こんにちは、SCPです。
皆様、愛車を手放す際に、どの様に手放していますか?
販売店などで、買い替えでで下取り。お知り合いに譲渡や、買取店への依頼。
はたまた、中古車情報で行っている一括査定。
様々な方法が、ありますよね。
今回、愛車のメルセデスベンツ(W205)を手放すことにしたのですが、筆者は「一括査定」を依頼しました。
これから、愛車を手放す予定や、今の愛車の相場が知りたいと言った方でも一括査定をする価値はあると思います。
筆者の実体験を基に、一括査定のやり方、1円でも高く売る方法をお伝えします。
少しでも、皆様のご参考にしていただければ幸いです。
一括査定はどの媒体で依頼する?
クルマの一括査定と一概に言っても、様々な媒体によって一括査定を実施しています。
テレビやインターネット、ラジオなんかでも「一括査定」の宣伝が、バンバンやっている中、どのようにすればいいの?と思っている方が沢山いらっしゃるのではないでしょうか?
筆者も、その1人でした。
まずは、どこで一括査定を申し込む?となるでしょうが、筆者はずばり、「カーセンサーnet」から一括査定の申込みをしました。
カーセンサーは、リクルートマーケティングパートナーズが運営する、国内でも最大手の中古車情報サイトになります。
中古車情報の中でも、多くの中古車が掲載されているため、見たことがある方は多いのではないでしょうか?
なぜ、多くの一括査定サービスを実施している中、カーセンサーを選んだかと言うと、カーセンサーに提携している買取業者の数が多いことが一番のポイントで、皆様が聞いたことのある大手買取業者も多数提携しています。
その他にも、最大依頼業者数が他の一括査定を行っている媒体が、ほとんど最大10社という中、カーセンサーは最大30社と多いのも選択した理由です。
なぜ、依頼業者数が多いほうが良いのかと言うと、これから売却を予定しているあなたの愛車を買い取りたいという業者が、単純に多くなり各業者の中で競争させることができるからなのです。
一括査定の申し込みから、業者とのアポイントについて
まずは、PCやスマートフォンで、カーセンサーnetにアクセスします。
車買取をクリックすると、上から順に「売却方法」、「メーカー・車種・グレード」、「年式」、「走行距離」がプルタブによって分かれているので、ご自身の愛車の状態を入力し、「90秒で終わるカンタン入力 申し込みスタート」をクリック。
すると、次に詳細情報を入力するフォームが表示されるので、「次回の車検時期」、「本体色」、「事故歴」、「車の状態」と、質問に従って、入力します。
詳細情報を入力すると、「無料 次へ」となってる部分をクリックします。
すると、下に個人情報を入力するフォームが現れるので、「お名前」、「フリガナ」、「お住いの地域(郵便番号)」、「電話番号」、「メールアドレス」を入力します。
入力すると、「無料 確認画面へ進む」をクリックします。
次に、確認で上記で入力した情報が一覧となって表れるので、入力した内容に間違いがなければ、「無料 同意して送信する」をクリックします。
以上で、ご自身の愛車の情報が、各買取業者に送信されます。
各買取業者から、買取査定日時のアポイントを取る
一括査定を依頼すると、すごい電話がくる。と、巷で言われていますが、その通りです。
上記で示した「無料 同意して送信する」をクリックした瞬間に、入力した電話番号にひっきりなしに電話がきます。
これを対応するのは、嫌だなぁと思う方がいらっしゃると思いますが、逆に考えると、それだけ電話がくるということは、あなたの愛車がとても魅力的であるから、是非買い取りたいという買取業者が多いということなので、それぞれ対応するのが良いと思います。
筆者の場合、かかってくる電話に対応し、少しでも高く売りたいという気持ちがあったので、計6社の買取業者とアポイントを取ることにしました。
それでも他業者から電話はかかってくるので、無視するか、「すでにアポイントが取れたので」と伝えれば、それ以上に営業してくることはないでしょう。
※意外にも、断る意思を伝えると、粘ってこずに「また機会ありましたら宜しくおねがいします。」と、こっちがあっけらかんになる位、潔く身を引くので毅然とした態度で対応するのが良いかと思います。
アポイントを取った買取業者との商談に、いざ挑む~リアルな商談状況をお話します~
特に、その日に予定がなかったので、当日4社と商談するアポイントを取りました。
1社目は業界最大手のB社
B社の方が、訪問してくれて早速、車の査定の開始。
B社の方は、「査定に30分程かかりますが、その間ご自宅で待機でもいいですよ」と、おっしゃって頂けましたが、筆者も初めての事で興味深かったので、「見させていただきます」と回答し、査定している状況を観察していました。
外装から見ていて、足回りや、トランク、ボンネットを開けて入念にチェック。
特にフレームの修正がない事を確認している様子。
次に、車内に乗り込み、エンジンの始動、ナビの状況、バックカメラが搭載しているクルマはバック(R)にシフトを入れて、バックモニターがしっかり機能しているかの確認。
※ほぼ、全業者が上記の確認ポイントが同じでした。
査定が終わり、査定の結果を聞くことに。
B社には、今回1社目の査定となっていることを伝えていた為か、「正直、明確な金額をお伝えすることはできません。」と回答。
私は、「しかしながら、いくら位の相場で流通しているのか?」と質問すると、独自の?データベースを見せてくれて、何件かこの金額で出回っていて、その金額から、頑張って10万~20万円上乗せした金額で買い取れるかどうか。といった回答。
