こんにちは、SCPです。
タイトルにある通り、今回は「トゥクトゥク」について紹介します。
ご覧になっているみなさんも、このトゥクトゥクという名前は聞いたことがあるのではないでしょうか?
東南アジア、特にタイではポピュラーな3輪自動車のタクシーであり、前席は運転手が乗るためのコクピットになっており、後席には3人は乗れるような客席になっているのが特徴的な乗り物だ。
筆者は、初めてタイに旅行したのが12~3年前だったが、旅行前にタイについて調べていて、トゥクトゥクの存在を知った時に、これは思い出づくりに乗りたいなぁ。と思いを馳せていたのが、懐かしく感じます。
今回は、トゥクトゥクについてお話していきます。
タイにおける、トゥクトゥクについて(交渉術)
タイといえば、旅行先の主流となる首都バンコクが挙げられるが、行ったことのある方はご存知だと思うが、トゥクトゥクと呼ばれる3輪タクシーを見たことがあるだろう。
街を歩いていれば、道路脇にこのトゥクトゥクが止まっており、運転手が歩いている観光客に向けて「トゥクトゥーク!」などと声を掛け、乗らないか?と誘ってくる光景は日常茶飯事だ。
もし、その際にトゥクトゥクに乗って何処かに行きたい場所があれば、その運転手に行き先を告げ、金額の交渉を行い乗るシステムである。
タイのトゥクトゥクには、タクシーのような料金メーターはついておらず、運転手との価格交渉が基本だ。
ここで注意しなければならないのは、大体(ほぼ絶対)といっていいほど、運転手は観光客だと分かると、値段をふっかけてくる。
例を挙げると、普通の4輪自動車のタクシーを利用した場合100バーツで行ける所を500バーツなどと中々法外な値段を提示してくることが多い。
この提示した値段に、すぐに了承してはならない。
ちゃんと、高いよという態度を示しながら、こちらが妥当な金額を告げれば、運転者も折れて値段交渉がうまくいくケースは多い。(上記の場合だと、粘れば200バーツくらいまでは価格を落とせる可能性は高い)
トゥクトゥク運転手との金額交渉例
1.運転手に目的地を告げるとともに、値段を聞く。
2.運転手は必ずふっかけてくるので、例として500バーツと言ってくるとする。
3.ノーノー!100バーツ!と、言ってみましょう
4.運転手は、300バーツ!などと少し下げた値段を言ってきます。
5.すかさず、200バーツ!と言ってみる。
6.運転手は、250バーツと言ってくる。
7.ここで、こちらは高いと言いながら、その場を立ち去る素振りを見せる。
8.背を向けた瞬間に、運転手は200バーツ!と言ってくる可能性が高くなるので、そこでこちらも了承すれば、当初のふっかけてきた値段よりも安く乗れる。(ここで、引き止められなかったら違う運転手を探そう)
このように、4輪自動車のタクシーよりも割高ではあるが、タイのポピュラーなトゥクトゥクを体験できる一種のアトラクションのようなものなので、少し値段は高いが思い出づくりのひとつとして、利用するのもタイ旅行の醍醐味の1つとも言えるだろう。
筆者も、タイ旅行に行く際には、初めてタイに行くという知人がいれば、1回は乗る機会が多い。
これが、雰囲気があって楽しいんですよね(笑)
隣国のラオスでも、トゥクトゥクがタイのように同じシステムで稼働しているので、金額の交渉も同様なので是非チャレンジしてみよう。
乗るなら夜がおすすめ
トゥクトゥクに乗る時間帯として、筆者は夜をおすすめする。
なぜならば、トゥクトゥクを運営している運転者の趣味によるが、電飾を客席や車体を周りを囲むように装飾しているので昼間より、東南アジアらしい雰囲気が楽しめるからだ。
フォトジェニックな1枚が撮れるだろう。
タイ以外での、トゥクトゥク(三輪タクシー)の普及について
オート・リクシャー
オート・リクシャーとは、インドで普及している三輪タクシーであり、タイのトゥクトゥクよりも一回り小さいのが特徴である。
