少しづつですが、各国産車メーカーからの新車の納期が早くなってきています。
ただ、納期が早いものもあれば、人気車種では「1年以上」の納期となっているものも沢山あります。
1年以上の納期を待てないという方も、多くいらっしゃると思います。
今回は、最新版である2023年8月の新車の納期の早いランキング(スバル・マツダ・三菱)についてお伝えします。
比較的早い納車を希望している方は、是非こちらの記事を参考にしてください。
スバル
第1位 レヴォーグ(1.8L・2.4Lグレード) 平均納期2ヶ月
第1位には、国内市場で希少性の高い「ステーションワゴンタイプ」のレヴォーグとなりました。
レヴォーグは「Revolutionary Touring Wagon」の略称で、スポーティーでアグレッシブなフロントグリルやダイナミックなボディラインが特徴です。
内装には高品質な素材が使用され、快適な乗り心地を提供し、また、広い室内空間や大容量の荷室も持ち合わせており、実用性も高いです。
7月時点から、1.8Lグレードと2.4Lグレードともに2ヶ月程度の納期となっており、スバル社の中軸モデルだけに、安定した供給となっているので、是非検討してみてください。
価格:310.2~482.9万円
第2位 フォレスター(1.8Lグレード) 平均納期2ヶ月
第2位には、ミドルクラスのクロスオーバーSUVである、フォレスター(1.8Lグレード)がランクインしました。
エクステリアデザインには、スバルの共通デザインフィロソフィーである、「DYNAMIC?SOLID」に基づいた、SUVらしい存在感や力強さ、機能性が表現されています。
メカニズム面では、「SUBARU GLOBAL PLATFORM」が採用されており、操舵応答性と操縦安定性が飛躍的に向上していることこから、運転者の意のままに操ることが可能で、嫌な横揺れなどが起きにくいことから、乗員全てが快適な乗り心地を実現しています。
スバルならではの、「安全性」を重点においているのは、このフォレスターにも当てはまり、安全性機能が充実しているのも特徴的です。
価格:306.9~374.0万円
第3位 インプレッサ(2.0Lグレード) 平均納期2ヶ月
第3位には、2023年にフルモデルチェンジを果たした、インプレッサ(2.0Lグレード)がランクインしました。
これまで、セダンタイプとハッチバックタイプのラインアップでありましたが、今回のフルモデルチェンジされた6代目では、セダンタイプが廃止され、5ドアハッチバックのみの展開となっています。
搭載されるアイサイトは、画角の拡大とソフトウェア類の改良を行うとともに、フロントガラス取り付け式に変え、レンズフードを追加した改良型のステレオカメラユニットが採用され、二輪車や歩行者の認識用に単眼カメラが追加され、さらに機能性の向上が図られ、安全性が高まっている、魅力的な1台です。
価格:229.9~321.2万円
第4位 WRX S4(全グレード) 平均納期2ヶ月
WRX S4は、スポーティセダンとなっており、スバルのパフォーマンスカーとして高い性能とスポーティなデザインを特徴としています。
2代目となる現行モデルでは、排気量を400cc拡大した2.4 L直噴ターボ”DIT”エンジンであるFA24型へ換装され、トランスミッションには、初代WRX S4の「スポーツリニアトロニック」を基に、加速性能を高めるためレシオカバレージ(変速比幅)が拡大され、併せて、騒音と振動の低減を実現した、「スバルパフォーマンストランスミッション」が採用されています。
フルインナーフレーム構造や構造用接着材を用いる、スバルグローバルプラットフォームを採用しているので、ボディーやシャシーが高剛性化されたほか、ボディの高剛性化に合わせてサスペンションジオメトリが最適化されたことで、実用ストロークが伸ばされ、モーターアシスト軸とドライバーのステアリング操作軸を別軸とした2ピニオン方式の電動パワーステアリングも採用された。
高度運転支援システム「アイサイトX」やコネクテッドサービス「SUBARU STARLINK」が一部のグレードに装備されるので、高い先進技術も魅力的である。
価格:400.4~482.9万円
第5位 BRZ 平均納期2ヶ月
第5位にランクインしたBRZは、スポーティな2ドアクーペで、トヨタとの共同開発によって生産されています。
スバルの量産車としては初めてフロントエンジン・後輪駆動(FR)レイアウトを採用した車種であり、スバルにおけるクーペ専用車種としてもアルシオーネSVX以来となる。
BRZには、2.4Lの水平対向4気筒エンジンが搭載されており、200馬力以上の出力を発揮し、エンジンの配置には水平対向エンジンの利点を生かした低重心にすることで、優れたハンドリング性能を持ちます。
小型・軽量・低重心を狙って開発されたモデルで、車名のBはボクサーエンジン(Boxer Engine)、Rは後輪駆動(Rear wheel drive)、Zは究極(Zenith)を意味しています。
