今回は、前回の2023年(1~12月)年間販売台数ランキング50位~41位に引き続き、「40位~31位」をお伝えします。
それでは、ランキングをどうぞ!
- 2023年、販売台数ランキング40位~31位
- 第40位 三菱 アウトランダー 13,395台 75.8%(前年比)
- 第39位 マツダ MAZDA3 14,310台 102.1%(前年比)
- 第38位 ダイハツ ロッキー 15,252台 68.6%(前年比)
- 第37位 SUBARU レヴォーグ 15,267台 106.9%(前年比)
- 第36位 日産 キックス 15,778台 84.4%(前年比)
- 第35位 マツダ CX-8 17,181台 132.8%(前年比)
- 第34位 三菱 デリカD:5 17,217台 102.3%(前年比)
- 第33位 マツダ CX-30 18,016台 111.4%(前年比)
- 第32位 マツダ MAZDA2 20,706台 84.8%(前年比)
- 第31位 ホンダ ZR-V 21,168台 730.4%(前年比)
- さいごに
2023年、販売台数ランキング40位~31位
第40位 三菱 アウトランダー 13,395台 75.8%(前年比)
アウトランダーは、SUVタイプのクロスオーバーSUVで、2005年に初代が発売され、2021年にはフルモデルチェンジ行われ、3代目が販売されています。
エクステリアは、三菱のデザイン言語である「ダイナミックシールド」を採用し、スポーティで力強い印象を与えます。
また、LEDヘッドランプやリアコンビネーションランプなどの最新の照明技術も採用されています。
アウトランダーは、SUVとしての荷室容量や走破性を兼ね備えたモデルで、家族やアウトドアライフを楽しむユーザーにとって人気のある車種となっています。また、2013年には、プラグインハイブリッド車が発売され、低燃費性能に優れたモデルも用意されています。
第39位 マツダ MAZDA3 14,310台 102.1%(前年比)
MAZDA3は、2003年に初代が発売され、3代目までは「アクセラ」という名称で販売されていましたが、現行型の4代目から世界共通で用いる、「MAZDA3」として販売されています。
エクステリアは、マツダの「魂動デザイン」と呼ばれる流麗でスポーティなデザインが特徴で、ファストバックとセダン(北米仕様車)の2種類のボディタイプが用意されています。
エンジンは、1.5L直列4気筒DOHC、2.0L直列4気筒DOHC、2.5L直列4気筒DOHCといったガソリンエンジンが用意されており、いずれも6速マニュアルトランスミッション、または6速オートマチックトランスミッションと組み合わせられています。
また、最新の「SKYACTIV TECHNOLOGY」により、高い燃費性能と優れたパフォーマンスを実現しています。
内装は、高品質な素材を使用した上質なデザインとなっており、快適な乗り心地を提供しています。さらに、先進の安全装備である「i-ACTIVSENSE」が標準装備されており、衝突回避支援や運転支援などの機能が充実しています。
マツダの魅力である「魂動デザイン」と最新の「SKYACTIV TECHNOLOGY」により、スポーティなデザインと高い燃費性能を実現しています。
また、安全装備も充実しており、高い評価を得ています。
第38位 ダイハツ ロッキー 15,252台 68.6%(前年比)
ロッキーは、ダイハツ工業が製造・販売する小型SUVタイプの自動車です。
ロッキーの歴史は古く、初代モデルは当時流行のライトクロカンとして1990年6月に発売され、日本国内では1997年4月までの約6年10か月間、海外では2002年までの約12年間発売されていました。
海外での販売終了から約17年間のブランクを経て、2019年11月にクロスオーバーSUVとして車名が復活しました。
2代目として生まれ変わった現行型は、DNGA採用車種で且つ、Bセグメント以下のクラスのコンパクトカー用プラットフォームである「DNGA-Bプラットフォーム」採用第1号の車種となります。
2023年、OEMであるトヨタのライズを含む、e-SMART HYBRID仕様車で安全性を確認する側面衝突試験の手続きに不正が見つかったと発表しそのまま製造、および出荷・販売停止となってしまいました。
第37位 SUBARU レヴォーグ 15,267台 106.9%(前年比)
レヴォーグは、2014年に初代が発売され、現行型は2020年より2代目として販売されています。
