こんにちは、SCPです。
今回は、愛車のメルセデスベンツCクラス(W205)C43 AMGのブレーキパッド交換について、自ら部品を調達し交換に至るまでをお話していきます。
筆者も、愛車のブレーキパッド交換は初めてで、部品の調達にもかなり慎重に行い、どのようにすれば自分のクルマに適合しているか、ブレーキパッド交換と一概に言ってもブレーキパッド本体以外に用意しなければならない部品も車種によってはありますので、これからブレーキパッド交換を検討している方や、同じ車種のオーナー様に参考になればと思います。
それでは、今回はブレーキパッド交換についてお話します。
ブレーキパッド交換をしなければと意識したきっかけ
ブレーキパッドは、ブレーキディスクを挟み込んで制動する構造となっているため、ブレーキパッドが削れていく消耗品のひとつになります。
筆者が、ブレーキパッド交換を意識し始めた時の状況として、総距離30,000km後半位から一般道や高速道路でブレーキをかけると、「キキッー」とブレーキの鳴りが発生し、それからバックで駐車する際などのブレーキ操作に対し、「ゴゴホォー」みたいな音鳴りが発生していたので、ブレーキ周りの異常だなとは感づいていました。
その後も、整備士をやっている友人に状況を説明しアドバイスを貰ったり、インターネットで症状などを調べてブレーキパッド交換への意識を始めました。
それから、総距離43,000kmあたりに差し掛かったときに、いつもどおりクルマのエンジンを掛け、少し走り出した時にメーター内のディスプレイに「ブレーキパッド摩耗点検してください」と警告灯が付いたので、これでブレーキパッド交換をしようと決断したときでした。
ブレーキの異常について、全てが筆者のような症状が出るとは限りませんが、「異音」を察知できればブレーキ関連の異常があることに早期に察知できるでしょう。
特に、異音などの異常が見受けられない場合でも、警告としてディスプレイに表示されるので、それが交換の合図として捉えても問題ないだろう。
警告灯が付いたら、早急に対応する必要があるが、メルセデスベンツの場合は、1日に1,000km以上走行するのがざらにある文化のため、警告灯が付いてから1,000km以内に交換すれば許容範囲であります。
ちなみに、1回警告灯が付くとエンジンを掛けるたびに毎回、警告灯が付きますが、これを解除するにはステアリングスイッチの「OK」ボタンを押せば、通常通りのディスプレイに戻ります。
ブレーキパッドの部品調達について
警告灯が付いてから、すぐにネット通販にて、筆者は部品調達を行いました。
まずは自分のクルマに適合する部品を調達するための「車種」と「年式」、「車台番号」、「型式」などが記載されている車検証が手元にあるとスムーズに調達が可能だ。
筆者の場合は、上記の項目を基にインターネットにて探しました。
探すワードとしては、「w205 ブレーキパッド 205064」と検索をして、筆者のクルマに適合するブレーキパッドが出てくるので、意外に簡単に行きます。
注目したいのは検索ワードの最後にある数字です。
これは、車検証にも記載されている「型式」のアルファベットの次に記載してある数字を入れることで、適合する部品が一致しやすくなりますので、安心で時間の効率も図れます。
そして、筆者が購入したのは、フロントには株式会社アウトフレンが販売する、オリジナルブランドのbreni(ブレーニ)を購入し、
リアには、brembo(ブレンボ)社製のものを選択しました。
ブレーキパッド本体以外に調達しなければならないパーツ
筆者の実体験を基にお話しますが、ブレーキパッド本体の調達はスムーズに行き、一段落していたのですが、実はプレーキパッド交換に必要な部品の存在を知りました。
それは、「ブレーキパッドセンサー」です。
他にも、「摩耗センサー」などとも呼ばれ、通称PWI(Pad Wear Indicaterの略で摩耗警報装置)の事です。
こちらの部品の主な機能は、次回にブレーキパッド交換を警告、促すようにパッドが摩耗して少ない状態だよ。と知らせる為の部品になります。
正に、冒頭でお話したメーター内のディスプレイに「ブレーキパッド摩耗点検してください」と警告灯が付いてお知らせするものです。
この部品の原理については、パッドの一部を切り抜き、その部分にPWIプローブが装着されています。
この中に電線がU字状にモールドされていて、パッドが規定厚み(通常2mm)まで摩耗すると、ローターによって、このU字電線が切断されインパネにあるブレーキ警告ランプが点灯する仕組みとなっています。
アナログな感じもしますが、機能的には重要とする部品のひとつなので、こちらも必ず用意するようにしてください。
なお、インターネット通販ではブレーキパッド本体に付属している場合もありますし、単体で売っているので調達は難しいものでは無いと思います。
筆者の車両の場合は、前後で1個ずつ必要で、2個必要でしたが、前後のセンサーは共通の物なので、適合するセンサーを2個購入すれば問題ない。
フロントブレーキパッド+センサー付きなので、こちらでフロント一式揃います。
ブレーキパッド交換後の状況
ブレーキパッド交換後、初動では少しブレーキの鳴きが発生しましたが、本当に最初だけでその後は、ブレーキの鳴きは一切なくなりました。
ブレーキの効きに関しても、いわゆる社外品に交換したわけですが、ブレーキのフィーリングもギクシャクしないので純正と遜色ないと言える。
ただし、気をつけないといけないのが交換したばかりによってブレーキの踏みごたえが、いつもどおりと違うので(筆者の場合は、より奥までブレーキを踏むことで制動する)、交換後すぐの状態は気をつけて走行すると良いだろう。
※交換したところから20分ぐらいで自宅に着いたが、着いた頃にはいつもどおりのブレーキの踏み応えに戻りました。
ブレーキ類、名門のブレンボ社製のリアブレーキパッド一式になります。
さいごに
いかがだったでしょうか?
冒頭でもお伝えしたとおり、ブレーキはクルマにとって重要な部品の一つであることを再認識でしたのではないでしょうか?
筆者のように、ブレーキから音がしてきたなと感じたら何かしらブレーキの異常があるサインになります。
入庫しているディーラーや整備工場でも、アドバイスがあると思いますが、一番最初に異常に気づくのは自分自身でありますので、日頃のクルマの状況を見ていたほうが良いでしょう。
今回、筆者が装着した、ブレーニとブレンボのブレーキパッドは、輸入車の悩みどころであるブレーキダストを抑える効果もありますので、そこについても今後、お伝えできればと思います。
今現在、ブレーキダストにお悩みの方でも、低ダストブレーキパッドによって効果はあると思いますので、交換サインが出ていなくても早期に交換される方もいらっしゃるようです。
自分で、部品を調達するメリットは、好きなブランドの部品を取り付けられることと、正規ディーラーで交換を行うより、車種によっては費用も2~4万円くらい抑えられるので経済的にも貢献すると思います。
こちらの記事を少しでも参考にして頂ければと思います。
ありがとうございました。
ブレーキパッドセンサーになります。
基本的に、ブレーキパッドセンサーは前後で1つずつになります。
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