遂にファン待望の5ドア「ジムニーノマド」爆誕!気になるスペックを紹介

ジムニーノマド アイキャッチ 新車レビュー

遂に、あの5ドア仕様のジムニーが日本市場にもラインアップされることになりました!

すでに、2023年1月にインドで5ドアモデルが登場し、その後アジア市場(インドネシアやフィリピン)をはじめ、メキシコ、オーストラリアで販売されていました。

その、5ドアモデルの「ジムニーノマド」が1月30日に発表され、発売は4月3日になりますが、発表と同時に予約が始まりました。

ジムニーノマド(以下、ノマドと表記する場合あり)は、すでに販売されている普通車のジムニーシエラ(以下、シエラと表記する場合あり)をベースに造られているため、紹介する際にはジムニーシエラとの比較を載せておきますので参考にしてください。

それでは、ジムニーノマドの紹介をします。

エクステリアデザイン

ジムニーノマド ボディサイズ

ジムニーノマドは、5ドアモデルとなっており、ボディサイズもジムニーシリーズの中では、一番大きいサイズになっております。

既存のジムニーシエラとの比較をすると、

ジムニーノマド:全長3,890mm×全幅1,645mm×全高1,730mm、ホイールベース2,590mm

ジムニーシエラ:全長3,550mm×全幅1,645mm×全高1,725mm、ホイールベース2,250mm

となっております。

全長は340mm、全高は5mm、ホイールベースが全長と同じ340mm拡大されています。

ジムニーノマド サイドビュー

事前資料によると、エンジンルームからキャビン前方にかけてボディ形状の変更がないとされていることから、基本的にはホイールベースを伸ばしたことによって、後席周りの空間と荷室長が拡大しています。

全長が340mm拡大したことにより既存のジムニーシエラと比べ、ロング感が増しています。

このように全長が伸びたため、車両重量もジムニーシエラに比べ100kg増量しています。

乗降性に配慮しており、ボディーサイドではフロントドアを100mm切り詰めてリアドアを設けるスペースを確保しました。

幅300mmの足抜きスペースを確保したほか、リアシートの座面の角を斜めにカットしたり、開口部のホイールハウスの突出を直線に削ったり、リアドアやBピラーのトリムを面取りしたりと、細かい工夫が随所に取り入れられています。

フロントグリルはガンメタリック、メッキ加飾付きとなっており、シエラのマットブラックとの差別化を図っております。

また、リヤフォグランプが新たに追加されています。

ジムニーノマド カラーバリエーション

カラーバリエーションは「シズリングレッドメタリック ブラック2トーンルーフ」、「シフォンアイボリーメタリック2 ブラック2トーンルーフ」、「セレスティアルブルーパールメタリック」、「ブルーイッシュブラックパール4」、「ジャングルグリーン2」、「アークティックホワイトパール」の6色展開となっており、アークティックホワイトパール塗装車は33,000円(税込)高、ブラック2トーンルーフ仕様車は55,000円(税込)高となっています。

インテリアデザイン

ジムニーノマド インテリア

ノマドのインテリアは、全長が伸びたため実用的な後席スペースと、より広いラゲッジスペースを実現しました。

特に後席スペースについては、後席左右乗員の着座間隔を90mm拡大し、後席の着座位置を50mm後方へ移すことで、ヒザ周りのゆとりを拡張することができ、後席ウインドウ周りも鉄板剥き出しのシエラと違いノマドは樹脂トリムが付き、快適性の向上が実現できています。

また、後席パワーウインドーも装備されています。

着座時に座面からヒザが浮かないよう、座面高も20mm高められており、シート自体もよりクッションの厚い、快適なものに変更されています。

ジムニーノマド ラゲッジルーム

ラゲッジスペースには、床面の奥行きをシエラより350mmも長い590mmに延長し、床面のラゲッジボックスも排することで、荷室空間を最大限に活用できるようしました。