料金体系は、ムンバイ近郊では大半がメーター制になっているので、乗車した時にメーターが作動しているかの確認をしよう。
近年では、インドの大都市を中心に「Uber」や「en:ola Cabs」などのタクシー配車アプリが普及していおり、このオート・リクシャーも配車が可能となっているので、インドに行く際はこのような配車アプリをインストールしておくと便利だろう。
なお、配車アプリ利用時に料金が事前に計算されるため、料金交渉の手間も省けて便利となっている。
トライシクル
トライシクルは、フィリピンで稼働している三輪タクシーで、主に庶民の足として利用されている。
定員は運転手を含め4人~7人程度で、大きなバス停の近くにトライシクルのターミナルが設けられていて、満員になると発車するシステムだ。
ルートを巡回する運行形態の場合、乗合料金は13.5ペソ/人で、貸切直行タイプは往路で60ペソ、復路で50ペソである(いずれもマニラ近郊)
他にも、100cc程度の小型オートバイを改造した三輪自動車や、屋根付のサイドカーが利用されているほか、自転車に側車を取り付けたトライシクルもある。
日本でもトゥクトゥクが乗れちゃう?
東南アジアへの旅行ファンなら、あのトゥクトゥクに日本でも乗れたらなぁ。なんて思った方には朗報です。
なんと、日本でもトゥクトゥクが買えちゃいます。
しかし、なんの免許が必要で、車庫証明や車検は必要?など、普通の自動車とは別物なので、分からない部分が多いですよね?
そんなわからない部分をまとめてみました。
車両区分は?
車両区分は、「側車付自動二輪」となり、バイクに側車を付けたサイドカーという解釈になります。
免許の種類は?
普通自動車免許以上(オートマ限定を除く)となります。
※ショップによっては、AT限定普通免許で乗れるように改造をして販売しているショップもあります。
車庫証明は必要?
車庫証明は不要です
車検は必要?
車検はありません。
どのような運転方法?
バイクと同じ運転方法です。
乗車定員は?
最大3人まで
ノスタルジックオート三輪舎さんでは、AT限定普通免許でも乗れるオリジナルのトゥクトゥクが購入できます。
購入する前に、トゥクトゥクの乗り味を知りたいという方にはレンタルしているショップもあります
実際に、購入したいという気持ちがあっても一回試してみたいと思うかもしれません。
そんな時は、トゥクトゥクをレンタルできるお店もあります。
東京トゥクトゥク(東京都墨田区)では、3時間レンタル12,100円~1ヶ月レンタル220,000円まで幅広いユーザーのニーズに応えるプランを準備しています。
東京トゥクトゥク
Natural Memories(千葉県銚子市)では、1時間レンタル3,480円~1泊2日レンタル39,800円と短い時間でも対応しているので、気軽に利用することができる。
EASTWOOD GAREGE(兵庫県姫路市)では、1時間レンタル3,480円~1泊2日レンタル39,800円と短い時間から1時間刻みで対応しているので、その時の気分で気軽に利用することができる。
など、全国的にトゥクトゥクレンタカーを実施しているお店も多くなっている。
非日常の体験をするのも、楽しいかもしれない。
さいごに
いかがだったでしょうか?
トゥクトゥクを初めて知ったよといった方も、システムが分からなくて敬遠していた方も、乗り方を知れば現地でスムーズにトゥクトゥクを体験できると思います。
正直、普通のタクシーよりも割高ではありますが、東南アジアでは名物の乗り物なので1回は経験してみるのも楽しいかもしれません。
トゥクトゥクが心底好きで、日本でも乗りたいと思った方は、レンタルや販売しているショップもあるのでこの機会に是非、日本でもトゥクトゥクデビューできちゃいますよ!
日本で、トゥクトゥクで走ってたら目立つこと間違いなしですね。
コメント