本格的なSUVは背が高くて運転が不安。乗用車感覚でSUVを楽しめる、クロスオーバーという選択肢はいかがでしょうか?

車の情報

こんにちは、SCPです。

未だ世界的なSUV人気は衰えず、電気を動力に動かすEV車の新しいラインアップでもSUVとなるケースが多く、むこう2,3年は最低でもSUV人気は衰えなさそうだ。

SUV人気になりだし、本格的なSUVの他にもコンパクトカーやステーションワゴンをベースにSUVに仕立てる「クロスオーバー」と呼ばれるモデルが現在では特に注目されて人気が出ております。

車体が大きく背が高いSUVだが、そこまで大きなSUVを運転するのは自信がないし目線が高くて苦手という方には「クロスオーバー」という選択肢はいかがでしょうか?

SUVの新たなジャンル、クロスオーバーのおすすめ車種をお伝えします。

クロスオーバーとはどのようなクルマを指す?

SUV人気が出始め、従来の本格的なクロスカントリー車をイメージさせるモデルと、コンパクトカーやステーションワゴンをベースにSUVに仕立てるクロスオーバーの2極化となっており、特にクロスオーバー人気が注目されている。

クロスオーバーモデルでは、従来のクロスカントリーのような本格的なSUVよりも、ドレスアップに近くSUVのワイルドなイメージがありつつも、一般的な乗用車からの乗り換えでも違和感なく運転できるということが、ユーザーからの絶大な支持を得ている。

ユーザーだけに恩恵があるのではなく、車種をリリースするメーカーにとってもSUVをゼロから開発するよりも、ベース車両があることにより安価に仕立てられるし、オンロードがメインと割り切って、必ずしも4WDを設定する必要が無いなどメリットが大きく、積極的に展開しています。

SUVに初めて乗る方や、これまでコンパクトカーやセダン、ステーションワゴンを乗り継いできた方でも、乗用車がベースとして作られているため運転の目線やボディサイズを、そこまで気にしなくてスッと乗り換えることができるだろう。

次章からは、おすすめするクロスオーバーについて紹介します。

スバル XV

クロスオーバー XV
スバル XV

スバルのラインアップの中で、3大SUVの1つでもあるクロスオーバーの「XV」だ。

XVの登場は、2010年に3代目「インプレッサ」をベースにしたクロスオーバーモデルとして「インプレッサ XV」が登場しました。

XVは、インプレッサをベースにSUVテイストを盛り込んだクロスオーバーとなり、現行型の3代目となった現在では、「インプレッサ」の名称は無くなり、「XV」として独立したモデルとなっている。

ボディサイズは全長4485mm×全幅1800mm×全高1550mmと、全高は機械式立体駐車場に入るサイズながらSUVらしい堂々としたサイズとなっている。

さらに、エクステリアデザインにはアンダーガードを模したバンパーや、樹脂製フェンダーアーチ、サイドステップをあしらい、SUVらしい力強さも演出している。

走行性能についても、スバルの「お家芸」でもある4WD(AWD)を全車に採用することで、雪道や悪路などの走破性も抜群にしていることから、見た目によらず本格的な悪路走破性が実現できる。

インプレッサベースなので、車体も大きすぎないサイズ感で、本格的な走行ができるXVはオススメできる1台だろう。

ホンダ フィット クロスター

クロスオーバー フィット クロスター
フィット クロスター

ホンダを代表するコンパクトカーであるフィットだが、2020年2月に4代目へとフルモデルチェンジをした際に、ライフスタイルに合わせた5グレードが展開され、その中でSUVテイストを持ち合わせたグレードが「クロスター」です。

従来のフィットのグレードでは、RSなどのスポーティグレードの設定が存在していましたが、世の中の流れでスポーティグレードは廃止され、空いた部分にSUV的なグレードを設定しました。

外観のデザインは、通常のフィットではグリルレスに対し、クロスターにはフロントグリルが設けられ、専用デザインの前後バンパー、サイドシルガーニッシュやホイールアーチプロテクターなどの専用樹脂パーツを装着し、よりSUVらしい逞しさを演出している。

