DS3 CROSSBACK(ディーエススリー クロスバック)は、フランス パリに本社を置DSオートモビルズ(DS Automobiles)より販売されるコンパクトSUVだ。
DSオートモービルについても少し触れていくが、2009年にシトロエンの高級サブブランドとして発足し、2015年にシトロエンより独立し単独のブランドとなっている。
DS3 クロスバックは、DS社の中でもエントリーモデルとなっていて、ボディサイズも全長4,120mm×全幅1,790mm×全高1,550mmとコンパクトボディである。
全高も1,550mmに抑え、立体駐車場への入庫も可能となり利便性にも優れている。
コンパクトボディながら、美しく洗練された内外装を兼ね備えるDS3 クロスバックについて紹介します。
DS3 クロスバックの価格は
グレード | エンジン | 価格 |
SO CHIC | 1.2L 直列3気筒 ターボチャージャー | 373万0,000円 |
So Chic Leather Edition[特別仕様車] | 1.2L 直列3気筒 ターボチャージャー | 398万0,000円 |
GRAND CHIC | 1.2L 直列3気筒 ターボチャージャー | 426万0,000円 |
PERFORMANCE Line[特別仕様車] | 1.2L 直列3気筒 ターボチャージャー | 436万0,000円 |
知的感あふれる先進的なデザインで注目の的となるエクステリア
DSウィングと呼ばれるフロントグリル中央に埋め込まれたブランドエンブレム、縦に連なったパールを思わせる左右のデイタイムランニングライトがワイドフォルムを際立てます。
これまで誰も見たことのないSUVの新しい美しさに、街中で注目の的になること間違いありません。
リトラクタブルドアハンドル
通常はドア内部に格納され、滑らかで美しいシルエットを際立たせていて、クルマに近づくと、ドライバーを誘うようにそのドアハンドルが現れる、まるでクルマが意思をもったかのようなテクノロジーは、クルマとの親密感をも演出してくれる。
プロキシミティ スマートキーを持っていることにより、車両が1.5m以内に近接するキーを検知すると、ドアが開錠され、リトラクタブルドアハンドルが現れる。
また、キーをもって車両から2m以上離れると、自動的にドアを施錠しドアミラーを格納する、一歩進んだキーレスエントリーシステムとなっている。
DS マトリックス LED ビジョン[So Chicにパッケージオプション/Grand Chicに標準装備]
3つのロービーム用モジュールと、ハイビーム用モジュールで構成されたクラス初採用のヘッドライトユニットとなておおり、フロントガラス上部のカメラで前方の交通状況を解析し、独立した15ものライトセグメントを自動で点灯および消灯することで、先行車と対向車を眩惑させずに常時ハイビームでの走行を可能にする。
暗闇から市街地のような明るいエリアに入ると、ハイビームモジュールを外側から徐々に消灯してロービームに切り替え、市街地から出るような場合は、中央から徐々に点灯させハイビームに戻すなど、インテリジェント機能を持つ賢いライトユニットも魅力的だ。
DSブランドらしい美しさと高度なテクノロジーが融合するインテリア
パリの精緻な伝統?様クル・ド・パリ(多数のピラミッドが連なっているように刻まれた精緻な文様)を描くセンターコンソールに、ダイアモンド型にレイアウトされたスイッチ&エアコン吹き出し口など、DSのこだわり抜いた美意識は、コックピットの隅々にまで配され、新しい知覚体験をもたらします。
シート構造
DS3クロスバックの快適さは、ラウンジにいるかのように例えられるほど上質な空間になっています。
快適さの最大の要因はシート構造の秀逸さにあり、2種類の異なる密度のフォームを部位ごとに使い分け、すべてのシートで包み込まれるような?地良さとサポート性を両立させています。
さらに乗り込む瞬間にも、シートデザインの美しさを毎回感じられる。
FOCAL Electraサウンドシステム[Grand Chicに標準装備]
フランスきっての高級オーディオブランドである、FOCAL社(フォーカル社)のサウンドシステムを搭載してます。
FOCAL Electraと名付けられたこのシステムは、独自のテクノロジーにより室内に12個のスピーカーを配置し、臨場感溢れる音響空間を生み出します。
完全デジタル化された運転環境
高度なテクノロジーと直感的なドライビングポジションによって、最も大切な“運転を楽しむ”ことに、没頭できるパッケージングで、コックピットは、すべての情報と設定に瞬時にアクセスできるよう設計されている。
タッチスクリーン
ダッシュボード上部には、さまざまなインフォテインメントに直感的にアクセスできる高精細の7インチタッチスクリーンをレイアウトしています。
エアコン操作、メディア再生、ハンズフリー通話、ドライバーアシスタンスの設定に加え、最新のナビゲーションシステムなど多彩なコンテンツをスクリーンへのタッチで簡単に操作が可能だ。
