【アルヴェルと完全差別化したエクステリアデザイン】
2020年2月24日、中国のレクサスで販売開始された。LEXUS LMは、トヨタ アルファード/ヴェルファイアとプラットフォームを共有する兄弟車になるが、エクステリアにはレクサス特有の「スピンドルグリル」をこのLEXU LMにも採用し、誰から見てもレクサスだ。と分かるフロントグリルデザインを持っている。ヘッドラインデザインにも、シャープなL字型ライトにするなど専用デザインにこだわりを持つ。
![LEXUSLMフロントビュー](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/02/LEXUS-LM-1.jpg)
サイドビューでは、メッキアウターハンドルやアルミホイールなどを専用デザインにしているほか、リヤビューでのテールランプには、左右一体となるセンターガーニッシュ付きのデザインにし、アルファード/ヴェルファイアとはまた違った印象を植え付ける。
![LEXUSLMリアビュー](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/02/b85f4f9de3273370cc2f2fd00cc05da7.jpg)
![](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/03/13ed696ec8851b7fe42a38177bc5f2d8-160x90.jpg)
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![](https://www11.a8.net/0.gif?a8mat=3YYISD+13AMPE+1UTA+25EKCY)
![](https://i0.wp.com/www11.a8.net/0.gif?resize=1%2C1&ssl=1)
【2種類のグレード構成で、使用用途の幅広さ】
![LEXUS LM 7人乗り](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/02/8ea6b7f80ec250674656863f78d86832.jpg)
![LEXUS LM 7人乗り](https://i0.wp.com/showono.com/wp-content/uploads/2020/02/8ea6b7f80ec250674656863f78d86832.jpg?resize=300%2C168&ssl=1)
LEXUS LMには、オーナードライバーや高級ファミリーカーを想定した7人乗りモデルと、ショーファードリブンを想定した4人乗りの特別仕様車の2つのグレードで構成される。
7人乗りモデルには、2列目のシートに電動オットマン付きのキャプテンシートを採用し、他にもアームレスト内蔵式コントロールパネル、13.3インチの天井格納式後席モニター付き後席オーディオシステムなどを装備し、トヨタ アルファードの「エグゼクティブラウンジ」同等の装備を備えていることが分かる。
![LEXUSLM内装](https://showono.com/wp-content/uploads/2020/02/46c40fa46f31588095274f05d0f57bd1.jpg)
![LEXUSLM内装](https://i0.wp.com/showono.com/wp-content/uploads/2020/02/46c40fa46f31588095274f05d0f57bd1.jpg?resize=275%2C183&ssl=1)
4人乗りモデルには、1列目シートと2列目シートの間にパーテーションを設けているのが最大の特徴で、これは広大なリヤスペースがたった2名のために使用されるというのがコンセプトだ。この、パーテーションには26インチの大画面モニターを内蔵しており、Blu-rayディスクの再生にも対応する。オーディオシステムには、既存のレクサスにもオプション設定のある、マークレビンソンを組み合わせており迫力のあるサウンドを提供する。キャビンのガラスには防音ガラスを採用しており、会話や音楽鑑賞などをより高品質にするための細かい仕様は舌を巻く。
リヤシートの素材にも7人乗りモデルとは異なる低反発ウレタン素材による大型ハイバックシートを採用し、マッサージ機能も備えてある。そのリヤシート中央には固定式タッチパネル付きの大型センターアームレストを装備し、リラックスした姿勢での車載機能を操作することが可能となっている。
さらには、750mlのボトル2本収納できる冷蔵庫を備え、シャンパンなどを冷やし乗員に提供してくれる、まさにファーストクラスのクルマである。
【2.5Lハイブリッドシステム搭載エンジンと、乗り心地を向上した足回り】
LEXUS LMは、4人乗りモデル7人乗りモデルともに、2.5Lハイブリッドシステムを搭載し、スムーズな加速や静粛性の向上にも一役かったシステムになっており、足回りサスペンションには、オリジナルのスイングバルプ内蔵ショックアブソーバーを新たに開発し、これにより大幅な乗り心地の向上を果たす。
【中国市場を皮切りに、アジア圏にもラインアップの予定。日本での販売はある?】
冒頭でもお伝えした通り、2020年2月24日から中国での販売を開始し、香港や台湾など7つの国と地域に投入が予定されていて全てがアジア圏に限定されているが、その中には残念なことに日本での販売は含まれておらず、販売が未定となっている。
しかし、日本にもレクサスがあるので、一定のニーズがあるとは考えているようである。日本国内での、アルファード/ヴェルファイアは特にミニバンでも高級路線で人気を博しており、今ではショーファードリブンとしての使われ方も少なくないので、十分に日本での展開の可能性は高いと筆者は思う。
日本で販売開始されたら、ショーファードリブンとしての使われ方が多くなるだろうが、レクサスとしても初のミニバンであるため、既に購入したい層が少なからず居ると思われる。もしかしたらいっぱい居るかも(笑)
一先ず、日本以外での売れ行きなどを様子見してから日本で販売するかを考えているのであるかもしれないが、筆者の個人的には早く導入したほうが良いと思う。それは、必ずヒットするからだ。
今後も、新たな情報が出ましたら追って発信したいと思いますので、宜しくお願いいたします。
LEXUS LMの価格
LM300h(7人乗り)116万6,000元(約1,850万円)
LM300h(4人乗り)116万6,000元(約2,325万円)
※1元15.86円換算
全長:5,040mm
全幅:1,850mm
全高:1,945mm
ホイールベース:3,000mm
最小回転半径:5.6m
タイヤサイズ:225/60R17(前後)
エンジン形式:2AR-FXE
総排気量:2,494cc
駆動方式:4WD
トランスミッション:CVT
※4人乗り7人乗りモデル共通
![](http://image.moshimo.com/af-img/5443/000000074903.png)
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