トヨタ ライズ(RAIZE)は2019年11月5日から販売される、小型SUVである。
ライズは、子会社であるダイハツ工業からのOEMとなっており、トヨタが取り扱うダイハツ工業製のOEMの小型SUVとしては、2006年1月から2016年3月まで発売されていたラッシュ(ビーゴのOEM車種)以来、約3年8ヶ月ぶりの投入となる。
しかし、デザイン面でロッキーと相違する部分がフロントフェイスにあり、今日のトヨタのデザインアイデンティである「キーンルック」が用いられているので、ひと目でトヨタ車だと分かるデザインがポイントだ。
そして、タイトルにもある通りライズは2020年上半期(1月~6月)の販売台数ランキングで、5万8,492台で第1位を獲得したのである。
今回は、トヨタ ライズについてお伝えしていきます。
社名の由来は、英語のRISEとRAISEからの造語で、毎日を盛り上げるアクティブなクルマであることを表現している。
ライズの価格は
X | 167万9,000円(2WD) | 191万8,800円(4WD) |
X”S” | 174万5,000円(2WD) | 198万4,800円(4WD) |
G | 189万5,000円(2WD) | 213万3,700円(4WD) |
Z | 206万0,000円(2WD) | 228万2,200円(4WD) |
- どんな場面でもストレスを感じない1.0L ターボエンジン
- 最新のテクノロジーによる予防安全性能で、未然に事故を防止する
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
- ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
- パノラミックビュー/スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
- AHB(オートハイビーム)[G、X”S”に標準装備]・ADB(アダプティブドライビングビーム)[Zに標準装備]
- 全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/保持機能なし)[Zに標準装備]
- LKC(レーンキープコントロール)[Zに標準装備]
- 車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能[Z、G、X”S”に標準装備]
- BSM(ブラインドスポットモニター)[Z、Gにメーカーオプション]
- RCTA(リヤクロストラフィックアラート)[Z、Gにメーカーオプション]
- 標識認識機能(進入禁止/最高速度/ 一時停止)[Z、Gに標準装備][X”S”にメーカーオプション]
- 自車の安全はもちろん、歩行者の安全にも配慮する衝突安全性能
- 9インチディスプレイオーディオを始めとする、便利な機能が満載
- 9インチディスプレイオーディオ
- LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付)[Z、Gに標準装備]
- ステアリングスイッチ
- 運転席・助手席シートヒーター[Z、4WD車に標準装備。G、X”S”、Xの2WD車にメーカーオプション]
- UVカット・IRカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(高遮音性)[Z、Gに標準装備]
- USB端子
- キーフリーシステム〈イモビライザー+オートアラーム[国土交通省認可品]機能付・タッチ式リクエストスイッチ付(運転席/助手席)・リクエストスイッチ付(バックドア)・アンサーバック機能付・電子カードキー2本〉+プッシュボタンスタート
- 大容量のラゲッジスペースに、多彩なシートアレンジ車を使う楽しさをアシストする
- さいごに
どんな場面でもストレスを感じない1.0L ターボエンジン
走りの楽しさと低燃費を両立した1.0Lターボエンジンによって、1.5Lクラス相当のトルクを幅広い回転域で発揮する卓越したパフォーマンスは、高速道路でもストレスを感じない加速性能を実現している。
トヨタ ライズの燃費は
WLTCモード | 18.6km/L(2WD) | 17.4km/L(4WD) |
安定走行と低燃費を両立したダイナミックトルクコントロール4WD
