フォルクスワーゲン シャラン(volkswagen Sharan)は、1995年より初代モデルの販売開始され、2代目となる現行型は2010年より販売開始され、約10年以上マイナーチェンジを繰り返し、熟成されてきたミニバンだ。
乗る人全員が、快適に過ごせるゆとりの空間を実現していて、さらに多彩なシートアレンジによって趣味や遊びが広がります。
今回は、フォルクスワーゲン シャランについてお伝えしていきます。
シャランの価格は
グレード | エンジン | 駆動方式 | 価格 |
TSI Comfortline | 1.4L 直4 インタークーラー付ターボ | FF | 419万9,000円 |
TSI Highline | 1.4L 直4 インタークーラー付ターボ | FF | 509万7,000円 |
TDI Highline | 2.0L ディーゼル インタークーラー付ターボ | FF | 540万5,000円 |
1.4L TSIエンジンとクリーンディーゼル2.0L TDIエンジンによる気持ちの良い走りと高い燃費性能
1.4L TSIエンジン
シリンダー内に必要な量だけ直接燃料を噴射する直噴技術と、効率よく多量の空気を送り込む過給機の2つを組み合わせた「直噴+過給」システムにより、優れた燃焼効率と高トルクを発揮します。
アクセルペダルを踏み込んだその瞬間から、すぐににその実力を実感できます。
1.4L TSIエンジンの燃費は、WLTCモード 12.2km/L
クリーンディーゼル2.0L TDIエンジン
コモンレール式燃料噴射システムと可動式ガイドベーン付ターボチャージャー、さらにデュアルサーキットEGRシステム(高圧タイプ/低圧タイプ)を採用した、パワフルでクリーンなフォルクスワーゲンが誇るディーゼルエンジンは、最大トルク380Nm(38.8kgm)を発揮し、低回転から力強い余裕の走りを実現しました。
また最先端の排気ガス浄化システムにより、世界的にも厳しいと言われる日本のポスト新長期規制にも適合している。
クリーンディーゼル2.0L TDIエンジンの燃費は、WLTCモード 14.0km/L
DSGトランスミッション
マニュアルギヤボックスを基本とした2つのクラッチを持つトランスミッションが、切れ目のない滑らかな加速をもたらします。
TSIおよびTDIエンジンとの組み合わせは、より優れた燃費効率とCO2排出量削減を実現。
ティプトロニックによりシフトレバーの操作で任意にギヤを選択可能で、パドルシフトを使ってステアリングから手を離すことなく操作をすることも可能です。
両側スライドドアに全席独立型シートを採用し、使いやすさにこだわった室内空間
シートアレンジ
多彩なシートアレンジが可能な3列シートは、多くの荷物がない場合では全席独立型シートによって乗員全員が快適に過ごせるゆとりのある空間を実現させます。
室内空間
7人乗りのパッケージを選択すると、多数の座席の可能性が広がります。
パッケージの3列目は2つのシートで構成されており、折りたたんでスペースを増やすことができ、また、警告灯と音響信号が付いているので、後列の乗客がシートベルトを締めていることを確認できる。
ラゲージスペース
3列目シート使用時でも約300Lの容量を確保します。
2列目と3列目を折畳むと、最大2,297Lのフラットでスクエアなスペースを作ることができます。
さらに助手席を倒すことで、2.95mの長尺物も積み込むことが可能となっている。
フォルクスワーゲンならではの充実した装備が快適で心地よいドライブを実現する
パワーテールゲート[Highlineに標準装備]
障害物が当たると自動的に停止する挟み込み防止機能を備え、安全性にも配慮している。
テールゲートハンドルまたはセンターコンソールのスイッチでも操作でき、お好みの角度にできるオープン角度調整機能付なので様々なシーンに対応する。
Easy Open機能[Highlineに標準装備]
パワーテールゲートと連動した機能で、キーを保持した人間がリヤバンパーー下方において足で所定の動作をすると、センサーが反応して、自動でテールゲートが開きます。
この機能により、荷物等で両手がふさがっている状態でも、テールゲートに触れることなく開けることができるので大変便利になります。
誤作動防止のため、キー保持者が車外のテールゲートの付近にいる場合のみ作動するので安全面も高い。
3ゾーンフルオートエアコンディショナー
運転席、助手席、後席の3つのゾーンで温度などを独立して設定できます。
センターコンソールの背後には、2列目シートから操作できる後席用操作パネルを設置。
また内気とウインドーガラスの温度差や室内の湿度をモニターし、フロントウインドーの曇りを抑えます。
内臓されたフレッシュエアフィルターには花粉やダストの除去に加えて、アレルゲン除去機能も付加されています。
スマートエントリー&スタートシステム Keyless Access[Comfortline、Highlineに標準装備]
