2024年7月4日、日本自動車販売協会連合会から2024年上半期(2024年1月~6月)の車名別新車販売台数ランキングを発表しました。
今回は、2024年上半期(2024年1月~6月)の車名別新車販売台数ランキング、21位~30位をご紹介します。
エンタープライズプランの詳細はこちら- 2024年上半期(2024年1月~6月)の車名別新車販売台数ランキング21位~30位
- 21位 スズキ スイフト 18,411台 前年対比131.8%
- 22位 トヨタ ヴェルファイア 17,189台 前年対比2338.6%
- 23位 トヨタ ランドクルーザーW 16,719台 前年対比53.7%
- 24位 トヨタ RAV4 16,232台 前年対比61.7%
- 25位 スバル インプレッサ 14,649台 前年対比105.8%
- 26位 トヨタ ライズ 14,119台 前年対比42.5%
- 27位 スバル レヴォーグ 13,737台 前年対比184.2%
- 28位 スズキ ジムニー 13,701台 前年対比101.3%
- 29位 レクサス LBX 10,836台 前年対比-%
- 30位 ホンダ WR-V 10,582台 前年対比-%
- さいごに
2024年上半期(2024年1月~6月)の車名別新車販売台数ランキング21位~30位
21位 スズキ スイフト 18,411台 前年対比131.8%
スイフトは、ハッチバック型のコンパクトカーで、スポーティなデザイン、優れた走行性能、経済的な燃費が特徴です。
グレード体系は4代目の「RS」・「HYBRID RS」が廃止され、ガソリン車は4代目からグレード名を踏襲して「XG」のみに、マイルドハイブリッド車はグレード名を刷新して「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」の2グレードとなりました。
組み合わされるトランスミッションは、5MTとCVTの2種類が用意されるが、5MTは4代目の「XG」の2WD車から日本国内でのスズキ製マイルドハイブリッド車で初となる「HYBRID MX」の2WD車での設定に移行されました。
「スズキ セーフティ サポート」は最新化され、衝突回避支援ブレーキは3代目スペーシアと同じ単眼カメラ&ミリ波レーダー方式の「デュアルセンサーブレーキサポートII」となり、画角や検知エリアを拡大するとともに、自転車や自動二輪車の検知に対応、交差点衝突回避支援(右左折・出合頭車両)も搭載され、安全度が向上しています。
22位 トヨタ ヴェルファイア 17,189台 前年対比2338.6%
ヴェルファイアは、高級ミニバンで、広々とした室内空間、高級感あふれるデザイン、快適な乗り心地が特徴です。
3代目となる現行型は、2023年にフルモデルチェンジが行われています。
プラットフォームにはTNGAのGA-Kプラットフォームが採用され、ミニバンへの最適化に加え、ロッカーをストレート構造とし、車体底部後方にV字型のブレースを設けた。
サスペンションはフロント・リアともに2代目から踏襲されるものの、フロントはプラットフォームに合わせて刷新されました。
兄弟車のアルファードとは意匠のみならず走行性能でも差別化され、ラジエターサポートとサイドメンバーを繋ぐフロントパフォーマンスブレースと呼ばれる専用のボディ剛性部品が追加されたほか、ガソリン車では従来設定されていた3.5L V6に替わるハイパフォーマンスエンジンとして、ヴェルファイア専用に歴代初搭載のターボエンジンとなるT24A-FTS型ダイナミックフォースエンジンが採用され、トルクが増大しました。
23位 トヨタ ランドクルーザーW 16,719台 前年対比53.7%
ランドクルーザーは、クロスカントリー車で、その耐久性は世界中で高い評価を受けていて、高級感も兼ね備えていることから人気の高い車種となっています。
現行型は2021年にモデルチェンジを行い、日本国内においては公式発表前の予約の段階で注文が相次ぎ、年間計画台数(5,000台)の3.6倍となる18,000台の受注を記録し、納車は5年待ちになるという異例の事態となりました。
全体のスタイリングは先代の200系後期型からのキープコンセプトであるが、フロントグリルはさらに拡大され、グリル横方向のバー、リアコンビネーションランプ、ホイールアーチ形状などで水平基調となっています。
エンジンはガソリンエンジンに加え、日本国内向けとしては100系以来となるディーゼルエンジンが復活。ガソリン・ディーゼル共にV型6気筒のツインターボとなり、ガソリンエンジンは3.5 LのV35A-FTS型、ディーゼルエンジンは3.3 LのF33A-FTV型となりました。
現行型では、トヨタ車で初となる指紋認証スタートスイッチを採用しており、スマートキーを携帯し、ブレーキを踏みながらスタートスイッチに搭載された指紋センサーをタッチすると車両に登録されている指紋情報と照合し、指紋情報が一致しなければエンジンが始動しない仕組みとなっているので、セキュリティ面も向上しています。
24位 トヨタ RAV4 16,232台 前年対比61.7%
RAV4は、クロスオーバーSUVです。
現行型である5代目で、日本市場に復帰し、安いとは言えない価格帯と全幅1855ミリメートル~という巨大なサイズながら、オールマイティな優秀な点が高く評価されて5か月間もの間日本の月間販売台数SUV部門1位を獲得し続けた上、2019-2020年の日本カー・オブ・ザ・イヤーも受賞しました。
2019年の世界販売台数ランキングでは3位につけ、1位争い常連のフォード・Fシリーズをも脅かす勢いである程、人気が高い車種となっています。
