こんにちは、SCPです。
皆さん、トヨタ フォーチュナー(FORTUNER)をご存知ですか?
私が、初めてこのクルマを知ったのは今から10年以上前、タイに旅行に行ったときに現地を走っていたSUVがフォーチュナーでした。
初めて見た時の印象は、いかにも悪路走行を得意としそうな雰囲気と、街中でも洗練した走りができそうなラグジュアリー感漂う、カッコいいクルマだなという印象でした。
販売している地域としては、タイをはじめとする東南アジア、オーストラリア、ロシア、南アフリカ、パナマ、エクアドル、ブラジル、アルゼンチンと様々な地域で販売されている。
この、フォーチュナーが改良新型を発表したので、お伝えしていきたいと思います。
車名の由来は、英語で「運命」という意味の「fortune(フォーチュン)」からの造語となっている。
フォーチュナーの歴史
トヨタ フォーチュナーは、2004年に初代モデルが販売開始し「IMV」=革新的国際多目的車プロジェクトの1車種としている。
3列シート7人乗りのSUVで、フロントマスク以外は同社の初代ハリアーに似たデザインが特徴である。
ハリアーはFF乗用車のカムリをベースとしているのに対し、フォーチュナーはラダーフレーム構造のピックアップトラックである、ハイラックス ヴィーゴ/ハイラックス IMVとプラットフォームを共有している。
この点から、フォーチュナーは本格オフローダーとしての性質も兼ね備えている事が分かる。
その後、2008年8月に最初のフェイスリフトが行われ、2011年7月には2度目のフェイスリフトを受けたモデルがタイにて発表された。
タイではPPVと呼ばれるピックアップベース乗用車のカテゴリーに属し、さらにその中でもラグジュアリー・セグメントになっており、タイのPPV市場でシェア43.4%を占める人気車だ。
搭載されるエンジンは、販売される地域によって異なるが、2TR-FE型直列4気筒2,700ccガソリン、1GR-FE型V型6気筒4,000ccガソリン、2KD-FTV型直列4気筒2,500ccコモンレール・ターボディーゼル、1KD-FTV型直列4気筒3,000ccコモンレール・ターボディーゼルを搭載している。
2代目フォーチュナーは、2015年7月にタイとオーストラリアで発表された。
同時期に発表されたハイラックス同様にキーン・ルックデザインを採用し、近年トヨタ車に使われている細めのヘッドライトを取り入れている。
インテリアもハイラックスとは違うデザインとなるが、シャシーやエンジンは共通の2.4L(2GD-FTV)と2.8L(1GD-FTV)の2種類のディーゼルエンジン、及び2.7L(2TR-FE)と4.0L(1GR-FE)のデュアルVVT-iガソリンエンジンのラインナップとなる。
翌年にはインドネシアで発売された。
今回の改良新型の全貌
改良新型の開発では、「プレステージ&クール」というテーマで「ラグジュアリー」や「モダン」といった感覚を強調したコンセプトとなっており、レジャー用途と日々の通勤の両方で使える1台となっている。
大胆なエクステリアデザインは、プレミアム感を増してリフレッシュされ、都市内の快適なトランスポーター、そしてタフなオフロード開拓者という、フォーチュナーの役割を反映させたものとなっている。
ベースグレードでは昼間に被視認性を向上する新設計のDRL(デイタイムランニングランプ)や、夜間に際立つLED式テールランプに加え、新デザインの18インチアルミホイールを装備している。
最上級グレードの「LEGENDER(レジェンダ―)」には、専用のラジエータグリルや、右左折時や駐車時などに流れるように点灯するLED式シーケンシャルターンシグナルランプを採用し、20インチアルミホイールなどを装備し、より印象的でラグジュアリーな外観となっている。
搭載される、ナビゲーションシステムには9インチ(タイ上級グレード)または8インチ(タイ標準グレードとオーストラリア仕様)で、Apple CarPlayとAndroid Autoにも対応する。
また、視認性向上に寄与する360度カメラやワイヤレス充電器に加え、駐車をアシストするパークセンサーを装備し快適装備や安全性を高める機能も搭載している。
最近のトヨタ車には、スマートフォンとの連携が可能なディスプレイオーディオが主流となっていますね。
タイ市場では6月4日から受注を開始し、標準グレードは6月からデリバリーを開始し上級グレードの「レジェンダー」は8月からのデリバリーとなる。
尚、オーストラリア市場では8月下旬より発売予定となっている。
フォーチュナーの価格は、131万9,000タイバーツ(約456万円)~183万9,000タイバーツ(約636万円)となっている※1バーツ3.46円換算
さいごに
トヨタ フォーチュナーについてお伝えしてきましたが、筆者の個人的な意見としては、絶対日本市場でもラインアップさせるべき!と感じます。
今の日本での7人乗り以上のSUVでは、ランドクルーザーとランドクルーザープラドの2つのラインアップであるが、この2台に関しては如何せん本格派SUVと言うのが相応しい無骨なデザインとコンセプトが前面に出ているのが特徴である。
しかし、フォーチュナーは中身は本格SUVとしながら、エクステリアデザインが都会派といった面が出ているのが特長のひとつでもあると思う。
それに、タイやオーストラリアでは道路状況が日本と同じこともあり、ハンドル位置も右となるので、日本で販売するにしても根本的な変更なくできるのもメリットであると考える。
強いてデメリットを言うのであれば、エンジンのラインアップであろう。
日本市場の新型車は、エコ意識からハイブリッドモデルが多く販売され、ガソリンエンジン車でもダウンサイジングが流行している為、唯一ここの部分だけがデメリットと言えるだろう。
しかし、エンジンの流用は昔からされている事なので、トヨタにしたら簡単にクリアできるのではないだろうかと感じる。
冒頭でも、お伝えした通り私が初めて見たのはタイで、その時も「これ、日本で販売したら必ず流行る」と、思ったぐらいカッコいいクルマと言う印象だったので、いつかは日本での販売を個人的には大きく望む。
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