キーを操作することなくドアロックの作動・解除(全席対応)やエンジンの始動・停止が可能なシステムで、ポケットや鞄の中のキーを感知し、ドアハンドルに手をかけるとドアのロックが解除します。
コンソールのスタートボタンを押すだけで、エンジンの始動・停止ができます。
シートバックテーブル/カップホルダー[Comfortline、Highlineに標準装備]
運転席と助手席のシートバックには折畳み式のシートバックテーブルを装備しています。
また1列目のセンターコンソール、2列目、3列目のサイドポケットにカップホルダーを設置しているので、ペットボトルやマグボトルが収納可能となっている。
フォルクスワーゲンが誇る、世界トップレベルのVolkswagen オールイン・セーフティからなる、様々な安全と先進技術により総合的に危険を回避
アダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能付]
クルーズコントロールにレーダーセンサーを組み合わせたシステムで、高感度なレーダースキャンにより先行車を測定し、あらかじめ設定されたスピードを上限に自動で加減速を行い、一定の間隔を維持することで、長距離走行などでの運転者の疲労を低減させる。
またこのシステムは渋滞などの低速度域でも作動し、先行車が完全に停止するまでの範囲で制御が可能で、作動状況はメーターディスプレイで視覚的に確認できる。
レーンキープアシストシステム(Lane Assist)
フロントガラス上部に設置されたカメラにより走行中の車線をモニタリングし、運転者の意図しない車線の逸脱を検知すると、ステアリング補正を行い運転者に警告し、ステアリング操作をサポートする。
スタティックコーナリングライト
低速でカーブを曲がる時に、ウインカーと連動して点灯することで、その先の交差点での歩行者の確認がしやすく、歩行者側に注意を促すこともできる。
ロービームの際、時速40km以下で作動します。
ダイナミックコーナリングライト
ハンドル操作に連動し、ヘッドライトの照射エリアを細かく調整します。
前方の路面と路肩を広範囲に明るく照らすことができ、歩行者や障害物などをいち早く確認することができます。
リヤトラフィックアラート(後退時警告・衝突軽減ブレーキ機能)
バックで出庫する際の安全性を大幅に高めるシステムで、駐車位置から後退で発進する際、リヤバンパーに内蔵されたレーダーセンサーにより車両後方の交通状況をモニタリングし、死角から接近してくる車両を検知した際、警告音にて運転者に注意を促す。
運転者が反応しなかったり、ブレーキ操作が不十分な場合には、自動的にブレーキを作動させます。
リヤビューカメラ(Rear Assist)
シフトギヤをリバース(R)に入れると、リヤエンブレムに内蔵されたカメラが後方の映像を映し出し、車庫入れ時などに後方視界を画面で補助する。
パークディスタンスコントロール
センサーにより障害物などを検知して警告音で知らせるシステムで、障害物との距離や位置を表示して、駐車時の安全な操作をサポートする。
オプティカルパーキングシステム
センサーにより障害物などを検知してディスプレイで知らせるシステムです。
プリクラッシュブレーキシステム(Front Assist)[シティエマージェンシーブレーキ機能付]
全速度域においてレーダーで前方の車両との距離を探知し、衝突の危険を感知するとブレーキシステムをスタンバイし、警告音と警告灯で運転者に注意喚起を促す。
第二段階ではステアリングを振動させて警告し、それでも運転者が回避操作を行わない場合や運転者によるブレーキングが不十分な場合、システムが介入し自動で車両を減速させて衝突の被害を軽減します。
また、時速30km未満での走行中には歩行者検知対応シティエマージェンシーブレーキ機能が作動します。
ドライバー疲労検知システム(Fatigue Detection System)
運転者のステアリング入力や角度をモニタリングし、疲労や眠気による急なステアリング操作など、通常の運転パターンと異なる動きを検知して、マルチファンクションインジケーターの表示と警告音で休憩を促す。
シャランのドアハンドルをドアポケット化する、ストレージボックスになります。
こちらを装着することにより、小物などを置くことができます。
さいごに
シャランは、いかがだったでしょうか?
フォルクスワーゲンらしいシンプルで重厚感のあるエクステリアデザインや、使い勝手の良い室内空間など、多人数で楽しむことはもちろん、少人数で本格的なキャンプなどで荷物が多くても対応できる室内空間によってアクティビティの可能性が広がります。
ガソリンとクリーンディーゼルの2種類のエンジンラインアップにより、好みのエンジン選択ができ、どちらも優れた走行性能と燃費性能があるため、経済的にも寄与するミニバンとなっている。
この記事の参考URL:https://www.volkswagen.co.jp/ja/models/sharan.html
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