2023年も新型車が続々登場！2023年下半期(7～12月)に発売が予想される新型車をご紹介

前回お伝えした、2023年上半期(1～6月)に発売が予想される新型車の記事が好評だったため、今回は2023年下半期(7～12月)に発売が予想される新型車についてお話したいと思います。

あくまでも予想の段階なので、発表やリリースについて数ヶ月の前後はあると思いますが、参考にしていただけたら幸いです。

2023年7月～9月に登場予定の新型車

ダイハツ　ムーヴ

2023年に、9年目を迎える現行型のムーヴだが、遂にフルモデルチェンジを行い、2023年8月に販売予定だ。

初の「スライドドア」の採用や、これまでにグレード構成としてあった「ムーヴカスタム」を廃止し一本化する。

新開発プラットフォームである、「DNGA」を採用し、さらに新開発の「D-CVT(Dual mode CVT)」や「次世代スマートアシスト」、「Daihatsu Connect」なども盛り込んであり、全面刷新する方向性だ。

時期は遅れるが、今後ダイハツ初のハイブリッドモデル「e-SMART HYBRID」をラインナップすると、ムーヴの発表と同時に行うので、ムーヴもこのラインアップに入ってくるのが濃厚だ。

ちなみに、この「e-SMART HYBRID」は、100％モーターで走行するシリーズハイブリッド方式を採用し、エンジンは発電専用となっているので、モーターの力強いトルクを手に入れることにより、これまでにない軽自動車を実現する。

トヨタ　アルファード・ヴェルファイア

今現在、実質オーダーストップとなっている、トヨタを代表するフラッグシップミニバンであるアルファード・ヴェルファイアであるが、オーダーストップになっている理由は、世界的な半導体不足により生産ができない状態になっていることと、2023年5月に新型アルファード・ヴェルファイアが登場するという理由がある。

新型アルファードの注目点は、プラットフォームにはクラウンクロスオーバーと同様、TNGAプラットフォームのGL-Kプラットフォームが採用されることが予想され、足回りにもクラウンクロスオーバー同様、フロントにマクファーソンストラット式、リアには新開発のマルチリング式サスペンションを採用するのが濃厚となっている。

軽量と高剛性を両立したボディに、目線のぶれないフラット感と振動の少ない質感の高い乗り心地を追求し、ずっと乗っていたくなる快適性を実現してくるので、フラッグシップミニバンとして堂々たる存在感を放つだろう。

当初、2023年春頃に登場予定だったが、生産の関係で7月以降に延期となっている背景があります。

2023年10月～12月に登場予定の新型車

レクサス　LM

2019年4月に開催された上海モーターショー2019 で世界初公開し、これまで中国市場やインド市場で販売されていたレクサスのフラッグシップミニバンである「LM」が、待望の日本市場にも導入されることになりました。

車名の「LM」の意味は「ラグジュアリームーバー」となっていて、「素に戻れる移動空間」のコンセプトのもとに先代モデルから全面刷新しています。

全ての乗員が自然体でくつろげる乗り味と居住空間を作り上げることを目指し、車内での時間をゆったりと過ごすことができる快適性と機能性を実現しています。

インテリアは、人間中心の考え方に基づいた精緻な作り込みが行われていて、室内高のあるパッケージを生かしながら、広く心地よい空間を水平・垂直を基調としたシームレスなデザインテーマで表現し、リビングのようにくつろげる世界観となっているのが特徴的です。

ショーファードリブンに特化した4人乗り仕様も用意されているので、これまで以上のラグジュアリーを追求している。

なお、販売は10月頃を予定している。

トヨタ　ランドクルーザー250(プラド)

国内のみ問わず、海外でも人気の高いSUV、ランクルの愛称でおなじみ、ランドクルーザー。

このランドクルーザーが軽量化を図った派生モデルとして誕生したのが、「ランドクルーザープラド」だ。

このランドクルーザープラドが、誕生後14年目に当たる今秋をめどに、ランドクルーザー「プラド」を全面改良し、エンジン車に加えHEV(ハイブリッド)仕様が追加されるとしているのだ。

5代目となる新型では新たなハイブリッドシステムを採用し、燃費とパワーを両立させつつ脱炭素化を図るようです。

なお、現行型ランドクルーザー300と同じラダーフレームを採用することで、車名も新たに「ランドクルーザー250」として発売する見込みとなっています。

ホンダ　オデッセイ

2022年9月に在庫対応分を完売したことで販売が終了し、28年の歴史に一旦幕を下ろした、ホンダの大人気ミニバン「オデッセイ」が約2年ぶりとなる2023年冬に、発売予定となっています。

Honda独自の超低床プラットフォームによるゆとりある空間と、風格あるスタイリングを先代モデルから受け継ぎ、「精錬」をコンセプトとした、押し出し感と高級感のある新たなフロントグリルでさらに存在感を高め、シンプルでありながらも重厚感を感じさせるデザインとしています。

また、新グレードとなる「e:HEV ABSOLUTE・EX BLACK EDITION」を設定し、ブラックを基調としたフロントグリルやドアミラー、アルミホイールなどにより、洗練されたプレミアムなイメージを創り出している。

生産は中国の広汽本田汽車で行われ、中国から輸入される形となるが、同国からの輸入はホンダの四輪車としては初めてのケースとなります。

さいごに

2023年の下半期に登場する新型車は、注目となる車種ばかりですね！

アルファードや、ヴェルファイアといった大人気ミニバンを皮切りに、更にラグジュアリーなレクサスのLMなど、高級ミニバンの新たな門出となりそうな、新型のラインアップの数々ですね。

未だ衰えないSUV界隈でも、新たなランドクルーザープラドの新型「ランドクルーザー250」にも目が離せませんね！

今回紹介した新型車は、どれもメーカーの最前線を走る車種なので、期待したいです。