最近テレビニュースや、ネットニュースでも取り上げられることが多くなったのが、車両の盗難です。
盗難に遭うクルマも、最新車から2000年代2010年代のスポーツカーなどの、価値が高騰している車種に関しても盗難が相次いでいる状況です。
盗難の対象になるのは、車両本体はもちろん、車両についている希少金属を狙ったもの、ホイールやタイヤ、ナンバープレートなど、様々なものが狙われているのです。
「自分のクルマは大丈夫」という考え方は、最早通用しない世の中になってきました。
今回は、クルマの盗難対策グッズについて紹介します。
クルマの盗難対策グッズオススメ4選
クルマの盗難は、上述した通り車両だけではなく、様々な部品に関しても盗難対象になります。
最新車のようにセキュリティがしっかりしていても、盗まれる時は盗まれます。
ご自身に合った盗難グッズが見つかれば幸いです。
鍵を開けられても動かさせないハンドルロック
ハンドルロック(ステアリングロック)は、物理的にハンドルを動かせないように固定することで、不正にエンジンを掛けられてもハンドルが回らくなるので操作ができなく、盗まれるのを防ぐグッズになります。
ハンドルロックには、「鍵式」と「ダイヤル式」の2種類あり、それぞれ特徴があります。
鍵式は、付属のキーを回すだけでロックをかけたり解除したりできる手軽さが魅力的ですが、海外製などの一部のハンドルロックの場合では、鍵の紛失により二度と解除できなくなる物もあるので注意が必要です。
鍵式による、鍵の紛失が懸念される方には、「ダイヤル式」をオススメします。
ダイヤル式は、自分で決めた暗証番号にダイヤルを合わせるだけでロックが外れます。
ただし、番号さえ合えば誰でもロックが外せることに加え、ご自身が暗証番号を忘れてしまうと、外すことが出来まくなってしまう難点があります。
鍵を使わない分、暗証番号を忘れないようにメモなどを残しておくことで、このような欠点を補うことが出来ます。
他にもハンドルロックを装着することで、視覚的な効果もあり、未然に盗難を防ぐことができる優れものです。
こんなものまで狙われている?ナンバープレート盗難対策用ボルト
ナンバープレートが盗まれる?と思う方も多くいらっしゃると思いますが、実はナンバープレートの盗難も多発しているのです。
ナンバープレートが盗まれることにより、偽造ナンバーの作成や、盗難車に付け替えるなど悪用される事犯が増えているのです。
そんな時には、ナンバープレートの盗難防止ボルトを装着することをオススメします。
通常のナンバープレートは、運輸局などで配布されている物でプラスドライバー1本あれば、簡単に取り外すことが出来てしまいます。
しかし、盗難防止ボルトには、ネジ山を特殊な形状にすることで、プラスドライバーとは異なることからネジを回すことが不可能になります。
盗難防止ボルトは、付属の専用レンチでしか開けられることができないため、ナンバープレートの盗難を防ぐことが出来ます。
盗難防止ボルトは、各自動車メーカーでもオプションとしてラインアップしているので、新車購入時に併せて購入し、取り付けることもできます。
視覚的効果抜群!タイヤロック
タイヤロックは、その名の通りタイヤ自体を動かせないようにする盗難防止グッズです。
車両の盗難が起こるにあたり、イモビライザーやアラームなどの電子的なセキュリティを突破されても、タイヤロックのような物理的な盗難防止グッズが装着されていることにより、タイヤロックを破壊するには時間がかかってしまうことから、犯人が盗難を敬遠するという効果もあります。
それでも、タイヤロック自体を破壊される可能性がありますので、より強度の高いものを選ぶといいでしょう。
車内の高価部品も狙われている?ナビゲーションロック
車内における高価な部品である、ナビゲーションシステムも盗難されやすいものです。
ナビゲーションの盗難を防ぐには、ナビゲーションロックを装着することをオススメします。
ナビゲーションを固定しているネジのうち、2本をナビゲーションロックと取り替えるだけで、その後のメンテナンスも特に必要ないのが特徴的です。
装着後はインパネの下に隠れるため、車内の見た目を損なうこともないのも魅力的です。
新車時にナビゲーションを取り付ける際や、新たにナビゲーションを装着する際に、ナビゲーションロックを同時に取り付けることで安心を得られるでしょう。
さいごに
クルマの盗難防止グッズには様々な商品があり、それぞれの役割も違うことが分かりました。
冒頭でもお話しましたが、車両や部品の盗難被害が相次いでいるのが現状です。
これからの時代は、「まさか自分が被害者に?」ということが通用しない世の中になっているので、盗難に遭う前にしっかりと対策を取ることで、少なからず車両盗難の被害を抑制することが出来ます。
大事な愛車が被害に遭わないためにも、対策をするのをオススメします。
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