前輪駆動状態と、四輪駆動状態を自動的に電子制御する4WDシステムで、発進時や滑りやすい路面の走行時には、車両の状態にあわせて最適なトルクを後輪に配分するので、カーブや雪道などで、安定した走行を実現している。
また、通常走行時には後輪駆動力を下げることによって燃費効率の良い走りに寄与する。
さらに、Z、Gグレードの4WD車には前後輪へ配分されるトルクを、マルチインフォメーションディスプレイにリアルタイムに表示し、4WDの作動状態を5段階のインジケーターで直感的に把握ができる。
CVT制御
力強く軽快に走る「パワー走行モード制御」、マニュアル感覚で走行できる「マニュアルモード(シフトマチック制御)」など、走りを楽しむための多彩なバリエーションを楽しめる。
大径タイヤながら小回りも楽チン
Zグレードには、195/60R17サイズ、G、”S”、Xグレードには195/65R16サイズという、ワンクラス上の大きなタイヤを採用し、SUVらしい力強いスタイルを叶えながら、小回りがきく、優れた取り回しを実現している。
最新のテクノロジーによる予防安全性能で、未然に事故を防止する
衝突警報機能(対車両・対歩行者)/衝突回避支援ブレーキ機能(対車両・対歩行者)
前方のクルマや歩行者と衝突する危険性があると判断すると音や表示で警告し、さらに危険性が高まると、緊急ブレーキで減速することで、衝突回避や衝突時の被害軽減に寄与します。
ブレーキ制御付誤発進抑制機能(前方・後方)
約10km/h以下で障害物を認識後、踏み間違い(アクセルペダルを強く踏み込んだ場合)を判定してエンジン出力を抑制し、ブザー音とメーター内表示で警告する。
パノラミックビュー/スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
パノラミックビュー
車両の前後左右に搭載した4つのカメラにより、クルマを真上から見ているような映像を表示するので、運転席から確認しにくい車両周囲の状況を把握することができる。
スマートパノラマパーキングアシスト(駐車支援システム)
駐車時にカメラで駐車枠の白線を検知し、音声とモニターガイドに加えてステアリング操作をアシストする。
運転者はアクセルやブレーキによる速度調整と、周囲の安全確認に専念でき、音声と画面の案内に従うだけで、簡単に駐車ができます。
なお、縦列駐車にも対応している。
AHB(オートハイビーム)[G、X”S”に標準装備]・ADB(アダプティブドライビングビーム)[Zに標準装備]
オートハイビームは、対向車のヘッドランプなど前方の明るさを検知し、ハイビームとロービームを自動で切り替えする機能となっており、先行車や対向車などがいない時はハイビームにし、遠くまで見通しを確保する。
ADB(アダプティブドライビングビーム)は、ハイビームで走行中に先行車や対向車を検知した時、部分的に遮光し、先行車や対向車に配慮しながら高い視認性を確保する。
全車速追従機能付ACC(アダプティブクルーズコントロール/保持機能なし)[Zに標準装備]
走行中に先行車の様子を検知しながら、設定した車速の範囲内で先行車との距離のキープを支援する。
先行車に合わせて停止したときはブレーキをかけ続けるなど、煩わしいアクセルとブレーキの操作を支援するので、疲れにくく長距離運転中の渋滞なども快適に運転できる。
LKC(レーンキープコントロール)[Zに標準装備]
約60km/h以上で走行中、クルマが車線の中央付近を安定して走行するよう、ステアリング操作をアシストする。
車線逸脱警報機能・車線逸脱抑制制御機能[Z、G、X”S”に標準装備]
約60km/h以上で走行中にステレオカメラが車線を検知している場合、道路上の車線から逸脱しそうになると、運転者へブザー音で注意喚起しクルマが車線をはみ出しそうになると、メーター内表示で注意喚起するとともに、車線内に戻すようハンドル操作をアシストする。
BSM(ブラインドスポットモニター)[Z、Gにメーカーオプション]
隣を走る車両を検知してインジケーターを点灯させ、ウインカーを出した場合にはインジケーターを点滅させて注意喚起するので、死角に車両がいても安心の機能だ。
RCTA(リヤクロストラフィックアラート)[Z、Gにメーカーオプション]
駐車場から後退する際に左右後方から接近してくる車両をレーダーで検知し、ドアミラー内のインジケーター点滅とブザーで運転者に注意喚起する。
標識認識機能(進入禁止/最高速度/ 一時停止)[Z、Gに標準装備][X”S”にメーカーオプション]
