こんにちは、SCPです。
今回は、筆者の愛車メルセデス・ベンツCクラスの住所変更に伴う、車両のナンバープレート変更について素人の私が、簡単に一人で手続きを完了させたので手順をお伝えしていきます。
実際に、自動車の住所変更手続きは法律で義務づけられており、道路運送車両法という法律に、15日以内に手続きをしなければならないと定められています。
希望ナンバーについての記事はこちらから
罰則規定もあり、15日以内に住所変更をしなかった場合には50万円以下の罰金が課せられます(道路運送車両法第109条二号)。
ただ、このような罰則は規定されているものの、車検証の住所を変更していない為に罰則を受けた人はあまりいません。
確かに、私も今の住所に引っ越してから1年以上経ちこれまで、現住所と車検証の記載が異なっていても特にそれに対する注意もない状態でした。(その前に警察官のお世話になるようなことも無かったが)
しかし、罰則が決められている以上、住所変更に伴う所有車のナンバープレートは必要とされているので速やかに変更手続きをおすすめする。
それでは、私が行った住所変更に伴うクルマのナンバープレート変更についてお伝えします。
1.必要な書類の申請及び取得
車庫証明の申請
まず、住所変更をした際に新たにクルマを保管する場所の「車庫証明」を取得する必要があります。
これは、新たな住所の自宅や近隣にて保管場所を証明するために必要となります。
車庫証明の取得方法は、まずお住まいの近くの警察署に行き、車庫証明の取得に関する申請書類を貰いに行きます。
私の場合は、車庫証明の書類取得の際に、記入しなければならない箇所の説明と、住んでいる住所を聞かれ「〇〇区の〇〇です。」と告げると、「そこの住所の場合は、申請は○○警察署になります。」と優しく教えて頂いたので、申請に行くときはスムーズに行えました。
車庫証明の申請書類は、どこの警察署でも取得できますが、お住いの住所によって申請する管轄の警察署が異なる場合がありますので、取得の際に尋ねてみると確実だろう。
なお、車庫証明が発行される条件としては、自宅から車庫まで直線で2キロ以内と定められているので注意しよう。
車庫証明の申請書を記入する際は、お乗りの車検証を参考にするとスムーズに書けるので必ず手元に準備しよう。
車庫証明の発行は申請から中2日(筆者の場合)で発行されるので、また発行される日に警察署に行き手数料を支払い、取得完了となります。
※車庫証明が発行されてから有効期限は、おおむね1ヶ月以内となっています。
筆者の場合、車庫証明に係る、手数料は2,600円掛かりました。
内訳:申請手数料500円・発行手数料2,100円
新住所の住民票の取得
次に、住民票の取得が必要となります。
これには、車検証に記載の住所から住民票の住所(現住所)を繋ぐために必要となってくる書類になります。
お住まいの管轄の市区町村役所に行き、住民票の申請をし取得しよう。
なお、住民票に記載する項目としては、「個人のみ続柄なし、マイナンバー記載なし」と、シンプルに自分の名前と住所が記載されているものでオッケーだ。
※住民票が発行されてから有効期限は、3ヶ月以内となっています。
筆者の場合、住民票1通の発行手数料は300円でした。
希望ナンバーの申請(オリンピック・パラリンピック特別仕様図柄入りナンバー)
ナンバープレートの変更する際に、今や当たり前のように行われているのが「希望番号制度」を利用し、自分の希望するナンバーを車両に取り付ける事だ。
希望番号にする際には、インターネットで希望番号申込サービス(GCAA0101)にアクセスし、トップページ内の上部タブに「申込」から、筆者が行った「図柄入りナンバー」の申込みに関しては、トップページ下部に「図柄ナンバー申込サービス」をクリックし、案内に沿って必要事項を埋めていく。
※車検証を手元に準備しておくと必要箇所の記入がスムーズにいきます。
必要箇所を全て記入すると、新たに発行される希望番号の情報がすぐに登録したメールアドレスに申し込み結果や、受付番号(重要)等が記載された確認メールが届きます。
すぐに、自分が希望した番号に合わせて、ナンバープレートが決定するのでこんなに早く決まっているんだと関心しました。
申し込み受付完了のメールの下部に、希望ナンバー発行と図柄入りナンバーの寄付金を振り込む情報があるので、これを参考しながら振り込みをします。
※申し込み受付完了から、振り込みの期限が3日間しかないので、速やかに振り込みをしましょう。(振り込み期限が過ぎたら、その申込は全て白紙になってしまうので注意しよう)
希望ナンバー交付手数料が7,300円、オリンピック・パラリンピック特別仕様図柄入りナンバー発行手数料は、寄付金という形となっているので1,000円~上限なしという寄付金を支払うことにより、カラーペイントされてオリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーが交付されます。
よって、寄付金を1,000円支払うと仮定すると最低で8,300円で希望ナンバーとオリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーを取得することができます。
入金が確認されると、入金確認のメールと、陸運局で必要な「予約済証」がQRコードによって取得することができるので、陸運局に行く際にはこの入金確認のメールをすぐに提出できるように準備しておくといいです。
