これ、どんな意味を持つかわかりますか?レアな交通標識5選

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クルマや自転車を運転していたり、または徒歩で移動中に、必ずと行っていいほど街中には「交通標識」が存在しており、様々な意味を持ちます。

普段から見慣れているものがあれば、出先など慣れていない道などを通る時に、「あんな標識初めて見た」と思うような交通標識に遭遇するときもあります。

今回は、中々普段では見られないレアな交通標識5選を紹介します。

あなたは、どのくらいレアな交通標識を知っていますか?

中々見ないレアな交通標識5選

1.広域災害応急対策車両専用

レアな道路標識 広域災害応急対策車両専用

1つ目は、こちらの「広域災害応急対策車両専用」の標識です。

実は、この標識は2021年9月25日に施行された改正踏切道改良促進法で定義されている新しい標識となっています。

こちらの標識の意味は、防災拠点自動車駐車場の入口と防災拠点自動車駐車場内の必要な地点に、駐車場の利用禁止または制限の対象とならない車両を示すための標識となっており、今後、道の駅などの公共駐車場を中心に設置されていく予定となっています。

新設されて約1年経っているが、まだ設置されているところは少ないため、かなりレアな標識の1つだろう。

2.最低速度

レアな道路標識 最低速度

一般道において、よく見かけるのが白丸に赤い縁で、中央に30や50等と書かれている標識は、その道路での最高速度規制を指す標識で、書かれている速度を超えて走行するとスピード違反によって取り締まりを受けてしまいます。

こういった最高速度を示している標識は、一般的ではありますが、実は最高速度の逆である「最低速度」を示している交通標識もあります。

最高速度規制の標識に似ているが、中央の数字の下に線が引かれている標識が、「最低速度」を示している標識になります。

一般道で最低速度が設定された具体的な事例は存在しないようなのだが、高速道路と一部の自動車専用道路には最低速度が存在し、交通集中や道路工事などによる渋滞など、やむを得ない事態を除いてそれを順守する区間があります。

このように、最低でもその速度を出さないといけない道路があるため、交通の円滑化や交通違反によって取り締まりを受けないためにも、最低速度の標識があることを知っておこう。

3.警笛鳴らせ・警笛区間

レアな道路標識 警笛鳴らせ
上から2番めの標識が警笛鳴らせ

基本的には、警笛(クラクション)をむやみに鳴らしてはいけないとされており、現代でもクラクションを鳴らされたことを理由に、あおり運転などの妨害運転に発展するケースなども珍しくありません。

しかし、その逆に警笛(クラクション)を鳴らさなくてはいけない道路もあるのです。

この警笛鳴らせの標識は、一般道を走っていても中々見れないレアな標識の1つとして、実際にこの標識を見たことのある方も少ないだろう。

それもそのはず、警笛鳴らせの標識がある場所は、山間部の見通しが悪い道路に設置されていることがほとんどで、「見通しのきかない道路の曲がり角」や「見通しのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき」と定められています。

こちらの標識の意味は分かっていても、中々お目にかかれないレアな標識と言っていいだろう。

4.安全地帯

レアな道路標識 安全地帯

安全地帯の標識は、路面電車に乗降する人や、道路を横断する歩行者のために作られた島状の安全地帯があることを示す標識となっています。

路面電車が生活に根付いている地域によっては、普通の標識ではあるとおもいますが、路面電車などがない地域で生活されているかにとっては、見慣れない標識であるだろう。

安全地帯の標識がある場所では、車両は安全地帯に進入することは出来ません。

また、安全地帯に歩行者がいる場合に、そのそばを通行する場合には徐行しなければなりません。

なお、安全地帯の左側とその前後10m以内は駐停車禁止場所と定められています。

主に、路面電車の停留所や、鋭角な交差点などに設置されているため、安全地帯の標識を理解し、準じて上記のようなルールを守ろう。

5.その他の危険

レアな道路標識 その他の危険

こちらの標識は、その他の危険という標識で、最も曖昧な定義がされている謎の多い標識であろう。

その他の危険という言葉が独り歩きし、SNSなどでは「幽霊が出るところに設置される」といった都市伝説的な扱いをされていることもしばしばです。

しかし、こういったウワサは全くの嘘で、その他の警戒標識では表せない警戒するべきことがあることを示す標識として定義されています。

しかし、この標識の実態は、標識の下に補助標識を伴って設置してことが多く、たとえば、「散水注意」や「出入車両注意」、「前方優先道路」などの補助標識が伴っていることが多くあります。

なので、その場所特有の事由があることにより、!マークと補助標識の1セットとなっていることが多く、!マークよりも補助標識を見れば、どのような危険があるか理解できます。

しかし、こういった補助標識がほとんど言えど、補助標識がなく!マークだけの標識もあるため、その場に応じた対応を取らないといけないだろう。

何の危険があるかわからない、!マークだけの標識を見れたら、かなりレアな体験になるかもしれません。

さいごに

道路標識は、クルマを運転していたり自転車に乗っていたり、徒歩での移動中でも自然と意味の分かるメジャーな標識で構成されているところがほとんどで、特にこの標識はなんだろう?ということは、中々ならないことが多いと思います。

しかし、道路標識はその場でのルールが明記されているため、知らなかったでは済まされないこともあります。

このようなレアな標識に出会うことは、稀ではあるが存在していることは確かなので、しっかりと意味を理解していなければなりません。

今回紹介したレアな標識を理解していることで、話のネタにもなりますし、何より理解してそれに準じた行動をすることで、未然に事故や違反を防ぐことが出来ます。

街中で見た、標識の意味が分からなかったらその都度調べて理解し、次回からは標識に準じた行動をすることが大切だろう。

標識を理解して、安全運転を心がけましょう!

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