危険すぎる!10歳未満の子供がクルマを運転した事件3選

車の情報

2020年5月6日、アメリカ西部ユタ州の高速道路で5歳児が1人で乗用車を運転しているのが見つかり、現地の警察が保護しました。

この5歳児は、アクセルとブレーキに足が届くよう椅子の前方に座っており、警察に高級車のランボルギーニを買いに行きたいと説明したという事です。

運転していた5歳児の自宅は現場から3キロほど離れていましたが、当時両親は出掛けていて、子守をしていた姉がうたた寝をしている隙にいなくなったということだった。

衝撃のニュースが飛び込んできました。

5歳児がおもちゃのクルマではなくて、本物のクルマを運転していたのです。

自分の身の回りで、このような事が起きたら恐怖でしかないですよね。

普通ではありえないことが、意外にも過去に同じ様な事件が起きており、その度に大人を驚かせます。

今回は、10歳未満がなんらかの経緯でクルマを持ち出し、運転していたという事件についてお伝えします。

9歳児が祖母宅を目指し車を3キロに渡り運転 岐阜県

こちらは2008年11月起きた事件だが、岐阜県大垣市内の9歳の男の子が自宅近くの駐車場から約3キロにわたって軽乗用車を運転し、同県養老町で県警養老署に保護されていたことが、分かった。

同署によると午前7時頃、同町内の県道で「運転手が見えない車が走っている」と通行人から110番通報があり、駆けつけた署員が同町内のコンビニエンスストアに駐車している車を見つけ、運転席にいた児童を保護した。

児童は自宅から約10キロ離れた同県関ヶ原町の祖母宅に行こうと、自宅の車で駐車場を出発したが、途中で迷ったという。

父親が運転する様子や、コンピューターゲームで覚え、この日初めて運転したと話した。

事故は起こさなかったが、養老署では保護者を呼んで厳重注意した。

この事件は、事故がなかっただけ本当に良かったですが、祖母に会いに行きたかったという純粋な子供の気持ちを考えると微笑ましくもなりますが、クルマは凶器にもなるので、しっかりと親が管理しないといけなかったですね。

8歳児が親の車を140キロで高速道路を運転 ドイツ

子供の運転 ゴルフ
イメージ

2019年、ドイツ北西部のゾースト近郊で、8歳の男の子が母親の車を盗み、深夜の幹線道路を時速140キロで走行する騒ぎがあり、男の子は自宅から約8キロ離れた高速道路のサービスエリアに車を駐車しているところを発見された。

母親から、息子が車を持ち出したと警察に通報があったのは午前0時25分で、車はフォルクスワーゲン・ゴルフのオートマ車だった。

警察と母親が捜索した結果、間もなくサービスエリアで母親が息子と車を発見し、男の子は車を止めてハザードランプを点灯させ、三角表示板を設置していた。

警察の調べに対しては「ちょっと運転してみたかった」と打ち明け、高速道路を気分良く走れなかったので運転をやめたと話しているという。

男の子は車が大好きで、ゴーカートや遊園地のバンパーカーによく乗りに出かけ、私有地で車を運転したこともあった。

警察は、今回の夜間運転がどれほど危険だったかを男の子に説いて聞かせ、事件としての立件は見送った。

この事件も、8歳児が高速道路を140キロものスピードを出し走っていたという事で、かなり恐ろしい事件ですね。

子供の運転 三角版
三角表示板

高速道路を気分よく走れなかった事で、運転を停止したのと車を止めてハザードランプと三角表示板を設置していたというところを見ると、本当に車に慣れていたんだという気がします。

私有地で車を運転していたという点では、親がその行為を認めているも同然かと思うので、親の指導が足りなかったかなと思います。

こちらの事件も、事故にならず本当に良かったです。

8歳の男の子が4歳の妹を同乗させ車を運転 目的は「どうしてもチーズバーガーが食べたかった」アメリカ

子供の運転 チーズバーガー

2017年4月アメリカ・オハイオ州イースト・パレスティーンで、8歳の男の子が車を運転してマクドナルドに行くという出来事があった。

男の子は夜8時ごろ家族の目を盗んで車に乗り込み、後部座席には4歳の妹を同乗させマクドナルドへと向かった。

1日中働いていた父親は早めに寝床につき、母親は子供たちとソファーでくつろいでいるうちに眠りについてしまったという。

子供の運転 ドライブスルー

男の子は自宅から約1マイル(約1.6キロメートル)ほど離れたマクドナルドまで運転し、ドライブスルーでチーズバーガーを注文し、商品代は貯めていたお小遣いで支払う予定だった。

商品を渡そうとした店員が、車内に大人が乗っていないことに気づき警察に通報したが、実はこの通報を受ける前から、イースト・パレスティーン警察署には、小さな男の子が車を運転しているという目撃情報がいくつか寄せられていたのである。

子供の運転 泣いているイメージ

通報を受けて駆けつけた警察官の姿を見ると、男の子は何か悪いことをしてしまったと悟って涙を流し、「僕と妹はすごくチーズバーガーが食べたかったんだ」と話したという。

駆けつけた警察官は、男の子にどうやって運転の仕方を学んだのか聞いたところ、男の子はYouTubeの動画を見て覚えたと答えたのだった。

また、男の子が車を運転していた様子を目撃していた人たちの話によると、彼は信号無視など交通法違反に当たるような行為を一切しておらず、スピード制限を超えているようにも見えなかったと証言している。

この事件による、事故やケガ人は一切出なかった。

この事件も、子供の純粋な気持ちが抑えきれずこのような事になってしまったが、証言によると比較的安全運転をしていて、しっかりとドライブスルーで注文し、商品受け渡し口まで行けたのは本当にすごいです。

上述した岐阜県での事件と似ているところがあり、運転の仕方をYouTubeを見て覚えたというところですね。

きっと、日頃から親が運転しているのを見ていて覚えていたとも考えられますね。

さいごに

子供の運転 140キロ
140キロイメージ

国内外問わず、このような子供が運転しているという事案が稀に発生しているんですね。

今回、お伝えした事件では事故など一切起きていないことが幸いでしたが、ドイツでの事件例を考察すると高速道路で140キロ出していたという事なので、もし事故が起きてたらと考えると命の危険に関わる事故になりかねない事案なので、ゾッとします。

しかし、この3つの事件例を見るとどれも子供の純粋な気持ちからの行動なので責めきれない部分はありますが、事故でも起こしたら大変なので小さな子供がいらっしゃる方は、車のカギ等は手の届かない場所や見つからない様にしておくなど、対策を推奨します。

大切な命が失われない様に。

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