タイヤの履き替えを検討には「ウェット性能」を意識しよう!国産タイヤメーカーのウェット性能の高い銘柄4選

車の情報

毎年、5月下旬から6月上旬にかけて、全国で「梅雨入り」となります。

既に、沖縄や奄美地方では5月21日頃から梅雨入りを観測しており、次いで九州、本州と梅雨入りをしていく予報となっています。

2024年5月30日現在、台風1号の発生によって、九州や四国地方には線状降水帯が発生し、激しい雨が降っている状況になります。

梅雨入りから梅雨明けまでは、約1ヶ月の期間となりますが、梅雨が終わっても台風が最も発生する時期(8月から9月にかけて)となるため、降水量の多い時期に入ります。

そんな濡れた路面を走ることが多くなる季節ですが、濡れた路面は滑りやすく、一般道をはじめ高速道路ではいつも以上に慎重な運転が求められます。

しかし、濡れた路面でも安定感抜群に走ることのできる、「ウェットグリップ性能の高いタイヤ」が、各メーカーからラインアップされています。

今回は、国産タイヤメーカーのウェットグリップ性能の高いタイヤの銘柄を紹介します。

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国産タイヤメーカーのウェットグリップ性能の高い銘柄4選

ブリヂストン Playz PXⅡ(プレイズ ピーエックスツー)シリーズ

ウェット性能の高いタイヤ4選 Playz PXⅡ

ブリヂストンからラインアップされる、Playz PXⅡシリーズは、推奨車種がセダン・スポーツ・コンパクトの「Playz PXⅡ」と、ミニバン・SUV(一部サイズ)専用の「Playz PX-RVⅡ」は、ウェットグリップ性能の高さに定評のある銘柄になります。

Playz PXⅡシリーズの特徴は、接地形状の適正化とシリカ配合ウェット重視ゴムの組み合わせにより高いウェット性能を発揮します。

コーナリング時には、グリップ力を高めているため、従来のタイヤに比べてふくらまずに曲がることができ、雨天時にふらつきやすい車線変更の際にも、しっかりとグリップし、ふらつきを抑制します。

また、高いウェットブレーキ性能を実現しています。

さらに、専用パターンにより、高い耐摩耗性能を確保し、ショルダー部に剛性を高めることで、偏摩耗とふらつきを抑制することが出来ます。

ウェット路面だけに限らず、ふらつきを抑制していることから、疲れにくい運転ができるので、ドライ路面でも安定した走りが実現できます。

ダンロップ VEURO VE304(ビューロ ブイイーサンマルヨン)

ウェット性能の高いタイヤ4選 VEURO VE304

ダンロップからラインアップされる、「VEURO VE304」は、静粛性と安定性に優れたプレミアムタイヤです。

タイヤの内側に特殊吸音スポンジを搭載したダンロップ独自の技術「サイレントコア」が、空洞共鳴音(車内の騒音の原因となる、路面の継ぎ目などの凹凸によるタイヤ内部の空気振動音)を低減させることで、ノイズの少ない静かな走りを実現しました。

また、肝心のウェット性能の高さも定評で、ウェット路面での走行時の安全性も重視されており、雨天時でも安定したグリップ力と優れた水はけ性能を発揮します。

さらに、タイヤ摩耗が進むにつれ、溝幅が広がることで溝容積を確保するので、排水性能を維持し、ウエット性能の低下を抑制するので、長く使用してもウェット性能が低下しにくく最後まで安心して乗ることが出来ます。

サイズ展開は、15インチ~21インチと多くの車種に適合するサイズが展開されているため、幅広いボディタイプと車種に適合します。

振動や騒音を抑えつつ、ウェット性能の高さにより、日常の市街地走行から長距離のハイウェイ走行まで、幅広いシーンでの使用に適しているタイヤです。

ヨコハマ BluEarth-GT AE51(ブルーアースジーティー エーイーゴーイチ)

ウェット性能の高いタイヤ4選 BluEarth-GT AE51

ヨコハマからラインアップされる「BluEarth-GT AE51」は、高い操縦安定性と低燃費性能を融合したグランドツーリングタイヤです。

新開発の高剛性・非対称パターンを採用することで、イン側には剛性をチューニングし、快適な乗り心地を確保しており、アウト側にはショルダーの非貫通グルーブにより高剛性を実現し操縦安定性を確保しています。

これにより、レーンチェンジ時のふらつきを低減し、より快適な乗り心地を実現しました。

高速走行時の合成を高めるために、ブルーアースGT専用構造により、トレッドのグリップ性能を損なうことなく、低燃費性能を向上させる下層に低燃費ゴムを配した二層のトレッドゴム、カーカスをショルダー部まで高く巻き上げ、タイヤサイドを二重にした構造(ターンアップカーカス構造)を採用するなど、高速走行時の安定性と低燃費性能を両立しています。

ウェット性能には、全サイズで最高グレードのウェット性能「a」を獲得しており、不安に感じやすい雨の日でもしっかり走ることが出来ます。

優れた低燃費性能も備え格段に高いトータルパフォーマンスを発揮します。

トーヨータイヤ PROXES Sport(プロクセス スポーツ)

ウェット性能の高いタイヤ4選 PROXES Sport

トーヨータイヤからラインアップされる「PROXES Sport」は、驚きのウェット性能を実現したハイパフォーマンスタイヤになります。

進化したNano Balance Technologyにより、優れたゴム材料を開発し、ナノ分析・ナノ解析・ナノ素材設計・ナノ加工という4つの体系を横断的に統合した基盤技術を用いて、低燃費性能とウェット性能の二律背反する性能を両立しています。

ウェット性能には、ダイナミックテーパーにより路面に対する接地面積を保持し、バレルルーフリブにより路面への接地圧を均一化し、さらに新たに開発したハイグリップキャップコンパウンドによる高いウェット性能を最大限に発揮します。

全サイズに最高グレードのウェット性能「a」を獲得しています。

さいごに

梅雨と台風の時期により、雨が降る事が多くなってきます。

クルマを運転する際に、乾いた路面と濡れた路面では状況が異なり、滑りやすかったり制動距離が伸びるなど、事故のリスクが高まります。

ウェット性能の高いタイヤを装着することで、安心してクルマを運行することができるので、タイヤ交換の検討の際には、今回紹介した、ウェット性能の高いタイヤを選ぶと良いでしょう。

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