2023年4月6日、日本自動車輸入組合(JAIA)が、2022年度(2022年4月~2023年3月)の外国メーカー車モデル別、新車登録台数ランキングを発表しました。
昨今のコロナウイルスによる貿易の停滞や、半導体不足により2022年度の外国メーカー車の輸入車新規登録台数は246,196台となり、前年度の250,343台と比べると1.7%の減少となっており、日本メーカー車を含めた輸入車新規登録台数の合計は、307,674台で、前年度の325,396台と比べる5.4%の減少となっています。
しかし、コロナウイルス問題や半導体不足についても、少しづつですが通常通りに戻っているので、今後の新車供給については落ち着いていくことでしょう。
それでは、今回は2022年度(2022年4月~2023年3月)の外国メーカー車モデル別、新車登録台数TOP10をお伝えします。
年内に春休み合宿免許を申し込んでクオカード3,000円をゲット!!2022年度外国メーカー車モデル別、新車登録台数ランキングTOP10
第1位 BMWミニ 「ミニ」 18,770台
第1位にはBMWミニのミニとなり、7期連続の首位を飾ることが出来ました。
もはや、不動の人気を誇る車種と言って過言ではないですね。
ミニは、ユニークで個性的なデザインが特徴で、ラウンドフォルムや大きなヘッドライトなど、遊び心があるデザインが人気です。
パフォーマンス面では、エンジンは高効率で、燃費も良好で小型で軽量なため、優れた操縦性と加速性能を持っています。
ボディカラーやインテリア、エクステリアパーツなど様々なオプションが用意されているので、ユーザーのオリジナルカスタムができることも、人気の1つになっています。
第2位 メルセデスベンツ 「Cクラス」 13,955台
第2位には、メルセデスベンツのCクラスがランクインしました。
Cクラスは、高級セダン市場での評価が高く、ビジネスシーンからプライベートまで幅広い用途で愛されています。
スタイリッシュでエレガントな外観が特徴で、流れるようなデザインや大きなグリルなど、優美なデザインが魅力です。
先進的な安全装備が充実していることから、衝突回避支援や自動ブレーキ、レーンキープアシストなど、高度な安全機能が備わっています。
第3位 フォルクスワーゲン 「ゴルフ」 9,058台
第3位には、フォルクスワーゲンを代表するコンパクトカーのゴルフがランクインしました。
ゴルフと言えば、各社がベンチマークとするコンパクトカーとなっており、コンパクトカー市場での評価が高く幅広い層から支持を得ています。
スマートでシャープなデザインが特徴で、先進的なエアロダイナミクスが採用されて、スポーティで迫力のある走行が楽しめます。
コンパクトカーでありながら、広々とした室内空間やラゲッジスペースが用意されており、扱いやすさが向上しています。
第4位 ボルボ 「60シリーズ」 7,739台
TOP3が、ドイツ車で構成されている中、スウェーデン車のボルボが第4位にランクインしました。
60シリーズには、セダンとステーションワゴンが存在していて、スタイリッシュでシンプルな外観が特徴で、洗練されたデザインが魅力的なクルマになっています。
また、内装も高級感があり、上質な素材が使用されています。
燃費性能が良く、排出ガス量も少ないモデルが多数あり、環境に優しい面も最近のボルボらしさが伝わります。
こういった特徴から、ボルボ60シリーズは、高級セダンやステーションワゴン市場での評価が高く、上質なドライビング体験や安全性、環境性能を求める人々から支持を受けています。
第5位 フォルクスワーゲン 「T-Cross」 7,281台
第5位には、フォルクスワーゲンのT-Crossがランクインしました。
第5位で、世界的にも流行しているSUVが登場しました。
中でもT-Crossは「コンパクトSUV」となっていて、扱いやすいボディサイズなどから日本市場でも人気の高い車種となっています。
ユニークでスタイリッシュなデザインが特徴で、独自性が高い魅力的な外観が印象的で、個性的なカラーバリエーションも豊富に用意されています。
