こんにちは、SCPです。
2022年も3月に入り、気温も暖かくなってきており春が、そこまで来てる感じがしますね。
未だ、新型コロナウィルスが落ち着いていない一方、ロシアとウクライナ間での戦争が起こり、世界中が緊張感に包まれています。
新型コロナウィルスや、ロシアとウクライナ問題も早急に解決し世界平和を望みます。
それでは、2022年2月のリコール情報についてお伝えします。
- 2022年2月のリコール届出情報(国産車)
- ヤマハ MT-09 SP 計1型式 計1車種を対象(1日)
- ヤマハ TRACER900 GT 計1型式 計1車種を対象(1日)
- いすゞ ギガ 計11型式 計1車種を対象(3日)
- いすゞ エルフ 他 計15型式 計3車種を対象(3日)
- いすゞ ギガ 計7型式 計1車種を対象(3日)
- スズキ エスクード 計4型式 計1車種を対象(3日)
- ホンダ CBR1000RR-R 計1型式 計1車種を対象(3日)
- ホンダ Dio110 計1型式 計1車種を対象(10日)
- 三菱 eK SPACE 他 計8型式 計12車種を対象(10日)
- コマツ FB09H 他 計22型式 計34車種を対象(14日)
- 三菱 デリカ 計1型式 計1車種を対象(17日)
- 三菱 デリカ 計1型式 計1車種を対象(17日)
- UDトラックス クオン 他 計31型式 計2車種を対象(17日)
- クボタ R430Z 他 計8型式 計8車種を対象(22日)
- 三菱 ふそうキャンター 他 計13型式 計3車種を対象(24日)
- 2022年2月のリコール届出情報(輸入車)
- 2022年2月の改善対策届出情報
- さいごに
2022年2月のリコール届出情報(国産車)
ヤマハ MT-09 SP 計1型式 計1車種を対象(1日)
・不具合の部位(部品名)
計器盤
・状況及びその原因
デジタル式の速度計及び走行距離計において、計器盤内に組付けられたコンピューターのプログラムが不適切なため、走行中に速度や走行距離の表示が固定され、変わらなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、計器盤を対策品と交換する。また、計器盤を交換する際は、その時点の走行距離をメンテナンスノートに記録する。
ヤマハ MT-09 SP 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
ヤマハ MT-09 SP 計1型式 計1車種の改善箇所説明図
ヤマハ TRACER900 GT 計1型式 計1車種を対象(1日)
・不具合の部位(部品名)
スロットルグリップ
・状況及びその原因
加速装置において、スロットルグリップの強度が不十分なため、車両を起こす際などに当該グリップを少し回転させた状態で外側方向へ引っ張ると、過大な力が加わり、亀裂が生じることがある。
そのため、当該グリップを操作する時に引っ掛かり、最悪の場合、エンジン回転数の上昇・下降ができなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、スロットルグリップへ加わる力を軽減させるため、エンドグリップを対策品と交換する。
また、スロットルグリップを点検し、亀裂が認められる場合は新品と交換する。
ヤマハ TRACER900 GT 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
ヤマハ TRACER900 GT 計1型式 計1車種の改善箇所説明図
いすゞ ギガ 計11型式 計1車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
電気装置
・状況及びその原因
大型トラックにおいて、スタータリレーおよびキャブチルトリレーへ接続するハーネスのコネクタ取付け向きが不適切なため、キャブチルト状態で高圧洗浄を行った場合に、当該コネクタ部から水が浸入することがある。
そのため、当該リレーの接点間でトラッキングが発生して発熱、焼損し、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、当該ハーネスを対策品に交換し、スタータリレーおよびキャブチルトリレーを新品に交換する。
いすゞ エルフ 他 計15型式 計3車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
緩衝装置(フロントリーフスプリング)
・状況及びその原因
小型トラックの前輪緩衝装置において、フロントリーフスプリングの製造工程が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。
そのため、そのまま使用を続けると、当該リーフスプリングが折損し、最悪の場合、走行安定性が損なわれるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、フロントリーフスプリングを対策品に交換する。
