クルマの情報誌や、欧州車の発表時に聞く『セグメント』この言葉の意味とは?

車の情報

新型車などが発表される際に、用いられる「〇セグメント」(〇の中にはローマ字のAやBなどが入る)と言う言葉を見たり聞いたりしたことはないでしょうか?

このセグメントというのは、自動車の車格や車重、ボディタイプ、排気量、価格帯などを基準としカテゴリー分けした時に用いる用語です。

今回は、このセグメントについて掘り下げて紹介する。

これを知っていれば、あなたも明日からクルマ通です(笑)

セグメントの基準は、2つある

このセグメントを分ける基準を定めているのは2社あり、それぞれセグメント分けの基準が異なります。

それぞれの基準を見ていきましょう。

ひとつ目は、グローバルインサイト社が出しているセグメント分けになっており、車両寸法、全長、価格、イメージ、装備など複数要件を勘案した分類で構成されます。

ふたつ目は、マーケティングシステムズ社が出しているセグメント分けで、クルマの全長のみを基準としたカテゴリ分けを行っている。

グローバルインサイト社の基準は、ほぼクルマのスペックを出し分類に細分化できるので、より正確なカテゴリ分けできそうな気がしますね。

一方、マーケティングシステムズ社のカテゴリ分け基準は全長のみとなり、これだけでも十分カテゴリ分けできそうな基準である。

ここで、各社の分類についてまとめる。

グローバルインサイト社

Aセグメント(A-Segment)スモールカー(Small Car)

例:各種軽自動車・スマートフォーツークーペ(SMART fortwo coupe)・フィアット パンダ(FIAT PANDA)等

セグメントスマートフォーツークーペ
スマートフォーツークーペ

Bセグメント(B-Segment)スーパーコンパクト(Super Compact)※日本におけるコンパクトカーに近似

例:ルノー ルーテシア(RENAULT LUTECIA)・プジョー 207(PEUGEOT 207)・トヨタ アクア(TOYOTA AQUA)等

セグメントルノールーテシア
ルノー ルーテシア

Cセグメント(C-Segment)ロワーミディアム(Lower Medium)※1990年代末期の日本における5ナンバーフルサイズ車に近似、しかし2010年代から多くの車が3ナンバー化している

例:ボルボ C30(VOLVO C30)・アウディ A3(AUDI A3)・スバル インプレッサスポーツ(SUBARU IMPREZA SPORT)等

セグメントボルボc30
ボルボ C30

Dセグメント(D-Segment)アッパーミディアム(Upper Medium)

例:メルセデスベンツ Cクラス(MERCEDES-BENZ C-CLASS)・フォルクスワーゲン パサート(VOLKSWAGEN PASSAT)・レクサスIS(LEXUS IS)等

セグメントメルセデスCクラス
メルセデスベンツ Cクラス

Eセグメント(E-Segment)エグゼクティブ(Executive)

例:キャデラック CTS(CADILLAC CTS)・BMW 5シリーズ(BMW 5Series)・トヨタ クラウン(TOYOTA CROWN)等

セグメントキャデラックCTS
キャデラック CTS

マーケティングシステムズ社

セグメント-ミニ (Segment-Mini)
全長 約3.5 m以上

セグメント-スモール (Segment-Small)
全長 約3.5 m超 約3.85 m以下

セグメント-ロアーミディアム (Segment-Lower medium)
全長 約3.85 m超 約4.3 m以下

セグメント-ミディアム (Segment-medium)
全長 約4.3 m超 約4.65 m以下

セグメント-アッパーミディアム (Segment-Upper medium)
全長 約4.65 m超 約4.9 m以下

セグメント-ラグジェアリー (Segment-Luxury)
全長 約4.9 m超

となっている。

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セグメントを使用する機会とは

例えばトヨタのカローラセダンとマークX、スバルのインプレッサスポーツとレヴォーグ、マツダのアクセラスポーツとアテンザワゴンと、それぞれ同じメーカーのセダンというカテゴリーですが、価格帯や車の大きさ、性能などに差があります。

このような時に各メーカーの前者車種をCセグメント、後者車種をDセグメントとは称することで大まかな分類を行い、同じセグメントの車種は概ね「ライバル車種」として位置づけられている。

セグメントの分類は主にセダンやワゴンをベースとした車体に適用されることが多く、SUV車やスポーツカーなどには別のセグメント分類が与えられることがある。

国産車のSUVは価格や機能、フレーム構造などから大体C~Dセグメントに属することになりますが、欧州車や米国車には高額な車種や大型な車種が多いため、同様の基準ではEセグメント以上になる車が出てきてしまいます。

そのような場合Jセグメントに分類されることがあり、またスポーツカーやスーパーカー、オープンカーなどは、Sセグメントに分類され、ミニバンはMセグメントなどの分類になる場合もあり、必ずしもA~Eに当てはまるという訳ではないのが実情だ。

さらには、Eの次であるFをフルサイズ(Full size)、ラグジュアリーカー(Luxury car)のLなどが考えられるが、グローバルインサイト社、マーケティングシステムズ社の分類としては存在しないが、独自の分類が少なからず存在する。

セグメントロールスロイスファントム
FとLの両立?笑

セグメントは、あくまでも欧州基準であることを忘れずに

日本では一般ユーザーや自動車販売の営業現場でもセグメントという用語は一般的に全く使われないのが実情だ。

しかし、日本で使われてないと日本においてもセグメントという言葉が流通している中、覚えていても損ではない言葉と意味合いと筆者は感じる。

例えば、マーケティング手法として車両寸法や価格のなどが同程度の車種を同じ区分とすることから、車両の位置付けや、ライバル車との対比のため、メーカーがプレスリリースにも使用するケースもあるので、知識として持っていたら、ぱっと聞いてぱっと思いつくことが出来るので、どのくらいのクルマなのかはイメージが付きやすい。

日本車においてみると、多くの車種はA~Dセグメントに分類され、売れ筋は世界的に見てもC~Dセグメントに集中するようだ。

例としてあげた車種でも、確かにカローラ系はファミリーでも社用車でも多く走っていますよね。

Dセグメントに属する車は一般的に見て裕福で、Eセグメントに属する車に乗っていれば高級車のような印象に繋がりやすいですね。

ライバル車種、同格の車を判断する時の材料として覚えておくと便利であろう。

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