エクステリアは、新デザインコンセプトとなる「BOLDER」が量産車で初採用され、スポーティーなフロントグリルとダイナミックなボディラインが特徴で、スタイリッシュで洗練されたデザインが魅力です。
また、スバルの伝統である水平対向エンジンが採用されており、車両重心を低くし、スポーティな走行性能を実現しています。
インテリアは、高品質な素材を使用し、スポーティーかつ上質なデザインが施されています。
また、先進の安全装備「EyeSight(アイサイト)」が標準装備されており、ステレオカメラが広角化されるとともに、前後4つのレーダーを組み合わせたことで全方向センシングが可能となっています。
レヴォーグは、スバルの伝統である水平対向エンジンとシンメトリカルAWDシステムを採用し、スポーティな走行性能と操縦安定性を実現しています。また、内装も高品質であり、安全装備も充実しているため、高い評価を得ています。
第36位 日産 キックス 15,778台 84.4%(前年比)
キックスは、日産自動車が製造するSUVです。
日本国内での「e-POWER」搭載車種はE12型ノート、C27型セレナに続き3車種目となるが、キックスは日本国内での日産車において初の「e-POWER」専用車種となります。
2016年に南米市場で発売され、その後世界市場に展開され日本市場には2018年に導入され、コンパクトSUVとして人気を集めています。
エクステリアデザインに特徴があり、シャープでスポーティなデザインが採用されており、フロントグリルやヘッドランプ、ボディラインなど、スタイリッシュなデザインが印象的です。
インテリアは、シンプルで機能的なデザインが採用されており、使い勝手の良い配置になっています。
安全面では運転支援技術「プロパイロット」や「SOSコール」が全車に標準装備されるほか、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」や「踏み間違い衝突防止アシスト」も標準装備されます。
コンパクトなボディにもかかわらず、広い室内空間を確保しています。
キックスの販売開始のタイミングでジュークの日本での販売が終了となり、北米に続いて日本でもジュークの後継車種としての位置づけを担うこととなっています。
第35位 マツダ CX-8 17,181台 132.8%(前年比)
CX-8は、マツダが2017年に発売した大型SUVで、7人乗りの3列シート車として設計されています。
CX-5とCX-9の間のサイズで、日本市場を中心に販売されていましたが、2023年12月下旬に生産終了することを正式発表しています。
エクステリアには、マツダのデザイン哲学「魂動(こどう)デザイン」を採用しており、流れるような曲線やエッジを随所に配したスタイリッシュなデザインが特徴的です。
インテリアは、高品質な素材やクラフトマンシップにこだわり、快適性や静粛性に優れた空間を提供しています。
また、アクティブセーフティ技術「i-ACTIVSENSE」が標準装備されており、先進的な安全装備を充実させています。
CX-8は、マツダの技術力やデザイン性を存分に発揮した、高級感あふれるSUVとして注目を集めました。
第34位 三菱 デリカD:5 17,217台 102.3%(前年比)
デリカD:5は、2007年に初代が発売され、2019年に3代目となるフルモデルチェンジが行われました。
エクステリアは、ミニバンとしては珍しい箱型のシルエットが特徴で、力強く、堅牢なデザインが施されています。
フロントデザインコンセプト「ダイナミックシールド」が採用され、ヘッドライトは縦型形状のLEDマルチとなり、LEDポジションランプも搭載しています。
リアコンビネーションランプはリアゲートガーニッシュとの連続性を持たせ、テールランプを外側まで光らせるデザインに変更されました。
インテリアは、広い室内空間を重視したデザインが施されており、2列目と3列目のシートはスライド・リクライニング機能を搭載しています。また、2列目シートを倒すことでフラットな床面を作ることもでき、荷物の積載スペースを拡大できます。
インストルメントパネルのデザインが一新され、水平基調をベースにサバ杢(原木が二又に分かれるサバ部分)柄の立体木目を採用し、シート生地はエンボスを施した幾何学柄に、メーカーオプションの本革シートはダイヤキルティングとしています。
さらに、iPodやスマートフォンを接続することができる「パノラマディスプレイオーディオ」や、360度カメラなどの最新の高機能装備も用意されています。