いすゞ エルフ 他 計15型式 計3車種のリコール届出一覧表
いすゞ ギガ 計7型式 計1車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(ブレーキホース)
・状況及びその原因
大型トラックのエアブレーキ用ブレーキホースにおいて、ホース製造工程での作業が不適切なため、耐久性が不足しているものがある。
そのため、そのまま使用を続けると、当該ホースが破損してエアが漏れ、ブレーキ警告灯が点灯し、制動力が低下するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ブレーキホースの製造番号を点検し、対象となるものは良品に交換する。
スズキ エスクード 計4型式 計1車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
座席ベルト等(取扱説明書)
・状況及びその原因
取扱説明書のチャイルドシート(以下CRS)適合表において、本来記載すべきISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載していないため、保安基準第22条に適合しない。
なお、CRS固定時の機能上に問題はない。
・改善措置の内容
全車両、ISO/R3仕様のCRS搭載時に関する注記を記載した取扱説明書に交換する。
ホンダ CBR1000RR-R 計1型式 計1車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(オイルクーラアウトレットパイプ)
・状況及びその原因
原動機において、オイルクーラアウトレットパイプ樹脂ホース部の遮熱対策が不適切なため、1速ギヤの高回転域で先行の大型車等との車間距離が短い追従走行を行うと、排気管の輻射熱で当該ホースの表面部が溶融することがある。
そのため、そのまま使用を続けると、ホースに亀裂が発生し、エンジンオイルが漏れ、漏れたオイルが排気管に付着して発煙し、最悪の場合、オイルが後輪タイヤに付着して転倒するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、遮熱板を追加するとともに、オイルクーラアウトレットパイプを新品に交換する。
なお、改善措置用部品の供給に時間を要することから、使用者に当該不具合の内容を周知するとともに、1速ギヤでの走行に関する注意事項を案内し、準備ができ次第、交換する。
ホンダ CBR1000RR-R 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
ホンダ CBR1000RR-R 計1型式 計1車種の改善箇所説明図
ホンダ Dio110 計1型式 計1車種を対象(10日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジン制御コンピュータ)
・状況及びその原因
原動機のエンジン制御コンピュータにおいて、コンデンサの選定が不適切なため、ノイズ耐力が不足しているものがある。
そのため、O2センサが断線した際にエンジン警告灯が点灯しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジン制御コンピュータを対策品に交換する。
ホンダ Dio110 計1型式 計1車種のリコール届出一覧表
三菱 eK SPACE 他 計8型式 計12車種を対象(10日)
・不具合の部位(部品名)
エアバッグ装置(エアバッグ)
・状況及びその原因
運転者席用のエアバッグにおいて、仕様が不適切なため、展開時に最適形状にならない場合がある。
このため、最悪の場合、一部条件下ではエアバッグの性能が十分に発揮されないおそれがある。
・改善措置の内容
運転者席用エアバッグを対策品と交換し、ニーエアバッグ非搭載車にはニーエアバッグを追加する。
なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
三菱 eK SPACE 他 計8型式 計12車種のリコール届出一覧表
三菱 eK SPACE 他 計8型式 計12車種の改善箇所説明図
コマツ FB09H 他 計22型式 計34車種を対象(14日)
・不具合の部位(部品名)
アクセルペダル
・状況及びその原因
フォーク・リフトのアクセルペダルに備えられている、アクセルリターンスプリングにおいて、強度が不足しているものがある。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、当該スプリングが折損し、最悪の場合、アクセルペダルが全開のまま戻らないおそれがある。
その場合、ブレーキにより停車は可能。また、キーOFF後の走行は不能となる。
・改善措置の内容
全車両、リターンスプリング一式を対策品に交換する。
コマツ FB09H 他 計22型式 計34車種のリコール届出一覧表
