あまり見る機会がない?実は意外に多く存在する国産メーカーのEV車種を紹介

国産車EV車のラインアップ アイキャッチ 車の情報

EV車と聞くと、「テスラ」や積極的にテレビCMをしている「BYD」などのEV専門のメーカーや、メルセデスベンツやBMW、アウディのいわゆるドイツ御三家メーカーなど、輸入車メーカーにおけるEV車を街中で見かけるケースが多く感じます。

国産メーカーのEV車と言ったら、パイオニア的存在である「日産リーフ」や、普段使いの利便性から売上を伸ばした軽自動車規格の「日産サクラ」が代表的で、知名度も高いでしょう。

しかしながら、環境規制の強化やカーボンニュートラル社会の実現に向け、日本でも各社がEV市場に力を入れているのも事実で、国産メーカーにもEV車のラインアップが多く存在します。

今回は、国産メーカーにおけるEVの車種を紹介します。

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国産メーカーにおけるEV車種

トヨタ

bZ4X

国産車EV車のラインアップ bz4x

bZ4Xは、トヨタが本格的に展開するバッテリーEV(BEV)ブランド「bZシリーズ」の第1弾として登場したSUVタイプの電気自動車です。

トヨタはこれまでハイブリッド車や燃料電池車(FCV)で先進的な技術をリードしてきましたが、bZ4Xは「ゼロエミッション」と「走る楽しさ」を両立させた、次世代EVの象徴的モデルと位置付けられています。

エクステリアは、SUVらしい力強さと空力性能を両立したデザインが特徴で、シャープなヘッドライトや張り出したフェンダーにより存在感のあるスタイルを演出しています。

ボディサイズはミドルクラスSUVに相当し、ファミリーからアウトドアまで幅広いライフスタイルに対応可能です。

パワートレインは前輪駆動と四輪駆動が設定され、航続距離はおよそ500km前後(WLTCモード、仕様により異なる)と、日常使いから長距離移動まで安心できる性能を備えています。

特にAWD仕様はスバルと共同開発されており、悪路走破性や安定したハンドリング性能に強みを持っています。

内装は広い室内空間と先進的なインターフェースが特徴で、低めに配置されたメーターパネルや大型ディスプレイを搭載。OTA(Over The Air)によるソフトウェアアップデートにも対応しており、購入後も常に進化していく点も魅力です。

さらに、再生可能エネルギーとの親和性を高めるため、ソーラー充電システムなどのオプションも用意されています。

bZ4Xは、トヨタがこれまで培ってきた信頼性や安全技術をベースに、電動化時代の新しいSUV像を提案するモデルであり、今後のトヨタEV戦略を象徴する存在といえます。

bZ4Xの価格:5,500,000~6,500,000円

レクサス

RZ

国産車EV車のラインアップ RZ

RZは、トヨタのEV専用プラットフォーム「e-TNGA」を採用した、ブランド初の本格的バッテリーEV(BEV)専用モデルです。

レクサスが長年掲げてきた「静粛性」「上質な乗り心地」に加え、電動化ならではのダイレクトで力強い走行フィールを実現し、次世代のプレミアムEV SUVとして登場しました。

エクステリアデザインは、レクサスの象徴であるスピンドルグリルを電動化時代に合わせて進化させた「スピンドルボディ」を採用。

フロントまわりは閉じた造形を取り入れつつも、シャープなLEDライトや力強いサイドラインによって、EVならではの先進性とSUVらしい存在感を両立させています。

パワートレインにはデュアルモーターを搭載した四輪駆動「DIRECT4」を設定、前後トルク配分を100:0から0:100まで瞬時に制御できるシステムにより、滑らかかつ俊敏な加速、安定したコーナリング、そして路面状況に応じた確実なトラクションを提供します。

航続距離はおよそ500km(WLTCモード、仕様による)を確保し、日常走行からロングドライブまで対応可能です。

インテリアは、レクサスらしい上質な素材とモダンなデザインが融合、ゆとりある室内空間に加え、14インチの大型タッチディスプレイや最新のコネクティッド機能を搭載し、直感的で快適な操作性を実現しています。