また、Apple CarPlay、Android Auto対応スマートフォンをケーブル接続するとタッチスクリーンにアプリを表示しマップ、通話、メッセージ、ミュージックなど、スマートフォン同様に使い慣れた操作が可能です。
また、センターコンソールには、便利なスマートフォンワイヤレスチャージャーが用意されており、充電は、ケーブル接続をせずにパッドに置くだけで充電が可能となっている。
パワフルで高効率エンジンに、EAT8を組み合わせたスムーズかつクイックな走行性能
PureTechガソリンエンジン
パワフルで効率の良いPureTech ガソリンエンジンは、きわめて少ない排出ガス量で、ダイナミックな走行を実現しています。
DS3クロスバックの燃費は
モード | 数値 |
JC08モード | 20.9km/L |
WLTCモード | 18.2km/L |
8速エフィシェント・オートマチック・トランスミッション(EAT8)
新設計による軽量コンパクト化とシフトバイワイヤ技術により運転支援機能を進化させた最新世代のトランスミッションであるEAT8は、トルクコンバーターを薄くすることで、低速域のスムースなシフトチェンジやスポーツモード走行時のクイックなレスポンスを実現します。
またチェーン駆動の別軸オイルポンプにより6速AT同等の容積とし、樹脂やアルミ素材の使用により軽量化も果たしている。
これにより燃費を改善させ、アクセルオフ時にクラッチを切るフリーホイール制御を備えたエコモードを選択すればさらに良好な燃費をもたらす。
自動運転の実現に向けた先進技術、DSパイロット
DS ドライブアシスト[So Chicにパッケージオプション/Grand Chicに標準装備]
DS ドライブアシストは、トラフィックジャムアシスト付のアクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングキープを統合した先進のシステムとなっている。
高速道路などでの走行時に、クルマがアクセル、ブレーキ操作をアシストします。
前走車との車間距離を保つとともに、白線を認識し車線内のポジションをキープする機能で、白線が両側とも明確でない場合でも片側の白線の認識により、ポジションキープが可能です。
また前走車が停車した場合は車間距離を保ちながら停車または減速し、3秒以内に前走車が再発進した場合は自動で再発進するので、渋滞時の運転者のストレスや疲労を軽減します。
ヘッドアップディスプレイ[Grand Chicに標準装備]
メーターパネル上部に設けられたポップアップ式の情報ディスプレイは、走行速度、クルーズコントロール、スピードリミッター、トラフィックサイン、さらに捕捉中の前走車、白線の認識状態など重要な走行情報をカラー表示します。
このディスプレイは、ドライバーの視野の中に自然に収まるため、前方から視線をそらすことなく情報を読みとることができ、走行中の安全性を高めます。
アクティブセーフティブレーキ(被害軽減ブレーキ)[So Chic/Grand Chicに標準装備]
前方の車両や障害物を検知し、運転者が回避操作を行わない場合に自動的にブレーキを作動させる機能です。
作動範囲は約5~140km/hで、約80km/h以下では停止車両、約60km/h以下では歩行者を検知し、さらにオートバイや自転車、夜間走行時にも検知機能を広げ、追突事故などの危険を回避、あるいは衝突の被害を軽減させ、安心で快適なドライブをサポートします。
トラフィックサインインフォメーション[So Chicにパッケージオプション/Grand Chicに標準装備]
走行中、車載カメラが道路標識の制限速度および進入禁止の標識を認識して、インストルメントパネルに表示します。
運転者が見落としがちな標識の認知を喚起し、さらにはスピードリミッターとの連動機能も備え、法令遵守をサポートする。
本皮による高級感を高めた、スマートキーケースになります。
さいごに
DS3クロスバックはいかがだったでしょうか?
街中では、あまり見かけないクルマだけに実車を見たときは、深く印象に残るであろう。
筆者も初めて見たときの印象はただならぬものだった。
特徴的で、美しいプロポーションをもつエクステリアだけがDS3クロスバックの終わらないところ、インテリアのシートから始まり、インパネ周り、シフトゲート周りなども他メーカーにはない独特なデザインが配されることに、驚くだろう。
しかも、デザイン性だけに富んでいるということなく、機能性や操作性にも考えられて作り込んでいる部分も評価は高い。
現状、コンパクトSUVがマーケットへの参入が激化する中、ワンランク上の上質なSUVを求めるなら、DS3クロスバックも検討のひとつに入れてはどうだろうか?
デザイン性や快適性、走りの滑らかさなど全てにおいて満足できるに違いない。
この記事の参考URL:https://www.dsautomobiles.jp/ds-models/ds-3-crossback/exterior/
クルマのサブスクはKINTO
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