デリカD:5は、日本の道路事情にも適した、大人数や大きな荷物を積載することができるミニバンとして、幅広いユーザーに愛されています。
また、四輪駆動システムを備えたオフロード仕様の「アクティブギア」や、キャンピングカーにも転用可能な「キャンピングキャブ」などのバリエーションも用意されています。
第33位 マツダ CX-30 18,016台 111.4%(前年比)
CX-30は、2019年に初代が発売された新しいモデルで、CX-3とCX-5の間のサイズと位置づけとなっています。
エクステリアは、マツダのデザイン哲学「魂動(こどう)」に基づいて、スポーティーで洗練されたデザインが施されており、ボディラインやフロントグリルなどのデザインが特徴です。
内装は、高品質で上質な素材が使用され、ドライバーの操作性を考慮したデザインが施されています。また、安全装備も充実しており、i-ACTIVSENSEと呼ばれるマツダの先進的な安全技術が標準装備されています。
例えば、スマートブレーキサポートやレーダークルーズコントロールなどが搭載されており、高い安全性能を実現しています。
CX-30は、マツダの魂動デザインとスカイアクティブ技術を採用し、スポーティな走行性能と高い燃費性能を実現しています。
また、高品質な内装や充実した安全装備なども魅力の一つです。コンパクトなボディサイズにも関わらず、広い室内空間や大容量のラゲッジスペースも特徴的です。
ターンランプは前後共に調光式のLEDを制御した、LEDらしく切れ味鋭く点灯し、消えるときは白熱電球よりもじんわりと暗くなる、ディミングターンシグナルと呼ばれるものを日本車として初めて採用しています。
第32位 マツダ MAZDA2 20,706台 84.8%(前年比)
MAZDA2は、マツダが製造・販売しているコンパクトカーです。
日本国内市場向けにおいては、当初デミオという名称で販売されていたが、3代目の一部改良モデルから、世界共通のMAZDA2の名称で販売されています。
2016年の一部改良で投入されたマツダの最新鋭車両統合制御技術である「G-Vectoring Control」の改良版「GVCプラス」を標準装備化、アダプティブクルーズコントロール(ACC)「マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール」を全車速追従機能付に変更、「運転席6Wayパワーシート&ドライビングポジションメモリー機能(シート位置/アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)」および自動防眩ルームミラーを設定するなど、高級車さながらの装備が魅力的です。
2023年1月にはビッグマイナーチェンジを行い、前後バンパーやフロントグリルのデザインを変えてフロントフェイスを刷新するとともに、内装も見直されています。
第31位 ホンダ ZR-V 21,168台 730.4%(前年比)
ZR-Vは、本田技研工業が生産・販売のクロスオーバーSUVです。
日本市場で販売終了した、CR-Vの実質的な後継車種となります。
日本仕様にはハイブリッドモデルとガソリンエンジンモデルの2種類が用意されており、ハイブリッドモデルには11代目シビックe:HEVに採用されている2.0L直噴エンジンLFC型と2モーター内蔵電気式CVTを組み合わせたことで燃料消費率や排出ガスクリーン性能・静粛性と加速性能を両立させる「スポーツe:HEV」を搭載しています。
ガソリンモデルは低速域からの高トルクと高回転までパワーを発揮する高出力を特徴とする1.5L直噴VTEC ターボエンジンであるL15C型を搭載しています。
ハイブリッドモデル・ガソリンエンジンモデル共に四輪駆動をベースに走行状況に応じて前後の駆動力をきめ細かく制御する「リアルタイムAWD」が設定されています。
さいごに
以上が、2023年(1~12月)の新規登録台数ランキング40位~31位でした。
40位~31位の中を見てみると、前年比で躍進したのが31位のZR-Vで、それ以外は微増減していました。
38位のロッキーは、ここ数年人気のある車種でしたが、生産停止となってしまったので2024年にランクインするのは難しいでしょう。
再起を目指してほしいです。
この記事の参考URL:http://www.jada.or.jp/
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