さらに、世界的にも注目された「ステアバイワイヤ」方式のヨーク型ステアリングも採用可能で、より未来的でダイレクトなドライビング体験を提供します。

また、予防安全パッケージ「Lexus Safety System+」をはじめとする高度な安全装備や、OTA(Over The Air)によるソフトウェア更新に対応するなど、安心と進化を両立させている点も魅力です。

総じてRZは、レクサスが描く電動化の未来を具現化したフラッグシップEV SUVであり、「高級感」「走り」「最新テクノロジー」を融合した次世代のラグジュアリーEVといえます。

RZの価格:8,200,000~8,800,000円

UX300e

国産車EV車のラインアップ UX300e

UX300eは、レクサスブランド初の量産電気自動車(EV)として2020年に登場したコンパクトSUVです。

プレミアムコンパクトSUV「UX」をベースに、レクサスならではの上質なデザインや快適性を備えつつ、ゼロエミッション走行を可能にしています。

外観は「シームレスなシルエット」と「シャープなライン」が融合した都会的なスタイルで、スピンドルグリルを中心としたレクサス独自のアイデンティティをEVらしいクリーンな印象にアレンジしています。

パワートレインには 54.4kWhのリチウムイオンバッテリーと前輪駆動用モーターを搭載し、最高出力は150kW(203PS)、最大トルクは300Nmを発生。

1回の充電での航続距離は512km(WLTCモード)を実現しており、都市部での日常使いから週末のドライブまで幅広く対応可能です。

インテリアはレクサスらしく質感の高い素材とクラフトマンシップが光り、静粛性の高さもEVならではの魅力で、最新のマルチメディアシステムや先進安全装備「Lexus Safety System +」も搭載し、利便性と安心感を兼ね備えています。

UX300eは、レクサスが描く「電動化ビジョン」の先駆けとして位置づけられており、今後のフルEV展開に向けた重要な一歩を担うモデルです。

※2025年11月をもって生産終了

UX300eの価格:6,500,000~7,050,000円

日産

アリア

国産車EV車のラインアップ アリア

アリアは、2020年に発表された日産初の本格クロスオーバーEVであり、「リーフ」で培った電動化技術と、日産の最新デザイン思想を融合させたフラッグシップモデルです。

電動化時代における日産の新たなブランドアイコンとして位置づけられています。

外観は「タイムレス ジャパニーズ フューチャリズム」をテーマに、シンプルで流れるようなボディラインと力強いプロポーションを採用。

フロントには新世代のVモーショングリルをEVらしい閉じた造形で表現し、先進的かつ洗練された雰囲気を放っています。

パワートレインは、前輪駆動(2WD)と電動四輪駆動「e-4ORCE」を設定、バッテリー容量は66kWhと91kWhの2種類から選択でき、航続距離は最大でおよそ640km(WLTCモード)を実現。

最高出力は最大394PS、0-100km/h加速は約5.1秒と、EVならではの力強いパフォーマンスを誇ります。

インテリアは「ラウンジのような心地よさ」を追求しており、フラットなフロアやアンビエント照明、木目調パネルなどを採用。

広々とした居住空間を実現しつつ、最新のインフォテインメントシステムと大型ディスプレイを備えています。

また、運転支援技術「プロパイロット 2.0」や自動駐車システム「プロパイロット パーキング」を搭載することで、高速道路でのハンズオフ運転やスムーズな駐車支援を可能にするなど、安全性と利便性も最先端です。

アリアは、日産のEV戦略を象徴するモデルであり、プレミアムな走行体験と快適なライフスタイルを提案する1台といえます。

アリアの価格:6,590,100~8,603,100円

リーフ

国産車EV車のラインアップ リーフ

リーフは、2010年に初代モデルが登場した世界初の量産型電気自動車のひとつであり、EV普及の先駆けとなった存在です。

発売以来、グローバルで多くの販売実績を持ち、電動モビリティのシンボルとして日産を代表するモデルとなっています。

外観デザインは、コンパクトハッチバックの実用性を備えつつ、空力性能を意識した流麗なフォルムを採用。現行モデル(2代目)はよりシャープでスポーティな印象を持ち、一般的なガソリン車と変わらない自然なスタイルに仕上げられています。

パワートレインには、40kWhと60kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載する2種類を設定。航続距離は最大で約450km(WLTCモード)を実現し、日常の移動からロングドライブまで幅広く対応可能です。