コマツ FB09H 他 計22型式 計34車種の改善箇所説明図
三菱 デリカ 計1型式 計1車種を対象(17日)
・不具合の部位(部品名)
排気管(エキゾーストマニホールド)
・状況及びその原因
エキゾーストマニホールドにおいて、EGR(排気ガス再循環装置)用のパイプの構造が不適切なため、排気ガス処理システム作動時の熱負荷による、エキゾーストマニホールドの熱膨張・収縮の繰り返しにより、当該パイプの溶接部に亀裂が入ることがある。
そのため、亀裂部より排気ガスが漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エキゾーストマニホールドを対策品と交換する。
なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
三菱 デリカ 計1型式 計1車種を対象(17日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(過給機)
・状況及びその原因
過給機において、ハウジング接合部のシールリングの設定に不備があり、構成部品の精度ばらつきによっては使用過程においてシール不良に至るものがある。
そのため、シール不良部位から排気ガスが漏れるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、過給機の製造番号を確認し、対象のものは対策品と交換する。
なお、部品が準備でき次第、部品交換を改めて案内する。
UDトラックス クオン 他 計31型式 計2車種を対象(17日)
・不具合の部位(部品名)
電制エアドライヤー(セントラルシャシ入出力モジュール)
・状況及びその原因
大型トラックの電制エアドライヤーにおいて、セントラルシャシ入出力モジュールのエアドライヤー再生プログラムが不適切なため、当該ドライヤー乾燥再生動作が適切な頻度で実行されず乾燥剤の吸湿能力の低下により、高湿度圧縮空気がエアタンク及び各エアシステム回路内で結露し凝縮水が生成される。
そのため、そのままの状態で使用を続けると、凝縮水の影響により車高調整不良等が発生することがある。
最悪の場合、外気温が氷点下の環境において、
①トレーラー側ブレーキ回路内で凝縮水が凍結し、トレーラー側の主ブレーキが効かない、または駐車ブレーキ引きずりにより火災に至るおそれがある。
②ブレーキ系のエアバルブ内に残留した水分が凍結し、ブレーキ異常の警告メッセージが表示されるとともに、電子制御ブレーキシステム(EBS)が作動不良に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、セントラルシャシ入出力モジュールのプログラムを、対策プログラムに書き換える。
なお、主ブレーキ異常および車高調整システム異常の警告メッセージが表示されている場合は、故障診断を行い該当する部品を交換し、エア配管内をエアパージする。
UDトラックス クオン 他 計31型式 計2車種のリコール届出一覧表
UDトラックス クオン 他 計31型式 計2車種の改善箇所説明図
クボタ R430Z 他 計8型式 計8車種を対象(22日)
・不具合の部位(部品名)
窓ガラス
・状況及びその原因
ホイールローダのキャブ仕様機両側面ガラスにレンタル会社の管理番号のステッカーを販売会社で貼付されたものがある。
その為、道路運送車両法の保安基準第29条(窓ガラス)に適合しないおそれがある。
・改善措置の内容
対象車両のステッカー貼付け位置を確認し側面ガラスに貼付けされていた場合は、ステッカーを剥がし、リアフェンダー側面に貼り直す。
クボタ R430Z 他 計8型式 計8車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうキャンター 他 計13型式 計3車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(電動パーキングブレーキ)
・状況及びその原因
電動パーキングブレーキを搭載した四輪駆動の小型トラックにおいて、電動パーキングブレーキケーブルの配索が不適切なため、助手席のシートブラケットと当該ケーブルが干渉しているものがある。
そのため、車両振動によって当該ケーブルの被覆部が摩耗し、最悪の場合、駐車中に当該ケーブルが切断して車両が勝手に動きだし衝突事故等を起こすおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、電動パーキングブレーキのケーブル、ブラケット、位置決めクリップ取付けブラケットを対策品に交換する。
三菱 ふそうキャンター 他 計13型式 計3車種のリコール届出一覧表
三菱 ふそうキャンター 他 計13型式 計3車種の改善箇所説明図
後付けで、ドライブレコーダーを取り付ける際に必要なアイテムが揃ったセットになります。
2022年2月のリコール届出情報(輸入車)
メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 他 計16型式 計9車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(クーラントポンプ)
・状況及びその原因
ディーゼルエンジンに搭載されているクーラントポンプにおいて、軸受けシールの設計が不適切なため、作動の制御が行われている負圧回路へ冷却水が浸入し、負圧回路の関連部品が作動不良を起こすことがある。
そのため、エンジン警告灯(MIL)が点灯する、出力が低下する、ブレーキ倍力装置の機能が低下する等の不具合が発生し、排気ガスの再循環装置(EGR)制御用の電磁バルブに作動不良が発生した場合においては、MIL点灯と共に排ガスが悪化し、更に短絡が発生すると発熱して周囲を溶損させることで、最悪の場合、火災に至るおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、EGR制御用の電磁バルブを新品に交換し、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
また、負圧回路の点検を行い、冷却水やエンジンオイルが浸入している関連部品は、新品に交換を行う。
メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 他 計16型式 計9車種のリコール届出一覧表
メルセデス・ベンツ GLC220d 4MATIC 他 計16型式 計9車種の改善箇所説明図
メルセデス・ベンツ メルセデスAMGG63 他 計38型式 計36車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(点火コイル)
・状況及びその原因
エンジンの点火コイルにおいて、製造設備の保守が不適切なため、2次コイルの配線が長く、回路内で短絡が発生して高電圧が生成できなくなり、影響を受けたシリンダが失火することがある。
そのため、エンジンの出力が低下するとともにエンジン警告灯(MIL)が点灯し、最悪の場合、排出ガスが基準値を超えるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、点火コイルを良品に交換する。
メルセデス・ベンツ メルセデスAMGG63 他 計38型式 計36車種のリコール届出一覧表
メルセデス・ベンツ メルセデスAMGG63 他 計38型式 計36車種の改善箇所説明図
メルセデス・ベンツ S580 4MATIC 計2型式 計1車種を対象(16日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジンコントロールユニット)
・状況及びその原因
エンジンコントロールユニットの制御プログラムにおいて、設計仕様が不適切なため、エンジンを始動させた直後にエンジンが停止し、その後に再始動できなくなることがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジンコントロールユニットの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
メルセデス・ベンツ S580 4MATIC 計2型式 計1車種のリコール届出一覧表
メルセデス・ベンツ S580 4MATIC 計2型式 計1車種の改善箇所説明図
ボルボ XC60 他 計7型式 計4車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
事故自動緊急通報装置(アンテナカバー)
・状況及びその原因
ルーフのアンテナカバーにおいて、製造工程の管理が不適切なため、車両組付け時にルーフが歪むことがある。
そのため、アンテナカバーの密着が不足し、隙間より水が車内へ侵入し、最悪の場合、メーターパネルへ緊急通報の警告が表示され、緊急通報が行えないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、アンテナカバーを点検し、ボディとの隙間が確認できた場合は取り付けを修正する。
ボルボ XC60 他 計7型式 計4車種のリコール届出一覧表
2022年2月の改善対策届出情報
スズキ ソリオ 他 計12型式 計5車種を対象(3日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(エンジンコントローラ)
・状況及びその原因
エンジンコントローラにおいて、制御プログラムが不適切なため、アイドリングストップ後のISG(モーター機能付発電機)による再始動ができなかった場合、スタータモータでのエンジン再始動に切替える保護機能が働かず、自動でエンジンを再始動できないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エンジンコントローラの制御プログラムを対策プログラムに書き換える。
スズキ ソリオ 他 計12型式 計5車種の改善対策届出一覧表
