パトカーに採用される車種と言ったら、やっぱりトヨタ クラウン。現行型である220系を導入へ

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こんにちは、SCPです。

パトカーといえば、やはり多くイメージされるのがトヨタのクラウンだろう。

筆者も、クルマの免許を取得してからこれまで、その時代のパトカーも多く見てきました。

クラウンが新しいモデルをリリースし、直後に新しいモデルのクラウンを導入するわけではなく、このモデルも見慣れてきたなぁ。といった2~3年後に新しいモデルを導入するサイクルで、今まで運用されています。

今回の、現行型である220系のクラウンについても、2018年に登場していることから既に3年経っているので、古臭さは全く無いものの、「目新しさ」という点でのインパクトも正直少ないと言ってもいいだろう。

しかしながら、最近ではクラウンが、セダンタイプをやめると言ったニュースも出ているため、今後のクラウンがどのように動いていくのかも気になってくるが、パトカーにおいても220系の導入によって、これまでとは違った変更点などがありましたので、今回は最新の220系パトカーについて、お伝えします。

210系と220系の大きな違いは、エンジンやパワートレインにあった

220系クラウンパトカー 210系パトカー
210系クラウンパトカー

今現在、210系クラウンのパトカーが主流となっており、見慣れたパトカーとなっていますが、210系のクラウンのラインアップには、ハイブリッドや2,000cc直列4気筒ターボ、2,500ccおよび3,500ccのV型6気筒ガソリンエンジンが用意されていた為、無線警ら車(2WDおよび4WD)、交通取締用四輪車(反転警光灯付き、いわゆる覆面含む)の全モデルで、V型6気筒エンジンのモデルを採用していたのですが、220系クラウンではV型6気筒エンジンは3,500ccのモデルのみで、しかも電気モーターと組み合わせるハイブリッドのみとなってしまったことから、これまでのクラウンパトカーのような自然吸気(NA)のV型6気筒ガソリンエンジン搭載車は設定がなくなっているのだ。

尚、2WDのFRタイプは3種類のパワートレインすべてが選べるものの、4WDタイプについては排気量2,500ccのハイブリッドしか設定がないため、「無線警ら車(4WD)」についてはハイブリッド1択しかありません。

トランク容量の規定未満で、220系クラウンは未導入だというウワサも…

前評判で噂としてあがっていた、220系クラウンをパトカーで導入する際に、「トランク容量が規定未満でパトカーとして導入できない」といったウワサが立っていたが、仕様書の改訂ならびに内部容積の測定方法を変えることでクリアしたようです。

ハイブリッド仕様だと、純ガソリンモデルに比べると、トランク容量が少なくなるため、このようなウワサとなった原因の1つでもあるでしょう。

それにしても、仕様書の改訂ならびに内部容積の測定方法を変えることでクリアしたことから、最早なんでも有り状態と言っても過言ではないですね(笑)

そしてあながち、このウワサも間違っていなかったのですね。

エクステリアには、これまでと違ったテイストを取り入れた

220系クラウンパトカー 220系パトカーイラスト
220系クラウンパトカーのイメージ

これは、大きく変わったなというのは、エクステリアデザインにあります。

これまで、旭日章と言われる警察章が、フロントグリルの王冠マークのある部分に付けていましたが、220系のクラウンパトカーは、フロントグリルの王冠マークはそのままで、旭日章はボンネット中央の先端部分に上を向く形で取り付けることとなり、これまでにないクラウンの消されていたオリジナリティ(王冠エンブレム)が220系クラウンでは主張することができる。

むしろ、今まで王冠マークを使わなかった(使えなかった?)理由とは何だったのでしょうかね?宣伝になってしまうとはいえ、クラウンということは周知の事実ということで…(笑)

さいごに

220系クラウンパトカー アメリカSUVパトカー
アメリカのSUVパトカー

220系クラウンの導入について、いかがだったでしょうか?

210系クラウンでは、これまでの伝統を引き継いでこれたものの、時代の変化によってその姿を新しくしていかなくてはなりません。

特にエンジンに関しても、時代の流れも大きく影響しているためハイブリッド車が主流となりつつある為、適応していくしかないですよね。

上述でも少し触れましたが、クラウンがセダンをやめるということで、次期はSUVになる?などのウワサも立っていますが、筆者的にはそれはそれでアリだと思います。

欧米のパトカーみたいに、SUVも活躍しているので違和感は感じないと個人的に感じます。

しかしながら、やはり国民の税金で賄われている、警察車両ですから長く大切に乗っていただきたいですね。

それでは、最後まで読んで頂きありがとうございました。

参考URL:https://trafficnews.jp/post/108215

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