ラゲッジ開口部の敷居にガードを追加したほか、暗所でも積載がしやすいよう、左側面にラゲッジルームランプを設置、側壁にはアクセサリーソケットやユーティリティーナットも設けられており、実用性が向上しています。

走行性能

ジムニーノマド エンジン

搭載されるエンジンは、軽量・コンパクトな設計で燃費性能にも優れたK15B型エンジンを搭載しています。

1.5Lの排気量によって高い出力とトルクを発揮し、オフロードはもちろん、オンロードでも力強くゆとりある走りを楽しめます。

トランスミッションは5MTと4ATが用意され、5MTはダイレクト感あふれる軽快なシフトフィールによって、スポーティーな走りも思いのままに操れます。

4ATには、変速操作をよりスムーズに行なうことができるストレート式を採用し、握りやすいシフトレバーや見やすいインジケーターなど、操作性を高めています。

また、ヒルホールドコントロールをMT車を含め、全車に標準装備しており、坂道発進時にブレーキペダルからアクセルペダルに踏み替える瞬間、一時的にブレーキが作動(最長約2秒間)するので、車体が後退せず、スムーズに発進できます。

燃費はWLTCモード、14.9km/L(5MT)、13.6km/L(4AT)となっています。

ジムニーノマド ラダーフレーム

ジムニーシリーズの特徴であるラダーフレームをジムニーノマド用にセンタークロスメンバーを追加し、重量増加に対して必要な剛性を確保したほか、「FRレイアウト」「副変速機付パートタイム4WD」「3リンクリジッドアクスル式サスペンション」などの車体構成を継承した。

安全性能

ジムニーノマド スズキセーフティサポート

スズキの予防安全技術である「スズキセーフティサポート」が搭載されています。

シエラに搭載されているものよりも性能や機能を向上させたものが、ノマドには搭載されます。

衝突軽減ブレーキには、シエラではデュアルセンサーブレーキサポートだったのが、ノマドではデュアルカメラブレーキサポートによって、夜間の歩行者を検知したり、初期段階でブレーキのサポートをするなど、安全面が高まっています。

また4AT車は、アダプティブクルーズコントロール(ACC)が追加され、高速道路や自動車専用道路を走行中、ステアリングのACCスイッチを操作すると、ステレオカメラで先行者との距離を測定します。

設定した車間距離を適切に保ちながら加速・減速し、自動追従します。

先行車がいない場合は、設定した速度をキープします。

さらに駐車時の運転サポートとして、後方誤発進抑制機能と後退時ブレーキサポートが追加されています。

価格、納期について

皆さんが気になるのは、ずばりお値段!

ノマドのグレードは1グレード(上級グレードのみ)になっています。

5MTモデルは、2,651,000円(税込)で、4ATモデルは2,750,000万円(税込)となっています。

シエラに比べると、5MT、4AT車ともに566,500円高となっています。

シエラに比べると、中々の価格アップであるが、前述した衝突被害軽減ブレーキのセンサーがデュアルカメラになったことや、4AT車にはアダプティブクルーズコントロール(ACC)や、後方誤発進抑制機能と後退時ブレーキサポートが標準装備されることから、4AT車はお得感が高く感じられます。

納期に関すると、思った通り販売店では、問い合わせの電話が多く来ている状態で、早々に半年~1年待ち状態になると見られています。

発表と同時に事前予約が可能なので、少しでも納期を早くしたい方は、ディーラーなど販売店に急ごう!

さいごに

いよいよ、ジムニーの5ドアが登場しました。

冒頭でお伝えした通り、5ドアモデルは2年前に海外市場でリリースされたことで、いつ日本市場に登場するのかと、心待ちにしていた方も多くいらっしゃると思います。

筆者の知り合いにも、ジムニーの5ドアモデルなら欲しいと言ってる人もいました。

新たに5ドアモデルが追加されたことで、往年のファンはもちろん新参入するユーザー層も増えそうなので、早く手に入れたい方は、早めに販売店に足を運ぶことをオススメします。

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