2.陸運局に行き、希望ナンバー(オリンピック・パラリンピック特別仕様)の取得までの手続き、取り付け
1の手順によって、必要書類(住民票(現住所)・車庫証明・希望ナンバーの入金を確認したメール・旧住所などが記載されている車検証・認印)をすべて揃えたら、お住いの管轄である陸運局に、ナンバーを変えるクルマで行きましょう。
陸運局で必要な書類を記入しよう
陸運局に行き、まずやることは陸運局で必要な書類を記入することです。
陸運局で申請に必要な書類は、『申請書・手数料納付書・自動車税申告書』の3点になります。
まず、私が行ったのは申請書です。
陸運局に記載台があるので、そこに記入例があるので分かる範囲で記入する。
申請書の記入が終わりましたら、申請する窓口で番号札をもらい、待ちます。
呼ばれたら、その申請書を窓口で提出します。
※私の場合、記入するところが全て分からず、未記入の部分については陸運局の職員の方にヒアリングをされ、答えたものを職員の方が記入してくれました。
記入された申請書と、手数料納付書を持参して別建物にあるナンバープレートを交付している窓口にて、「希望番号予約済証」と手数料納付書を提出し、手続きをします。
その後、自動車税申告書を別窓口にて手続き。
ここまで、一つ一つ手続きを完了すると、陸運局の職員の方が「次は○○へ行って、○○をしてください」と丁寧に教えてくれるので、全く知識がなくても問題ないと感じました。
ナンバープレートの交付、取り付け
全ての手続が完了したら、いよいよナンバープレートの交付を行います。
事前に希望ナンバーの手続きをしているので、交付手数料は掛かりませんでした。
ナンバープレート2枚と必要本数のネジを職員の方から頂き、自分の車のところへ行きます。
フロントのナンバーは一般的なプラスドライバーで取り外すことができます。
※ナンバープレートを外すのに必要な工具は、現地で用意されています。
ロックナットなどを用意している場合は、専用工具も忘れずに
リアのナンバープレートには、御存知の方もいらっしゃると思いますが、「封印」というものが左側に取り付いています。
これは、ナンバープレートの不正や盗難などの対策として封印がされています。
この封印は、マイナスドライバーによって封印を壊し、中にあるネジを外し、右側のネジを外し、リアのナンバープレートが外れます。
この、前後2枚のナンバープレートを交付する窓口に行き、古いナンバープレートの返却、予約済証を元に、職員の方が自分の新しいナンバープレートを出してくれます。
新しいナンバープレートをもらったら、外す手順とは逆に取り付けていきます。
フロント、リアともにナンバープレートが取り付けられたら、頃合いを見て封印を取り付けてくれる職員の方が自分の車にやってくるので、新しい車検証をもとに、車台番号の確認、新ナンバープレートの確認をし、リアナンバープレートに封印をしてもらい、新しい車検証を渡され、手続きは終了となります。
写真撮影などで、ナンバープレートを隠しながら撮影することのできる、ナンバープレートになります。
中古車展示用の他、SNS用にも使用することができます。
さいごに
ナンバープレート変更はいかがだったでしょうか?
実際に、私が行う前には「難しそうだなー。できるかなー?」と思っていましたが、断言します!
素人でも簡単にできます!
これだけは言えます(笑)
陸運局がやっているのが平日のみとなっており、これまで私自身もクルマを購入した際は販売店の方に全て任せていましたが、平日休みや動ける方は自分でナンバープレートの変更を行えば、かなり費用が抑えれれると思います。(代行手数料が主にかかってくるので、抑えられる費用は1万~2万円位)
陸運局の方も、丁寧に優しく教えてくれるので問題ありません。
ちなみに、今回私が選んだオリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーの発行は、オリンピック・パラリンピック開催年の2020年中までの限定的でしたが、新型コロナウイルスによるオリンピック延期に伴い、2021年9月30日まで受付を延ばしております。
取り付けたオリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーは、使用終了後に記念保存することが可能となっていますので、思い出の物にもなりますね。
豆知識として、オリンピック・パラリンピック特別仕様ナンバーは、右上にオリンピック・パラリンピックのロゴが配され、1枚づつ交付され、前後をどちらに取り付けるか選択が可能です。
自分でやる際には、どのような配分にするかを検討していくと迷わず取り付けられると思います。
販売店などに代行をお願いした際でも、「前はオリンピック・後ろはパラリンピック」などと注文しておくと、そのとおりに取り付けてくれるので、こだわりがある方は伝えた方が良いだろう。
今後、全国版の図柄入りナンバーを発行するなどナンバープレートは多様になっていきます。
全国版の図柄入りナンバーについての記事はこちらから
自分でできると達成感と、車検証やナンバープレート発行の仕組み等も分かるので、良い経験になりました。
この記事を参考に、ナンバープレート変更を行っていただけると幸いです。
最後まで読んで頂きありがとうございました。
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