進入禁止、最高速度、一時停止の標識をステレオカメラが検知するとディスプレイに表示してお知らせする。
道が入り組んだ住宅街や高速道路での運転時などに役立つ機能となっている。
トヨタ ライズ・ダイハツ ロッキーに適合するアームレストカバーになります。
純正部を守りながら、ドレスアップ効果も抜群です。
かぶせるだけの簡単施工でイメージがガラリと変わります。
自車の安全はもちろん、歩行者の安全にも配慮する衝突安全性能
JNCAPによる、2019年度衝突安全性能評価最高ランクであるファイブスター賞を受賞している、ライズは、歩行者の被害も最小限に抑える技術も惜しみなく導入されている。
SRSエアバッグシステム
前席乗員を守るSRSエアバッグや後席乗員を守るSRSカーテンシールドエアバッグなど、合計6つのエアバッグを設定している。
衝突安全ボディ
前後左右からの衝突を想定し、衝突実験を実施。
衝突エネルギーを効果的に吸収し、キャビンへのダメージを軽減する。
歩行者傷害軽減ボディ
万一の対人事故に備えて、歩行者の頭部や脚部への衝撃を緩和する構造を採用しています。
歩行者の安全にも配慮している。
9インチディスプレイオーディオを始めとする、便利な機能が満載
9インチディスプレイオーディオ
9インチディスプレイオーディオは、スマートフォンとの連携が可能となっており、繋ぐだけで使い慣れたスマートフォンアプリをディスプレイオーディオ上で気軽に使える。
ハンズフリー通話にも対応しているので、運転中でも安心して操作が可能だ。
LEDデジタルスピードメーター+7インチTFTカラー液晶ディスプレイ(マルチインフォメーションディスプレイ付)[Z、Gに標準装備]
先進感を表現したメーターは、好みの表示を4パターンから選択でき、7インチ液晶にはマルチインフォメーションディスプレイも付いている。
ステアリングスイッチ
ステアリングに配置されたスイッチで、様々な操作が可能となっていることで、ステアリングから手を離さずに操作が可能となっている。
運転席・助手席シートヒーター[Z、4WD車に標準装備。G、X”S”、Xの2WD車にメーカーオプション]
座面と背もたれをすばやく温めるシートヒーターを内蔵しているので、寒い冬では、身体を直接温めることができる。
UVカット・IRカット機能付ウインドシールドグリーンガラス(高遮音性)[Z、Gに標準装備]
ウインドシールドグリーンガラス、フロントドアのガラスは日焼けの原因となる紫外線(UV)を約99%カットし、紫外線の強い季節や時間帯でも、気軽にドライブを楽しめます。
USB端子
スマートフォンやタブレットが充電できるUSB端子を前席に1個と後席に2個用意しているので、3名同時に充電ができ便利です。
キーフリーシステム〈イモビライザー+オートアラーム[国土交通省認可品]機能付・タッチ式リクエストスイッチ付(運転席/助手席)・リクエストスイッチ付(バックドア)・アンサーバック機能付・電子カードキー2本〉+プッシュボタンスタート
電子カードキーを携帯していれば、バッグやポケットから取り出さずにフロントドアハンドルのタッチ式リクエストスイッチに触れるだけでドアを施錠・解錠できます。
大容量のラゲッジスペースに、多彩なシートアレンジ車を使う楽しさをアシストする
コンパクトSUVクラストップレベルのラゲッジルーム
荷室容量は、369LとコンパクトSUVながら大容量のスペースを確保しているので、普段の買い物から旅行の大きな荷物など余裕を持って積み込むことが可能だ。
実用的なシートアレンジ
両側のリヤシートを倒せばほぼフラットな積載スペースが広がり、片側だけ倒せば長尺物の積載をしながら、乗員も確保でき便利だ。
さいごに
トヨタ ライズはいかがだったでしょうか?
ライズの強みは、コンパクトボディながらも力強さを前面に押し出すエクステリアデザインであろう。
トヨタおなじみのキーンルックに、SUVらしい風格が漂うリアビューにオシャレさと力強さを感じるデザインだ。
サイズは5ナンバーサイズに抑えていることも、使うユーザーを選ばず、誰もが運転のしやすいボディサイズとなっているところは、どんな道でもスイスイ行けるのも普段使いにはうれしい。
使いやすいパッケージングに、最新のテクノロジーで未然に事故を防ぐ機能など楽しさと安心を両立していることが、売れている秘訣だろう。
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