こんにちは、SCPです。
8月に入り、連日猛暑が続き暑い日が続きます。
世の中は、お盆休みに入り帰省や旅行などを楽しんでいる方も多いと思います。
しかし、今年は新型コロナウィルスの影響で中々、遠出を躊躇している方も多いかと思います。
個人的には、しっかりと感染予防をしていればある程度は出掛けても良いのではないかと感じております。
さすがに、自粛疲れを感じてる方も多いと思います。
しかし、外出される際はなるべく密にならないように気をつけて出掛けて欲しいです。
さて、今回は2020年8月1日~期間限定で神奈川県横浜市みなとみらいに特設された、日産の未来体験型イベントの「日産パビリオン」に訪問してきたので、館内の様子や参加型アトラクションなど筆者が体験してきたので、日産パビリオンについてご紹介していきます。
日産パビリオン概要
主催:日産自動車株式会社
名称:日産パビリオン(NISSAN PAVILION)
開催期間:2020年8月1日~10月23日
営業時間:平日:11時~19時 休日:10時~19時
開催会場:みなとみらい21中央地区60・61地区 神奈川県横浜市西区みなとみらい6-2-1
入場料:無料
日産パビリオンとは
日産パビリオンは、日産が描くモビリティの未来を様々なコンテンツを通して体験できる施設となっている。
先進技術がもたらす未来を、クルマだけではなく、ショーや体験型ゲーム、食など、誰もが楽しめるインタラクティブな形で展示している。
館内には、メインコンテンツとして「THE THEATER」、「THE LIFE」、「THE CITY」、「NISSAN CHAYA CAFE」の4種類を体験できる催し物が用意されている。
他にも、館内中庭(ガーデンエリア)には日産リーフやGT-R、GT-R NISMO、e-NV200(アイスクリーム移動販売車)が展示されております。
館内には、2021年中頃に発売予定の100%電気自動車のSUV「アリア(ARIYA)」や、日産のフォーミュラEに参戦している車両などが展示されている。
訪問した感じ、やはり目玉となっている日産アリアが主体となったイベントが多く見受けられました。
館内への入場方法及びアクセスについて
館内入口には、スタッフが待機しており入場者の検温並びに、アルコール消毒、新型コロナ対策通知のLINEの友だち追加を促されます。(LINEアプリを持ってない方もいらっしゃるので強制的ではなさそうです。)
検温では、37.5℃以上の方は入館が出来ないのと、マスク着用でないと館内には入れないようなので行く日の体調を考慮し、マスク必須で行くように気をつけてください。
会場には、駐車場はありませんが、私は日産パビリオン会場すぐ側の、「オーケーみなとみらいビル」の24時間営業の駐車場に止めました。
会場に一番近くて、便利な場所なのでおすすめです。
駐車料金は、一律30分250円となっており、ビル内のスーパーマーケットや専門店で一定の買い物をすれば、駐車料金の割引を受けられるので便利です。
他、公共交通機関でのアクセス方法はこちらから
尚、給電対応可能な車両をお持ちの方は、Nissan Energy Share体験<EV to Pavilion>(EVからの給電システム)を利用することで、駐車料金を給電するというかたちで支払い、敷地内の駐車場に駐車することが出来ます。
さらに、給電した方には館内の「NISSAN CHAYA CAFE」で使用できる特典もあります。
こちらは、予約制となっているので、利用する際は必ず予約してからご利用ください。
対象車種
日産自動車:日産LEAF(2013年式以降。給電対応リプロを行った車両は2011~2012年式も給電可能)・eNV200(2014年式以降)
三菱自動車工業:i-MiEV(2010年式以降)・MINICAB-MiEV VAN・MINICAB-MiEV TRUCK・アウトランダーPHEV
トヨタ自動車:プリウスPHV(2019年式以降)
Nissan Energy Share体験<EV to Pavilion>(EVからの給電システム)の予約はこちらから
THE THEATER(ザ・シアター)
まず、私が館内に入り体験したコンテンツはTHE THEATERで、ここでは「ARIYA SHOW」、「FOMULA E THE RIDE」、「NAOMI BEATS」の3つのコンテンツを楽しめる、体験型エンターテイメントショーとなっている。
その名の通り、THE THEATERには、幅32m×高さ6mの4Kプロジェクション大型スクリーンが設けられておりスクリーンに向かって客席が連なっております。
ソニーのハプティクス技術(触覚提示技術)による振動する床もあって、クルマの先進技術を応用したコンテンツを迫力の空間で楽しめるショーになっている。
新型コロナウィルス対策によって、客席は1つ間隔を空けて座るようになっており、THE THEATERに入る際に、スタッフから渡されるラミネートされた整理券によって、客席の座るブロックが決まっているようだ。
ARIYA SHOW(アリアショー)
ARIYA SHOW(アリアショー)では、アリアの実車を使い、大型スクリーンに映し出された映像とリンクし、実際にある街を駆け抜けているようなショーを体感できる。
実際に、動いているアリアが見れるので必見だ。
FOMULA E THE RIDE(フォーミュライー・ザ・ライド)
FOMULA E THE RIDE(フォーミュライー・ザ・ライド)では、100%電気自動車のフォーミュラカーによる、バーチャルライドアトラクションになっており、さらに席に備え付けられているコントローラーを使い、コースを選ぶことで世界の都市を駆け巡ることができる、迫力のあるレース体験を受けることができる。
上述した、ソニーのハプティクス技術によってレース中は座っている椅子が振動し、よりリアリティを追求した体験ができる。
NAOMI BEATS(ナオミビーツ)
NAOMI BEATS(ナオミビーツ)では、日産ブランドアンバサダーを務める日本を代表するプロテニスプレイヤー、大坂なおみ選手の200km/hのサーブを打ち返したり、ラリーが楽しめるという白熱のバーチャルテニスになっています。
見えないものを可視化する、「インビジブル・トゥー・ビジブル(12V)」という技術が駆使されており、リアルとバーチャルの世界を融合した体験ができる。
こちらは参加型アトラクションとなっており、事前予約が必要となっているので参加したい方は予約をしてから行こう。
NAOMI BEATS(ナオミビーツ)の予約はこちらから
THE LIFE(ザ・ライフ)
THE THEATER(ザ・シアター)入り口の横にある、THE LIFE(ザ・ライフ)では、家族や恋人をテーマに、「プロパイロット」をはじめとした先進運転支援技術が可能にする未来を描いた2本のショートムービーが上映される。
ショートムービーの内容は、アニメとなっているので子供とも楽しめるコンテンツになっている。
希望者には、インフォメーションで映画に関する文庫本が貰えるというアナウンスをスタッフがしていたので、是非ゲットしてみてはいかがだろうか?