筆者としては、明確な金額を伝えてくれないと、あとに待っている買取業者との商談もスムーズに行えないと思ったので、ひとまずその相場を参考に、次の業者と商談することにしました。
ここで、ワンポイントなのですが、「絶対に1社目で売る返事をしないこと」。これが高額買取につながる秘訣です。
「あとの業者さんとも商談してから、後で連絡します」と言えば、大抵の業者は身を引いていきます。
2社目・3社目は業界中堅業者のN社
ここでは、2社目の交渉が長引き3社目も訪問してきたので、同時進行になります。
2社目のN社が訪問して、早速査定の開始。
自宅から駐車場まで、少し歩くのですが、その間の会話でも「今日、必ず高値で買わせていただくのでお任せください」と、謎の自信満々なN社。
場を和ませるためか、冗談交じりの会話をしていて、言い方が悪くなりますが、おちゃらけた態度。
しかし、車内に乗り込む際には持参していたビニール素材のハンドルカバーやシートーカバーを取り付けて乗り込んでいたので、印象は良かった。
査定に入り、B社と同じ車両状態のチェックを行い、金額の交渉へ。
N社も、明確な金額をなかなか言わなくて、私に対して「いくらなら売ってもいいですか?」と質問してきたので、私が思う最低金額を伝えました。
そうしたら、なぜかN社の方は、その金額を1社目が提示したんだと勝手に思い込み、「その金額だったら、かなり足元見てきてますよ」と、言ってきた。
その時点で、私は「誰もB社が提示した金額言ってないぞ」と心の中で思い、全然話が違うなと思いました。
こういった対応から、私の中でN社は信用できないなと思い、交渉をしていたのですが、筆者は「今日はこのあとも査定業者がくるので、その回答を見てみないと今日は返事ができない」と回答したのですが、それでもしつこく「いや、僕にお任せください。」だの、「この金額は即決での金額なので、あとから言われてもこの金額で買い取ることはできませんよ」などと、不安を煽るような事をずーっと言ってくる。
そうしている間に、3社目のM社が訪問してきたので、一度N社との交渉を割いてM社と挨拶し査定をしてもらうことに。
それでも、なかなか折れないN社は、あれこれ言葉巧みに即決させたい様子。
しかし、それでも引かない筆者。笑
筆者も、買い言葉に売り言葉ではないですが「今日はこのあとも査定業者がくるので、その回答を見てみないと今日は返事ができない」の一点張り。
いよいよ、N社もこちらの毅然とした対応に折れてきたところ、M社の査定が終わったので、M社の方の査定結果を聞くと、あっさり金額を提示していただいて、その時点でN社の査定金額よりも40万円高い金額を提示して頂けました。笑
その様子を見ていた、N社の方は「金額出していましたね。うち負けていますか?」と質問されたので、筆者は「負けてます(あなたが)」とジェスチャーしながら言い放つと、少し泣きそうな顔していました。
そのあと、N社が帰っていきM社の金額を聞いたあとに、4社目のK社が訪問してきました。
ここで、ワンポイントなのですが、しつこい・即決させたがる業者は、かなり足元見てきています。
毅然とした対応で、応じないようにしましょう。
4社目は、筆者は知らない(聞いたことのない)K社
K社は、2人体制で訪問されました。
そのうちの1人はまだ入社したばかりということで、勉強のために同行しているそうです。
査定担当の、もう1人の方はとても落ち着いた話し方で、業界の話や世間話が上手な方で、同行者の方にも教えながら査定を行っていて好印象を受けました。
査定が終わり、「データを会社に送っているので、少々お待ち下さい」とのこと、その間も世間話をして、最終的に「できるできないは別として、おいくらだったらいいですか?」とやんわり聞いてきました。
3社目のM社が、筆者の思っている金額よりも高値の提示をしてきたので、この金額を参考にさらに上乗せした金額を4社目に伝えると、会社に確認して最終的に「では、その金額でやらせてください」と回答してきたので、筆者も納得してオッケーしました。
ここまで、粘って良かったと思いました。
まとめ
結果としては、1番最初に明確な金額を提示してきた2社目のN社が提示した金額よりも最終的に60万円高く売却することに成功しました。
残りの2社については翌日以降にアポイントをしていましたが、2社ともこちらから電話をして「他のところに買取依頼をしたので、査定についてはキャンセルでお願いします。」と伝えたら、「そうですか。また機会がありましたらお願いします。」と、特に残念がったり、そこからしつこい切り返しとかなかったので、筆者が思っているよりも嫌な思いをせずに断ることができました。
一括査定をするメリットは、相場を知ることができて、買取業者との競争をさせることができるので、高値で売却することができます。
デメリットは、一括査定を申し込んだ時のかかってくる電話が非常に多いことや、複数業者と商談をするので時間を食ってしまうことです。
あとは、N社のようなしつこい営業にあたると対応で疲れてしまいます。
以上を踏まえてですが、高く売るためにはカーセンサーの「一括査定」をオススメします。
筆者の場合ですが、2社目の対応以外はみなさん真摯に対応してもらったので、大満足のいく結果になりました。
それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました。
↑をクリックで、カーセンサーネットにアクセスできます。
思い立ったが吉日。一括査定はカーセンサーネットに依頼してみてはいかがでしょうか?
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