いすゞ ギガ 他 計1,743型式 計11車種を対象(4日)
・不具合の部位(部品名)
アシストグリップ
・状況及びその原因
トラック、バスの樹脂製アシストグリップにおいて、長期間使用し続けた場合、日光照射や繰り返しの使用による経年劣化によって亀裂が生じて強度が低下し、清掃時等にアシストグリップを掴んだ際に破損し、最悪の場合、転落するおそれがある。
・改善措置の内容
使用者に対して注意喚起を行うとともに、全車両、当該アシストグリップを取り外し、最悪の事象を防止する。
いすゞ ギガ 他 計1,743型式 計11車種の改善対策届出一覧表
いすゞ ギガ 他 計1,743型式 計11車種の改善箇所説明図
トヨタ C-HR 他 計14型式 計4車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
その他(衝突回避支援システム)
・状況及びその原因
衝突回避支援システムにおいて、ミリ波レーダセンサのプログラムが不適切なため、当該センサの初期設定に時間が掛かり、正常に完了せず未完了状態を検出できていないものがある。
そのため、前方車両を確認できず、衝突回避支援システムが作動しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、ミリ波レーダセンサの初期設定の状態を点検し、未完了の場合はミリ波レーダセンサの初期設定を行う。
トヨタ C-HR 他 計14型式 計4車種の改善対策届出一覧表
ポルシェ 718 Cayman 他 計9型式 計8車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
原動機(保護グリル)
・状況及びその原因
エアインテークの空気吸入口の保護グリル形状が不適切なため、走行中に運転者席等からタバコ等を投げ捨てた場合、リヤホイール前部にあるエアインテークに吸い込まれ、エアインテーク内部に蓄積された枯葉等の異物が発煙するおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、エアインテーク部を清掃し、保護グリルに交換する。
ポルシェ 718 Cayman 他 計9型式 計8車種の改善対策届出一覧表
ポルシェ 718 Cayman 他 計9型式 計8車種の改善箇所説明図
ホンダ N-WGN他 計6型式 計4車種を対象(24日)
・不具合の部位(部品名)
その他(パンク応急修理用具)
・状況及びその原因
パンク応急修理用具において、修理剤ボトルの内部構成部品の組付け管理が不適切なため、シール性が不足しているものがある。
そのため、タイヤバルブ接続側のホースからパンク修理剤が漏れ、最悪の場合、パンク応急修理ができなくなるおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、修理剤ボトルからの修理剤漏れ有無を点検し、漏れがあるものは修理剤ボトルを対策品と交換し、修理剤の付着部位を清掃する。
漏れがないものは、タイヤバルブ接続側のホース先端のゴムキャップをネジキャップに交換する。
ホンダ N-WGN他 計6型式 計4車種の改善対策届出一覧表
BMW iX3 MSport 他 計18型式 計19車種を対象(28日)
・不具合の部位(部品名)
制動装置(フロントレーダーセンサー)
・状況及びその原因
フロントレーダー センサー(FRS)の電子制御ユニットのプログラムが不適切なため、前方を走行する自転車との衝突の危険がある状況など特定の条件下で正しく認識できないことがある。
そのため、作動条件下において、衝突被害軽減ブレーキが作動しないおそれがある。
・改善措置の内容
全車両、フロントレーダーセンサー(FRS)の電子制御ユニットを対策プログラムへ書き換える。
なお、改善のためのプログラムの書き換えは、下記のいずれかで行う
・販売店に入庫して診断機により実施する。
・対象車両へ遠隔配信にて配信し、使用者自身でインストールしてもらう。
BMW iX3 MSport 他 計18型式 計19車種の改善対策届出一覧表
BMW iX3 MSport 他 計18型式 計19車種の改善箇所説明図
さいごに
以上が、2022年2月分のリコール及び改善対策届出情報についてまとめたものとなります。
2022年2月のリコールの対象車両を所有されている方は、早めの対応をおすすめします。
今回のリコール情報の中に、取扱説明書のリコールというものがあり、車体本体以外の部分でリコールになるケースを初めてみたので驚きました。
リコールの中でもいろいろな項目があるんだなと勉強になりましたね。
それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。
この記事の参考URL:https://www.mlit.go.jp/jidosha/news.html
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