こんにちは、SCPです。
今回は、愛車のメルセデスベンツCクラス(C43AMG)のオイル交換とオイルフィルターの交換をしてきたので、そちらについてお話していきたいと思います。
愛車のオイル交換などのメンテナンスについては、購入したディーラーや街にある自動車整備工場、カー用品量販店で行うなど、様々な方法でメンテナンスや部品を購入されていると思います。
今回、私が行ったのは「自分で部品を購入し、街の自動車整備工場でメンテナンスしてもらう」という方法を取りました。
それでは、オイル交換とオイルフィルターの交換に至るまでの経緯をお伝えしたいと思います。
なぜ、街の自動車整備工場を選んだか
私のクルマは、2016年式のメルセデスベンツC43AMGなのですが、今の現行型メルセデスベンツの車両のように「デイタイムランニングランプ(デイライト)」が純正で付いているものではないモデルとなっています。
私は、このクルマを購入した際に真っ先にデイライト化をしたいという気持ちを持っていたので、初めての車検を正規ディーラーで通した後に、デイライト化をしようと考えていました。
オイル交換に全く関係ない話じゃないかと思いますが、私が行ったデイライト化は市販されたOBDⅡに差し込み施工を行うタイプで、特にショップなどで施工をするのではなく私のような素人でも簡単にデイライト化できるパーツを購入し、施工をしてしまうと、正規ディーラーにて整備などの入庫が不可能となってしまう性質があります。
そこで、私は正規ディーラーでの整備が出来なくなるのを理解した上で、デイライト化を行ったので、今後の整備に関してはディーラー以外で行うという選択に至りました。
オイルの選び方
私の場合は、単純明快なのですが初めての車検の際にメンテナンスパックが付帯されており、車検+メンテナンスを受けることができたので、車検が完了した際の整備明細書に記載されているエンジンオイル及びオイルフィルターの項目を参考し、それに合わせて購入をしました。
メルセデスベンツ承認オイル、規格
過去の整備明細などが手元になく、どのようなエンジンオイルを選べば良いのか分からない方でもご安心を。
メルセデスベンツなど多くの輸入車には、各メーカーの「承認オイル」というものが存在し、それに加え「SAE規格」というものが存在します。
あくまでも、ここでは私のクルマをベースにお伝えしていきますが、C43AMGに適合する承認オイルは「229.5」で、SAE規格は「0W-40」となります。
「229.5」というのは、メルセデスベンツの中でもプレミアムエンジンオイルという枠に入り推奨車種には、新型V8、V12、AMG、Maybach(マイバッハ)が挙げられています。
ちなみにスタンダードオイルには「229.3」で、推奨車種は直4、直6、V6、旧型(2010年以前)となっています。
ディーゼルエンジンには「229.31」となっています。
SAE規格とは、オイル自体の性質を表す数値になっており、例として私のクルマに適合している「0W-40」について解読すると、「0W」はエンジン始動時の対応外気温を表しています。
0Wは-35°、5Wで-30°、10Wで-25°までの対応となっています。
「40」という数字は、高温時の粘度を表し、数字が大きいほど高温時の粘度が高く油膜が切れにくいため、ターボや高回転運転をされるのに最適となっています。
例えば「0W-20」は水の様にシャバシャバな粘度の低いオイルとなり、それに対して「0W-40」はドロッとした粘度の高いオイルとなり、数字が増えるに従い高温下でも粘度を維持する固いオイルとなります。
筆者が購入したエンジンオイルとオイルフィルター
これらを、踏まえ私が購入したエンジンオイルは、カストロール社の「カストロールエッジ(Castrol EDGE)」の、0W-40を選択しました。
こちらのエンジンオイルの特徴としては、カストロール史上最も強靭なオイルであり、過酷な状況下においても最高のエンジン性能を引き出します。
車の性能を最大限に高めたいお客様にとって最適なオプションです。
と、公式ホームページにて紹介されております。
ハイパワーエンジン車推奨ということで、メルセデスベンツ承認の「229.3」と「229.5」にも対応しています。
オイルフィルターに関しては、C43AMG 205064用オイルフィルター(MANN FILTER HU7025z)を併せて購入しました。他にも代替品は多数あります。
W205 c43やc450に適合するオイルフィルター(オイルエレメント)になります。
エンジンオイルとオイルフィルター交換をお願いした「タイヤモンドまーじゅ」さんにて交換作業
部品が揃い、入庫の予約をしておいたので予定の時間ちょうどに、まーじゅさんに到着しました。
そのまま、ピット内に誘導され埋め込みリフトの上に載せます。
工場長のTさんに、用意したエンジンオイルの量などディーラーで交換した際の状況などをお伝えして、作業に取り掛かります。
下回り、アンダーパネルで保護されてますね。
ここで、軽いアクシデントが。アンダーパネル内側に滲みがあるということで、一緒に確認したのですが、デフ部分がオイル漏れしているとのこと。ただ、よく起きやすいことでもあるし、軽症ということなのでもっとひどくなったら直しを検討したほうが良いとのアドバイス。
費用に関して、高いですと言われ私が「10万円ぐらいですか?」と言ったら「きかないですね。結局バラして洗浄なり部品交換をするのでクルマも預かることになります。」と…。
デフ直した方いらっしゃったら、どの位のお金が掛かったか教えて下さい(泣)
オイルを下から抜きます。
フィルターを交換します。(青いウェスの部分がオイルフィルターが入るところです)
その後、オイルの量を見ながら少しずつ入れます。
7L用意しましたが、実際は7.5L位入りますね。とアドバイスがありました。
全ての作業は、40分で完了しました。
とても丁寧で親切に作業をしてもらったので、仕上がりも満足です。
まーじゅさんは、30インチまで交換可能なタイヤチェンジャーを完備しているので、大径ホイールを取り付けたい方は是非検討してはいかがでしょうか?
カストロールエッジ 0W-40 7Lセットになります。
さいごに
クルマのメンテナンスの基本中の基本とも言えるオイル交換ですが、一概にオイル交換と言ってもオイルの性質にも様々ですし、どのくらいの交換時期で行えばいいか分からないことがありますよね。
クルマによって交換する時期について異なりますが、エンジンオイルはキレイであればキレイな方がクルマにとっては良いとされているので、個人的には3,000km~5,000kmで交換するのが最適だと感じます。
オイルの性質によっても、交換時期について変わってくるとは思いますが、最低でも1万キロ以内には交換したいところですね。
エンジンオイルの交換を怠るとクルマ自体の故障にもつながる場合もあるので、交換したときの走行距離を把握し次回のオイル交換時期について予定を立てれるようにした方が、クルマを長持ちさせるとともに、本来のパフォーマンスが発揮できるでしょう。
コメント