TNGAに基づくGA-Kプラットフォームの採用に加え、パワートレインを刷新しており、日本仕様は、2.0LのM20A-FKSエンジン+CVT、ハイブリッド仕様の2種が導入され、後にプラグインハイブリッドモデルのRAV4 PHVが導入されているので、様々なライフスタイルに合ったグレードを選ぶことが出来ます。
25位 スバル インプレッサ 14,649台 前年対比105.8%
インプレッサは、ハッチバック型の乗用車になります。
現行型は6代目となり、ボディ形状は5ドアハッチバックのみの展開となり、中国市場を除く世界中のほとんどで需要が縮小している4ドアセダンはこの代より正式に廃止されました。
搭載されるアイサイトは、画角の拡大とソフトウェア類の改良を行うとともに、フロントガラス取り付け式に変え、レンズフードを追加した改良型のステレオカメラユニットが採用され、二輪車や歩行者の認識用に単眼カメラが追加されました。
インテリアには、高品質な素材を使用し、ドライバー中心の設計がされていて、広々としたキャビンと快適なシート配置により、長時間のドライブでも快適です。
26位 トヨタ ライズ 14,119台 前年対比42.5%
ライズは、小型クロスオーバーSUVです。
「アクティブ・ユースフル・コンパクト」をコンセプトに、週末のレジャーでも普段使いでも扱いやすく、様々なシーンでアクティブな毎日をサポートする車種として開発されました。
フロントフェイスは、トヨタのデザインアイデンティティである、「キーンルック」が用いられており、巷ではRAV4の縮小版と形容されることもあります。
また、SUVらしいシルエットを表現するため、タイヤは16インチと17インチの大径サイズを装着し、フェンダーを張り出していて、タフ感も押し出されています。
コンパクトでありながら広い室内空間と高い走行性能を備え、高品質なインテリアと最新のテクノロジー、安全装備が充実して都市部での取り回しからアウトドアのレジャーまで活躍します。
27位 スバル レヴォーグ 13,737台 前年対比184.2%
レヴォーグは、ステーションワゴン型の乗用車です。
2代目となる現行型では、スバルのデザインコンセプトとなる「BOLDER」が量産車で初採用され、「ヘキサゴングリル」は立体的かつワイドに構えたデザインとなり、リアコンビネーションランプは機能を集約してコンパクトデザインとなった一方、フェンダーはフロント・リア共に大きく張り出した造形としました。
一部グレードには、「アイサイトX」が搭載され、作動条件が整うとメーターにアイコンが表示され、ステアリングのスイッチを押すとシステムが作動し、「渋滞時ハンズオフアシスト」、「渋滞時発進アシスト」、「カーブ前速度制御」、「料金所前速度制御」、「アクティブレーンチェンジアシスト」によってアクセル・ブレーキ・ステアリング操作のアシストを行います。
今日ではラインアップの少ない、ステーションワゴン型であるので、希少な存在となっています。
28位 スズキ ジムニー 13,701台 前年対比101.3%
ジムニーは、軽自動車のオフロード四輪駆動車です。
小型軽量ボディやラダーフレーム、リジッドアクスル式サスペンション、大径タイヤなどの優位性により、特に純粋な悪路の踏破性能では四輪自動車としてトップクラスの性能を持ち、クロスカントリー競技のベース車としても使用されている、本格オフローダーです。
現行型である4代目のエクステリアデザインは、2代目に近いスクエア形状のボディとなったほか、丸形のヘッドランプは初代や2代目から、同じく丸型で独立配置されたウインカーは初代から、5スロットグリルは3代目からと、歴代モデルのデザインが採り入れられている。
発売当初は、月間目標販売台数は3000台であったが、予想に反して受注が1万5,000台を上回り、納車待ちが発生する事態となっており、現在でも1年近くの納期となっています。
29位 レクサス LBX 10,836台 前年対比-%
LBXは、コンパクトクロスオーバーSUVです。
プラットフォームには、トヨタのヤリスクロスなどにも採用されている、GA-Bプラットフォームを大幅に改良したものを採用しており、ボディ剛性の向上や、低重心化と軽量化を実現しています。
エクステリアデザインは、デザインコンセプトを「プレミアム・カジュアル」とし、横に張り出したフェンダーなど、上質なデザインを実現しています。
また、フロント周辺では、5代目RXに採用されていた、「スピンドルボディ」の進化版である「ユニファイドスピンドル」を採用しています。
また近年のレクサスには珍しい、ボンネットフードにロゴマークを配置するデザインとなっています。
リア周辺は、「L E X U S」のバラ文字ロゴを採用し、ボディサイドまで回り込んだ、一文字のフルLEDリアコンビネーションランプの下部中央に配置されています。
コンパクトなサイズながらも、レクサスのブランド価値を十分に感じられるモデルとなっています。
30位 ホンダ WR-V 10,582台 前年対比-%
WR-Vは、コンパクトサイズのクロスオーバーSUVです。
日本市場向けのWR-Vは、同年6月にインドで発表されたエレベイトの日本仕様車となり、全数がインドから輸入されます。
タイプ体系は「X」・「Z」・「Z+」の3種類が設定され、1.5LのL15D型を搭載するガソリン・FF仕様のみの設定となる。Honda SENSINGは全車標準装備となっており、フロントワイドビューカメラや前後8つのソナーセンサーを用いたシステムが採用され、急アクセル抑制機能を含む13の機能を備えています。
さいごに
以上が、2024年上半期(2024年1月~6月)の車名別新車販売台数ランキング21位~30位になります。
次回は、11位~20位をご紹介します。
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