コンパクトなボディにもかかわらず、広い室内空間と十分な荷室スペースを確保してることから、都市部での利用やファミリー向けのカーライフに最適なモデルとして、多くの人々に支持されています。
第6位 ボルボ 「40シリーズ」 6,524台
ボルボ40シリーズは、コンパクトボディが特徴で都市部での走行に適した車体サイズと高い走行安定性が特徴です。
ボルボが誇る高度な安全装備が採用されており、衝突被害軽減ブレーキや車線逸脱警告、歩行者検知などの機能が搭載されています。
スタイリッシュなデザインが特徴で、ボルボの伝統的なデザイン言語に基づいたシンプルで洗練された外観が印象的です。
第7位 メルセデスベンツ 「GLB」 5,782台
モデルの藤田ニコルさんの愛車としても知られるメルセデスベンツGLBクラスが、第7位にランクインしました。
ボックス型のシルエットが特徴的で、力強く堅牢な外観が印象的で、内装は高級感があり、広々とした空間が演出されています。
Mercedes-Benzの安全技術が採用されており、自動ブレーキアシスト、車線逸脱警告、ブラインドスポットアシストなどが標準装備として備わっているので、安全性にも長けているモデルです。
ボックス型のシルエットや7人乗りのモデルなど、他のSUVにはない魅力的な特徴を持っているのが、GLBです。
第8位 フォルクスワーゲン 「ポロ」 5,532台
第8位のフォルクスワーゲン、ポロはスポーティなデザインが特徴的で、小型車ながらもダイナミックな外観を持っています。
内装も高級感があり、使い勝手の良いデザインがされています。
小型車でありながら、スペースの有効活用が図られており、十分な室内空間を確保しています。また、コンパクトなサイズなので、街中での取り回しも楽です。
スポーティなデザインや、高度な安全性・テクノロジーなど、多くの魅力的な要素を持ち合わせています。
第9位 BMW 「3シリーズ」 5,264台
BMW 3シリーズは、ドイツの高級車メーカーBMWが製造・販売する、コンパクトなセダンやワゴンタイプの自動車で、BMWの中でも最も人気の高い車種になります。
BMWのシグネチャーである“ツインキドニーグリル”を備え、ダイナミックでスポーティなデザインが特徴的です。また、BMW 3シリーズは、フルLEDヘッドライトやテールライトを標準装備しており、高級感のある外観となっています。
高級感のある外観、優れたハンドリング性能、先進の安全装備、高い乗り心地など、多くの魅力的な要素を持っています。また、豊富なグレード展開により、様々なニーズに対応できる車種として、幅広いユーザーから支持を得ています。
第10位 アウディ 「Q3」 4,955台
アウディQ3は、ドイツの高級車メーカーであるアウディが販売する、コンパクトSUVです。
アウディのシグネチャーである“シングルフレームグリル”を備え、スポーティなデザインが特徴的です。また、コンパクトなサイズながらも、クリーンでシャープなラインが印象的です。
アウディの独自技術である「quattro(クワトロ)」の四輪駆動システムを搭載しており、優れた操縦性を誇っています。
スポーティなデザイン、優れた操縦性、先進の安全装備、高い乗り心地など、多くの魅力的な要素を持っています。
さいごに
第1位には、7期連続でミニとなりました。
確かに、街中で見る輸入車の中でもミニを見る機会も多く、老若男女から愛されるクルマとして根強いですよね。
そして、TOP10の中の8車種はドイツ車となっており、いかに日本国内でドイツ車が人気なのかが分かります。
特徴的なのが、TOP10の中の車種のボディタイプがセダン、コンパクトカー、SUVとバランスよく入っているので、これからはSUVの人気も落ち着いていき、下火になっていたセダンタイプにも流行がくるかもしれません。
TOP10に入っている車種たちは、言わずもがな性能の良いクルマたちなので、流行する理由もわかりますね!
この記事の参考URL:https://www.jaia-jp.org/
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