世界的な半導体不足や、コロナ禍による物流、貿易などの遅延により、新車販売においても今から購入しても半年待ちは当たり前の世の中になっており、すぐにクルマが欲しいという方にとっては死活問題にもなっています。
新車の納車が遅れているがゆえに、現在は中古車市場に熱視線が送られており、中古車市場が未だかつてないほど人気になっています。
新車では、ある程度の期間を要さなければ納車にたどり着けませんが、中古車であれば「現物」がある状態なので、直ぐに納車ができるというメリットがあります。
そこで、活発化している中古車市場での人気車種はどんな車種があるのでしょうか?
今回は、中古車市場での人気車種TOP5をお伝えします。
中古車市場での人気車種ランキングTOP5
1位 ホンダ N-BOX
ホンダN-BOXは、2011年より販売されるトールワゴン型の軽自動車であり、発売直後から数多くの賞を受賞し、軽4輪車部門の新車販売台数では2014年を除いて首位を獲得する人気を誇り、さらにホンダの4輪車史上最速となる累計販売台数100万台を達成するという大ヒットを記録し、今やホンダの看板車種になるほど人気を博している。
2017年に2代目へとフルモデルチェンジをしたN-BOXは、広い室内空間やデザインを初代モデルから受け継ぎつつ、ヘッドライトが全グレードLEDを装備し、安全面ではホンダの軽自動車では初めてとなる「Honda SENSING」を全グレードに標準装備するなど、大幅なアップデートが加えられた。
2021年度(2021年4月~2022年3月)では、販売台数が191,534台を記録し、軽自動車新車販売台数では7年連続の第1位獲得、登録車を含めた新車販売台数では2019年度以来2年ぶりの第1位奪還となり、未だ人気が衰えない。
そんな大人気を博しているN-BOXですが、中古車市場でも1位となっており、中には新車価格を上回っている個体も存在するほどです。
人気が故、中古車市場の個体数も多くあるので、お気に入りの1台が見つかるかも?
新車時価格:120万~227万円
中古車相場:10万~270万円
2位 日産 セレナ
ミニバン販売台数ナンバーワンを2018年より2年連続で成し遂げている、日産セレナ。
現行のセレナは、全高と全長は同じくミドルクラスミニバンでありライバル車である「ノア/ヴォクシー」「ステップワゴン」の中で最も大きく、特に同社のフラッグシップミニバンのエルグランド(1300mm)よりも高い室内高(1400mm)による使い勝手の良さは、セレナの大きな魅力のひとつである。
居住性や利便性の高さに加え、さらにセレナの人気を引き上げたのは、2017年のマイナーチェンジで追加された「セレナe-POWER」というエンジンシステムの導入だ。
1.2L 3気筒エンジンを発電専用として利用し、最大出力136ps、最大トルク320Nmを誇るフロントモーターで、1.8トンに近い重たいボディを力強く走らせます。
トルクが強く、ストレスなく運転ができるe-POWERと、ミニバンの組み合わせはバツグンによく、これがセレナe-POWERの大きな魅力で、中古車市場でも人気を誇るのは当然なことなのだろう。
新車時価格:209万~419万円
中古車相場:6万~430万円
3位 トヨタ プリウス
燃費も良く、音も静かで快適性の高いプリウスは、やはり中古車市場でも人気の高い車になります。
トヨタの安全装置、「Toyota Safety Sense」の機能が向上され、安全面でも強化されたモデル末期となる現行型の最終型は中古車市場でも人気の高いところだろう。
2022年下旬、最新型のプリウスが誕生するだけに、今後も中古車市場では人気が上がっていくのが容易に想像できる。
新車時価格:205万~404万円
中古車相場:10万~400万円
4位 ダイハツ タント
第4位には、ダイハツの軽トールワゴン、タントが入りました。
初代登場時は、FFレイアウトながら2,000mmの長い室内長と、軽自動車のなかで最長となる2,440mmのロングホイールベースが特長であっり、同社で発売されているムーヴよりもキャビンの拡大を図っており、結果として全高1,700mmを超え「軽スーパーハイトワゴン」というジャンルを確立させたクルマとなり、現在でも人気の軽自動車である。
最新型では、「ファンクロス」という新グレードを発表しており、最近流行りのSUVのようなアウトドア感が満載のものが注目を浴びている。
今後も、中古車市場を熱くしそうだ。
新車時価格:105万~202万円
中古車相場:0.1万~235万円
5位 トヨタ ヴォクシー
トヨタを代表するミニバンの1つであるヴォクシーが5位に入りました。
初代から現行型まで、直列4気筒2.0L自然吸気のエンジンで、前輪駆動モデルと四輪駆動モデルが設定されていることで、顧客の乗り継ぎも多いクルマの1つである。
初代から3代目まで5ナンバーサイズのモデルもありましたが、現行型である4代目から3ナンバーのみのモデルとなっているので、3代目以前の5ナンバーサイズの個体にも、これから狙い目になりそうだ。
故障も少ない安心のトヨタのミニバンは、中古車市場を激化させている。
新車時価格:200万~396万円
中古車相場:0.98万~557万円
さいごに
今回紹介したクルマは、街なかでもよく見かける車種だけに新車は当然、中古車市場でも人気な車種であることが分かりました。
驚きのことが、ほとんどの車種が新車価格を上回っている個体も存在することです。
程度の良い車だったり、特別な仕様車は今後もさらに高値で取引されていくことになるのでしょう。
今後も、お伝えしていきますので参考にしてみてください!
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