モーターは最大160kW(218PS)を発生し、EVならではの力強い加速と静粛性を提供します。

走行面では、アクセルペダルの操作だけで加減速をコントロールできる「e-Pedal」を採用し、直感的で快適な運転を可能にしています。

さらに、先進運転支援システム「プロパイロット」を搭載し、高速道路での車間・車線維持をサポートするなど、安全性と利便性も充実。

インテリアはシンプルかつ実用的で、コンパクトカーながら5人乗車が可能。

ラゲッジスペースも十分に確保され、日常生活での使いやすさが考慮されています。

リーフは「ゼロ・エミッション」を掲げ、環境負荷の低減を重視したクルマでありながら、実用性・走行性能・安全性のバランスを兼ね備えたモデルです。

EV普及の先導役として、世界的に高い評価を受けている日産の象徴的な1台といえます。

リーフの価格:4,081,000~5,834,400円

サクラ

国産車EV車のラインアップ サクラ

サクラは、2022年に登場した軽自動車規格の電気自動車で、「日本のEVをもっと身近に」というコンセプトのもと開発されたモデルです。

車名の「サクラ」は、日本を象徴する桜の花から名付けられ、親しみやすさと新しい時代の幕開けを表現しています。

外観デザインは、軽ハイトワゴンの使いやすいパッケージを基本に、先進性を感じさせるフロントマスクやシンプルで洗練されたボディラインを採用。

コンパクトでありながら、上質さと未来感を融合したスタイルとなっています。

パワートレインには20kWhのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電あたりの航続距離は最大約180km(WLTCモード)。

日常の買い物や通勤・送迎といった短距離移動に最適化されています。

モーターは最大出力47kW(64PS)、最大トルク195Nmを発生し、軽自動車とは思えない力強い加速とスムーズな走りを実現しています。

走行性能では、アクセル操作だけで加減速をコントロールできる「e-Pedal Step」を採用、街中でのストップ&ゴーや坂道の走行も快適にサポートします。

また、先進運転支援システム「プロパイロット」や、駐車支援の「プロパイロット パーキング」を軽自動車として初めて搭載し、安全性と利便性を高めています。

インテリアはシンプルでモダンなデザインを採用し、広々とした居住空間を確保。

軽自動車ならではの取り回しやすさと、EVらしい静粛性、さらに先進的な装備が融合した快適な室内空間が特徴です。

サクラは、低ランニングコストや充電のしやすさに加え、環境性能と実用性を兼ね備えた「日常に寄り添うEV」として、多くのユーザーに支持されているモデルです。

軽自動車の枠組みを活かしながら、電動モビリティをより身近な存在へと押し広げた、日産の重要な電気自動車のひとつといえます。

サクラの価格:2,599,300~3,082,200円

クリッパーEV

国産車EV車のラインアップ クリッパーEV

クリッパーEVは、商用軽バンとしての利便性と電気自動車ならではの環境性能を兼ね備えたモデルです。

ガソリン車「NV100クリッパー」をベースに開発され、都市部での配送や事業用に適したEVとして位置づけられています。

搭載されるモーターは力強い低速トルクを発揮し、ストップ&ゴーの多い街中や積載時でもスムーズな走行を可能にします。

バッテリー容量は日常的な業務用途に最適化されており、1回の充電で十分な航続距離を確保。

普通充電に対応しており、夜間に充電すれば翌日の業務に支障なく利用できます。

荷室スペースはガソリンモデルと同等の広さを確保しているため、積載性に優れ、宅配や小規模事業の物流ニーズに応えます。

また、排出ガスを出さないため、環境負荷の低減や騒音抑制の面でもメリットが大きく、都市部や規制エリアでの走行にも適しています。

さらに、電動化による維持費の低減や補助金制度の活用も期待でき、事業者にとって経済性と実用性を両立する選択肢となっています。

クリッパーEVの価格:2,865,500円~

ホンダ

N-VAN e:

国産車EV車のラインアップ N-VAN e

N-VAN e:は、ホンダの人気軽商用車「N-VAN」をベースにした電気自動車(EV)モデルです。

都市部での配送や小規模事業者向けに開発され、ゼロ・エミッションでの移動を実現しつつ、軽バンならではの実用性を兼ね備えています。

外観デザインは、N-VAN特有のスクエアで開放感のあるボディを踏襲しつつ、EV専用のフロントフェイスやバッジ類で先進性を演出、コンパクトで取り回しやすく、狭い路地や駐車スペースでも扱いやすいサイズ感です。