6速AT車には、初代では搭載されていなかった運転支援システム「EyeSight」が搭載されるほか、ステレオカメラが前方を検知し、状況に応じてハイビームとロービームを自動切り替えするハイビームアシストも装備されているので、安全性を高めつつ、スポーティな走りも楽しめる1台となっています。
価格:308.0~333.4万円
マツダ
第1位 CX-8(全グレード) 平均納期1ヶ月
CX-8は、マツダのフラッグシップSUVであり、7人乗りまた6人乗りのバリエーションがある大型SUVになります。
「SKYACTIV TECHNOLOGY」とデザインテーマ「魂動(こどう)-Soul of Motion」を全面採用した、マツダの日本国内向けクロスオーバーSUVの最上位モデルとして開発されています。
CX-8は乗り心地と静寂性を重視した設計が行われており、快適な運転環境を提供し、高品質なシートや遮音性の向上などが取り入れられています。
CX-8には、多くの安全機能が搭載されており、アドバンスド・スマート・シティ・ブレーキ・サポートや車線維持アシストなどが含まれており、衝突回避やドライバーアシストが強化されているので、幅広いユーザーに支持されています。
価格:299.4~505.8万円
第2位 MAZDA3 平均納期1~2ヶ月程度
MAZDA3は、マツダが製造・販売するCセグメントの乗用車である。
2003年から日本国内で「アクセラ」の名称で販売されていた車種の後継モデルであるが、本モデルよりグローバルでのモデルネームである「Mazda3」の名称を世界共通で用いています。
走行性能・乗り心地を向上させた新世代車両構造技術「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE(スカイアクティブ ビークル アーキテクチャー)」を初めて全面採用し、人間の持つバランス能力を最大限に引き出すことを追求し、シート、ボディ、シャーシを基本から徹底的に改善したモデルになっています。
CX-5から始まった魂動デザインを深化させた、マツダの次世代商品群の第1弾として位置づけられており、マツダ自身が用いた「引き算の美学」というキーワードの下、エクステリアデザインはボディ側面に入れられることが多いキャラクターラインを極力排除し、面の変化で質感を表現しています。
価格:222.8~382.5万円
第3位 MX-30(e-SKYACTIV G 2.0) 平均納期2ヶ月程度
第3位には、マツダの新世代商品群の第3弾として位置づけられている車種で、同社初の量産電気自動車(EV)として企画された、MX-30がランクインしました。
日本向けモデルとなる、e-SKYACTIV G 2.0グレードは、24Vマイルドハイブリッド「M HYBRID」と2.0L直列4気筒DOHCエンジンを組み合わせたモデルとなっている。
インテリアには、持続可能な素材を使用しており、内装パーツにキューピッドウッド(Cork)と呼ばれる自然素材が使用されており、環境への配慮がなされているのも特徴です。
価格:264.0~299.7万円
第4位 MAZDA6 平均納期2~3ヶ月
MAZDA6は、スポーティなデザインと快適性、高い品質を組み合わせた上質なセダンと、ワゴンタイプとなっています。
マツダのデザイン哲学である「魂動(こどう)」デザインを具現化しており、流れるようなボディラインとダイナミックなデザインが特徴で、シャープなヘッドライトやアグレッシブなフロントグリルなどが与えられており、スタイリッシュで洗練された外観を持っています。
マツダ独自の操舵安定性制御システムである「G-Vectoring Control Plus(GVC Plus)」も搭載されており、優れた操縦安定性と快適なハンドリングを実現します。
インテリアには、高品質な素材とクラフトマンシップが感じられ、運転者と乗員の快適性を重視しています。
価格:296.2~466.2万円
第5位 MAZDA2 平均納期3ヶ月
MAZDA2は、日本国内市場向けにおいては、当初「デミオ」の車名で販売されていたが、2019年9月12日より発売される3代目(「デミオ」としては4代目)の一部改良モデルから日本国内向け専用のペットネームを廃止し、グローバルで「MAZDA2」の名称で販売されている、コンパクトカーです。
エンジン性能や燃費効率にも優れていて、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンの中から選択することができます。
マツダの独自技術であるSKYACTIVテクノロジーが採用されており、軽量化と高い燃費性能を実現しています。
安全機能も充実しており、アドバンスト・セーフティ機能により、衝突回避支援や車線逸脱警告など搭載しているので、幅広いユーザーに安心して乗ることが出来ます。
価格:152.9~232.1万円
三菱自動車
第1位 エクリプスクロス(ガソリンモデル・PHEVモデル) 平均納期1~2ヶ月
エクリプスクロスは、スタイリッシュな外観、快適な内装、優れたパフォーマンス、高い安全性能を兼ね備えた魅力的なコンパクトSUVです。
