるディスクローターに損傷を与え、重大な故障の原因となりかねないのです。
ブレーキの際に、「シュー」といったり「キーキー」泣くようになったら、ブレーキパッドの摩耗が進み、交換時期となっている可能性があるので、普段のブレーキ時に異音がないか確認していきたい。
さいごに
いかがだったでしょうか?
クルマは便利で、いつでも気軽に使えるものですが、メンテナンスを怠ってしまうと、使いたいときに使えなくなるならまだしも、ブレーキやタイヤのメンテナンスを怠ることで重大な事故につながってしまうリスクも潜んでいます。
クルマの異常を判断するには、ある程度の経験をすることでここが悪そうなどと分かってきますが、異常を発見するのも正直難しいですが、タイヤの空気圧を確認するのは誰でも簡単にできることなので、できるところは自分でやることで、クルマのトラブルを未然に防げるでしょう。
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