パワートレインにはモーターを搭載し、低速域での力強いトルクを発揮。

バッテリー容量は日常の配送や商用利用に十分な容量を確保し、1回の充電での航続距離は約245kmで、都市部での短距離・中距離移動に最適化されています。

充電は家庭用200V普通充電器や商用充電器に対応しており、夜間の充電で翌日の業務に支障なく活用できます。

荷室は軽バンとしての利便性を維持しており、自転車や小型家具、宅配物なども積載可能。

室内空間は広く、運転席と助手席の間のフラットフロア設計により、荷物の積み降ろしもスムーズです。

また、EVならではの静粛性により、住宅街や夜間の配送でも騒音を抑えて走行できます。

安全面では、ホンダの先進運転支援システム「Honda SENSING」を搭載し、衝突軽減ブレーキや車線維持支援など、業務中の安全性を高めています。

N-VAN e:は、環境負荷の低減と経済性、そして軽商用車としての実用性を両立したモデルであり、都市型配送や小規模事業者のEV導入に最適な1台として注目されています。

N-VAN e:の価格:2,699,400~2,919,400円

スバル

ソルテラ

国産車EV車のラインアップ ソルテラ

ソルテラは、スバル初の本格量産電気自動車(EV)として、2022年に登場したミドルサイズSUVです。

トヨタと共同開発した「e-TNGA」プラットフォームを採用し、スバルならではの走破性や安全性能を備えながら、ゼロエミッションでの移動を可能にしています。

外観デザインは、SUVらしい力強さと空力性能を両立したシルエットが特徴で、フロントグリルはEV専用のクローズドデザインを採用し、ヘッドライトやリアコンビネーションランプはシャープでモダンな印象を与えています。

全体的にワイド&ローのプロポーションで安定感と存在感を演出しています。

パワートレインには前輪・後輪にモーターを搭載する全輪駆動モデル が用意され、悪路や雪道でも高いトラクション性能を発揮します。

航続距離は最大で約567km(WLTCモード)を確保し、日常の通勤から長距離ドライブまで幅広く対応可能です。

加速性能も力強く、EVならではの滑らかなトルク伝達により快適な走行を実現しています。

インテリアは、広々とした室内空間と先進的なデザインを両立。大型タッチディスプレイやスマートフォン連携機能を搭載し、利便性と快適性を向上させています。

さらに、スバル伝統の運転支援技術「アイサイトX」を搭載し、高速道路でのアシスト運転や衝突回避支援など、安全性も充実しています。

ソルテラは、スバルが誇る四輪駆動技術とEV技術を融合させたモデルであり、アウトドア志向のSUVユーザーや長距離移動を重視するEVユーザーに適した、信頼性の高い電動SUVです。

ソルテラの価格:6,270,000~7,150,000円

マツダ

MX-30 ROTARY-EV

国産車EV車のラインアップ MX-30 rotary

MX-30 ROTARY-EVは、マツダが開発した次世代電気自動車(EV)で、コンパクトSUV「MX-30」をベースに、ロータリーエンジン(RE)をレンジエクステンダーとして搭載したモデルです。

マツダ独自のロータリーエンジン技術を活かし、航続距離の延長と静粛性を両立させる次世代の電動化戦略車として注目されています。

外観デザインは、MX-30の「流れるような造形」とスピリット・オブ・マツダデザイン哲学を継承、クーペ風のルーフラインや独特のフリードア(観音開き)スタイルを採用し、コンパクトSUVでありながら個性的で洗練された印象を与えています。

パワートレインは、通常のバッテリーEVとしての駆動に加え、ロータリーエンジンを発電用レンジエクステンダーとして搭載。

これにより、バッテリーだけでは不足する長距離移動時に発電し航続距離を延長できる点が特徴です。

モーターの出力はEVとしての走行性能を重視し、低速から滑らかで力強い加速を提供します。

内装はマツダらしい質感の高い素材選択とシンプルで洗練されたデザインが特徴で、コンパクトSUVながら室内空間を広く確保し、最新のインフォテインメントシステムや運転支援機能も搭載しています。