THE CITY(ザ・シティー)
THE CITY(ザ・シティー)では、人とクルマが、安心して活動するために重要な「センシング技術」を、特殊なレーザーで表現し、事故のない交通社会(ゼロ・フェイタリティ)を表現したアクティビティだ。
さらに、クルマを起点にエネルギーや情報が行き渡る様子を、美しい光の柱で表現し、クルマ同士の情報共有や、クルマへの電気の流れ、クルマから家やビルなどに給電などの活性化する街(エナジャイズド・シティ)を体験できるアクティビティとなっている。
NISSAN CHAYA CAFE(ニッサン・チャヤ・カフェ)
NISSAN CHAYA CAFE(ニッサン・チャヤ・カフェ)は、再生可能エネルギーで運営されるカフェで、水耕栽培野菜や、日産オリジナルビールなどが味わえるカフェとなっている。
こちらのカフェでも、先進技術が取り入れられ、1つ目は「プロパイロットウエイター」と呼ばれるもので、自動運転支援技術を応用した機械が、安全に料理を運んでくれる技術だ。
ここでの注意点は、食事のみによってプロパイロットウエイターが稼働するので是非、フードメニューを頼んでプロパイロットウエイターを体験しよう。(筆者は、飲み物だけ頼んでプロパイロットウエイターで運んできてくれるかと思ったらドリンクは倒れてしまうのでプロパイロットウエイターは稼働できないとのことだった。)
2つ目は、「インタラクティブテーブル」と呼ばれる、パナソニック株式会社のステルスディスプレイ技術をテーブルに応用したものだ。
こちらは、運ばれてきた食事のカロリーを表示する他、そのカロリーを電力に変換し、その電力でどれだけ電気自動車を走らせれるのか、距離を数値化してテーブルに表示することができる。
さらに、スマホチャージ機能もついており、テーブルの上の充電マーク(雷マーク)にスマホを置くだけでワイヤレスチャージが可能となっている。
施設への入場は無料なので、カフェだけの利用としても、面白いコンテンツとなるだろう。
館内や、ガーデンエリアに展示している車両やコンテンツについて
館内には、THE THEATER(ザ・シアター)で登場する、アリアやフォーミュラEの車両が展示されており、ディスプレイの仕方も近未来を感じることが出来た。
さらに、アリアバーチャルディスプレイ(ARIYA Virtual Display)によって、アリアの機能や装備がジェスチャーによって体感できるコンテンツも用意されている。
ガーデンエリアには、冒頭でお伝えした日産リーフやGT-R、GT-R NISMO、e-NV200(アイスクリーム移動販売車)など、車好きにはたまらない車両の展示があります。
モビリティハブ(Mobility Hub)
日産パビリオンの施設外には、街と人を繋げる様々なモビリティサービスを実際に体験できる。
NISSAN e-シェアモビ
100%電気自動車のリーフと、e-POWER搭載のセレナの2車種を利用できる。
無人ステーションになっており、運転免許証で解錠可能で気軽に利用できる。
事前に会員登録と、予約が必要なので利用したい方は、登録してから訪問しよう。
NISSAN e-シェアモビによる、事前登録と予約はこちらから
チョイモビ ヨコハマ
超小型モビリティのチョイモビは、2人乗りの車両になっている。
こちらも、利用時に自身の免許証で解錠ができ利用できるので、利用される方は事前に登録してから訪問しよう。
登録はこちらから
baybike
横浜、みなとみらい21地区を中心とした街中や観光スポットへの移動に便利な赤い自転車の、baybaike。
登録はPCやスマホから行え、交通系ICカードならお手軽に利用が可能となっている。
坂道もラクラクの電動アシスト付き自転車を街中のどこのポートでも借りて、返すことができるので利便性も高い。
さいごに
日産パビリオンはいかがだったでしょうか?
実際に、体験した筆者の感想は、近未来のクルマ社会はこういったものなのか。と驚きを隠せない体験でした。
これまでの、ガソリンエンジンのクルマからどんどん電気自動車になっていき、日産のプロパイロット技術の進化など、自分の目や体で体感できるとても良い機会でした。
筆者の個人的意見ですが、クルマはガソリンを食わせてスポーティなエンジン音や排気音を感じることが好きなので、こういった感覚が無くなってしまうのは悲しいですが、やはり環境や事故のない社会を作るためには、先進技術も悪くないと感じました。
何度もしつこいようですが、日産パビリオンは入場無料となっているので、このお盆休みや連休など横浜に行ったら是非体験して損はない催し物だと感じました。
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