三菱自動車のグローバル戦略車として、2017年10月の欧州への出荷を皮切りに、11月に豪州・ニュージーランド・ASEAN地域、2018年1月に北米に向けて出荷しており、最終的に約80ヶ国へ展開する計画であるとしています。
デザインテーマは「VIBRANT & DEFIANT(躍動、そして挑戦)」で、アスリートがクラウチングスタートから走り出す瞬間を表現しています。
エクステリアでは、先鋭的なデザインとクーペスタイルの要素が組み合わさった独自のスタイリングが特徴で、シャープなラインやダイナミックなフォルムが与えられており、力強さと洗練さを兼ね備えた外観を持っています。
インテリアには、ブラックとシルバーのモノトーンとし、水平基調のインストルメントパネルと立体的なシルバー加飾を採用しており、また、薄型のスマートフォン連携ディスプレイオーディオ[SDA]+タッチパッドコントローラー(前期モデル/G Plus Packageに標準装備)、ヘッドアップディスプレイ(G、G Plus Packageに標準装備)を搭載することで、運転席の先進感を高めています。
価格:254.2~330.0万円(ガソリンモデル)
386.3~465.0万円(PHEVモデル)
第2位 eKクロス EV 平均納期1~2ヶ月
eKクロス EVは、SUVテイストのクロスオーバーモデルであり、軽トールワゴンとなっています。
デザインコンセプトは「THE CUTE BEAST(キュート・ビースト)」。となっており、フロントフェイスは三菱自動車のフロントデザインコンセプトである「ダイナミックシールド」を採用しています。
LEDポジションランプは視認性の良いボンネットフード下に、また、縦型デザインの3灯式LEDヘッドライトは上2段がロービーム、その下にハイビームを配置した先進的なエクステリアデザインが魅力的である。
パワフルでスムーズな走行性能を実現する電気モーターは、高いトルクを発生し、加速が素早くスポーティな走りを実現できることです。
高速道路同一車線運転支援機能「MI-PILOT」や安全装備群「e-Assist」に加え、三菱車では初となる駐車支援機能「MI-PILOT PARKING(マイパイロット パーキング)」を採用(「P」にメーカーオプション設定)しています。
4つのカメラで駐車可能位置を自動検知するとともに、12個のセンサーで周囲の障害物を検出するため、縦列・前進・後退いずれにも対応しているので、駐車が苦手な方でもスムーズに行うことが出来ます。
また、EVならではの静かな走行やゼロエミッションの特性も備えています。
価格:254.6~308.1万円
第3位 ミニキャブ・ミーブ 平均納期3ヶ月
ミニキャブ・ミーブは、i-MiEVの技術を活用した電気自動車です。
搭載されるバッテリーは容量(一充電あたりの走行距離)が異なる2種類が設定され、10.5kWh(約100km)と16.0kWh(約150 km)が用意されています。
都市部での利便性に配慮した設計がされていて、コンパクトなボディサイズと優れた操縦性により、狭い道路や駐車場での取り回しが容易です。
また、装備面では、最新の安全技術や快適装備が提供されており、安全性と利便性を高めています。
コンパクトで経済的な移動手段を求める方におすすめの車種になっています。
価格:243.1~245.3万円
第4位 アウトランダー(全グレード) 平均納期4ヶ月
アウトランダーは、三菱自動車が製造する、ミドルクラスSUVです。
エクステリアデザインには、洗練されたデザインが特徴的でファミリー層など、幅広い層のユーザーに人気があります。
また、3列シートモデルもラインアップしていることから、大人数での移動や、荷物が多い際にも利用しやすいパッケージとなっています。
アウトランダーには、耐久性と信頼性にも注力しており、頑丈なボディ構造と高品質な部品を使用しています。
これにより、長期間にわたって安定したパフォーマンスを実現しています。
価格:484.1~570.5万円
第5位 デリカミニ 平均納期4~5ヶ月
デリカミニは、SUVとミニバンを掛け合わせた同社のデリカの思想を軽自動車で実現したものとして発表された、クロスオーバー軽スーパーハイトワゴンです。
エクステリアデザインには、半円状のヘッドランプを組み入れるなど、軽自動車の購買層に合わせて力強さに「親近感」を採り入れたデザインとなっています。
4WD車においては、砂利道などの未舗装路走行時における安定性と快適性を高めるため、タイヤが大径サイズ(165/60R15)となり、専用チューニングを施したショックアブソーバーも採用されているので、タフな走りが実現できています。
価格:180.4~223.8万円
さいごに
2023年8月版、納車の早い車種(スバル・マツダ・三菱自動車)についてお話しました。
7月に比べて、納期がさらに短縮されたモデルもありましたが、逆も然り、納期が未定に入ってしまった車種もありました。
依然、納期に関しては不安定になっていますので、早急に新車がほしい方は、こちらの記事を参考にしつつ、販売店へお問い合わせください。
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