MX-30 ROTARY-EVは、マツダが提案する「人馬一体」の走りの楽しさをEVでも実現しつつ、ロータリーエンジンを活用したレンジエクステンダーにより航続距離への不安を解消したモデルです。

都市部での短距離利用から、長距離ドライブまで柔軟に対応できる、新しい形の電動SUVといえます。

MX-30 ROTARY-EVの価格:4,356,000~4,942,300円

三菱自動車

ekX EV

国産車EV車のラインアップ ekx EV

ekX EVは、軽自動車規格のコンパクトSUVタイプの電気自動車で、都市部での普段使いから週末のレジャーまで幅広く対応するEVです。

三菱の軽EV戦略の一環として、電動化による環境負荷の低減と、軽自動車ならではの扱いやすさを両立しています。

外観デザインは、軽SUVらしい力強いボディラインと存在感のあるフロントマスクが特徴で、都会的な街並みに馴染みながらもSUVらしいアウトドア感を演出。

コンパクトながら安定感のあるプロポーションを持ち、狭い道や駐車場でも取り回しやすい設計になっています。

パワートレインはリチウムイオンバッテリーを搭載し、モーターによる滑らかで力強い走行を実現。

1回の充電での航続距離は180km(WLTCモード)程度で、日常の買い物や通勤、送迎などの短距離移動に最適化されています。

充電は自宅の普通充電(AC200V)や公共の急速充電器に対応しており、利便性も高い仕様です。

室内は軽自動車としての広さを確保しつつ、運転席まわりは操作しやすく設計、フラットなフロアや低いステップで荷物の積み降ろしもスムーズです。

さらに、先進運転支援システム(衝突被害軽減ブレーキ、車線逸脱警報など)も搭載され、安全性にも配慮しています。

eK X EVは、軽SUVならではの扱いやすさと、EVによる静粛性・低燃費性能を両立した都市型電気自動車で、家庭用から業務用まで幅広いユーザーに適したモデルです。

eK X EVの価格:2,568,500~3,131,700円

ミニキャブ EV

国産車EV車のラインアップ ミニキャブ EV

ミニキャブ EVは、軽商用バン・トラックを電動化した軽EVで、都市部での配送や小規模事業向けに最適化されたモデルです。

ガソリン車「ミニキャブ」シリーズをベースに、ゼロエミッションでの運用を可能にすることで、環境負荷の低減と経済性を両立しています。

外観は軽商用車らしいスクエアなボディデザインを採用し、狭い路地や駐車スペースでも扱いやすいコンパクトサイズを維持。

パワートレインにはモーターを搭載し、低速から力強いトルクを発揮、市街地でのストップ&ゴーが多い配送業務や、荷物を積載した状態でもスムーズな走行を実現します。

バッテリー容量は日常の配送に適したサイズで、1回の充電で十分な航続距離を確保、普通充電器で夜間に充電すれば、翌日の業務にも支障なく使用できます。

荷室・荷台はガソリンモデルと同等のスペースを確保しており、積載性は十分。軽商用EVならではの静粛性も魅力で、住宅街での配送や夜間の作業でも騒音を抑えた運用が可能です。

また、電動化により燃料費やメンテナンスコストを抑えられる点もメリットで、経済性と実用性を兼ね備えた軽商用EVとして、多くの事業者に支持されています。

ミニキャブ EVの価格:2,431,000~2,486,000円

さいごに

意外?と言ったら大げさかもしれませんが、各メーカーに1車種以上はラインアップされている状況でした。

今回紹介した中に、ダイハツとスズキからの車種がありませんでしたが、2025年中~2026年にもEV車がラインアップされるとのことですので、国産の主要メーカー全てでEV車がラインアップされるということになります。

電気自動車は、走行中の排ガスはゼロなので、都市部の大気汚染や温暖化対策に貢献、モーター駆動は静かで、住宅街や夜間走行時の騒音を大幅に減らせます。

また、エンジンオイル交換や排気系のメンテナンスが不要で、構造がシンプルな分、維持費が低くなったり、国や自治体による購入補助金や税制優遇で初期費用を抑えられることもあります。

日常使いに向いていて、長期的には経済的にもメリットが大きいのが魅力です。

これから車を購入検討されている方は、EVを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか?

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