さらに、16インチタイヤが装着され、最低地上高が標準より+25mmの160mmとなっていることで、よりSUVらしさを主張しています。

ボディサイズは全長4090mm×全幅1725mm×全高1545mm(ルーフレール装着車は1570mm)となり、シリーズ初の3ナンバーサイズとなっているが、扱いやすいボディサイズの範囲内となっているので、コンパクトカーながらSUV風を出したい方にはうってつけだろう。

設定される駆動方式は、クロスターのみならず全車に4WD設定があるので、使用用途やお住いの地域の道路状況を鑑みて、どちらの駆動方式化を選択できるのもユーザーにとって選択肢が広がるだろう。

メルセデスベンツ Eクラス オールテレイン

クロスオーバー Eクラス オールテレイン
Eクラス オールテレイン

メルセデスベンツのSUVと言ったら、本格的なSUVである「Gクラス」や「GLシリーズ」が思い浮かべられると思いますが、このラインアップは本格的SUVでありボディサイズも大柄なものばかりです。

そんな中、2017年に同社初のクロスオーバーモデルとして登場したのが「Eクラス オールテレイン」です。

パッと見、Eクラス ステーションワゴンとなっていますが、メルセデスベンツSUVに共通する2本のフィンからなるラジエーターグリルや、前後バンパー下部には「シルバークロームアンダーライドガード」と名付けられたアンダーガードを装着し、ブラックのホイールアーチカバーなどでSUVの持つワイルド感を演出しています。

ボディサイズは全長4950mm×全幅1860mm×全高1495mmと堂々としたサイズではありますが、全高が低く抑えられているため機械式立体駐車場に入庫可能はもちろん、これまでの乗用車と同じ目線で運転ができるので、乗り換え後や初めてのクルマでも違和感なくドライブが楽しめるだろう。

日本で販売されている「E220d 4MATICオールテレイン」に搭載されるパワーユニットは、194馬力の2リッター直列4気筒ディーゼルターボエンジンを搭載し全速域で力強い走りを実現している。

シームレスな加速を実現する9速ATに、4WDシステムが組み合わされ、あらゆる気象条件でも安定した走りを実現している。

車名にもなっている、「オールテレイン」の意味は、オールは「すべて」、テレインは「地形」のことを指し、訳すると「全地形」となり、道を選ばずどんな道でも走破する意気込みが表現されている。

アウディ A4 オールロードクワトロ

クロスオーバー A4 オールロードクワトロ
A4 オールロードクワトロ

アウディもメルセデス同様、Q7やQ5などの本格的SUVがラインアップする中、クロスオーバーモデルも存在しております。

それが、A4 オールロードクワトロです。

アウディ A4アヴァント(ステーションワゴン)をベースに、特徴的なコントラストカラーのフロント&リヤバンパー、アンダーガードやリヤディフューザーに、18インチアルミホイールを装着し、SUVらしさを主張している。

ボディサイズは全長4760mm×全幅1845mm×全高1490mmと、余裕のあるサイズとなっていて、最低地上高120mmのA4アヴァントに比べ、A4オールロードクワトロは170mmと+50mmも高くあるため、SUVとしては問題ないクリアランスを保っているのも本格SUVに引けを取らない。

都会や山道など、どんなシーンでも映えるクロスオーバーのA4オールロードクワトロである。

ワイルドなイメージを表現する、パイプバンパー風ナンバーステーになります。

後付けのフォグランプやデイライトを装着することも可能で、SUVらしさを演出します。

さいごに

クロスオーバー さいごに

いかがだったでしょうか?

筆者は、SUVと言ったらランクルやパジェロなどの本格的なSUVを想像しがちですが、各メーカーの努力によって様々なタイプのSUVがあることが分かりました。

このようなクロスオーバー型が台頭することによって、本格的SUVはもちろん、さらに新しいジャンルのSUVにも注目されるようになりました。

筆者もフォレスターに乗っていますが、生活が首都圏エリアなのでフォレスターの持つ性能を引き出せませんが、基礎に走破性能の高さを持っているので、オンロードでの走りはもちろん雨や少しの雪でも、安心感が高く怖いと思ったことがありません。

普段、雪が降らないような地域でも高い走破性を実現する、クロスオーバーは今後も牽引していく存在だろう。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

この記事の参考URL:https://kuruma-news.jp/post/335981

コメント

タイトルとURLをコピーしました